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「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

ほしのきらり。

カテゴリ

2021.12.02
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カテゴリ:美術館・博物館
​​​​​​​​​​​​ファン・ゴッホは35歳の早春に南仏アルルに「芸術家村」を作るという夢の実現のためにパリを去りますバイバイ




スマイル​​ゴッホ​ロートレック​​スマイル

フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ
​Vincent Willem van Gogh​

1853年3月30日〜1890年7月29日(37歳没)

1888年、ゴッホ(35歳)​

パリに学び、

パリで成熟し、

パリに疲れて、

明るい光を求め、

日本にあこがれて、

2月20日、南仏アルルに移ったゴッホスマイル


晴れこの明るい太陽に感激し、

ゴッホの制作は最高潮に達したグッド


だが・・・制作に熱中するあまり、

健康の危機に絶えず見舞われたが、


ここで、

パリ時代からの彼の夢である芸術家コロニーと言うか、

芸術家村のため・・・。


5月、「黄色い家」を借りる契約をした。

そしてゴーガン 、ベルナール等に熱心によびかけた。


2月8日、かつての師であり、従兄弟のマウフェが死んだ。

5月、ゴッホはそれを知った。

春先に盛んに描いた果樹園の作品の中から

『花ざかりのももの木』に、

追悼の意を込めて・・・

『マウフェの思い出のために、フィンセント』

記入してオランダに送った。


6月17日〜22日、アルルから比較的近い

漁村サント・マリー・ド・ラ・メールに赴き、

はじめて地中海を見た。

海や浜辺や小舟を描いたこのときの作品は、

海に取材している点で、

ゴッホの全作品では特異の価値を持つが、

作品そのものの出来栄えも見事である。


また、交友の面でも、

制作の面でも親密な、

郵便配達人ルーラン夫妻を知ったのも

夏、になってからである。

この夫妻こそ、

アルルにおけるゴッホの唯一の理解者であり、隣人とも言える。


​​​​​葉になって、夏の猛烈な仕事の疲れのせいか?

食欲もなく、頭痛がつづく。


9月18日、黄色い家に実際に移った。

(そのためにテオは予定外の支出をしていることも事実。)


10月23日、やっと待望のゴーガン のアルル到着。

黄色い家での共同生活という、

ゴッホの夢の一部の実現!!


だが、あまりにも個性の強い二人である!

共同生活はうまくゆかず・・・


12月23日、ついに、あの悲劇的な耳切り事件が起こった。


全く衝撃的な行為であるびっくり

ゴッホはカミソリをもって、

いきなりゴーガン をおそったが果たせず、

みずからの耳片方の耳を切った。

ゴッホの最初の発作であり、精神異常である。


ルーランのとりなしにもかかわらず・・・

翌日、病院に収容された。

しかもゴーガン はアルルを去り、

二度と戻らなかった!!


この悲劇の日の日付で、

ゴッホはテオに次のようにeメール書き送っている。

悲劇はその夕方起こったのである。

「・・・ゴーガン は、

 この楽しいアルルの町にも、

 僕らの仕事場のこの小さな黄色い家にも、

 また、とりわけぼく自身に

 少々嫌気がさしたんだと思う。

 じっさい、やはりここには、

 僕もそうだが、彼の場合も、

 のっぴきならぬ悪条件があるのだろう。

 しかしこの悪条件は、

 他でもなく、

 むしろわれわれ自身の内にある。

 結局のところ、

 ぼくは彼が綺麗さっぱり出てゆくか、

 それともきっぱり残るか、

 いずれかになろうと思う(・・・)。

 ぼくは彼が虚心坦懐に

 決心してくれるのを待っている」
   (書簡565)


​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
​Henri de Toulouse-Lautrec​

1864年11月24日〜1901年9月9日(36歳没)​


1888年、ロートレック(24歳)春早く、​​

親友であり、互いにその才能を認め合いながら、

ロートレックにとって次第に重荷に感じつつあった

ゴッホは、アルルへ行った!

ヴァラドンとの関係もぎくしゃくし始めているほえー


この年、当時最も前衛的な芸術家の集団であった

ブリュッセルの「二十人会展」に招待され、

油絵11点、

デッサン1点を出品。

同じく招待の

シニャック、アンソールに対して否定的だった批評家も、

ロートレックには行為的であったオーケー


(参考資料:朝日選書・嘉門安雄著・ゴッホとロートレックより)
(写真撮影:ほしのきらり)
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最終更新日  2021.12.02 00:10:08
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