2007/02/08(木)14:29
ラトヴィア【世界遺産】リーガ歴史地区「リーガ城」「ヤコブ教会」「猫の家」
ラトヴィアの首都リーガの旧市街は、0.5平方ほどの城郭に囲まれた街並みであります。リーガ歴史地区は1997年に【ユネスコの世界遺産】に登録されました。
朝から夜までこの街を歩き続けた楽しかった~忘れられない思い出です・・・
ドイツ人観光客に言わせると、
「ドイツ以上に ドイツらしい 中世の街並みを感じる」そうであります。
『 リ ー ガ 城 』
地図で言う左はし?(北西部)から歩き始めました・・・
『リーガ城』は、私のイメージするお城とは、大分 かけ離れていた!
エッ? コレが城か・・・・・
中世のお城は、外部からの侵略などから守る事が優先されました。
だから 壁は すご~~く 分厚くて丈夫です!
当時は、お堀に囲まれたお城で 市街からも分離されていたそうです。
歴代の支配者の住居として使われ・・・現在も大統領官邸として使われております。
(北側・歴史博物館)
『 ヤ コ ブ 教 会 』
「リーガ城」から見ると 大きくて気になる教会です。
路地を入るとすぐ でっかいです! 近すぎて何の事やら・・・首痛い!
高さ 80m
屋根の下の四方に大きな青い時計が付いている!
←鳩が2羽飛んだみたい?
「ヤコブ教会」の入口
1225年と記してある通りに 大変古い教会であります。
もちろん・・・・中に入ります!
「ヤコブ教会」内部
塔が高い・・・つまり チャペルの天井も高い
ステンドグラスの色もおされ・・好きだわ~
教会の天井部分に鐘があり、
市庁舎広場で処刑がおこなわれる際に鳴らされた「哀れな罪人の鐘」が吊るされている。
この鐘 2001年まで 取り外されていた・・・・・・・なぜ?
【言い伝え】不倫をしている奥様が通るとが鳴ったそうで・・・既婚女性に嫌われた鐘!
中世に不倫が多かったのかしら?
旦那様たちを説き伏せて この鐘を外させたそうです・・・おお~こわ!
『 猫 の 家 』
猫が右三角屋根の上に乗っている「猫の家」
この猫ちゃん・・・以前は、反対側を向いていた!
なぜ?
この家の主人は、ラトヴィア人で富裕な商人のお屋敷でした。
当時 リーガを支配していたのは、ドイツ人でありました。
「ビッグ・ギルド」当時は盛んに貿易がおこなわれ、富裕な商人たちは組合の様な「ビッグ・ギルド」と言う組織を作り商売を盛り上げていた。これに加盟するには、規約がたくさんあったそうです。
この家の主は、その資格が充分あるにも関わらず仲間に入れてもらえなかった。
彼は ラトヴィア人だから・・・
彼は 大変に 怒り!
彼の家ラトヴィア人 ビッグ・ギルドの家
道路の反対側にある「ビッグ・ギルドの家」に
お尻を向けた猫ちゃんを屋根の上に付けた!
ビッグ・ギルドは、大変怒った!
しかし 猫の家の主は
「あなたがたは、規則を持っているのに、それを守らない・・・・私の猫は規則など持っていないのだから、どう振舞おうと勝手じゃないか」と言ったそうです。
現在は、ビッグ・ギルドの家を向いている猫ちゃん?
ど~して向きを変えたの?
ビッグ・ギルドの家が、コンサートホールに変わったので
猫ちゃんも音楽を聴きたくて こちらを向いたそうです。
リーヴ広場に面したこのお屋敷付近は、コンサートホールなどが多く見られます。
ビッグ・ギルドの左隣にある素敵な「ラトヴィア料理のレストラン」
入りたいけど・・・・女ひとりは、入りにくい・・・カップルお勧め!
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