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「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

ほしのきらり。

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2020.08.03
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カテゴリ:美術館・博物館
​​ルノワールの『読書する少女』ほっぺをピンクに染めて微笑みながら読書しています〜♪それは、ルノワールの理想の女性像なのでしょうか!?


手書きハートピエール=オーギュスト・ルノワール手書きハート
​ Pierre-Auguste Renoir​
1841年2月25日〜1919年12月3日(78歳没)

​La Liseuse ​(1874-1876)​​

Huile sur toile

46.5cm38.5cm


『読書する少女』1874年〜1876年​


油彩・カンヴァス


​​パリ『オルセー美術館』所蔵​​


1876年、エドモンド・デュランティ(1833年〜1880年)は、


ドガにこのような言葉を贈っている。


「彫刻家や画家は、

 上向きの鼻に小さな目をした

 細身で、軽やかで、

 快活な女性をその妻や愛人とする。

〔・・・]ところが、

 彼らの心や精神が理想とするこのような女性は、

〔・・・]彼らが絵画や彫像のなかに

 作り上げようと腐心する「女性像」とは

 まったく正反対の存在なのである。

 彼らは、陰鬱で、厳格で、

 馬のようにたくましい女性を求め

 ギリシャに回帰する。

 いつかはおそらく、生き生きとして

 上向きの鼻をしたフランス人女性が

 真っ直ぐな鼻にがっしりとした顎を持つ

 大理石のギリシャ女性を駆逐してしまうだろう」。


本に夢中になり、その顎がピンクの胸飾りの中に隠れてしまった


ルノワールの『読書する少女』は・・・


デュランティが言う現代の


「生き生きとしたフランス人女性」の好例である。


ルノワールは・・・


モデルの心理や周囲の環境(おそらくカフェだろう)


については、何も明らかにしていない。


彼は、光に照らされた彼女の顔に集中するべく


この若い娘を間近から捉え


豊かな髪の金色と


画面のところどころに見える黒


頬と口元のピンクがかった赤との対比の効果を強調しており


それは彼が


生涯を通じて参照していたふたりの芸術家


ジャン・オノレ・フラゴナールと

『読書する娘』1775年頃


フランソワ・ブーシェ 

『ポンパドゥール夫人』1756年


へのオマージュとなっている。

(資料:S.P. /s,i.様より)


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最終更新日  2020.08.03 00:10:10
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