2020/01/07(火)00:10
聖カトリーヌの神秘の結婚 聖カタリナの神秘の結婚 聖ヨハネの祭壇画 ハンス・メムリンク 代表作 メムリンク美術館 裏側も忘れずに拝見!
メムリンク美術館の一番奥までやってまいりました〜ミーちゃんときらり。2019年春の訪問であります♪
ハンス・メムリンクの代表作の前に到着いたしましたウキウキ
きらりのわがまま『ベルギー旅日記』ブルージュ編(27回)
『メムリンク美術館』
さぁ〜素晴らしいこの空間を楽しみましょう
良いのでしょうかね〜静かで贅沢な鑑賞です。
「聖カトリーヌの神秘の結婚」
「聖カタリナの神秘の結婚」?
1474-1479年ごろ
Altarpiece of the Mystical Marriage of St.Catherine
とうとう〜こんなに接近しての 鑑賞です
15世紀にこの写実ですよ
初期ネーデルランド絵画の
画家「ハンス・メムリンク」の代表的な作品のひとつ
この三連祭壇画の中央には172cm×172cm
「玉座の聖母子」と
4世紀の聖女でイエスと婚姻体験を持つ逸話で有名な
「聖カタリナの神秘の結婚」や諸聖人が描かれています
聖カタリナに指輪をはめている幼子イエス
マリアのモデルは・・・
マリー・ド・ブルゴーニュとの噂。
精密な写実です。
15世紀の素晴らしい表現です〜
絨毯の質感に見とれてしまいました。
メムリンク自身も描かれている。
左翼部分には
左翼「洗礼者ヨハネの斬首」172cm×79cm
へデロ王の娘サロメが舞踏の見返りとして
洗礼者ヨハネの首を求めた為に
洗礼者ヨハネが斬首された場面が描かれている。
右翼部分には
右翼「パトモス島の福音書記者聖ヨハネ」172cm×79cm
福音書記者ヨハネが流刑で辿り着いた
パトモス島で黙示録を記したとされる
伝説の場面を描いております。
三連祭壇画には、両翼を閉じた時に
正面となる部分がありますが・・・
ここでは、その説明が詳しく記されております。
(日本語は、ありません!)
閉じている状態の説明
閉じた時は、こんな感じです。
私は、裏に回って本物を見て来ましたよ
閉じた時の表面に描かれた左側
左側には・・・
「聖ヒエロムニス、パドヴァの聖アントニウスと
2人の寄進者アントニオ・セーヘルスとヤコブ・デ・ケウニンク」
閉じた時の表面になる右側
右側には・・・
「聖アグネス、聖クララと2人の女性寄進者
アグネス・カセンブルードとクララ・ヴァン・フルセン」
聖ヨハネ病院の看護人と婦長さんが描かれています。
メムリンクは、お世話になったという感謝を込めての事ですね
十字架のイエス
メムリンク美術館の一番奥の祭壇
ステンドグラスは、上品でした。
・・・つづく・・・
メムリンクにぽち