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「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

ほしのきらり。

カテゴリ

2021.07.31
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カテゴリ:美術館・博物館
​​​​​​​パブロ・ピカソは、何が描かれている分からなくなってしまった「分析的キュビスム」を避け、現実世界である「コラージュ」の手法を取り入れますスマイル

Pablo Picasso
​​​​Spanish,1881-1973

Card Player 1913-1914

『トランプする人』1913年〜1914年​

Oil on canvas

総合的キュビスムの時代


ニューヨーク近代美術館」所蔵。


総合的キュビスムの時代になると・・・


分析的キュビスムの暗い画面から、色彩が蘇ってくる。


ここでは、トランプのカードがはっきり描かれた。


パブロ・ピカソ
Pablo Picasso

1881年10月25日〜1973年4月8日(91歳没)


みずがめ座​『総合的キュビスム』・・・とは?​​みずがめ座

1912年〜1921年(ピカソ=31歳〜39歳)


「分析的キュビスム時代」では・・・


色彩や光を抑制し、線と面による画面で描かれ


何が描かれているかさえ読み取ることができなくなり、


ピカソはここで、完全な抽象に陥ることを避け、


パピエ・コレや、コラージュといった手法によって


新聞紙や壁紙などを画面のなかに持ち込み


現実との接点を模索する。


Pablo Ruiz Picasso


​『籐椅子のある静物』1912年​​

(藤張りの椅子のある静物)

油彩 カンヴァス 荒縄 29.0cmx37.0cm

パリ「ピカソ美術館」所蔵。


分析的キュビスムを極限までつく詰めていくと、


描かれた物体は、現実感を失っていき、


結局は、何が描かれているのかさえ分からなくなってしまう


これに納得できず、


現実世界を出発点とすることにこだわったピカソは、


新聞紙や壁紙、つまり


現実世界そのものの素材を画面の中に取り入れて、


絵画の真実性を取り戻そうとした。


藤細工の網目が印刷された油布の断片を貼り付け、


画面の周囲は麻縄が囲む。


こうして絵筆や絵具に加え、ハサミや糊が、


作品を作るための道具として使われるようになる。


​​『籐椅子のある静物』1912年は・・・​​


画面上に新聞の断片や壁紙などを貼り付ける


「コラージュ」が初めて使われた画期的な作品である。


(参考資料:東京美術・もっと知りたいピカソより)
(写真撮影:ほしのきらり)

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最終更新日  2021.07.31 00:10:07
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