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カテゴリ:美術館・博物館
ワシントンD.C.「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」には、ドガの踊り子の作品が多く展示してあります
![]() ![]() ![]() ![]() The Dancers c.1899 『四人の踊り子』1899年頃 151.0cmx180.0cm 「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」所蔵。 バレエの踊り子を描いたドガ65歳頃の作品 ![]() 踊りながら、あら〜っ。また肩紐がずれたわ!! そんな興味深い動きのある 画面の端っこに描かれた踊り子たち ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() エドガー・ドガ ![]() Edgas Degas 1834年7月19日〜1917年9月27日(83歳没) フランス印象派を代表する画家・彫刻家・美術収集家 線描を重視し、大胆で奇抜な構図や 対象の瞬間を鋭く捉える優れた観察眼で 歴史画・肖像画・舞台・踊り子など 都会的なモティーフを描いた ![]() ドガは、生涯を通じて「踊り子」を描き続けたが その最終的様式は・・・ 1870年代初頭の 『ル・ペルチェ街のオペラ座の舞踊稽古場』のように ![]() ![]() 淡々と描かれた清純な小場面からは・・・ 劇的な変貌を遂げていた。 『四人の踊り子』1899年頃 ![]() こうした変貌の段階では、 進行していた視力減退のために 余儀なくされた場合もあった。 今や彼は、大雑把な技法と、 激しい、幻惑的とでも言い得る色彩とを用いて 大画面に描くに至ったのである。 近くで捉えられた踊り子たちは、 画面空間を大きく占めている。 ドガは、踊り子たちの衣装の肩紐を調節する 何気ない仕草を集中的に捉えている。 こうした身振りは、 この時期の数々の作品の中で さまざまに組み合わせて用いていることからわかるように 明らかにドガの記憶に刻み込まれていたものである。 彼の後年の作品に見られる様式上の変貌はまた 世紀末のフランス前衛絵画における より一層の主観性と象徴化を志向する 全般的傾向とも符号している。 ドガの1890年代の傑作は、 それらに備わる高揚した詩的な特性によって 彼の功績の中でも もっとも見事な もっとも個性的なものに数えられるものである ![]() いやいや〜肩紐を調節している踊り子が いっぱいだなんて有り得ないと思うのですが ドガの女性観は、独特ですよね〜 生涯独身だったというのも納得する部分ありますね ![]() (資料:DEGAS岩波世界の巨匠ドガより) (写真撮影:ほしのきらり。)
最終更新日
2020.11.26 00:10:08
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