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ほしのきらり。

ほしのきらり。

カテゴリ

2021.07.24
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カテゴリ:美術館・博物館
​​​​​​​パブロ・ピカソの作品は、オランダ郊外にも見つけることができます。分析的キュビスムの時代の作品でこれは楕円形ですね〜音符

みずがめ座​キュビスム『バイオリン』​​​みずがめ座

Pablo Ruiz Picasso

​『​バイオリン』 ​1911年〜1912年​

油彩 カンヴァス 100.0cmx73.0cm 

オランダ「クレラー・ミュラー美術館」所蔵。

パブロ・ピカソ
Pablo Picsso

1881年10月25日〜1973年4月8日(91歳没)


この​「バイオリン」​上向き矢印

分析的キュビスムと呼ばれる典型的な作品です。


この段階まで展開されたキュビスムの絵は、

モティーフの形態が、分析解体され

それぞれの別個の部分として捉えられ、

複数の視点から見ているように描かれています。


こうしたいわゆる「同時構成」作品では、

錯視を利用した自然な遠近法は、

まったく見られなくなります。


代わりに線と陰影で区切られた

ほぼ平面な構成、並行する

あるいは前後に並んだ平面の

相互表現が現れてきます。


この作品でも、

そもそものモティーフであったバイオリンの姿は、

指板状部の渦巻き、

弦、

ブリッジ、

胴体のカーブ、

f字穴など、

まだそれと見分けることのできる部分に

わずかに残されているだけです。


​分析的キュビスムの典型は・・・​

構成がモティーフの中央から始まり、

外周に向かって「消失して」行くことです。


この技法では・・・

絵が楕円状になるのが特徴です。


色は、かなり制限され、

オークル、茶、灰色だけになります。


そして作品の主題はあくまでも、

新しい形体の追求にあるのです。


(参考資料:クレラー・ミュラー美術館より)
(写真撮影:ほしのきらり)

​​

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最終更新日  2021.07.24 00:10:07
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