海外旅行計画 フランス パリ フェルメール作品を巡る旅 第4回 フランス編 ルーヴル美術館 レースを編む女 天文学者 ルーヴル美術館 リシ…
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2022.05.27 コメント(1)
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全5298件 (5298件中 1-10件目) ![]() 海外旅行計画 イギリス ロンドン フェルメールを訪ねる旅 第5回 バッキンガム宮殿王室コレクション 音楽の稽古 ロンドン・ナショナル・ギャラリー ヴァージナルの前に立つ女 ロンドン・ケンウッド・ハウス ギターを弾く女(1)![]()
カテゴリ:美術館・博物館
フェルメールを訪ねる世界旅計画5カ国目は「英国」ロンドンまでやってまいりました
![]() United Kingdom London ![]() Buckingham Palace 元々は・・・ バッキンガム公の私邸だったことから、 名前がつけられた ![]() 衛兵交代を見るために世界中から人が集まります ![]() 旅の空想計画『フェルメールを訪ねる旅』 日本 ![]() ドイツ(ベルリン→ブラウンシュヴァイク→ドレスデン→フランクフルト) ![]() オーストリア(ウィーン) ![]() ![]() イギリス(ロンドン) ![]() ![]() ![]() フランスからイギリスへの交通手段 一番高いのけれど一度は経験するのも良い ![]() 国際高速列車タリス(Thalys) パリ・北駅から出る 時速300kmの高速列車。2時間20分。 切符の料金は・・・ スタンダード(2等)44ポンド〜191ポンド 曜日や予約する時期によって変わるので早めに予約。 セール時期には、約5000円の時もある(カード可) 市内=北駅から直接行けるので飛行機よりは便利。 ![]() ![]() ユーロライン(Eurolines) ドヴァー海峡トンネルを渡る国際長距離バス(コーチ) パリ・メトロ3号線終点「ガリエニ国際バスターミナル」発着。 所要時間が・・・約8時間。 イギリス ![]() The State Rooms,Buckingham Palace/ United Kingdom,london ロンドン「バッキンガム宮殿王室コレクション」 (クイーンズ・ギャラリー)ロイヤル・コレクション ![]() ![]() ![]() バッキンガム宮殿の正門から左に進み 宮殿の高い塀をお庭沿いに進むと 右側にあります宮殿内の敷地にある 王室コレクションです。 イギリス王室が所有する 膨大なコレクションが詰まっております。 【入場料】 13.50ポンド(学生=10.80ポンド)カード可。 入館してから公開している展示物はごく一部分。 フェルメール作品は、1点のみ。 1.『音楽の稽古』 ![]() 油彩 カンヴァス 74.6cmx64.1cm The State Rooms,Buckingham Palace/United Kingdom,london ロンドン「バッキンガム宮殿王室コレクション」所蔵。 ![]() ![]() ![]() ![]() The National Gallery/ Unted Kingdom,London ロンドン「ナショナル・ギャラリー」 西洋絵画のコレクションでは、世界最大級。 政府がイギリス国民のために(外国人も) 【入場=無料】で解放している美術館。 フェルメール作品は・・・正面入り口を直進 ウエスト・ウイング[Room=16]17世紀作品 1.『ヴァージナルの前に立つ女』 ![]() 油彩 カンヴァス 51.8cmx45.2cm The National Gallery/Unted Kingdom,London 「ロンドン・ナショナル・ギャラリー」所蔵。 2.『ヴァージナルの前に座る女』 ![]() 油彩 カンヴァス 51.5cmx45.6cm The National Gallery/Unted Kingdom,London ロンドン「ナショナル・ギャラリー」所蔵。 ![]() ![]() ![]() ![]() Kenwood House/ United Kingdom,London ロンドン「ケンウッド・ハウス」 ハムステッド・ヒース公園→公園の北端にある美術館。 イギリス第一級指定建築物に指定されている。 【入場=無料】 1.『ギターを弾く女』 ![]() 油彩 カンヴァス 53.0cmx46.3cm Kenwood House/United Kingdom,London ロンドン「ケンウッド・ハウス」所蔵。 帰りに・・・館内カフェに寄りましょう ![]() ![]() イギリス ![]() ![]() LCCで飛ぶ ![]() ![]() ![]()
2022.05.27
カテゴリ:美術館・博物館
3年間のコロナ騒ぎが終われば海外旅行がスタートですね〜まずはパリ・ルーヴルでしょうか
![]() Musée du Louvre/France,Paris ![]() ![]() 旅の空想計画『フェルメールを訪ねる旅』 日本 ![]() ドイツ(ベルリン→ブラウンシュヴァイク→ドレスデン→フランクフルト) ![]() オーストリア(ウィーン) ![]() フランス(パリ) ![]() ![]() ![]() ![]() ヨハネス・フェルメール Johannes Vermeer (1632-1675) ![]() 1632年10月31日?〜1675年12月15日?(43歳) Jan van der Meer van Delft ヤン・ファン・メール・ファン・デルフト van Delft ファン・デルフトは「デルフトの」という意味。 当時は、他の人と間違えないように地名を入れている。 父は、レイニエル・ヤンスゾーン・フォス フォスは、Vos=キツネを意味するものだが、 のちにファン・デル・メールに性を変更し、 ファン・デル・メール・ファン・デルフト それを短縮して「ヨハネス」に短縮した。 なぜ短縮したかは・・・不明。 フェルメールは・・・ オランダ(ネーデルラント共和国)の画家。 バロック期を代表する画家のひとり。 ![]() オーストリア(ウィーン)から ![]() フランス(パリ)までは・・・ ![]() ![]() (CDG)シャルル・ド・ゴール空港到着。 (LCC)格安航空会社だと「ターミナル=3」到着 CDGVAL(シャルル・ド・ゴール・ヴァル)でターミナル=2に移動。 空港からパリ市内へ向かう方法 ![]() RER B線→(B線の各駅に停車)北駅までは25分。10.30ユーロ ![]() ![]() いずれの交通費も値上がりしているかもです。 パリ市内の交通 メトロ、RER、バスの切符は、とても便利。 距離に関係なく全線均一料金。 10枚綴りのカルネ( Carnet)を買うと 同行の友人と分け合って使えるのでオススメ。 チケット、カルネは、駅の券売機で買えます。 (大きな駅なら窓口でも購入可能) ![]() ルーヴル美術館:Palais Royal Musée du Louvre下車。 フランス ![]() Musée du Louvre/France,Paris パリ「ルーヴル美術館」 世界で最も有名な美術館=ミュゼ・ド・ルーヴル ![]() ここはパリ1区=パリの中心です。 美の殿堂のガラスのピラミッドが入り口です。 【入場料金】17ユーロ(18歳未満=無料) 9時から開館なので朝一番に行きましょう ![]() 多くの人がミロのヴィーナスかモナ・リザに走りますが、 今回は、フェルメールへ向かいましょう ![]() 場所は、リシュリュー翼 ![]() エスカレーターで3階へ ![]() 「リシュリュー翼」3階 2e étage 1.『レースを編む女』 ![]() 『レースを編む女』1670年頃 油彩 カンヴァス 23.9cmx20.5cm (とても小さいので見逃さないように) Musée du Louvre/France,Paris パリ「ルーヴル美術館」所蔵。 2.『天文学者』 ![]() 『天文学者』1668年 油彩 カンヴァス 50.0cmx45.0cm Musée du Louvre/France,Paris パリ「ルーヴル美術館」所蔵。 フェルメール2点は、いつも近くに展示してあります。 2E ここには・・・ ![]() ルーベンスの「マリード・メディシスの生涯」や デューラーの自画像。 ラ・トゥールの「ダイヤのエースを持ついかさま師」など。 朝ならほぼ・・・独り占めです ![]() そして、ルーヴルを満喫。 ![]() ![]() ![]() ![]() 地下鉄 ![]() ![]() 翌朝のバスでロンドンへ ![]() 高速道路の下を通って国際バスターミナルへ ![]() ![]() ![]() パリからロンドンまで最安値で行けるバス ![]() Gare Routiere Internationale de Paris-Gallieni ![]() ![]() ユーロライン(Eurolines) ドヴァー海峡トンネルを渡る国際長距離バス(コーチ) パリ・メトロ3号線終点「ガリエニ国際バスターミナル」発着。 (写真撮影:ほしのきらり) ![]() 次の訪問国イギリスに向かいましょう ![]() 飛びます ![]() ![]() ![]()
2022.05.26
カテゴリ:美術館・博物館
ヨハネス・フェルメールを訪ねる空想計画を楽しんでおります〜
![]() 一番行ってみたい美術館は、ウィーンの「美術史美術館」なのであります ![]() 旅の空想計画『フェルメールを訪ねる旅』 ![]() 日本 ![]() ドイツ(ベルリン→ブラウンシュヴァイク→ドレスデン→フランクフルト) ![]() オーストリア(ウィーン) ![]() フランス ![]() ![]() ![]() ![]() ドイツ・フランクフルトから ![]() ![]() フランクフルトから(ICE)最高時速320kmの列車 ヴェルツブルク→ニュルンベルク→ウィーンまでは、7時間。 ウィーンは、もう21年ぶり ![]() ザッハトルテのカフェをはしごした若い頃が懐かしい ![]() オーストリア ![]() Austria,Vienna ウィーンは・・・ ハプスブルク家の繁栄のもと オーストリアの首都として発展した街。 モーツアルト、ベートーベンの活躍した ![]() 荘厳華麗な宮殿、教会、コンサートホール、 美術品のコレクションも充実しています。 その中でも今回、 一番行きたいのが・・・ ウィーン美術史美術館 『美術史博物館』 Kunsthistorisches Museum フェルメール作品は・・・1点 ![]() 『絵画芸術』1666年〜1667年頃 油彩 カンヴァス 120.0cmx100.0cm Kunsthistorisches Museum Wien/Austria,Vienna オーストリア「ウィーン美術史美術館」所蔵。 【交通】路面電車と地下鉄で行くことができます。 シュトラーンセンバーン ![]() ウーバーン ![]() どちらも共通の乗車券です。 駅の窓口、自動券売機、 タバコ屋(Tabak-Trafik) 路面電車の車内でも1回乗車券が買える(車内は高い) ![]() 2=Museumsquartier下車 3=Volkstheter下車 ![]() 1、2、D番 Buging下車 【入場料金】 15ユーロ(学生・シニア11ユーロ) 18歳以下無料 Kunsthistorisches Museum Wien/ Austria,Vienna ウィーン「ウィーン美術史美術館」 ![]() フェルメール『絵画芸術』の展示室は【2階】 ・・オランダ・フラマン・ドイツ絵画コーナー・・ 階段を上がって左側奥・・・【18展示室】 ![]() ブリューゲルのコレクションが豊富 ![]() 『バベルの塔』とか、 ![]() 『雪中の狩人』『農民の婚礼』『子供の遊び』なども。 ・・イタリア・スペイン・フランス絵画・・・ 階段を上がって右側には、 ティツィアーノ、ラファエロ、アルチンボルト、 ベラスケス ![]() 『青いドレスのマルガリータ王女』も見逃せない ![]() ここは終日のんびり鑑賞したい。 ![]() ![]() ウィーンからフランスへ向かいます。 ![]() ![]() 航空券最安値は、6月・・・8554円 ![]() パリに飛びます ![]() ![]() ![]()
2022.05.25
![]() 海外旅行計画 フェルメール作品を巡る旅 第2回 ドイツ編 ベルリン国立美術館→ブランシュヴァイク・アントン・ウルリッヒ公爵美術館→ドレスデン・アルテ・マイスター絵画館→フランクフルト・シュテーデル美術館(1)
カテゴリ:美術館・博物館
フェルメールを訪ねる世界旅(空想で)計画して遊んでいます〜
![]() 日本から ![]() ![]() 次は、ドイツ・・・ ![]() Germany Frankfurt 旅の空想計画『フェルメールを訪ねる旅』 日本 ![]() ドイツ(ベルリン→ブラウンシュヴァイク→ドレスデン→フランクフルト) ![]() オーストリア ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 最初の訪問国、オランダ・アムステルダムから ![]() ![]() 「ドイツ編」 ![]() Berlin ベルリン「ベルリン国立絵画館」 Staatliche Museen Berlin/ Germany,Berlin ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 入場料金=10ユーロ(学生=5ユーロ) 新ナショナルギャラリーとフィルハーモニーの奥の建物 「文化フォーラム」Kulturforumは、 複数の美術館と芸術図書館からなる複合文化施設。 その中核をなすのが『絵画館』Gemaldegalerieです。 フェルメール作品は・・・奥の左側【18展示室】 1.『紳士とワインを飲む女』 ![]() Het glas wijn,1658-1660 『紳士とワインを飲む女』1658年〜1660年頃 油彩 カンヴァス 66.3cmx76.5cm Staatliche Museen Berlin/Germany,Berlin ドイツ「ベルリン国立絵画館」所蔵。 2.『真珠の首飾りの少女』 ![]() Vrouw met parel ketting.1662-65 『真珠の首飾りの女』1662年〜1665年頃 油彩 カンヴァス 51.2cmx45.1cm Staatliche Museen Berlin/Germany,Berlin ドイツ「ベルリン国立絵画館」所蔵。 ![]() ベルリンからブラウンシュヴァイクへ ![]() (ベルリン→マクデブルク→ブランシュヴァイク) ![]() Mercure Atrium ![]() ![]() ![]() 中央駅前の広場に建つ3つ星ホテル。 ブランシュヴァイクは・・・ 12世紀に北ドイツ一帯を支配した ハインリッヒ獅子公の居住地として栄えた。 Braunschweig ブラウンシュヴァイク「アントン・ウルリッヒ公爵美術館」 Herzog Anton Ulrich-Museum/ Germany,Braunschweig. ダンクヴァルデローデ城から東へ500mほど行った公園の一角にある。 入場料金=9ユーロ(学生=7ユーロ) 1.『ワイングラスを持つ娘』 ![]() Dame en twee heren.1659-1660 『ワイングラスを持つ娘』1659年〜1660年頃 油彩 カンヴァス 77.5cmx66.7cm Herzog Anton Ulrich-Museum/Germany,Braunschweig. ブラウンシュヴァイク「アントン・ウルリッヒ公爵美術館」所蔵。 ![]() ブラウンシュヴァイクからドレスデンへ ![]() (ブラウンシュヴァイク→マクデブルク→ヴィッテンベルク→ドレスデン) 中央駅の販売所で切符を買う。 ドレスデン中央駅前(北口=Hbf.Nord)から 黄色い市電(路面電車)に乗る。 11番のビューラウBuhlau行きで 3つ目がツヴィンガー宮殿に近い 「ポスト広場」Postplatz下車。 ドレスデンは・・・ かつて「百塔の都」とうたわれた。 中世にはエルベ川の水路を利用した商業都市として発展、 16世紀以降はザクセン王国の首都として栄えた。 ザクセン王国の栄華を伝える 「ツヴィンガー宮殿」Zwingerの中にあるのが 『アルテ・マイスター絵画館』 入場料金=12ユーロ(学生=9ユーロ) Dresden ドレスデン「アルテ・マイスター絵画館」 Staatliche Kunstsammlungen Dresden/ Germany,Dresden 1.『取り持ち女』 ![]() De koppelaar Ster.1656 『取り持ち女』1656年 油彩 カンヴァス 143.0cmx130.0cm Staatliche Kunstsammlungen Dresden/Germany,Dresden ドレスデン「アルテ・マイスター絵画館」所蔵。 2.『窓辺で手紙を読む女』 ![]() Brieflezend meisje bij het.1657-59 『窓辺で手紙を読む女』1657年〜1659年頃 油彩 カンヴァス 83.0cmx64.5cm Staatliche Kunstsammlungen Dresden/Germany,Dresden ドレスデン「アルテ・マイスター絵画館」所蔵。 ![]() ドレスデンからフランクフルトへ(4時間20分) ![]() フランクフルトは・・・ ソーセージとビールで有名 ![]() ライン川の支流、マイン川の流れる街。 ドイツの商業、金融の中心地。 フランクフルト中央駅から 歩行者専用ホルバイン橋を渡って ![]() ![]() 入場料金=16ユーロ(学生=14ユーロ) Frankfurt am Main フランクフルト「シュテーデル美術館」 Städel Museum/ Germany,Frankfurt am Main フランクフルトの銀行家シュテーデルの 寄付により設立された絵画館。 1.『地理学者』 ![]() 『地理学者』1669年 油彩 カンヴァス 53.0cmx46.6cm Städel Museum/Germany,Frankfurt am Main フランクフルト「シュテーデル美術館」所蔵。 フランクフルトで・・・1泊 ![]() ![]() ![]() (写真撮影:ほしのきらり) ![]() フェルメールに ![]() ![]() ![]()
2022.05.24
カテゴリ:美術館・博物館
フェルメールを訪ねる世界旅のプランを考えてみました〜やはり最初の訪問国は、オランダですね
![]() 旅の空想計画『フェルメールを訪ねる旅』 日本 ![]() ![]() ![]() ![]() ドイツ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 『デルフトの眺望』1659-60 ![]() Gezicht op Delft,1660-61 『デルフトの眺望』 油彩 カンヴァス 96.5cmx115.7cm The Royal Picture Galley Mauritshuis/The Netherlands,Den Haag デン・ハーグ「マウリッツハイス美術館」所蔵 まずフェルメールが生まれ生涯のほとんどを過ごした この景色を求め「デルフト」へ 日本→オランダ・アムステルダム→ ![]() デルフトと日本の時差【7時間】・・・デルフトで1泊 オランダ ![]() 『デルフト』 1. ザイドコルク運河 (Zuidkolk) 「デルフト駅」下車→右に向かうと「ザイドコルク運河」あり 『デルフトの眺望』が描かれた場所を訪れる。 ![]() ![]() 2. フェルメール・センター (Vermeer Centrum Delft) 旧市街の中心にある。フェルメールの真作は見られないが、 27点のレプリカが展示してあるのでフェルメールの世界に浸る。 ![]() 3. 市庁舎 (Stadhuis) 17世紀ルネサンス様式の市庁舎。 マルクト広場で新教会と向かい合う(中には入れない) ![]() 4. 新教会 (Nieuwekerk) 14世紀に着工ゴシック様式の美しい教会。 オランダ国王やフェルメールの家族も葬られている。 塔に上ってデルフト旧市街を見渡そう。 ![]() 5. メーヘレン亭跡 (Mechelen) フェルメールが9歳の頃暮らした建物。 ![]() 列車で「デン・ヘーグ」へ ![]() デン・ハーグ駅 ![]() 『デン・ハーグ』から ![]() ![]() ![]() 「マウリッツハイス美術館」 The Royal Picture Galley Mauritshuis/ The Netherlands,Den Haag フェルメールの真作が3点展示されています。 1.『真珠の耳飾の少女』 2.『デルフトの眺望』 3.『ディアナとニンフたち』 ![]() 改札を出て左へ行き 駅前にはバスも出ていますが歩いてぼちぼち行きましょう ![]() ![]() ![]() お土産屋さんがある通りを進むと ![]() 古銭が埋めてある道を進み カフェを横目に ![]() ここで標識を確認 ![]() 広場に出ます ![]() 広場を右に進みます ![]() ![]() ![]() パレスが見えてきました〜 ![]() ![]() パレスの左が「マウリッツ・ハイス美術館」です。 ![]() The Royal Picture Galley Mauritshuis/The Netherlands,Den Haag それでは、正面へ進みましょう ![]() ![]() ![]() 美術館の入り口は、左下の地下です。 ![]() 一気にフェルメール作品が展示してある3階へ ![]() View of Delft.c,1660-61 『デルフトの眺望』1660年〜1661年頃 油彩 カンヴァス 96.5cmx115.7cm 『真珠の耳飾りの少女』1665-66 ![]() Meisje met palel.1665-66 『真珠の耳飾りの少女』1665年〜1666年頃 (青いターバンの娘) 油彩 カンヴァス 44.5cmx39.0cm 『ダイアナとニンフたち』1655-56 ![]() Diana en haar Nimfen 『ダイアナとニンフたち』1655年〜1656年頃 (ニンフに囲まれたダイアナ) 油彩 カンヴァス 98.5cmx105.0cm フェルメール作品は、3点です ![]() それでは、アムステルダムへ ![]() 列車で行きましょう〜 アムステルダム中央駅に到着です〜 ![]() ![]() 駅前からトラムで行きますよ〜 ![]() アムステルダム国立美術館に到着です〜 ![]() 駅とよく似た建築 ![]() 「アムステルダム国立美術館」 Rijsmuseum/ The Netherlands,Amsterdam フェルメールの真作が4点展示されています。 1.『牛乳を注ぐ女』 2.『小路』 3.『恋文』 4.『青衣の女』 『牛乳を注ぐ女』1658-59 ![]() Het melkmeisje,c.1957 『牛乳を注ぐ女』1657年〜1658年頃 油彩 カンヴァス 45.5cmx41.0cm 『小路』1558-59 ![]() Het Straatjd 1558-1559 『小路』1558年〜1559年頃 (デルフトの小路) 油彩 カンヴァス 53.5cmx43.5cm 『恋文』1669-70 ![]() The Love Letter oil on canvas,c.1669-1670 『恋文』1669年〜1670年頃 油彩 カンヴァス 44.0cmx38.0cm 『青衣の女』1662-65 ![]() Brieflezende vrouw in het blauw.c.1665 せいいのおんな 『青衣の女』1665年頃 (手紙を読む青衣の女) 油彩 カンヴァス 46.6cmx39.1cm ![]() アムステルダムで運河沿いのホテルで一泊 ![]() 次の訪問ドイツには、列車で ![]() 「アムステルダム中央駅」から、 空港から飛行機でベルリン・・・か? (写真撮影:ほしのきらり) ![]() フェルメールに ![]() ![]() ![]()
2022.05.23
カテゴリ:美術館・博物館
ヨハネス・フェルメールの作品は、真作かどうかも含めると現在、37点であります。
その中で私たちが鑑賞できる美術館を調べてみました。 ![]() ![]() さぁ〜いよいよ ![]() フェルメールに会いに出掛けましょう ![]() ![]() ![]() 最初は、アムステルダムまで飛びましょうか ![]() オランダ ![]() The Royal Picture Galley Mauritshuis/ The Netherlands,Den Haag デン・ハーグ「マウリッツハイス美術館」 1.『ディアナとニンフたち』 2.『デルフトの眺望』 3.『ディアナとニンフたち』 Rijsmuseum/ The Netherlands,Amsterdam アムステルダム「アムステルダム国立美術館」 1.『牛乳を注ぐ女』 2.『小路』 3.『恋文』 4.『青衣の女』 ドイツ ![]() Staatliche Kunstsammlungen Dresden/ Germany,Dresden ドレスデン「アルテ・マイスター絵画館」 1.『取り持ち女』 2.『窓辺で手紙を読む女』 Staatliche Museen Berlin/ Germany,Berlin ベルリン「ベルリン国立絵画館」 1.『紳士とワインを飲む女』 2.『真珠の首飾りの少女』 Herzog Anton Ulrich-Museum/ Germany,Braunschweig. ブラウンシュヴァイク「アントン・ウルリッヒ公爵美術館」 1.『ワイングラスを持つ娘』 Städel Museum/ Germany,Frankfurt am Main フランクフルト「シュテーデル美術館」 1.『地理学者』 オーストリア ![]() Kunsthistorisches Museum Wien/ Austria,Vienna ウィーン「ウィーン美術史美術館」 1.『絵画芸術』 フランス ![]() Musée du Louvre/ France,Paris パリ「ルーヴル美術館」 1.『レースを編む女』 2.『天文学者』 イギリス ![]() The State Rooms,Buckingham Palace/ United Kingdom,london ロンドン「バッキンガム宮殿王室コレクション」 1.『音楽の稽古』 The National Gallery/ Unted Kingdom,London ロンドン「ナショナル・ギャラリー」 1.『ヴァージナルの前に立つ女』 2.『ヴァージナルの前に座る女』 Kenwood House/ United Kingdom,London ロンドン「ケンウッド・ハウス」 1.『ギターを弾く女』 アイルランド ![]() National Galleries of Scotland/ United Kingdom(Scotland),Edinbugh ダブリン「アイルランド・ナショナル・ギャラリー」 1.『手紙を書く女と召使い』 アメリカ ![]() The Metropolitan Museum Art/ U.S.A.New York ニューヨーク「メトロポリタン美術館」 1.『眠る女』 2.『窓辺で水差しを持つ女』 3.『リュートを調弦する女』 4.『少女』 5.『信仰の寓意』 The Frick Collection/ U.S.A.New York ニューヨーク「フリック・コレクション」 1.『兵士と笑う女』 2.『稽古の中断』 3.『女と召使い』 National Gallery of Art/ U.S.A.Washington,D.C. ワシントン「ナショナル・ギャラリー」 1.『天秤を持つ女』 2.『手紙を書く女』 3.『赤い帽子の女』 4.『フルートを持つ女』 Isabella Stewart Gardner Museum/ U.S.A.Boston ボストン「イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館」 1.『合奏』 最後は、ボストンから帰国 ![]() ![]() ヨハネス・フェルメール作品を訪ねる仮想旅 世界7カ国 ![]() ![]() 計画するだけですが・・・ 準備しておいて「宝くじ」頼り? もうえらい円安で・・・大変かも。 はるばる出掛けて行っても「貸出中」など不運もあります。 そんなクレームは・・・ご容赦を ![]() (写真撮影:ほしのきらり) ![]() フェルメールに ![]() ![]() ![]()
最終更新日
2022.05.23 00:10:14
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2022.05.22
カテゴリ:美術館・博物館
ヨハネス・フェルメール作品の多くは、とても小さい!それは絵画が貴族の所有から一般市民の家に飾れる売れ筋の手頃な大きさを描いたからです
![]() 一番に小さい作品・・・とは? ヨハネス・フェルメール周辺の作品 Attributed to Johannes Vermeer フェルメール作品と呼んで良いか迷いますが・・・ ![]() 『フルートを持つ女』1665年〜1675年頃 20.0cmx17.8cm National Gallery of Art/U.S.A.Washington,D.C. アメリカ合衆国「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」所蔵。 2番目に小さい『赤い帽子の女』1665 ![]() 『赤い帽子の女』1665年頃 22.8cmx18.0cm National Gallery of Art/U.S.A.Washington,D.C. アメリカ「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」所蔵。 3番目に小さな作品『レースを編む女』1669-70 ![]() 『レースを編む女』1670年頃 23.9cmx20.5cm Musée du Louvre/France,Paris パリ「ルーヴル美術館」所蔵。 4番目『ヴァージナルの前の女』1670〜1672 ![]() 『ヴァージナルの前に座る女』1670年頃 24.5cmx19.5cm ラスヴェガス・個人蔵。 5番目に小さい『稽古の中断』1660-61 ![]() 『稽古の中断』1660年〜1661年頃 39.3cmx44.4cm The Frick Collection/U.S.A.New York ニューヨーク「フリックコレクション」所蔵。 6番目『天秤を持つ女』1662-65 ![]() 『天秤を持つ女』1662年〜1665年頃 40.3cmx35.6cm National Gallery of Art/U.S.A.Washington,D.C. 「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」所蔵。 7番目『恋文』1669-71 ![]() 『恋文』1669年〜1671年頃 44.0cmx38.5cm Rijsmuseum/The Netherlands,Amsterdam オランダ「アムステルダム国立美術館」所蔵。 8番目『真珠の耳飾りの少女』1665-66 ![]() 『真珠の耳飾りの少女』1665年〜1666年頃 44.5cmx39.0cm The Royal Picture Galley Mauritshuis/The Netherlands,Den Haag デン・ハーグ「マウリッツハイス美術館」所蔵。 『少女』1668-69 ![]() 『少女』1665年〜1677年頃 44.5cmx40.0cm The Metropolitan Museum Art/U.S.A.New York ニューヨー「メトロポリタン美術館」所蔵。 『手紙を書く女』1665-66 ![]() 『手紙を書く女』1665年〜1666年 45.0cmx39.9cm National Gallery of Art/U.S.A.Washington,D.C. アメリカ「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」所蔵。 『牛乳を注ぐ女』1658-59 ![]() 『牛乳を注ぐ女』1657年〜1658年頃 45.5cmx41.0cm Rijsmuseum/The Netherlands,Amsterdam オランダ「アムステルダム国立美術館」所蔵。 『窓辺で水差しを持つ女』1662-65 ![]() 『水差しを持つ女』1664年〜1665年 45.7cmx40.6cm The Metropolitan Museum Art/U.S.A.New York ニューヨーク「メトロポリタン美術館」所蔵。 『青衣の女』1662-65 ![]() 『青衣の女』1665年頃 46.6cmx39.1cm Rijsmuseum/The Netherlands,Amsterdam オランダ「アムステルダム国立美術館」所蔵。 『天文学者』1668 ![]() 『天文学者』1668年 50.0cmx45.0cm Musée du Louvre/France,Paris パリ「ルーヴル美術館」所蔵。 『士官と笑う女』1658-59 ![]() 『士官と笑う女』1655年〜1660年頃 50.5cmx46cm The Frick Collection/U.S.A.New York ニューヨーク「フリック・コレクション」所蔵。 『真珠の首飾り』1662-65 ![]() 『真珠の首飾りの女』1662年〜1665年頃 51.2cmx45.1cm Staatliche Museen Berlin/Germany,Berlin ドイツ「ベルリン国立絵画館」所蔵。 『リュートを調弦する女』1662-63 ![]() 『リュートを調弦する女』1662年〜1663年頃 51.4cmx45.7cm The Metropolitan Museum Art/U.S.A.New York ニューヨーク「メトロポリタン美術館」所蔵。 『ヴァージナルの前に座る女』1675 ![]() 『ヴァージナルの前に座る女性』1675年頃 51.5cmx45.6cm The National Gallery/Unted Kingdom,London ロンドン「ナショナル・ギャラリー」所蔵。 『ヴァージナルの前に立つ女』1669-71 ![]() 『ヴァージナルの前に立つ女』1669年〜1671年頃 51.8cmx45.2cm The National Gallery/Unted Kingdom,London 「ロンドン・ナショナル・ギャラリー」所蔵。 『ギターを弾く女』1673-74 ![]() 『ギターを弾く女』1672年。 53.0cmx46.3cm Kenwood House/United Kingdom,London ロンドン「ケンウッド・ハウス」所蔵。 『地理学者』1669 ![]() 『地理学者』1669年 53.0cmx46.6cm Städel Museum/Germany,Frankfurt am Main フランクフルト「シュテーデル美術館」所蔵。 『小路』1658-59 ![]() 『小路』1558年〜1559年頃 53.5cmx43.5cm Rijsmuseum/The Netherlands,Amsterdam オランダ「アムステルダム国立美術館」所蔵。 『紳士とワインを飲む女』1658-59 ![]() 『紳士とワインを飲む女』1658年〜1660年頃 66.3cmx76.5cm Staatliche Museen Berlin/Germany,Berlin ドイツ「ベルリン国立絵画館」所蔵。 『合奏』1665-66 ![]() 『合奏』1665年〜1666年頃 69.2cmx62.0cm Isabella Stewart Gardner Museum/U.S.A.Boston ボストン「イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館」所蔵。 『手紙を書く女と召使』1670-72 ![]() 『手紙を書く女と召使い』1670年頃 72.2cmx59.5cm National Gallery of Ireiand/Ireland,Dublin ダブリン「アイルランド・国立美術館」所蔵。 『音楽の稽古』1662 ![]() 『音楽の稽古』1662年〜1665年頃 74.6cmx64.1cm The State Rooms,Buckingham Palace/United Kingdom,london ロンドン「バッキンガム宮殿王室コレクション」所蔵。 『2人の紳士と女』1659-60. ![]() 『ワイングラスを持つ娘』1659年〜1660年頃 77.5cmx66.7cm Herzog Anton Ulrich-Museum/Germany,Braunschweig. ブラウンシュヴァイク「アントン・ウルリッヒ公爵美術館」所蔵。 『窓辺で手紙を読む女』1658-59 ![]() 『窓辺で手紙を読む女』1657年〜1659年頃 83.0cmx64.5cm Staatliche Kunstsammlungen Dresden/Germany,Dresden ドレスデン「アルテ・マイスター絵画館」所蔵。 『眠る女』1656-57 ![]() 『眠る女』1656年〜1657年頃 87.6cmx76.5cm The Metropolitan Museum Art/U.S.A.New York ニューヨーク「メトロポリタン美術館」所蔵。 『女と召使』1667-68 ![]() 『女と召使』1667年〜1668年頃 90.2cmx78.7cm The Frick Collection/U.S.A.New York ニューヨーク「フリック・コレクション」所蔵。 『デルフトの眺望』1659-60 ![]() 『デルフトの眺望』1660年〜1661年頃 96.5cmx115.7cm The Royal Picture Galley Mauritshuis/The Netherlands,Den Haag デン・ハーグ「マウリッツハイス美術館」所蔵 『ダイアナとニンフたち』1655-56 ![]() 『ダイアナとニンフたち』1655年〜1656年頃 98.5cmx105.0cm The Royal Picture Galley Mauritshuis/The Netherlands,Den Haag デン・ハーグ「マウリッツハイス美術館」所蔵。 『聖女プラクセデス』1656 ![]() 『聖女プラクセデス』1656年頃 101.6cmx82.6cm 個人蔵。(フェルメール作品であるか疑われる) 『信仰の寓意』1673-75 ![]() 『信仰の寓意』1673年〜1675年頃 114.3cmx88.9cm The Metropolitan Museum Art/U.S.A.New York ニューヨーク「メトロポリタン美術館」所蔵。 『絵画芸術』1666-67 ![]() 『絵画芸術』1666年〜1667年頃 120.0cmx100.0cm Kunsthistorisches Museum Wien/Austria,Vienna オーストリア「ウィーン美術史美術館」所蔵。 『取り持ち女』1656 ![]() 『取り持ち女』1656年 143.0cmx130.0cm Staatliche Kunstsammlungen Dresden/Germany,Dresden ドレスデン「アルテ・マイスター絵画館」所蔵。 一番大きな作品は ![]() 『マリアとマルタの家のキリスト』1654-55 ![]() 『マリアとマルタの家のキリスト』1654年〜1655年 160.0cmx142.0cm National Galleries of Scotland/United Kingdom(Scotland),Edinbugh 「エディンバラ・ナショナル・ギャラリー」所蔵。 (写真撮影:ほしのきらり) ![]() フェルメールに ![]() ![]() ![]()
最終更新日
2022.05.22 00:10:15
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2022.05.21
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『フェルメール年譜』ヨハネス・フェルメール・・・とは?ザックリ理解できる【保存版】
![]() ヨハネス・フェルメール Johannes Vermeer ![]() 『レースを編む女』1669年〜1670年頃(ルーヴル美術館所蔵) ![]() ![]() ヨハネス・フェルメール Johannes Vermeer (1632-1675) ![]() 1632年10月31日?〜1675年12月15日?(43歳) Jan van der Meer van Delft ヤン・ファン・メール・ファン・デルフト van Delft ファン・デルフトは「デルフトの」という意味。 当時は、他の人と間違えないように地名を入れている。 父は、レイニエル・ヤンスゾーン・フォス フォスは、Vos=キツネを意味するものだが、 のちにファン・デル・メールに性を変更し、 ファン・デル・メール・ファン・デルフト それを短縮して「ヨハネス」に短縮した。 なぜ短縮したかは・・・不明。 フェルメールは・・・ オランダ(ネーデルラント共和国)の画家。 バロック期を代表する画家のひとり。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 【フェルメールの年譜】&その時代の出来事 ・・・オランダ独立から黄金時代へ・・・ 1568年〜1648年、オランダ独立戦争 旧教国スペインから、ネーデルラント北部7州が独立し、 新教国「ネーデルラント連邦共和国」(オランダ)を成立する。 1602年、東インド会社が設立。海洋貿易で栄える。 1627年頃から、父はデルフトの運河沿いで、 酒場兼用の宿屋「空飛ぶ狐亭」を営む。 1652年〜1654年、1665年〜1667年、英蘭戦争。 1631年、父は、画家工芸家のギルド「聖ルカ組合」に属して画商を営む。 1632年10月31日?(フェルメール=0歳)デルフトに誕生。 父=レイニエル・ヤンスゾーン・フォス 母=ディフナ・バルテンスの 第2子として、ヨハネス・フェルメール誕生。 10月31日、デルフトの新教会で洗礼を受ける。 父は、絹織物職人を務める傍ら、パブと宿屋を経営。 1641年(9歳)4月、父がデルフトの マルクト広場に面した住居兼宿屋「メーヘレン』を購入。 1647年(15歳)この頃、おそらく デルフトを出て、画家として修行を始める。 総督フレデリック・ヘンドリック逝去。 1648年(16歳)ミュンスターの講和。 オランダが外交的に独立を認められる。 この頃から50年代前半にかけて、 アムステルダム新庁舎、 ハーグのハイス・テン・ボスを飾るため、 多くの物語画の注文が出される。 1650年(18歳)議会派と総督派が争い、 議会派が勝利。無総督時代が始まる。 1652年(20歳)第一次英蘭戦争(〜1654年)。 建国以来、初めての不況に見舞われる。 10月12日、父死去。新教会に埋葬。 宿屋と画商を引き継ぐ。 おそらくそれを機にデルフトに戻る。 1653年(21歳)4月、裕福なカトリック家の娘、 カタリーナ・ボルネス(21歳)と結婚 ![]() デルフトの有名画家レオナールト・ブラーメルが立会人。 カタリーナの母マーリア・ティンスが結婚に反対したため フェルメールはプロテスタントから、カトリックに改宗。 4月22日、デルフトでへーラルド・テル・ボルフと 同じ証書に証人として署名。 12月29日、デルフトの「聖ルカ組合」に親方画家として加入、 入会金6ギルダーのうち1ギルダー10スタイフェルを払う。 ![]() 作品販売、弟子をとることができるようになる。 1654年(22歳)10月12日、デルフトで火薬庫の大爆発 ![]() 初期の作品の多くを消失した?(現存する作品の少ない理由) フェルメールに影響を与えたと言われる カレル・ファブリティウス(1622〜1654)死去。享年32歳。 地勢的に戦争の一大軍事拠点として、 大量の武器庫がデルフト周辺に備えられていた。 デルフトの3分の1が壊滅的な被害。 ![]() のちの風景画「古路」1658年〜60年頃、 「デルフトの眺望」1660年〜61年頃にも影響? 『マリアとマルタの家のキリスト』1654-55 ![]() まず、キリスト教の宗教画を描く。 『ダイアナとニンフたち』1655-56 ![]() 1656年(24歳)制作年が記された初の作品 『取り持ち女』1656 ![]() ![]() 7月、レンブラントが、自己破産申請をし認められる。 7月14日、聖ルカ組合の入会金未払い部分を完済。 『聖女プラクセデス』1656 ![]() 『眠る女』1656-57 ![]() 1657年(25歳)アムステルダムの画商レニアルムの 財産目録にフェルメールの『聖墳墓詣り』の記載あり。 11月20日、パトロンのピーテル・ファン・ライフェンから 2000ギルダーの借金。 『窓辺で手紙を読む女』1658-59 ![]() 『士官と笑う女』1658-59 ![]() 『牛乳を注ぐ女』1658-59 ![]() 『紳士とワインを飲む女』1658-59 ![]() 『小路』1658-59 ![]() 『デルフトの眺望』1659-60 ![]() 1660年(28歳)イギリス王政復古。 デルフト新教会へのカリヨン取り付け工事が始まる。 12月27日、子どもを亡くす。旧教会に埋葬。 その際の住所には、アウエ・ランゲンデイク、 つまり妻の実家の住所となっていた。 『2人の紳士と女』1660-61 ![]() 『稽古の中断』1660-61 ![]() 1661年(29歳)妻の母(義母)が結婚を承認。 すでに義母の家で生活し、金銭的援助を受けていた。 アトリエは2階北向きの部屋。 1662年(30歳)聖ルカ組合の理事(任期2年)。 組合史上、最年少の理事だった。 『音楽の稽古』1662 ![]() 『窓辺で水差しを持つ女』1662-65 ![]() 『青衣の女』1662-65 ![]() 『真珠の首飾り』1662-65 ![]() 『天秤を持つ女』1662-65 ![]() 『リュートを調弦する女』1662-65 ![]() 1663年(31歳)フランス人美術愛好家で旅行家の バルタザル・ド・モンコニーが来訪するが、 彼の日記には「彼は自分の作品を1点も持っていなかった」 とあり、在庫がほとんどない人気作家だったと思われる。 自宅には作品がなく、パン屋で1点を見る。 彼はパン屋が支払った値段600ギルダーを高いと日記に記した。 1664年(32歳)2月、薬屋に借金。絵具代? ハーグの彫刻家ジャン・ラルリンの遺産中に評価額10ギルダーの 「フェルメールのトロニー、1点」あり、 1665年(33歳)ファン・ライフェンの妻が フェルメールに500ギルダーの遺贈を決める。 ![]() 『赤い帽子の女』1665 ![]() 『手紙を書く女』1665-66 ![]() 『真珠の耳飾りの少女』1665-66 ![]() 『合奏』1665-66 ![]() 1666年(34歳)フランス・ハルス没。 『絵画芸術』1666-67 ![]() 『絵画芸術』が制作される。 1667年(35歳)ブレイスウィック著、 「デルフト市誌」で、存命画家として言及され、 ファブリティウスの後継者として賞賛を受ける。 7月、息子である乳児が死亡。旧教会に埋葬される。 『女と召使い』1667-68 ![]() 1668年(36歳)『天文学者』を制作。(年紀あり) 『天文学者』1668 ![]() 5月14日および6月21日、P.テーデング・ファン・ベルクハウトが、 この両日の日記に「フェルメールという有名な画家を訪問し、 作品を見た」と記す。5月の訪問の折には、おそらくハイエンスも同行。 1669年(37歳)『地理学者』制作(年紀あり) 『地理学者』1669 ![]() 7月、子どもを亡くす。旧教会に埋葬。 10月4日、レンブラント63歳で没する。 アムステルダム市の委託医ヤン・シスムス作成の画家リストに 「ファン・デル・メール、上流の若者たちと城」の記載あり。 『少女』1668-69 ![]() 『レースを編む女』1669-70 ![]() 1670年(38歳)2月、母が亡くなる。 5月、姉が亡くなる。新教会に埋葬する。 400ギルダーの遺産を受ける。 宿屋「メーヘレン」を相続。 10月「聖ルカ組合」理事(任期2年)。 第二次英蘭戦争(〜1674年) 無総督時代が終焉し、ウィレム3世が総督に任命。 ![]() 『恋文』1669-71 ![]() 『ヴァージナルの前に立つ女』1669-71 ![]() 『手紙を書く女と召使』1670-72 ![]() 1672年(40歳)1月24日、亡くなった母より相続した 実家の「メーヘレン」を年間180ギルダーで賃貸に出す。 5月、イタリアの絵画の鑑定のため、 ヨハネス・ヨルダーンスとともにデン・ハーグに行く。 『ヴァージナルの前の女』1670年頃 ![]() ・・・オランダの衰退・・・ 1672年〜1674年、第3次英蘭戦争。 1672年〜1678年、フランスからも侵略され、 政治が不安定になり、経済が逼迫する。 1660年代後半からフェルメールは・・・ 家作や債券の利息で暮らす金利生活の義母の代理人として 資金運用や賃貸金の仕事に携わっていた。 経済の悪化で収入が滞り、 その取り立てのためにオランダ各地を回る。 制作に専念できず? 1673年(41歳)この頃より没年まで、 義母の代理として貸金の回収に奔走する。 6月、子どもを亡くす。旧教会に埋葬される。 8000ギルダーに上る再建を売却。 絵は売れず!生活に困窮する。 『ギターを弾く女』1673-74 ![]() ![]() 『信仰の寓意』1673-75 ![]() 1674年(42歳)この年までのデルフト市民防衛隊の名簿に 「ヤン・ファン・デル・メール」の名がある。 この年の義母の納税額は130ギルダー。 財産は逆算すると26,000ギルダーになる。 フェルメールの娘マリーアが結婚 ![]() 7月20日、1000ギルダーの借金。 1675年(43歳)12月15日? デルフト市の妻の実家で、フェルメール死去。(死因不明) 11人の子ども(8人が25歳未満)が残された。 12月16日、旧教会に埋葬。 『ヴァージナルの前に座る女』1675 ![]() 現存する最後の作品。 1676年(没後)、 2月、デルフト市の公証人助手・J・ファン・フェーンが財産目録作成。 乳鉢、石机、白の毛皮縁つき黄色のサテンのガウン、 ![]() 油彩画など詳細な記載。絵具自製の道具や絵のモティーフに使われたもの? 4月、妻カタリーナ・ボルネスが自己破産を申請。 妻の証言では、晩年のフェルメールは健康を害していたという。 「11人の子どもを抱え、そのうえに亡き夫は 数年前のフランス国王との戦争以来、ほとんど あるいは全くの無収入の状態であり、 購入し扱っていた絵も大損を覚悟で 子どもの養育のために売却せねばならなかった。 このため、かなりの借金を負っていた」。 9月、義母がすべての財産を フェルメールの子どもに遺贈すると遺言状を書き換える。 アントニ・ファン・レーウェンフックが遺産管財人に任命される。 1677年(没後2年) 3月、カタリーナと義母が、 ![]() 『絵画芸術』は手元に残すように訴えるが、 借金返済のために同作品も競売にかけることになる。 「聖ルカ組合」会館で遺産の絵画の売り立てを開催。 1696年(没後19年) 5月、21作品がアムステルダムでディシウス競売にかけられる。 (写真撮影:ほしのきらり) ![]() フェルメールに ![]() ![]() ![]()
最終更新日
2022.05.21 00:10:13
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2022.05.20
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フェルメール全作品一覧(真筆かどうかも含めて)37点です〜個人的に【きらりの改定版】
![]() ヨハネス・フェルメール Johannes Vermeer ![]() 『真珠の耳飾りの少女』1665年〜1666年 フェルメールは、架空のヒロインをモデルとし、 当時、海洋貿易で栄えたデルフトの街にもたらされた 斬新な異国情緒をたっぷり盛り込んだ 新しい時代の少女像を描きました ![]() ヨハネス・フェルメール Johannes Vermeer (1632-1675) ![]() 1632年10月31日?〜1675年12月15日?(43歳没) Jan van der Meer van Delft ヤン・ファン・メール・ファン・デルフト オランダ(ネーデルランド共和国)デルフトの画家。 バロック期を代表する画家のひとり。 フェルメールの現存作品は、32点〜37?点 (4点ほどがフェルメールの真筆か疑わしいが) とりあえず制作年代順に鑑賞してみましょう ![]() 【フェルメール作品一覧】 1作目.『マリアとマルタの家のキリスト』1654-55 ![]() Christus in het huis van Martha en Maria 『マリアとマルタの家のキリスト』1654年〜1655年 油彩 カンヴァス 160.0cmx142.0cm National Galleries of Scotland/United Kingdom(Scotland),Edinbugh 「エディンバラ・ナショナル・ギャラリー」所蔵。 ![]() 現存するフェルメール作品のうちで最大の大きさ。 画家として駆け出しのフェルメールが描いた ごく初期の作品で主題は新約聖書のルカ伝による。 姉のマルタ(中央上)は食事の支度をしているが 妹のマリア(左下)は手伝いもせず イエス(右側)の話を熱心に聞いている。 姉マルタが妹マリアが働かない不満を言うと イエスは・・・ 「必要なものは少ない。マリアは良いほうを選んだ」 と諭したと言うエピソードが描かれた。 2作目.『聖女プラクセデス』1656 ![]() Sint Praxdis.c,1655 『聖女プラクセデス』1656年頃 油彩 カンヴァス 101.6cmx82.6cm 個人蔵。(フェルメール作品であるか疑われる) F.フィケレッリ「聖女プラクセデス」を参考にしたと思われる。 フィケレッリの聖女は、両手でスポンジを持っているが、 フェルメールらしきこの作品では、十字架を持っているし 描法や色彩が微妙に違うが、ほぼコピーと思われる。 3作目.『ダイアナとニンフたち』1655-56 ![]() Diana en haar Nimfen 『ダイアナとニンフたち』1655年〜1656年頃 (ニンフに囲まれたダイアナ) 油彩 カンヴァス 98.5cmx105.0cm The Royal Picture Galley Mauritshuis/The Netherlands,Den Haag デン・ハーグ「マウリッツハイス美術館」所蔵。 フェルメールの初期の物語画の一つと言われるが、 同時期に描かれた『マリアとマルタの家のキリスト』とは 描法が大きく異なり、ヴェネツィア的である。 4作目.『取り持ち女』1656 ![]() De koppelaar Ster.1656 『取り持ち女』1656年 (娼婦) 油彩 カンヴァス 143.0cmx130.0cm Staatliche Kunstsammlungen Dresden/Germany,Dresden ドレスデン「アルテ・マイスター絵画館」所蔵。 フェルメールが宗教画から風俗画へと転向する過渡期の作品。 赤い服を着た男の右手から女にコインを手渡す それを受け取る黄色い服の女。 左側の男がフェルメールであると推測される その間に黒い姿の取り持ち女が描かれている。 5作目.『眠る女』1656-57 ![]() A Maid Asleep.ca.1656-57 『眠る女』1656年〜1657年頃 油彩 カンヴァス 87.6cmx76.5cm The Metropolitan Museum Art/U.S.A.New York ニューヨーク「メトロポリタン美術館」所蔵。 フェルメール 作品で最初の「風俗画」とされる作品。 のちの風俗画に比べると大きめの画面。 若い女性の単身を描いているが、 X線で見ると元々は、 奥の部屋に男性とドアーの前に犬が描かれていた。 6作目.『窓辺で手紙を読む女』1658-59 ![]() Brieflezend meisje bij het.1657-59 『窓辺で手紙を読む女』1657年〜1659年頃 (開いた窓のそばで手紙を読む若い女) 油彩 カンヴァス 83.0cmx64.5cm Staatliche Kunstsammlungen Dresden/Germany,Dresden ドレスデン「アルテ・マイスター絵画館」所蔵。 『眠る女』に比べすっきりとした空間を作り出したが、 最近修復され・・・右上に ![]() 「片手を上げるキューピッド」が現れ 女性が読む手紙は恋文であるとの暗示だが、 フェルメール自身が消したとすると・・・。 7作目.『士官と笑う女』1658-59 ![]() De Soldaat en het Lachende Meisje,1655-60 『士官と笑う女』 (士官と笑う娘)1655年〜1660年頃 油彩 カンヴァス 50.5cmx46cm The Frick Collection/U.S.A.New York ニューヨーク「フリック・コレクション」所蔵。 フェルメール的なモティーフが勢ぞろいした風俗画。 窓辺の人物、二人の男女の会話、 大きな地図、ライオンの頭のついた椅子。 反射光の処理、透視法を意識した構図。 8作目.『牛乳を注ぐ女』1658-59 ![]() Het melkmeisje,c.1957 『牛乳を注ぐ女』1657年〜1658年頃 油彩 カンヴァス 45.5cmx41.0cm (部分)東京・上野の森美術館外部展示ポスター撮影 Rijsmuseum/The Netherlands,Amsterdam オランダ「アムステルダム国立美術館」所蔵。 20代後半に描いた、 フェルメール初期の代表作。 どっしりとした女性が、 台所で一心に牛乳を器に注ぐ。 彼女はパンを牛乳で煮る準備をしている。 当時のオランダの庶民は、 硬くなったパンをパンプディング風にして食べた。 9作目.『紳士とワインを飲む女』1658-59 ![]() Het glas wijn,1658-1660 『紳士とワインを飲む女』1658年〜1660年頃 (ワイングラス) 油彩 カンヴァス 66.3cmx76.5cm Staatliche Museen Berlin/Germany,Berlin ドイツ「ベルリン国立絵画館」所蔵。 (部分)東京・上野の森美術館外部展示ポスター撮影 男女がワインを飲むという主題は、 当時の画家により盛んに描かれていた。 フェルメールの初期の作品で、 まだ試行錯誤している形跡があるが、 洗練された様式が出来上がりつつある作品。 10作目.『小路』1658-59 ![]() Het Straatjd 1558-1559 『小路』1558年〜1559年頃 (デルフトの小路) 油彩 カンヴァス 53.5cmx43.5cm Rijsmuseum/The Netherlands,Amsterdam オランダ「アムステルダム国立美術館」所蔵。 1696年『デルフトの数軒の家の眺め』として オークシションにかけられた作品と思われる。 フェルメールは都市風景画を新しいモティーフとして、 室内画から戸外に出ても明るい色彩で描いている。 場所は、デルフトのVlamingstraat 40-2番地。 11作目.『デルフトの眺望』1659-60 ![]() Gezicht op Delft,1660-61 『デルフトの眺望』1660年〜1661年頃 油彩 カンヴァス 96.5cmx115.7cm The Royal Picture Galley Mauritshuis/The Netherlands,Den Haag デン・ハーグ「マウリッツハイス美術館」所蔵 フェルメールの暮らしたデルフトの南側から 眺めた風景を描いた個人的に大好きな作品です。 画面を多く占めたオランダの空には、 上部に怪しい黒い雲に中央部分には日が差して 画面に奥行きとリズム感を与えている。 フェルメールはデルフトの街に少し脚色を加え 理想化した中世の街を描いている。 12作目.『2人の紳士と女』1659-60. ![]() Dame en twee heren.1659-1660 『ワイングラスを持つ娘』1659年〜1660年頃 (二人の紳士と女)(二人の紳士と婦人) 油彩 カンヴァス 77.5cmx66.7cm Herzog Anton Ulrich-Museum/Germany,Braunschweig. ブラウンシュヴァイク「アントン・ウルリッヒ公爵美術館」所蔵。 フェルメールの成熟期の初めに位置する、 フェルメール独自の空間へと変貌する過渡期の作品。 画面を横型から縦型に変え、 床の部分を切り取ったり、 フェルメールは透視法的に正確に構成された空間を、 いかに人の住まう空間にするかが課題であった。 13作目.『稽古の中断』1660-61 ![]() Onderbreking van de muziek.1660-61 『稽古の中断』1660年〜1661年頃 油彩 カンヴァス 39.3cmx44.4cm The Frick Collection/U.S.A.New York ニューヨーク「フリックコレクション」所蔵。 シタールの稽古を中断した二人の男女は、 後ろの壁にかかるキューピッドの絵、 机の上の楽器、ワインなどのモティーフから 二人は恋人同士であることを強調させている。 14作目.『音楽の稽古』1662 ![]() De muziekles.1662-1665 『音楽の稽古』1662年〜1665年頃 油彩 カンヴァス 74.6cmx64.1cm The State Rooms,Buckingham Palace/United Kingdom,london ロンドン「バッキンガム宮殿王室コレクション」所蔵。 フェルメールの成熟期の作品である。 窓からの光が部屋のモティーフを光と影で表現され、 室内は、ゆったりとした空間が切り取られ モティーフの相互の関係が見事に整っている。 15作目.『窓辺で水差しを持つ女』1662-65 ![]() Vrouw met waterkan.1664-1665 『水差しを持つ女』1664年〜1665年 (窓辺で水差しを持つ女) 油彩 カンヴァス 45.7cmx40.6cm The Metropolitan Museum Art/U.S.A.New York ニューヨーク「メトロポリタン美術館」所蔵。 清々しく白い頭巾をかぶった女性が穏やかで清楚である。 右上の地図で世俗の世界を示してはいるが、 洗面器に水差しを持ち身を清める女性。 洗面器と水差しは15世紀以来『受胎告知』、 純血のシンボルとして描かれた。 16作目.『青衣の女』1662-65 ![]() Brieflezende vrouw in het blauw.c.1665 せいいのおんな 『青衣の女』1665年頃 (手紙を読む青衣の女) 油彩 カンヴァス 46.6cmx39.1cm Rijsmuseum/The Netherlands,Amsterdam オランダ「アムステルダム国立美術館」所蔵。 手紙を読んでいる女性を描いているが よく似た構図の「真珠の首飾りの女」のように 光がさす方向に窓は描かれなかった。 一心に手紙に集中している様子。 使われた色彩は、青・白・黄色で実に大胆である。 フェルメールが自らの色彩の力、構成の力を 試しているかのような熱い意欲に満ちた作品。 17作目.『真珠の首飾り』1662-65 ![]() Vrouw met parel ketting.1662-65 『真珠の首飾りの女』1662年〜1665年頃 (真珠の首飾り) 油彩 カンヴァス 51.2cmx45.1cm (部分)東京・上野の森美術館外部展示ポスター撮影 Staatliche Museen Berlin/Germany,Berlin ドイツ「ベルリン国立絵画館」所蔵。 フェルメールの最高傑作の一つと讃えられる作品。 鏡を見ながら身繕いをする女は、 かすかに微笑んでうっとりしている。 窓から差し込む柔らかな光が見事に描かれ 黄色いサテン上衣と真珠に当たる輝きは、 光の魔術師ならではの技量が凝縮している。 18作目.『天秤を持つ女』1662-65 ![]() Perrlweegster.1662-65 『天秤を持つ女』1662年〜1665年頃 (真珠を量る女)(秤を持つ婦人) 油彩 カンヴァス 42.5cmx38.0cm National Gallery of Art/U.S.A.Washington,D.C. 「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」所蔵。 窓辺の光はカーテンに遮られ薄暗い、 女性は薄暗い部屋で天秤を見つめているが、 秤の中には金も真珠も入っていない。 女性の頭の辺りの画中画「最後の審判」は、 神に変わって大天使ミカエルが人の魂を量るが、 神の光に照らされた女性の日々の営みが 最後の審判と重なりあっている。 19作目.『リュートを調弦する女』1662-63 ![]() woman with a Lute near a Window.1662-63 『リュートを調弦する女』1662年〜1663年頃 (窓辺でギターを弾く女) 油彩 カンヴァス 51.4cmx45.7cm The Metropolitan Museum Art/U.S.A.New York ニューヨーク「メトロポリタン美術館」所蔵。 フェルメールは、楽器を多く登場させているが この作品で彼女はリュートを調弦している様子。 床にもヴィオラ・ダ・ガンバが置かれている。 当時は楽器を上手に弾くことは、 自分をアピールして恋の相手を見つける為であった。 20作目.『赤い帽子の女』1665 ![]() The Girl with the Red Hat oil on Panel,c.1665 『赤い帽子の女』1665年頃 『赤い帽子の娘』 油彩 板 22.8cmx18.0cm National Gallery of Art/U.S.A.Washington,D.C. アメリカ「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」所蔵。 赤い帽子の女・赤いボウスの娘との題であるが 女性か男性か?中性的に描かれているが 元々は、男性像が描かれていたらしい。 フェルメール作品で「板」のパネルに描かれた珍しい作品。 板に描かれたためにカンヴァスより 鼻、唇、イヤリング、衣装に光沢感が出ている。 21作目.『手紙を書く女』1665-66 ![]() Briefschrijverde vrouw.1665-1666 『手紙を書く女』1665年〜1666年 油彩 カンヴァス 45.0cmx39.9cm 東京・上野の森美術館「フェルメール展」にて(部分) National Gallery of Art/U.S.A.Washington,D.C. アメリカ「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」所蔵。 手紙を書く手を止めて、 こちらをじっと見つめてかすかに微笑む女。 満ち足りた表情から、彼女の幸福感が伝わる絵。 フェルメールは手紙を主題にした作品を6点描いたが 登場人物が鑑賞者に目を向けているのはこの作品だけ。 モデルは、不明。 22作目.『真珠の耳飾りの少女』1665-66 ![]() Meisje met palel.1665-66 『真珠の耳飾りの少女』1665年〜1666年頃 (青いターバンの娘) 油彩 カンヴァス 44.5cmx39.0cm The Royal Picture Galley Mauritshuis/The Netherlands,Den Haag デン・ハーグ「マウリッツハイス美術館」所蔵。 オランダのモナ・リザと呼ばれ・・・ 振り向きざまに肩越しにこちらを見る大きな瞳と大きな耳飾り フェルメール作品の中でもっとも人気が高い作品。 1881年のオークションで出された時には、 あまりにも汚れていてその価値に気づく者もなく たったの2ギルダー30セントで落札された。 23作目.『合奏』1665-66 ![]() Concert.1665-66 『合奏』1665年〜1666年頃 油彩 カンヴァス 69.2cmx62.0cm Isabella Stewart Gardner Museum/U.S.A.Boston ボストン「イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館」所蔵。 1990年に盗難にあい2022年5月現在も行方不明の作品。 ほぼ同じサイズの「音楽の稽古」と対作品と言われ 主題も類似している。 厚塗りは姿を消し、布の質感と光沢を視覚化する 後期の手法が始まっている。 24作目.『絵画芸術』1666-67 ![]() De schilderkunst.1666-67 『絵画芸術』1666年〜1667年頃 『絵画の寓意』(絵画のアレゴリー) 油彩 カンヴァス 120.0cmx100.0cm Kunsthistorisches Museum Wien/Austria,Vienna オーストリア「ウィーン美術史美術館」所蔵。 フェルメール作品の中で3番目に大きい寓意に満ちた作品。 トロンボーン、月桂樹の冠、書物、シャンデリア、 壁に掛かった地図などの小物に寓意が散りばめられている。 デルフトの「聖ルカ組合」に寄贈するために制作されたと 思われるがフェルメールが没するまで手元に置かれた それは義理の母の希望であったかも知れない。 25作目.『女と召使』1667-68 ![]() Dame en dienstbode. 『女と召使』1667年〜1668年頃 (女主人と女中)(婦人と召使) 油彩 カンヴァス 90.2cmx78.7cm The Frick Collection/U.S.A.New York ニューヨーク「フリック・コレクション」所蔵。 1660年代終わりからのフェルメールの特徴 召使いを描き入れている。 黄色の上衣、青のテーブルクロス、 インク壺、小箱などを描き互いに親近感を感じるが、 この作品の方が一段と簡略化され様式の変化を感じる。 26作目.『天文学者』1668 ![]() Astronoom.c.1668 『天文学者』1668年 油彩 カンヴァス 50.0cmx45.0cm Musée du Louvre/France,Paris パリ「ルーヴル美術館」所蔵。 『地理学者』とともに珍しく年記が入る作品。 男性単身像は『天文学者』と『地理学者』のみ。 このモティーフは古くから描かれていたものだが、 書斎での学者たちの伝統にならった情景である。 書斎の部屋は、やや暗く、机、書物、化学器具が置かれ、 学者がひとり、研究に没頭している。 ゆったりと、身体によく合った青い部屋着をきて、 椅子から立ち上がり、明るい色彩の天球儀に手を触れている。 天球儀の前には、天文観測議、コンパス、 天文学者が調べものをしていた本が開かれている。 後ろの戸棚の上には三つの円形のある平面天体図が掛かっている。 27作目.『地理学者』1669 ![]() Geograf.c.1669 『地理学者』1669年 油彩 カンヴァス 53.0cmx46.6cm Städel Museum/Germany,Frankfurt am Main フランクフルト「シュテーデル美術館」所蔵。 『地理学者』の部屋は、 天文学者の部屋よりも明るく照らされている。 彼の知識の世界が、天文学者の場合よりも、 まるでより理論的で、それほど神秘的ではないかのようである。 彼は、手にコンパスをもち、光のほうへ向かっているように見える。 人生においてとるべき進路を、 正しい手引きと注意深い計算によって、 地図に書き込む道具をもっていると確信して。 28作目.『少女』1668-69 ![]() Meisjeskopje. 『少女』1665年〜1677年頃 『若い女の肖像』 油彩 カンヴァス 44.5cmx40.0cm The Metropolitan Museum Art/U.S.A.New York ニューヨー「メトロポリタン美術館」所蔵。 顔は繊細な肉付けが施されている。 すなわち光と影のニュアンスが、精巧に現わせている。 輪郭や目鼻立ちはやわらかく形をとっている。 1660年代半ば以降の他の作品の場合と同じように、 はっきりした線で、形を決めていくことを避けていたからである。 色彩のニュアンスもまた明らかである。 衣装から反射する光が、少女の顎と額に、 青みを帯びた影を落としている。 29.『フルートを持つ女』1665-1670 ![]() Meisje met de fluit. 『フルートを持つ女』1665年〜1670年頃 油彩 板 20.0cmx17.8cm National Gallery of Art/U.S.A.Washington,D.C. ワシントンD.C.「ナショナル・ギャラリー」所蔵。 『赤い帽子の女』とこの作品2点のみが板に描かれている。 フェルメール周辺の画家の作品とされている。 30作目.『レースを編む女』1669-70 ![]() Kantklosster,c.1670 『レースを編む女』1670年頃 『レースを編む娘』 油彩 カンヴァス 23.9cmx20.5cm Musée du Louvre/France,Paris パリ「ルーヴル美術館」所蔵。 レース編みに集中する女性の姿が描かれた小さな作品。 うつむいて手元を見つめる右方向から柔らかな光がさす。 『牛乳を注ぐ女』のように補色を基調とした 青と黄色、赤と緑と色使いに目を奪われる。 31作目.『恋文』1669-71 ![]() Liebesbrief,1669-1671 『恋文』1669年〜1671年頃 油彩 カンヴァス 44.0cmx38.5cm Rijsmuseum/The Netherlands,Amsterdam オランダ「アムステルダム国立美術館」所蔵。 フェルメール作品で後期に当たる作品で、 実に多くのモティーフが描かれていて、 それぞれに意味を持たせて想像力を楽しませている。 画面手前に扉があり鑑賞者には、 隣の部屋をこっそり覗き見をしている気分にさせる。 この構図は、当時の他の画家も描いている。 32作目.『ヴァージナルの前に立つ女』1669-71 ![]() Staande Klavichordspeelster,1669-1671 『ヴァージナルの前に立つ女』1669年〜1671年頃 『ヴァージナルの前に立つ婦人』 油彩 カンヴァス 51.8cmx45.2cm The National Gallery/Unted Kingdom,London 「ロンドン・ナショナル・ギャラリー」所蔵。 最盛期の繊細さと晩年の簡略化が程よく混在した作品。 女性の大きく膨らんだちょうちん袖は1670年代の流行。 画中画のキューピッドと女性のドレスは緻密に描かれているが 最盛期のような厚塗りや極端な反射光の表現は控えめである。 33作目.『手紙を書く女と召使』1670-72 ![]() Schrijvende vrouw met dienstbode,1670-1671 『手紙を書く婦人と召使い』 『手紙を書く女と召使』1670年頃 油彩 カンヴァス 72.2cmx59.5cm National Gallery of Ireiand/Ireland,Dublin ダブリン「アイルランド・国立美術館」所蔵。 (撮影:東京・上野の森美術館「フェルメール展」外部展示物。部分) 前のめりになり、 手紙をしたためることに夢中になっている女性の脇に、 少々あきれ顔で両腕を組み、 窓の外に目をやる使用人。 カーテンを透かし部屋に入り込む 穏やかな光とは対照的に、 何かただならない事情が 女性にはあるように見える。 画面手前の床に開封し放られた手紙は、 愛しい人からの よからぬ内容だったのかもしれない。 それは壁にかけられた絵 『モーゼの発見』が、 敵対する者の争いを鎮めるという 説話であることからも憶測できる。 34.『ヴァージナルの前の女』1670年〜1672年頃 ![]() A Young Woman Seated at the Virginals. 『ヴァージナルの前に座る女』1670年頃 油彩 カンヴァス 24.5cmx19.5cm ラスヴェガス・個人蔵。 19世紀初めからフェルメール作品か調査されていた。 もっとも最近になって、 フェルメール作品であることが判明した作品。 35作目.『ギターを弾く女』1673-74 ![]() The Guitar Player. 『ギターを弾く女』1672年。 油彩 カンヴァス 53.0cmx46.3cm Kenwood House/United Kingdom,London ロンドン「ケンウッド・ハウス」所蔵。 フェルメールの後期の作風の中で、 もっとも美しい作品の一つである。 鮮明に描かれた像と放射する色彩は、 作品に鮮やかな光輝性を与えている。 1670年代の作品においてフェルメールは、 もはや正確な材質感の描出に関心を示していない。 筆づかいは初期の作品では、材質感より、 色彩のパターンを強調していたが、 その頃よりいっそう自由になり表現が豊かになった。 顔も違った処置がとられている。 その表情は皮相的で自制を欠いている。 36作目.『信仰の寓意』1673-75 ![]() Allegorie op het geloof,1673-75 『信仰の寓意』1673年〜1675年頃 油彩 カンヴァス 114.3cmx88.9cm The Metropolitan Museum Art/U.S.A.New York ニューヨーク「メトロポリタン美術館」所蔵。 『絵画芸術』に続く本格的な寓意画である。 寓意画ではあるが、一般市民の家を描いているため 地球儀を足で踏む女性や、石の下敷きになった蛇は どう見ても場違いで不自然に感じる。 37作目.『ヴァージナルの前に座る女』1675 ![]() Zittende Klavichordspeelster,c.1675 『ヴァージナルの前に座る女性』1675年頃 油彩 カンヴァス 51.5cmx45.6cm The National Gallery/Unted Kingdom,London ロンドン「ナショナル・ギャラリー」所蔵。 フェルメール最晩年の作品において 物体の表現の材質感に対する関心は矛盾した効果をもたらす。 彼の筆づかいは材質感を表現する役割から解き放たれたかのように、 より抽象的になってきている。 画面全体の色彩は非常に鮮やかで、にごりのない色質である。 しかしながら表面的なパターンとそれから生ずる 形態の単純化に対する関心から人物は気の抜けたようになり、 表情が乏しくなってしまった。 この最後の作品は多くの点で当然、 画家としてのフェルメールの展開の頂点である。 (写真撮影:ほしのきらり) ![]() フェルメールに ![]() ![]() ![]()
最終更新日
2022.05.20 00:10:11
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2022.05.19
カテゴリ:美術館・博物館
ヨナネス・フェルメールの現存する作品を制作年代順に並べてメモってみました〜
![]() ヨハネス・フェルメール Johannes Vermeer 1632年〜1675年(43歳没) 代表作のひとつ『牛乳を注ぐ女』 ![]() The Kitchen Maid (The Milkmaid)1658-1659 ![]() ![]() 制作年代順 作品名 制作年 所蔵場所 1『マリアとマルタの家』1654年〜1655年頃 エディンバラ・ナショナル・ギャラリー 2『聖女プラクセデス』1656年頃 個人蔵 3『ディアナとニンフたち』1655年〜1656年頃 ハーグ・マウリッツハイス美術館 4『取り持ち女』1656年 ドレスデン絵画館 5『眠る女』1657年頃 ニューヨーク・メトロポリタン美術館 6『窓辺で手紙を読む女』1657年頃 ドレスデン絵画館 7『小路』1657年〜1658年頃 アムステルダム国立美術館 8『士官と笑う女』1658年〜1660年頃 ニューヨーク・フリック・コレクション 9『牛乳を注ぐ女』1658年〜1660年頃 アムステルダム国立美術館 10『ワイングラス』1658年〜1660年頃 ベルリン国立美術館 11『ワイングラスを持つ娘』1659年〜1660年頃ブラウンシュヴァイク・アントン・ウルリッヒ公美術館 12『中断された音楽の稽古』1660年〜1661年頃 ニューヨーク・フリック・コレクション 13『デルフトの眺望』1660年〜1661年頃 ハーグ・マウリッツハイス美術館 ![]() 14『音楽の稽古』1662年=1664年頃 バッキンガム宮殿王室コレクション 15『青衣の女』1663年〜1664年頃 アムステルダム国立美術館 16『天秤を持つ女』1664年頃 ワシントン・ナショナル・ギャラリー ![]() 17『リュートを調弦する女』1664年頃 ニューヨーク・メトロポリタン美術館 18『真珠の首飾りの女』1664年頃 ベルリン国立美術館 19『水差しを持つ女』1664年〜1665年頃 ニューヨーク・メトロポリタン美術館 20『手紙を書く女』1665年頃 ワシントン・ナショナル・ギャラリー 21『赤い帽子の女』1665年〜1666年頃 ワシントン・ナショナル・ギャラリー 22『真珠の耳飾の少女』1665年〜1666年頃 デン・ハーグ・マウリッツハイス美術館 ![]() 23『合奏』1665年〜1666年頃 イザベラ・スチュアート・ガードナー美術館 24.『フルートを持つ女』1665年〜1670年頃 ワシントン・ナショナル・ギャラリー (フェルメール周辺の作品) 25『絵画芸術』1666年〜1667年頃 ウィーン美術史美術館 26『少女』1666年〜1667年頃 ニューヨーク・メトロポリタン美術館 27『婦人と召使い』1667年頃 ニューヨーク・フリック・コレクション 28『天文学者』1668年 パリ・ルーヴル美術館 ![]() 29『地理学者』1669年 フランクフルト・シュテーデル美術館 30『レースを編む女』1669年〜1670年頃 パリ・ルーヴル美術館 31『恋文』1669年〜1670年頃 アムステルダム国立美術館 32『ギターを弾く女』1670年頃 ロンドン・ケンウッドハウス 33『手紙を書く女と召使い』1670年頃 ダブリン・ナショナル・ギャラリー 34『ヴァージナルの前に座る若い女』1670年頃 個人蔵 35『信仰の寓意』1671年〜1674年頃 ニューヨーク・メトロポリタン美術館 ![]() 36『ヴァージナルの前に立つ女』1672年〜1673年頃 ロンドン・ナショナル・ギャラリー 37『ヴァージナルの前に座る女』1675年頃 ロンドン・ナショナル・ギャラリー ![]() ![]() ヨハネス・フェルメール Johannes Vermeer (1632-1675) ![]() 1632年10月31日?〜1675年12月15日?(43歳) Jan van der Meer van Delft ヤン・ファン・メール・ファン・デルフト van Delft ファン・デルフトは「デルフトの」という意味。 当時は、他の人と間違えないように地名を入れている。 父は、レイニエル・ヤンスゾーン・フォス フォスは、Vos=キツネを意味するものだが、 のちにファン・デル・メールに性を変更し、 ファン・デル・メール・ファン・デルフト それを短縮して「ヨハネス」に短縮した。 なぜ短縮したかは不明。 フェルメールは現在人気がとても高い画家。 オランダ(ネーデルラント共和国)デルフトの画家。 バロック期を代表する画家のひとり。 (写真撮影:ほしのきらり) ![]() フェルメールに ![]() ![]() ![]()
最終更新日
2022.05.19 00:10:18
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