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カテゴリ:美術館・博物館
ファン・ゴッホの作品で一番ロマンティックな星空です。黄色と青の組み合わせは、ゴッホが好んだ色の対象効果です
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() アルル時代 油彩 カンヴァス 73.0cmx92.0cm フィンセント・ファン・ゴッホ(35歳時の作品) パリ「オルセー美術館」所蔵。 真っ暗な夜空に・・・ おおぐま座 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 星々が放射線状に輝きを放っている ![]() ローヌ河畔は・・・ 人口の灯りで溢れており、 暗闇のなかの川面を背景として、 その反映を表す黄色がとりわけ際立っている ![]() 散歩する2人の恋人たちが歩く ![]() ![]() 地面の緑まで見える豊かな色彩のグラデーション。 夜の星々の輝きは ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ゴッホが好んだ青と黄の対照の効果を 確かめるのに、うってつけだった。 夜空にきらめく星の中心の明るい部分には、 ゴッホがチューブから絵の具を 直接絞り出して加えたものもある ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ Vincent Willem van Gogh ![]() 1853年3月30日〜1890年7月29日(37歳没) ファン・ゴッホは自ら、 伝統的な絵画教育を受けなかったのですが、 誰よりも色彩理論を究めようとした画家でした ![]() そのためゴッホは、 色の組み合わせを検討する道具まで発明しています。 赤い朱塗りの道具箱で、 16個の毛糸と、 束ねていない数本の毛糸が入っています。 とてもカラフルな毛糸玉です ![]() ゴッホは、これらを並べたり、 別の色の毛糸を巻いたりして、 色の組み合わせによる効果を研究したのです。 そう〜感覚的にカンヴァスに塗ったのではないのですね ![]() この方法は、参考になりますね。 ![]() 「宗教とでもいうべきものが どうしても必要になると、 僕は外に出て星を描く」 と、ゴッホは記している。 こうした絵画は、 夜空の自然現象を示しているという 最近の調査結果もあるが、 どの芸術家もそうであるように ゴッホ自らの体感を再構築して 力強い絵画的メッセージを生み出してきた。 この時期の絵画の多くには 真筆でひたむきな雰囲気が漂っている。 ![]() 『ジーヌ夫人』1888年〜1889年 アルル時代 油彩 カンヴァス 91.4cmx73.7cm 「ニューヨーク・メトロポリタン美術館」所蔵。 ファン・ゴッホが、足繁く通った アルルのカフェ、ラマルティーヌ広場の 「カフェ・ド・ラ・ガール」の女主人 ![]() 黒く長い髪を伸ばした彼女は、 地元の衣装を身につけており、 ゴッホとゴーギャンは、 彼女を伝統的な「アルルの女性」とみなしていた。 色彩と輪郭の独自な表現が印象的 ![]() ゴッホの没後、 1895年に画商:ヴォラールの手に渡るまで、 ジーヌは、ゴッホからプレゼントされた本作を手元に置いていた。 (参考資料:朝日新聞出版ゴッホへの招待P .57より) (写真撮影:ほしのきらり。) ![]()
最終更新日
2021.01.24 00:10:08
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