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May 15, 2013
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カテゴリ:松山ケンイチ
天海祐希さんが降板した穴を立派に埋めた宮沢りえさんへの称賛が高まっています。2日間で仕上げた宮沢さんの役者根性は凄い。

さて、こちらも黒澤明監督の名作中の名作をリメイクしたのですが…ちょっと感想は辛口になってしまいました。面白かったんですけどね。

椿三十郎

監督
森田芳光

脚本
黒澤明 他

出演
織田 裕二 豊川 悦司 小林 稔侍 松山 ケンイチ 佐々木 蔵之介 風間 杜夫
西岡 徳馬 藤田 まこと 鈴木 杏 中村 玉緒

とある社殿の中で城代家老の甥である井坂伊織をはじめ、9人の若侍たちが上役である次席家老黒藤らの汚職について密談していると、椿三十郎という浪人が現れる。密談を盗み聞きしていた三十郎は陰謀の黒幕を見抜き、室戸半兵衛率いる悪者の手先から若侍たちを逃がす。あまりにも頼りない伊織達を見て、心ならずも助太刀する羽目になる三十郎だが…。

黒澤明監督と三船敏郎のコンビが1962年に放った傑作時代劇をリメーク。
三船敏郎VS織田裕二
仲代達矢VS豊川悦司
小林桂樹VS佐々木蔵之介
伊藤雄之助VS藤田まこと 

寡黙でもごもご、口の中で何しゃべってるんだかわからない三船版に比べ、織田版三十郎は明るい。飄々としていて三船とは真逆。唯一、ラストで彼を追ってくる伊織達に「自分を追うな」と言い放つシーンのみ怖さを感じさせるが、それ以外ではとことん明るい。始終声を低くしているトヨエツの半兵衛と対照的だ。トヨエツ版半兵衛は野性味あふれる仲代版に比べて身綺麗だ。何をやらかすんだろう?という怖さがない。いつも三十郎にしてやられるのに、表立って怒りを出す場面がない。そのため、もう悪者が一網打尽にされた後に、わざわざ三十郎に勝負を挑みに来る動機が、いまいち共感できなかった。黒藤の部下として連れて来られたにも関わらず、若侍の服を来て奥方の作ってくれたご飯を食べる、ふてぶてしいんだか鈍いんだかわからない侍役に佐々木蔵之介。やろうと思えばいくらでも凄みを出せる佐々木蔵之介さんだが、今回は押し入れから出たり入ったりと笑いパートを担当。藤田まこと演じる城代家老は若侍達が助けようとするターゲットとしてしきりに会話には登場するが、彼自身が登場する場面は極めて少ないおいしい役。彼といい奥方といい、おっとりしているようでも“鞘のない刀”としてしか生きられない三十郎の性格を一目で見抜く慧眼の持ち主。ただこの映画、オリジナル版の脚本をいじらず、カット割りまで似せていると聞くと、この映画で良いと思われる所って、もしかして全部オリジナルの良さってこと?と首をかしげてしまう。それならば、この映画を撮る意味って何だったのだろう?もちろん、役者が異なれば受ける雰囲気は勿論違うが。
 




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最終更新日  March 27, 2017 11:41:53 PM
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