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2010.08.22
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カテゴリ:雑談系よもやま
こんにちは、星見当番です。

昨日、十三やでツゲ櫛を買ったと書きましたところ
約一名様よりリクエストがございましたので画像をあげてみます。

上野・池之端にあるツゲ櫛の老舗「十三や」。
クシ=九+四で十三、と焼芋屋さんみたいなネーミングです(^^;)☆\(--;)
なお、京都にも同じ「十三や」というツゲ櫛屋さんがありますが、上野の十三やと
京都の十三やの間に関係はないようです。

このお店のツゲ櫛は、当番の長年の憧れでございました。
日本産の薩摩ツゲを使って、代々続く職人さんが手作業で仕上げる櫛。
それはそれは使い心地がいいそうで。欲しいと思ってもなかなか行けずに十何年。
先月、一念発起して行ってきたのでした。

上野十三やは、小さな小さなお店です(あ、写真撮ってくるの忘れました)。
実際に行ってみると、えっ!?と目を擦りたくなるくらい小さい。
両隣のビルの半分ほどの幅しかありません。もしかしたら奥に長いのかも。
でも、お客さんが見ることができる空間はサザエさんちの玄関先くらいの
本当に狭い範囲です。

当番、地図を見ながら行ってみて、うっかり通り過ぎるところでした。
十三やの入り口を背にして道の反対側を眺めると、不忍池が見えます。
なるほど、池之端という地名を今までちゃんと意識したことがなかったけれど
不忍池のほとりだから池之端って言うのね。

ガラス戸を開けると、たたきがあって、上がり框があって、
ショーケースに櫛がちょっと飾ってあって。そしてその脇の畳に
職人さんが三人くらい座って櫛を作っています。櫛がほしいのですが、と声をかけると
寸法・櫛の歯の間隔が異なるものを数種類、見本として出してくれます。

自分用である場合は職人さんがだいたいの髪の感じを見て、
お薦めの櫛のサイズ・歯の間隔はこれくらい、というのを教えてくれます。
当番は猫ッ毛気味の直毛・肩甲骨が隠れる程度のロングです。
その長さなら、五寸はあった方がいいと職人さんに言われました。
なお、当番が現在使っているツゲ櫛は五寸二分くらいのサイズです。

櫛の目の粗さは「普通目(上野十三やの規格での普通目)」。
五寸の櫛で、親歯を除いて歯が39本入っているものです。
手持ちの五寸二分の櫛を見せて相談したら「ちょっと細かいねえ」と
言われました。なお、当番が使っている五寸二分の櫛には、親歯を除いて
歯が69本くらいあります。この五寸で65本くらいの櫛の目は、職人さんいわく
「昔の普通目」だそうです。

十三やの職人さんによれば、目の細かい櫛は日本髪を結うときに
平らな面を作るためのもの。現在の、根元をふわっとさせて
毛先を遊ばせる髪型であればそんなに目の細かい櫛でなくても
いいそうです。

昔は解き櫛として当番が持っているような「昔の普通目」の櫛を使い、
髪を結うときの仕上げにもう一段細かい櫛を使っていたそうです。
昔の十三やの規格の「粗目」が現在の十三やの「普通目」。
パーマがかかっていたり、髪が太かったりする場合はもっと粗い櫛が
お薦めのようです。

当番がお店に出向いた7月、当番向きの櫛である「五寸の普通目」は
ちょうど品切れでした。一から作る場合一ヶ月はかかると言われました。
手作業で作っているので、それくらいかかるんですね。勿論その場で注文。
そして待つこと一ヶ月。先週の半ばに仕上がったと連絡が来たので
昨日、土曜日にいそいそと取りに行ってまいりました。

十三や五寸普通目
それが、この櫛。上野十三やの五寸普通目です。これでお値段11,500円也。

お値段張るな、とお思いになります?薩摩のツゲで五寸だと、
上野十三や以外のお店でもこれくらいのお値段です。
当番がいま使っている櫛も五寸二分で12,600円くらいだったと
記憶しています。お安いものは、外国産のツゲ(シャム)を使っていることが
多いようです。上野十三やの櫛は、特にことわりがない限り日本産のツゲです。
(一部外国産のツゲでできた製品も売っていますが、それは髪飾りなどで
「こちらは外国産のツゲです」と貼紙がされたケースに入っています。

十三やの刻印
ツゲの櫛には、たいていお店の名前や「本ツゲ」「さつまつげ」などの
種類を示す焼印がついているのですが、上野十三やの櫛には焼印がありません。
櫛の真ん中ほどに、ほんの小さく「十三」の押し印があるだけ。
ケータイの接写で撮ってみたのですが、見えますでしょうか。

なお、上野十三やのツゲ櫛には、新品のうちは独特のスモーク臭さがあります。
当番も色んなところでツゲ櫛を見ましたが、こんな香りの櫛は初めてです。
見本として出してもらった古い櫛からは特に香りがしなかったので
新しいうちだけだと思います。

うっとりするような磨ぎの美しさ、ツゲの木肌の緻密さ、素晴らしい櫛です。
どこがどう素晴らしいのかは、後であらためて説明します。

当番はこの櫛を受け取ってお支払いをした後、別の場所に向かいました。
伊勢丹新宿本店の催事場。ここで、8月23日まで九州の物産展が開かれているのです。
そこに、当番が長年探していたお店が出店しているというので、急遽向かったのでした。

そのお店とは喜多つげ製作所
鹿児島県指宿市のツゲ櫛屋さんです。上野十三やで櫛を買ったのに、
またツゲ櫛を買いに行ったのか!と突っ込まれそうな気がいたします。
そうです。買いに行きました。実はこのお店、当番がずっと探していた
「今当番の使っているツゲ櫛を作ったお店」だったんです。

喜多製作所五寸
これが、当番愛用のツゲ櫛。上野十三やで「昔の普通目だねえ」と言われた櫛です。
もう十年近く前に、池袋東武の和装小物屋さんで買ったものです。
「さつまつげ」という文字と「丸に十」の薩摩のお殿様んちの家紋が
焼印であしらってあって、これ以上ないくらい「国産です!鹿児島産です!」と
アピールしているツゲ櫛。

たぶん、買った時にはどこの櫛か説明する紙がついていたと思うのですが
なくしてしまったんですね。以来、どこのお店に行けば同じ櫛が手に入るか
わからないままでした。

19日ごろ、ふと思い立って「つげ櫛 焼印 丸に十」でググってみたんですね。
ネットの海をさ迷って、やっと見つけたのが喜多製作所。サイトの画像を見るかぎり
当番の櫛と同じ焼印に見えます。ここか!でも本当かな?と思いながら
何気なく「物産展情報」を見てみたら、8月18日から23日まで、
九州物産展で新宿伊勢丹に来ていると言うじゃあございませんか。

これは確かめに行かなくては(上野にも用があることだし)
土曜日に行ってこよう、と当番、愛用の櫛を持って新宿に行ったのでした。

会場には、当番の櫛と同じ焼印のついた櫛がずらっと並んでおりました。
そこにいた60代くらいのおばさまに声をかけて持参の櫛を見せたら
焼印を見るなり「あっ!これはうちの櫛ですね」と言われました。
やっぱりここが我が櫛の故郷か!!気分は「母を尋ねて三千里」です。

「まあ随分使い込んで、手入れもきちんとなさってて」と櫛を誉められ
嬉しい当番でございました。それに、並んだ新品の櫛と自分の櫛を比べて
ちゃんと長年の手入れで櫛の色が変化しているのを確認できて満足。
自分の櫛は毎日眺めているので、色の変化がよくわからないのですよね。

売場には、ツゲの櫛各種の他にツゲ材の靴べら・耳かきなどの小物、
それからツゲで出来たヘアブラシ(こういうの。特に国産ツゲ使用のは超お高い)
置いてありました。お手入れ用椿油なんかも。

当番は、ツゲ材ヘアブラシにも大変惹かれているのですが
さすがに土曜日はそこまでの予算がありませんでした。
なので、いつか買おうと決心だけして、その日は三寸解き櫛をひとつ、
携帯用として買いました。再会記念プラス、また物産展で会えるように
願いを込めて(スケジュールをみると九州物産展の一員として
全国津々浦々の百貨店を巡っているみたいです)。

喜多つげ製作所の三寸ツバキ
喜多つげ製作所で買ったのが、この櫛。椿の花模様が彫られた三寸の解き櫛です。
他に桜模様の櫛、菊やハイビスカス模様の櫛もありました。もちろん無地のものも。
花模様選びに迷ったけれど、当番は冬生まれなので、やっぱり冬咲く花がいいかなと。

櫛の目の粗さは、お店の人に選んでもらいました。
十三やの職人さんと同じく、当番の髪質と長さからいうと
やっぱりこれくらいの粗さがいいようです。

丸に十
彫りがある面の反対側に、喜多つげ製作所の製品である証。
さつまつげの文字に、丸に十の焼印。

さつまつげの櫛三種
三種類並べてみました。いちばん上が上野十三やの五寸普通目(新品)。
真ん中が当番愛用中の喜多製作所・五寸(十年近く愛用)。
いちばん下が喜多製作所の三寸花模様解き櫛(新品)。

真ん中の古い櫛だけが一段と色が濃くなっているのがおわかりいただけると思います。
手入れをしながら数年~十年くらい使い続けると、こういう飴色の櫛になります。

さて。先にちょこっと書いた上野十三やのツゲ櫛の磨ぎのすばらしさについて。
比較写真を撮ってみたのでご覧ください。

櫛の歯くらべ
櫛の歯先同士を並べてみました。上が喜多製作所の三寸解き櫛、
下が上野十三やの五寸解き櫛です。櫛の目の粗さはだいたい同じくらいです。
しかし歯先に注目すると、喜多製作所の解き櫛は先端が太く、
上野十三やはスッと細まっているのがわかります。

当番は櫛の良し悪しについては素人です。ですが、櫛の歯先を
このように滑らかにスッと細くなるまで研ぐのは技術がいるだろうと思います。
髪の間にスーッとスムーズに入っていきそうです。一方、喜多製作所の櫛は
歯先が太い分、頭皮マッサージによさそうな気がします。

喜多さんと十三や
上は当番が愛用中の細かい目のツゲ櫛(喜多製作所・五寸解き櫛)。
下は上野十三やの五寸解き櫛・普通目。歯の間隔は上野十三やの方が粗く
歯自体の太さも上野十三やの方が太いのに、歯先の細さは目が細かい櫛と
ほとんど変わりません。

買った櫛と手持ちの櫛は、用途と時間によって使い分けながら
愛用していく予定です。朝イチの髪解きとセットは上野十三やの五寸、
携帯用は喜多製作所の三寸、シャンプー前のブラッシングと夜寝る前の髪解きには
上野十三やの五寸を使ってから仕上げに喜多製作所の五寸(細かめ)。

新しく買った二種類は、乙女座新月の日に使い始めようと
大事にしまっております。西洋占星術で乙女座は髪の毛を担当するサインなので。
でも見ていると使いたくなってムズムズします。我慢我慢。







最終更新日  2010.08.22 17:59:56
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