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2006.08.17
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こんにちは、星見当番です。本日は乙女座のブックガイドをお届けいたします。

12サイン別ブックガイドは、去年の乙女座新月の頃に始めました。
第一回・乙女座のブックガイドでは「乙女座的キャラクターが登場する本」の紹介、
第二回・天秤座では天秤座のテーマのひとつ、「エレガンスとマナー」についての本を
紹介しました。現在のように、「そのサインに太陽を持つ作家」を紹介するブックガイドに
なったのは、第三回の蠍座からです。

本日の乙女座ブックガイドは乙女座に太陽を持つ作家をご紹介します。
今回と、次回の天秤座生まれの作家を紹介するブックガイドをもちまして
「12サイン別ブックガイド」はおしまいです。これが終わったら、
次はどんなサイン別企画をしましょうか。


【少女と老賢女の本棚】

乙女座の人、と言えば「地に足のついた生活」を好み
日常の細かなものごとに目を配り愛しむ、というイメージ。
現実的で実際家でありながら、「乙女」の名のとおりどこか少女っぽく
年を取っても独特の若々しさがある人が多いようです。

たとえば絵本作家のターシャ・テューダー。1915年8月28日生まれです。
『コーギビルの村まつり』などの絵本のほか、ターシャ本人の暮らしぶりを撮影した
大型の写真集がたくさん出ていますね。一日のほとんどを植物と家畜の世話と絵に費やし、
自分の手で糸を紡ぎ機を織り、衣服を縫う。生活のほとんど全てを自分の手で行う彼女の生活は
究極の乙女座的生活と言えます(乙女座の精神はDo It Yourself精神です)。

当番は『ターシャ・テューダーの言葉』シリーズを拾い読みするのが好きです。
大判の写真集は重くて両手で持って読むのも疲れるけれど、このシリーズならば
片手の平で背表紙を支えて親指と小指でページの端を押さえるだけでどこででも
読むことができますから。

今、本が手元にないので正確に引用できないのですが当番が好きなターシャ語録は

「主婦だから学問ができないなんてことはないわ。
ジャムを煮ながらシェイクスピアを読むことだってできます。」 です。

乙女座の女性作家・日本代表は幸田文。
当番が読んだのは新潮文庫の『父・こんなこと』、それから最後の作品である
『きもの』の二冊きりですが、読むほどに身が引き締まるというか
日頃でろりと寝そべっている当番が読むといっそ身の細る思いになります。

(思うだけで一向に身は細りません。いっそ本当に細るのならいくらでも読むのですが)

父・幸田露伴から掃除のてほどきを受ける「あとみよそわか」(『こんなこと』)、
など読んでいると「ああとっても私なんかにはつとまらないこの世界!」と
思っちゃうのですよね(汗)。息抜きの読書のつもりがいつの間にか正座になっちゃって、
そして首がどんどんうなだれていくような気分。明治・大正の「きちんと」は、
平成をだらだら生きる当番の想像を絶するほどの「きちんと」です。

そんなことを言いながらも幸田文が少女時代を描いた文章を読んでいて感服するのは
大正時代の少女だった幸田文が、「きちんと」しようとしてきちんとしきれない
「至らない子供の私」の心を、読んでいて痛みを感じるほどにきちきちと書き残して
いるところです。「可哀想な私」じゃなくて「至らなくて恥ずかしい私」。

当番は、幸田文の『父・こんなこと』を読むと「私も子供時代、似たような恥ずかしさを
感じていたなあ」というのを改めて思い出します。両親は、自分(当番)のことを
「わが子として満足のいく子供」とは思っていないんだろうなあ、という気持ちが底にある、
恥ずかしさ。そんなわけで、当番にとって幸田文を読むというのはなかなか気が重いこと
なのでした。

しかしながら当番は、娘である青木玉さんが母・幸田文のことを書いた
『幸田文の箪笥のひきだし』なんかを読むのは好きです。
娘さんの目から見た母・幸田文はきりきりしゃんとして働き者で実際家で気が強くって、
読んでいると「ああ、日本のマリラ・クスバートがここにいるな」などと思います。

もうひとり、日本女性で乙女座の文筆家を挙げると1930年9月3日生まれの佐橋慶女がいます。
『おじいさんの台所 父・83歳からのひとり暮らし特訓』『おばあさんの引き出し』
『外国のおばあさんの引き出し』などこまごまとした暮らしの知恵袋・薬箱的なエッセイを
多数出版しています。当番、なぜか学生時代にこの人の著書にハマりました。

当時の当番は(今でも少しその気が残っていますが)「おばあちゃん」がブームでした。
生活知とでもいうべきものに満ちた、「老賢女」を求めていたようです。
ターシャ・テューダーを知ったのも、幸田文を読んでみたのも同じ頃でした。
同じ頃、曽野綾子の小説やエッセイもたくさん読みました。思えば曽野綾子も乙女座です。
1931年9月17日生まれ。曽野綾子の小説で当番が好きなのは『太郎物語(高校編・大学編)』。
これは初めて読んだのが中学生くらいの頃で、「おばあちゃんブーム」の前です。
「おばあちゃんブーム」の頃に読んでいた曽野綾子作品はその名も『ばあばちゃんの土地』とか。

老賢女・賢いおばあちゃんと言えば乙女座のミステリ作家アガサ・クリスティの生んだ
「ミス・マープル」がいます(アガサ・クリスティは1890年9月15日生まれ・乙女座です)。

細かいことによく気づき、ちょっと意地悪なところもあり、そしておばあちゃんとはいえ
「ミス」マープル、つまり未婚なんですね。古い翻訳なんかだと「老嬢」って書かれています。
いわゆるオールドミス。オールドミスは和製英語で、英語だとan old maidですね。
maidは「メイドさん・お女中さん」のこともそう呼びますがもともとの意味は
「娘」とか「乙女」です。オールドメイドは直訳すると「老いたる乙女」「老嬢」。

ところで―日本語で「結婚しないまま年を取った女性」を表す呼び名は
「いかず後家」という思えばひどい言葉がありますが、それだったら
オールドメイドの直訳「老嬢」「老いたる乙女」の方がまだなんぼか抵抗がないなあと
当番などは思うのでした。

「老いたる乙女」で思い出しました、マザー・テレサも乙女座です。1910年8月27日生まれ。


【「幸せさがし」の本棚】

今度は、子供の頃に図書館や学級文庫で出会ったかもしれない乙女座作家たち。

『青い鳥』のモーリス・メーテルリンク 1862年8月29日生まれ。
チルチル・ミチルの兄妹が「光の精」に導かれ、「幸せの青い鳥」を探す旅物語。
さまざまな国を旅して、結局「青い鳥」が見つかったのは出発点である自分たちの家でした。

『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』の宮沢賢治 1896年8月27日生まれ。
彼も、メーテルリンクと同じく「幸せ」を求めて旅する作品を書きました。

「けれども ほんたうのさひわひは いったいなんだらう」

国語の教科書で誰でも一度は目にしている『雨ニモ負ケズ』も乙女座的な詩ですね。

雨にも負けず  風にも負けず 
雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫なからだをもち
慾はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている 
一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ 
あらゆることを 自分を勘定に入れずに 
よく見聞きし分かり そして忘れず


文字を大きくした箇所が特に乙女座的です。
ところで、先に挙げた乙女座の老賢女マザー・テレサは、
この『雨ニモ負ケズ』の詩を文字通り「地で行っている」
「体現している」と言えると思います。

乙女座の作家・漫画家には「普通の人」とは違って生まれた存在
(「普通の人」の基準に達していない存在)が、「彼らなりのしあわせ」や
「人並みのしあわせ」を求めてさすらう物語を書く人が何人かいます。

映画監督・絵本作家のティム・バートン。1958年8月25日生まれ。
『シザー・ハンズ』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』
『チャーリーとチョコレート工場』などで有名ですね。

『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールも乙女座です。
(あ、最初書いた時に生年月日を入れるの忘れてました。1916年9月13日生まれです)
ティム・バートンが映画化したダール作品はほかに『おばけ桃の冒険』があります。
映画化した時のタイトルは『ジャイアント・ピーチ』です。これは孤児の少年が
意地悪な伯母さん姉妹から逃れるため、魔法のかかった大きな桃に
昆虫たちと一緒に乗り込んで新天地を目指す物語です。

ほかにダールの小説では『少年(原題 Boy)』などがあります。これはダール自身の
少年時代を題材にした、寄宿学校で暮らす少年たちの物語。この小説、当番が高校の時の
英語の副教材でした。おそるべき寮母さんの箇所を訳すのにてこずった記憶があります。
メグ・ライアン主演の映画『ユー・ガット・メール』では、ヒロインが経営する児童書専門店で
ハロウィーンの「お話よみきかせ会」の時に『少年』の一節を音読する場面があります。

「猫には二種類あって、自分は人間から生まれて、大きくなったら人間になる猫なのだ」
と信じていた子猫が、「猫は人間になれない」ことを受け入れ猫として生きていく物語
『綿の国星』を描いた大島弓子も乙女座です。1947年8月31日生まれ。

当番は『綿の国星』の中では双子のシャム猫姉妹グリンとモルドが飼い主のおばあさんを
亡くした時の話と、最終話の、新しく拾われてきた仔猫がチビ猫を追い出そうとする話が
特に印象に残っています。「ライバル関係」とか「どっちが(勝ち)残るか」とか、
なんかそういう話に反応しちゃうんですね当番は。育ちのせいかしらん(爆)。

【その他の乙女座作家】

以下、当番の本棚にあるのもないのもまとめて、順不同に乙女座作家・漫画家リスト。

姫野カオルコ 1958年8月27日生まれ。 トルストイ 1828年9月9日生まれ。

『キャンディ☆キャンディ』のいがらしゆみこ 1950念8月26日生まれ。

『ゴーマニズム宣言』の小林よしのり 1953年8月31日生まれ。

エッセイストの辛酸なめ子 1974年8月29日生まれ。

ミステリ作家の山村美紗 1934年8月25日生まれ。西村京太郎 1936年9月6日生まれ。

楳図かずお 1936年9月3日生まれ。 赤塚不二夫 1935年9月14日生まれ。

竹久夢二 1884年9月16日生まれ。 一条ゆかり 1949年9月19日生まれ。

H.G.ウェルズ 1866年9月21日生まれ。 スティーブン・キング 1947年9月21日生まれ。

O.ヘンリ 1862年9月11日生まれ。


【追記 ミカエルが持つものは】

今回、乙女座生まれのブックガイドに入れたくて入れられなかった漫画家がひとり。
『笑う大天使』『バビロンまで何マイル』『中国の壺』の川原泉。

当番はですねー、この人はぜったい乙女座に違いないっ!と思ってたとです。
七五調で語られる名言の数々、ツッコミ精神と照れの混在、細かな薀蓄、
あの語り口は乙女座であろう、乙女座にちがいない、乙女で当然。
そう思っていたとですが。

ああエルサレム エルサレム 人を裁くな疑うな

今回ブックガイドを書くにあたり、あらためてカーラ教授の生年月日を確認し
出生図を表示させてみて、当番は……海の沈黙………。

1960年9月24日生まれ。出生時刻は不明だけれど、一番早い時刻(午前0時)の段階でも
太陽 天秤座0度34分 …え。川原泉、乙女座じゃなかったのか!
天秤座だったのか!驚愕。衝撃。なお水星も金星も天秤座、月は蠍座です。

そんなわけで川原泉は、再来月の「天秤座ブックガイド」まで登場延期となったのでした。
ところで。今ふっと何かに突き動かされて「大天使 天秤」で検索してみましたら、
「天秤」は大天使ミカエルの持ち物の一つなんですね。天秤と剣。
タロット 大アルカナの第8番「正義」と同じ。

大天使(と書いて「ミカエル」とルビを振る)の天秤、で川原泉は天秤座。
よし、これでもう忘れないぞと占星術ノートにメモした当番でありました。







最終更新日  2006.08.17 22:22:05
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