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歌織@星見当番

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2011.09.03
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こんばんは、星見当番です。ポップアップ出生図作成講座4回目をお届けいたします。
今回から、カードのもとになる手書き出生図の作図に入ります。

用意するもの

作成講座1~3で作成した室項表と天体表
紙…必要に応じて数枚。レポート用紙程度のサイズが扱いやすいでしょう。
筆記用具…シャープペンシル推奨。他に赤ペンが一本あると便利です。
製図用具…分度器・コンパス・定規をご用意ください。

地平線を引く
目分量ではかって用紙のだいたい中央あたりに、水平な直線を一本引きましょう。
長さはそう、最低10センチくらい。もう少し長くしてもいいです。10センチより短いと
後でちょっと書き込みがしづらいかも。見本は10センチにしています。定規で測って
この直線を正確に二等分する長さのところにちょんとしるしをつけておきます。

出生図の内側の円周を書く
コンパスの出番です。最初に引いた直線を直径とした円をぐるーっと描きます。
最初に引いた直線が10センチならば、半径5センチ、直径10センチの円ということです。

出生図の外側の円を描く
最初の円が描けたら、一旦コンパスを外して最初に描いた円の半径プラス1.5センチまで
半径を広げます。コンパスをもう一度、最初の円の中心に合わせて同心円を描きます。
最初に引いた直線が10センチなら、半径5センチ(直径10センチ)の円の外側に
半径6.5センチ(直径13センチ)の同心円を描くということです。最初に引いた直線が
何センチであっても、二番目に描く同心円は「最初の円の半径+1.5センチ」でOKですよ。

二重円拡大
水平の直線&内側の円&外側の円の一部(向かって左側)を拡大してみました。
このように、最初に引いた直線は内側の円とは境を接していますが、外側の円までは
貫通していません。ここ重要です。反対側、向かって右側も同様です。

AさんASC
最初に引いた直線は、そのひとが生まれた土地を中心にして周囲を見渡した時の
東の地平線と西の地平線を表します。直線の向かって左側(時計の文字盤で言うと
9時の位置)が東の地平線です。ここが出生図の始まりの場所、第一ハウスの起点です。
アセンダントとも呼びます。作成講座1~3で完成させた室項表を出してください。
「第一ハウス」の欄を見ると、第一ハウスの始まりの度数が記されていますね。
その数字を、直線左端の下部に小さく書き入れましょう。上の画像のように。
そして、直線を挟んで上に「ASC」と書きます。ASCというのはascendantの
最初の三文字をとったものです。

上の画像は、カードモデルAさんのアセンダントです。Aさんの第一ハウスは
双子座28度58分から始まっています。なので、時計の文字盤で言えば9時の位置、
最初に引いた直線の左端の下にこのように双子座の記号と度数を書きます。
サインの記号を覚えきれない方は、たとえば「双28度58分」のように漢字一文字で
書いてもOKです。自分でわかればいいので。ただ、牡羊座と牡牛座だけは同じ漢字で
始まるので、たとえば「羊○○度○○分」「牛○○度○○分」のように区別をつけてください。

何事もはじめが肝心、と言いますが、西洋占星術でも「はじまりのポイント」である
この東の地平線(アセンダント)をとても重要視しています。大昔、今のように
「生まれた時に太陽があった星座=自分の星座」と見なされるようになる前の時代には
「そのひとの星座」は「生まれた時に東の地平線から上ってきた星座」でした。
おぎゃあと生まれた時、東の地平線からちょうど出て来ようとしていた星座や惑星は
象徴的に言ってそのひとと「ともに生まれた兄弟星」と考えられていたんです。

現代の占星術でも、東の地平線と黄道が接する場所=アセンダントは「そのひとの表札」
「第一印象や容姿を表すポイント」として重要視されています。たとえばそのひとの
太陽サインが元気はつらつ牡羊座にあったとしても、アセンダントが乙女座だったとしたら
そのひとはぱっと見、乙女座のような雰囲気を身にまとっているように見える、と
西洋占星術では考えます。カードモデルAさんの場合、12月24日生まれですから
太陽サイン(いわゆる生まれ星座)は山羊座です。でも、アセンダントは双子座。
つまり、Aさんは中身は中身は太陽サインが表すとおりの堅実な山羊座さんだったとしても
ぱっと見た感じがアセンダントの表す双子座さんっぽいということになります。

Aさん西の地平線
東の地平線(アセンダント)に度数を記入したら、今度は反対側に移ります。
最初に引いた直線の、向かって右の端。時計の文字盤で言うと3時の位置は
西の地平線です。このポイントは、第七ハウスの起点。別名ディセンダントです。
アルファベットで綴るとdescendant。意味は「下降するもの」です。略してDES。

作成講座1~3で作った室項表の、第七ハウスの欄を見て、そこに書かれている
第七ハウスの始まりの度数を、図のここに書き写しましょう。カードモデルAさんの場合、
表を見ると射手座28度58分から第七ハウスが始まっています。画像を参考にして、
直線の下側に小さく「○○座(あるいはサイン記号)○○度○○分」と書いて、線を挟んで
そのすぐ上にディセンダントの頭三文字DESと記入しましょう。

アセンダント=東の地平線が「そのひとの第一印象や容姿」を表すポイントだとすれば
そのちょうど反対側にある西の地平線=ディセンダントは「そのひとの鏡のような存在」
「そのひとを補ってくれる要素」「パートナー」を指し示すポイントです。結婚運や
結婚する相手がどんなひとか、などは、このディセンダントから始まるハウス、
第七ハウスの状態で見ます。

同時進行で、もうお一方のカードモデル、lovely lindaさんの出生図も最初の
直線を引き、同心円を描いてアセンダント・ディセンダントを記入しました。
(そのプロセス画像を撮影し忘れ…orz)lovely lindaさんのアセンダント、
つまり第一ハウスの始まりは「蟹座0度04分」です。ですから最初に引いた直線の
向かって左端に「蟹座0度04分・ASC」と記入します。反対側、直線の右端には
「山羊座0度04分・DES」と記入。アセンダントとディセンダントは、必ず180度で
向かい合っています。だから、度数は同じで星座だけが正反対の組み合わせになります。
どのサインとどのサインが正反対同士なのかがわからない方は、以下の一覧を
ご覧ください。

ASC牡羊座→DESは必ず同じ度数の天秤座 ASC牡牛座→DESは必ず同じ度数の蠍座
ASC双子座→DESは必ず同じ度数の射手座 ASC蟹座→DESは必ず同じ度数の山羊座
ASC獅子座→DESは必ず同じ度数の水瓶座 ASC乙女座→DESは必ず同じ度数の魚座
ASC天秤座→DESは必ず同じ度数の牡羊座 ASC蠍座→DESは必ず同じ度数の牡牛座
ASC射手座→DESは必ず同じ度数の双子座 ASC山羊座→DESは必ず同じ度数の蟹座
ASC水瓶座→DESは必ず同じ度数の獅子座 ASC魚座→DESは必ず同じ度数の乙女座

上記の組み合わせになっていなかったら、出生図に書き写した時点か
その前に計算サイトから一覧表に書き写した時点のどちらかで記入ミスをしています。
もう一度見直して正しい数字を書き入れてください。

ここで一旦切って次回に続けます。






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最終更新日  2011.09.04 02:09:07



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