2021/07/25(日)10:01
よみがえる過去~韓国ドラマ『赤と黒』12話&13話
みなさん、こんばんは。韓国ドラマ『赤と黒』12話&13話視聴しました。
ゴヌクがホン家に捨てられた孤児、もう一人のテソンであることを知った上で、警察のクァク班長はソニョンの死を自殺と断定、目撃者探しをやめたことをジェインとゴヌクに報告。
ホン家の長男テギュンはパートナーに資金を持ち逃げされ、名誉挽回のために送り出されたアメリカで事故死。後継者となったテソンに厳しい言葉を浴びせるシン夫人。一人で泣くテラを慰めていたゴヌクと二人でいる所を、ジェインとモネが目撃。
会長に言われてテギュンの情報をリークした相手を探していた秘書は、ゴヌクの似顔絵を見て
かつて捨てた孤児・テソンだと気づく。モネでなくテラとの現場を見たジェインは激しくゴヌクを詰るが、彼はテソンの元へいくよう勧めるだけだった。テラが副会長、専務となったテソンはジェインに交際を申し込むが、彼女はテソンとの交際に激怒したシン夫人に咎められギャラリーを辞める。
いよいよ本格的に復讐へ、という所で、復讐を止めようという側とゴヌクがせめぎ合う場面が登場。幼いテラの娘ソダムの写真を眺めるシーンが登場しますが、彼自身の良心も絡んできて、復讐するのか?それとも思いとどまるのか?と観客を煽ります。
クァク班長は「岩に卵をぶつけても雨が降れば流されてしまう。世の中はそういう風に出来ている。怒りを鎮めて忘れてしまえ」と常識的な諭し方をしますが、止めることはできませんでした。
ジェインの告白「あんたの事が好きなの。好きな人が悪い人でいて欲しくない」も復讐を止める力にはなりませんでした。告白にやや唐突感があるのは、途中で全20話が17話になってしまい、後半が駆け足になってしまった故でしょう。あれこれ助けてもらっている割にはジェイン的には“ただとも”でしたからね。
首を絞められる夢にうなされるゴヌク。今まで散々フラッシュバックで見てきた以外に、新たな事実があるのか?と予感させて、目が離せません。
恋愛シーンが少なくなってきていますが、数少ないツボだったのは、テラと喫茶店で会った時に、「もうこのへんでやめるか?」と例によって決断を相手に任せると、テラが
「最後まで行く」と言った時の返事ですね。目を見つめて
「ごめんなさい…あなたを…愛してしまって…」
と言いながらテラの手を握るシーン。
下手な人が言ったら蹴られそうな台詞ですが、ドラマにはすっぽりはまってました
終始シリアスな展開の中で笑えたのはジェインの家にやってきたお母さんをテソンが外車で送ってきて、ついでにご飯をご馳走になるシーン。テソンが財閥の息子と知るやキムチをご飯の上に載せたり魚を手でちぎったりと、あれこれと世話をやく所お母さんの庶民ぶりがいかにもだ~と思えて、演じている人も楽しそうだな、と思えました。
恋人が自殺と断定、長兄の事故死など、テソンにも悲しい出来事が起こりますが、ここへきて表情ががらっと変わります。仕事に専念しジェインに正式に交際を申し込むなど、「ああこの子は『バリ出来』のジェミンとは違う未来を歩みそうだな」と明るい未来を予感させます。キム・ジェウクも表情の変化がうまい
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