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テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:フランス映画
昔映画館に見に行きました。
見に行ったポイントはフランソワ・オゾン監督と豪華な女優陣。沢山の女優の演技を一度に見られるのはいいなと思いました。 8人の女たち 8 femmes 出演オーギュスティーヌ…イザベル・ユペール ピレット…ファニー・アルダン ギャビー…カトリーヌ・ドヌーブ マミー(ギャビー&オーギュスティーヌの母)…ダニエル・ダリュー スゾン…ヴィルジニー・ルドワイヤン カトリーヌ…リュディヴィーヌ・サニエ シャネル…フィルミーヌ・リシャール ルイーズ…エマニュエル・ベアール 監督&脚本フランソワ・オゾン ベルリン映画祭銀熊賞最優秀芸術貢献賞 物語 1950年代のフランス。クリスマスを祝うために帰郷した長女のスゾンと車に乗っていた母、ギャビーが家に入る。出迎えたのはギャビーの母と次女で推理小説好きのカトリーヌ。オールドミスのギャビーの妹、オーギュスティーヌ。新任メイドのルイーズとベテランメイドの シャネルも忙しそう。これから盛り上がろうという時、邸の主がベッドで殺害されているのを ルイーズが発見。外から誰かが侵入した気配はない。となると集まったうちの誰かが犯人?元ストリップダンサーの経歴を持つギャビーの義妹、ピレットも現れて、皆の思惑が交錯する。 その日はレディースデイを見込んで、早めに家を出たのですが11時の会は立ち見も駄目と 言われてしまった。「じゃあ、今並んでいるのは?」「4時の会です。1時の会ももう売り切れです。」ひょえー、とても今から5時間なんて待てないよーというわけで、仕方なく翌日出直しました。今度は通常料金で見てきたのですが、それでも、開演前には満席に。観客層は50代から60代の女性達のグループが多かったです。でも、一体なんで?オゾン作品「ホームドラマ」って、すっごくヘンな家族が出てくる映画で、とてもこんなに大入りするような映画監督には見えなかったので不思議 今回は、やっぱり、女優陣がすごいし、パンフレットも光沢のある豪華っぽい感じだし、・クリスティー風推理劇・って歌い文句だし、今まで来なかったような人が どおっと来てしまったのかなぁ 時折笑いも漏れたけど、終了後、「この映画をどう解釈したら良いのかしら」と言いたげに周りをきょろきょろ見ている女性達が結構いました。 ヴィルジニー・ルドワイヤンはオードリー・ヘプバーンそっくりで、エマニュエル・ベアールは『小間使の日記』のジャンヌ・モローにかなり露骨に似せている。でも、髪をばさっと下ろすとマリリン・モンローかキム・ノヴァクにも似ている。衣装のカラーと性格は、関連性がある。怪し気なキャラ、ファニー・アルダンが黒のコートをばっと脱ぎ、黒の手袋を外す。中に着ていたのは、真っ赤なワンピース。彼女の奔放な性格が、ここであらわになる。母娘の葛藤を描いたダグラス・サークの『悲しみは愛の彼方に』をオゾン流にアレンジすると、やっぱりどこか変な映画になっていた。「お父様が死んで悲しいわ。」というスゾンに「私きれい?」と聞くギャビー(何のこっちゃ)気のイイおばあちゃん、マミーは、しれっとした顔をしてとんでもない事を告白。やっぱりひとすじなわではゆかない映画でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
April 12, 2018 11:24:52 PM
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