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2006.10.17
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ふたたびこんばんは、星見当番です。シルヴァスタイン篇『おおきな木』の続きです。


長い年月が経って、もとりんごの木だった切り株のもとに
すっかり年老いた「ぼうや」がまた、やってきました。


すまないねぇ ぼうや わたしには なんにもない 
あげるものは なんにもない りんごも ないし


りんごの実もなければ、枝も葉もない。幹もないのです。
みんな「ぼうや」にあげたから。そして、元「ぼうや」である老人も
もうりんごの実も枝も幹もいらないのです。りんごをかじる歯はないし、
枝にぶらさがることも、木登りもできない。


きは ふっと ためいきをついて

「すまないねぇ なにかあげられたら いいんだが。わたしには なんにもない。
いまの わたしは ただの ふるぼけた きりかぶだから・・・」

いまや よぼよぼのそのおとこは
『わしは いま たいして ほしいものはない。
すわって やすむ しずかな ばしょが ありさえすれば。
わしは もう つかれはてた。』


まったくどうしようもない「ぼうや」です。しかし、木は―



「ああ それなら」 
と きは せいいっぱい せすじをのばし

「このふるぼけたきりかぶが こしかけて やすむのに いちばんいい。
さあ ぼうや こしかけて。 こしかけて やすみなさい。」

おとこは それに したがった。

きは それで うれしかった。



物語はここで終わります。
この物語、好き嫌いは極端に分かれるようです(笑)。当番は、けっこう好きな方ですが。

「ちびっこ」が嫌いだ、という人も凄く多いでしょうし(この子が好きだ、という人は
そりゃあなかなかいないでしょう)、それに輪をかけて、彼にずっと与え続けるりんごの木は
もっともっと嫌いだ、という人もいます。

だって、筋だけ読んだら「なんだこりゃ!?」な話ですよね。
当番だって「なんだこりゃ!?」と思いましたよ。
「きは せいいっぱいせすじをのばし」のところでわけもなく泣きながら
ものすごく「なんだこりゃ!」と思ってましたよ。納得できないというか
「理不尽だ!」というか。最初に読んで「なんだこりゃ!」と思ってから
いつもずっと頭のすみっこにひっかかっている物語です。

感動だ、とか「泣ける」とかで薦めるのではなく、ただひたすら「なんだこりゃ!」と
思ってほしいがためだけに、当番はこの本をお薦めいたします。

あなたが思う「なんだこりゃ!」の中に、あなたのミッシング・ピースが
隠れているかもしれません。少なくとも、当番の「なんだこりゃ!」の中からは
当番のミッシング・ピースがいくつもボロボロと出てきました。なんでこんなものが
こんなところに。してみると、今までの当番は『トムとジェリー』に出てくる
穴あきチーズみたいにぼっこぼこの穴だらけだったらしい…

天秤座は「他人の眼によって磨かれる」という意味も持っているのですが
シルヴァスタインの作品で、この「他人の眼」に関係していそうなものが―

『人間になりかけたライオン』これは『ぼくを探しに』とおなじく、
白い地に黒い線描の絵本です。日本語訳もおんなじ、倉橋由美子です。

表紙には、人間がするように「体育座り」をして前足で膝をかかえたライオンがいます。
もうほとんどライオンというよりは、「ライオンの着ぐるみを着た人間」みたいな体型です。
おどおどした上目遣い、ささくれだったタテガミ。なんでまた、このライオンは
人間になりかけちゃったりしたんでしょう。

(人間になりかけたのがトラでもシマウマでもなくライオン、というのがおかしく、
かつ「らしい」なあと当番なんかは思います。だって、12サインの順番でいくと
自己表現を爆発させる獅子座の次に、ひとり反省会の乙女座が来るでしょ。
それから、「人の眼にさらされる」つまりその分「人目が気にな」ってふらふら揺れる
バランスのサイン・天秤座が来るわけです。

「俺は俺だ。俺はやるぜやるぜやるぜ」の獅子座。獅子座の世界では自分すなわち世界の王。
獅子座の辞書には「反省」とか「自分についての不安」なんかはありません。
自分の辞書を「自分についての不安」ばかりで埋め尽くしているような乙女座的世界は
100%獅子座的人物にとっては「ありえねー。」の一言ですし、「他人の眼に磨かれて
洗練されていく」なんていう天秤座的世界は、獅子座にしてみれば「自分を見失ってる!」
の一言です。

もちろん、現実の獅子座生まれさんが絶対反省しないとか、自分に不安を
持たないというわけではないです。そうじゃなくて、「自分に疑問を持たずにいられる」時、
その人は獅子座的な世界に住んでいるということ、そしてその自分に疑問を持ち始めた時、
人は乙女座的な世界に足を踏み入れ、または乙女座の世界をくぐって天秤座の世界へと
出て行き始めるということです。何座生まれの人でも、みんな自分の中に
「獅子座的な状態」「乙女座的な状態」「天秤座的な状態」というのを
持っていて、その間で行ったりきたり、ふらふらしているようなものなのです。

「人間になりかけたライオン」とはまた、いかにも天秤座らしいタイトルをつけたものです。
ある意味、人はみなそれぞれに「人間になりかけたライオン」みたいなもんですが)

シェル・シルヴァスタインの絵本は大抵の図書館・書店の児童書コーナーで手に入ります。
見かけたら、手に取ってみてくださいね。

今夜は、この人の作品の話で終わってしまいました(汗)。天秤座生まれの作家は、
勿論まだまだ沢山います。当番の好きなあの作家もこの漫画家も天秤座。
明日は、ほかの天秤座作家たちをご紹介する予定です。







最終更新日  2006.10.20 01:02:36
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