「きらりの旅日記」

2023/07/06(木)00:10

歌舞伎座 七月大歌舞伎 夜の部 午後4時から 一、心霊矢口渡 やぐちのわたし 出演者のプロフィール 六代目中村児太郎 市川九團次 大谷廣松 市川男女蔵

歌舞伎(97)

2023年7月3日(月曜日)から歌舞伎座新開場十周年「七月大歌舞伎」が始まりました 東京「歌舞伎座」 夜の部(午後4時開演)   ​しんれいやぐしちのわたし​ ​一、心霊矢口渡​ 純粋な娘が命を​懸け​、 極悪非道な父に立ち向かう 作:福内鬼外 【出演】 娘お舟:中村児太郎 新田義峯:市川九團次 傾城うてな:大谷廣松 渡し守頓兵衛:市川男女蔵 江戸時代に活躍した才人、 ​​ 平賀源内が「福内鬼外」というペンネームで、 義太夫狂言として書いた傑作である。 1770年(明和7年)に江戸で 人形浄瑠璃の作品として初演。 1794年(寛政6年)に歌舞伎に。 長いお話ですが 歌舞伎の演目としては、 「7代目:團十郎」が 頓兵衛を演じるようになってから 第4段「渡し守の頓兵衛の住処」が多く演じられる。 極悪非道な渡し守の父と、 一目惚れした男を命懸けで守る娘:お舟を中心に描いた。 そのお話は・・・ 渡し守の頓兵衛は、 足利と新田の争いで、 渡し舟に穴を空けて 新田義興の命を奪い 褒美の金で立派な家を建て暮らしていた。 ・・・ここからが頓兵衛の家の・・・一幕 ある日、 義興の弟:義峯が 恋人の傾城うてなと一緒に 兄の亡くなった渡し場を通りかかり、 近くの民家に一夜の宿を乞い 偶然にも頓兵衛の家を訪れると 頓兵衛の娘:お舟は、 気品溢れるイケメン:義峯に一目惚れ 一緒に連れている傾城うてなを見て この子は、妹なら良いけど・・・ もしかして彼女? 心は、もやもや 一方、 義峯の素性を知った​​頓兵衛​​は・・・。 ​​​​​​ざっくり、こんなお話。   【出演者のプロフィール】 せつない恋を演じる娘役「お舟」は 中村児太郎さん ろくだいめ なかむらこたろう 六代目 中村児太郎 屋号:成駒屋 生年月日:1993年12月23日(29歳) 本名:中村優太 出身:東京都 祖父:七代目 中村芝翫 父:九代目 中村福助 名門・成駒屋(中村歌右衛門家)の嫡流として、 五代目歌右衛門から成駒屋に代々伝わる女方芸を継承 ​​​ イケメン「新田義峯」を演じるのは・・・ 市川九團次さん よだいめ いちかわくだんじ 四代目 市川九團次 屋号:高島屋 生年月日:1972年4月4日(51歳) 本名:鈴木道行 襲名歴:坂東竹志郎→四代目坂東薪車→市川道行→四代目市川九團次 出身地:千葉県 五代目坂東竹三郎の芸養子だったが、 現在は、十三代目市川團十郎の門弟となっている ​​​​ その恋人「うてな」を演じるのは・・・ 大谷廣松さん にだいめ おおたにひろまつ 二代目 大谷廣松 屋号:明石屋 生年月日:1993年7月21日(今月で、30歳) 祖父:四代目中村雀右衛門 父:大谷友右衛門(その次男) 優しい顔立ちで、女方を軸に活躍する花形で立役も 近年、市川團十郎との共演が増えている ​​​ 強欲な渡し守「頓兵衛」を演じるのは 市川男女蔵さん ろくだいめ いちかわおめぞう 六代目 市川男女蔵 屋号:滝野屋 生年月日:1967年10月9日(55歳) 本名:荒川謹次 襲名歴:六代目市川男寅→六代目市川男女蔵 出身地:東京 父:四代目市川左團次 子:七代目市川男寅 主に立役。 荒事やどっしりとした悪役から、 三枚目までをこなす演技派である   ​​​​ (写真撮影:ほしのきらり。) ​ ​​ ​ 世界遺産にぽち​​​​​​​​​

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