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2006.10.19
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こんばんは、星見当番です。
ゆうべ手違いで消してしまった天秤座ブックガイド最終篇、今夜こそお届けいたします。


【秋の夜長にミステリを】

太陽サイン天秤座の小説家で、当番としてハズせないと思っているのは
『御手洗潔シリーズ』の島田荘司です。以前の日記にも書いたことですが、
京極堂シリーズにハマる前、当番はこの『御手洗潔シリーズ』にハマっておりました。

京極堂こと中禅寺秋彦氏といえば「古本屋・兼・神主・兼・憑き物落とし」ですが、
御手洗潔(みたらい・きよし)は「西洋占星術師・兼・名探偵」であります。
初登場作品はその名も『占星術殺人事件』。作者の島田荘司は西洋占星術に造詣が深く、
主要キャラクターには出生図まで作ってあるほどです。

破天荒な占星術師・兼・名探偵の御手洗氏の太陽サインは射手座、そして彼の相棒、
小心者で潔癖で神経質なイラストレーター石岡君の太陽サインは乙女座―
ここまで設定されていて当番がハマらぬわけがありません(笑)。

なお「御手洗潔」という名前は、島田荘司自身の子供の頃の綽名がもとになっています。
「そーじ・そーじ・便所掃除」と囃されたそうで…それで、「御手洗 潔」と(^^;)。
作中で、御手洗氏は初対面の人に苗字を正しく発音してもらえないことが多く、
「おてあらいさん」「おたらいさん」「みたらしさん」などと呼ばれるたびに
憮然として「ミタライです」と返しています。

御手洗潔シリーズで当番が好きなのは第一作の『占星術殺人事件』と、
相棒・石岡君との出会いを書いた『異邦の騎士』それから短編集の
『御手洗潔の挨拶』『御手洗潔のダンス』などです。

秋も深まり、夜の長さが目立つようになってきました。
夜長を過ごすお供に、天秤座生まれの作家たちによるミステリはいかがでしょうか。

クラシックなところでは「ファイロ・ヴァンスもの」のS.S.ヴァン=ダイン。
1888年10月15日生まれです。代表作は『グリーン家殺人事件』『僧正殺人事件』。
『僧正殺人事件』は、有名なマザー・グース「誰が殺したコック・ロビン…」
(はい、そこ踊り出さない;)の歌詞に沿って残虐怪奇な連続殺人が起こる話。

ヴァン=ダインは、彼以降のミステリ作家に多大な影響を及ぼしました。
エラリイ・クイーンも彼の影響を受けた作家の一人…いや、二人です。

そのエラリイ・クイーンは「半分だけ天秤座」のミステリ作家です。
「半分だけ」というのは、エラリイ・クイーンというのが二人のライターによる
共同ペンネームで、その片方が天秤座、もう一人が山羊座生まれであるからです。

「天秤座のほう」の名前はフレデリック・ダネイ。1905年10月10日生まれです。
共同執筆者のマンフレッド・B・リーはダネイの従兄でこちらは1905年1月11日生まれ。
作品の執筆は、ダネイがキャラクターとストーリーを考え、リーが肉付けをする、という
分担だったようです。ダネイは「長編はリーがいなければ書けない」と言っていたとか。
パートナーシップのサインに生まれた人らしい発言…かな。

「エラリイ・クイーン」はペンネームであると同時に、作中に登場する探偵の名でもあります。
(なお、この作中人物の方のエラリイ・クイーンについて、先に挙げた島田荘司が
占星術的にキャラクターを分析してエラリイの出生図を推理するというエッセイを
書いたことがあります。これ面白かったなあ。)

エラリイ・クイーンものの長編は『エジプト十字架の謎』のように「国名+物名の謎」という
形式のタイトルになっているのが殆どです。『エラリイ・クイーンの冒険』のような短編集は
この限りではないですが。

ダネイ&リーは「エラリイ・クイーン」というペンネームのほかに「バーナビー・ロス」という
別のペンネームでもミステリを発表していました。この、バーナビー・ロス名義での代表作が
「聴覚を失った元シェイクスピア役者の探偵」が活躍する「ドルリー・レーンもの」です。
(ドルリー・レーンというのが、その探偵の名前)。『Xの悲劇』『Yの悲劇』『Zの悲劇』
など、今ではバーナビー・ロスではなく作者の欄に「エラリイ・クイーン」と記した文庫本が
手に入ります。お近くの本屋さん、あるいは図書館でどうぞ。

「87分署シリーズ」のエド・マクベインも天秤座です。1926年10月15日生まれ。
生まれ年こそ違え、ヴァン=ダインと同じ誕生日です。さらに1964年10月15日には
これまたミステリ作家の法月倫太郎が生まれています。なお、「法月倫太郎」は
作者の名前であると同時に、作中人物である探偵の名前でもあります。このへん、
エラリイ・クイーンと同じですね。

ミステリ作家ではないですが、もうひとり10月15日生まれの作家といえばオスカー・ワイルド。
『ドリアン・グレイの肖像』『サロメ』『幸福な王子』あたりが有名ですね。

ぐっと蠍座寄りの時期に生まれた天秤座ミステリ作家は、大御所・江戸川乱歩。
1894年10月21日生まれです。

陰惨だったり残虐だったりするミステリよりは「日常のささやかな謎を解く」系の
ミステリがお好みの方は『ななつのこ』『ささら さや』の加納朋子などいかがでしょう。
1966年10月19日生まれ。この方もまた天秤座さんですが、秋の夜長に読むというよりは
(当番の個人的なお薦めですが)金色の夕暮れ時に読むのが似合いそうな作家です。
文庫本の表紙イラストが夕暮れ時に似合う感じだからそう思うのかもしれないですが。


【ヤングアダルトのための天秤座作家リスト】

年齢制限をするつもりはなく、ヤングアダルトな方でもぐっとアダルトな方でも
こだわりなくお読みいただきたいのですが、当番自身が「ヤングアダルト」と呼ばれるような
年齢だった頃に読みふけっていた懐かしい作家たちなので、こういうサブタイトルにしました。

日本の代表的SF作家として押しも押されもせぬ筒井康隆、1934年9月24日生まれ。
当番が高校の頃、彼の長編短篇取り混ぜて、学校の図書室に沢山揃えてあって―
クラスに数人居た、本を貸し借りしあう仲の友人たちと競うように借り出してきて
くすくす笑いながら読み耽ったものです。

『七瀬ふたたび』や『時をかける少女』『わたしのグランパ』など映画になるほど
有名な長編小説が沢山ありますが(『時をかける少女』は先日アニメにまでなりましたね)
当番が好むのは、もっぱらスラップスティックな短編集。『笑うな』とか『バブリング創世記』
なんかがお気に入りです。イラストレーターの山藤章二と組んだエッセイ集も好きでした。

筒井康隆の作品でいま気になっているのは、先日文庫版を見かけた『愛のひだりがわ』。
まさか筒井康隆の作品だとは思わずに『愛のひだりがわ』というタイトルだけ見て
「どういう意味だろう」と思ってたら、ヒロインの少女が「愛」という名前で
ある時、犬に噛まれたせいで左側の腕が動かないんだそうです。その愛ちゃんが
行方不明の父親を探そうと、その噛んだ犬の奥さん犬を、利かない自分の左腕側に従えて
旅立つ―という話らしいです。なるほど、それで『愛のひだりがわ』か…。
犬も出てくる話だし、ちょっと読んでみたい気がします。

小説家ではなく漫画家ですが、この人に出会ったのも高校時代、親友に薦められてでした。
1960年9月24日生まれ・川原泉。『笑う大天使』『メイプル戦記』あたりが有名ですね。
川原泉に関しては、テント日記のあちこちで語録をヒョコヒョコ引用したりしているので
ここでは詳しく書かないことにして―当番が好きな川原泉作品は『笑う大天使』の番外編
『空色革命』、それから『中国の壺』、『メイプル戦記』あたりです。

前にも書いたけれど、当番は『メイプル戦記』実写化を激しく希望しております。
広岡監督は小林聡美でお願いしたいです。

ファンタジー作家のアーシュラ・K・ル・グィン。1929年10月21日生まれ。
ル・グィンと言ったら代表作は『ゲド戦記』で、当番も高校時代からずっと
ゲド好き(指輪とナルニア好きでもあった)の親友に「『ゲド戦記』を読めー読めー」と
せっつかれておりましたが、いまだにゲドには手をつけておりません(映画も観てません)。

当番にとってアーシュラ・K・ル・グィンと言えばゲドではなくて『空飛び猫』シリーズです。
かわいいキジトラの毛皮に、鳥そのものの翼がついた不思議な空飛ぶ仔猫の四兄妹が
生まれ故郷の都会を旅立って新天地を探す、可愛い絵本です。今まで三~四冊ほど出ていて、
後の方ではキジトラの四兄妹(男の子二匹、女の子二匹)に、異父妹である真っ黒な空飛び猫も
加わって五匹兄妹となります。ハードカバーの絵本もありますが、文庫でも読めます。
日本語訳担当は、村上春樹です。

この村上訳『空飛び猫(第一作)』ですごくかわいい箇所があって、
田舎の森に隠れ住んでいる空飛び猫・四兄妹が、ある日人間を見つけるんですが…

(人間を見かけた姉に、弟猫が)「いんげんを見たのかい?」
(それを聞きとがめた兄猫が)「それを言うならにんげんだろ」

ここ、元の英文だと、弟猫が‘A human bean?’と問いかけて
兄猫が‘A human being.’と訂正するんですが、この言いまつがいを
「豆(bean)つながり」で「いんげん」「にんげん」と訳してあるんです。
当番はこの箇所が凄く好きで、今でもまん丸目玉のかわいいキジトラ仔猫に
見つめられたりすることがあると「いんげんかい?いんげんを見てるのかい??」
とこっそり心の中で話しかけたりしてしまいます(←アフォ)。

『創竜伝』『銀河英雄伝説』『アルスラーン戦記』の田中芳樹も親友の薦めでハマりました。
我が悪友の影響は絶大なりき。1952年10月22日生まれ・この人もまた天秤座です。
思えば創竜伝の竜堂始兄貴とか、銀英伝のヤン・ウェンリーとかのものの考え方って
すごく天秤座っぽいかもしれないなと今あらためて思ったり。

なお当番は銀英伝ではヤン・ウェンリーが一番贔屓ですが(なにしろ当番は紅茶党なので)、
創竜伝の贔屓キャラは始兄貴ではなく、三男坊の終(おわる)坊ちゃんであります。

げ。また字数制限に引っかかってしまいましたよ。
上・中・下の三部作じゃなくて四部作になってしまった。
無駄口が過ぎるということですね。あとでタイトルのつけなおしをしなきゃ。
「春夏秋冬」にしようか「甲乙丙丁」にしようか(^^;)☆\(--;)








最終更新日  2006.10.20 01:03:18
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Re:天秤座のブックガイド2006「終(看板に偽りあり)」(10/19)   ぴょろ♪ さん
ぬっは~、ファイロ=ヴァンスものが出てくるとは~っ!
歌織さんの本棚の奥の深さに脱帽しておりまする。
僧正もすごかったけど、グリーン家の恐ろしさときたら
読んでいて寒気がしましたっけ…。
とそこだけ反応してみました(^^;)☆\(--;)
(2006.10.20 22:28:08)

Re[1]:天秤座のブックガイド2006「終(看板に偽りあり)」(10/19)   歌織@星見当番 さん
ぴょろ♪さん、こんばんは。

>ぬっは~、ファイロ=ヴァンスものが出てくるとは~っ!
>歌織さんの本棚の奥の深さに脱帽しておりまする。

いやその…読もう読もうと思いながらずっと積んどk(^^;)☆\(--;)
カテゴリ名を「星見当番の積ん読棚から」に変えた方がいいかも(汗)。
今読んでるのが終わったら、マジで取りかかろう、そうしよう。

(ちなみに今読んでるのは、なぜか『細雪』。)

27日から秋の読書週間ですね。積読解消に励みます。

(2006.10.20 22:52:16)

Re:天秤座のブックガイド2006「終(看板に偽りあり)」(10/19)   智♪ さん
あ。いかん。
アタマのなかで踊り始めたヤツがいる。。。

あ・それ・チャチャンガ・チャン。
チャチャンガ・チャン。
だ~れがこ(^^;)☆\(--;)

お疲れさまでございます~。
(2006.10.21 10:21:46)

Re[1]:天秤座のブックガイド2006「終(看板に偽りあり)」(10/19)   歌織@星見当番 さん
智♪さん、こんにちは。

>あ。いかん。
>アタマのなかで踊り始めたヤツがいる。。。

決して、S.S.ヴァン=ダインのせいでもファイロ=ヴァンスのせいでもないけれど
某マンガがヒットしたために、日本では「誰が殺した…」と言えば
「パパンがパン」となり、朗読しようと思えばかならず日本でおなじみの
「あのメロディ」で「だーれがこ(以下略)♪」と歌ってしまう…

「普通に読むつもりでも絶対歌っちゃう」といえば「さっちゃん」もこれの仲間。
あの「さっちゃんはね…」っていう歌は子供のしゃべり(標準語の)の抑揚を
そのまんまメロディにのせたものです。なるほど、歌わないつもりで
普通に読んでみても、歌の抑揚としゃべりの抑揚が同じなんですな。
(2006.10.21 14:12:04)


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