映画・海外ドラマ・本 ひとこと言いた~い

2019/04/28(日)00:34

ネズミのふわふわ感がよく出てる!~映画『レミーのおいしいレストラン』

アメリカ映画(1112)

食欲の秋といいますね。これから涼しくなると食欲も増すことでしょう。 さて、もしあなたの通うレストランのシェフが動物だったら? 『レミーのおいしいレストラン [DVD]』 ブラッド・バード / ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント RATATOUILLE 声の出演 イアン・ホルム ピーター・オトゥール ブライアン・デネヒー ジャ二―ン・ガラファロ 料理が大好きで、一流レストランのシェフになることを夢見るネズミのレミーは、ある日、尊敬する料理人グストーの店にたどり着く。そこで働くシェフ見習いのリングイニがヘマをして、スープを台無しにしてしまう。その様子を見ていたレミーは、キッチンに入り込み、見事にスープを作り直すが、その姿をリングイニに目撃され……。 アニメというか、CGってここまで来たのだなとしみじみ思う。昔は2次元の世界だったのが、料理のリアル感や動物の質感なども出せるようになっている。人間はやっぱりどうみてもリアルではないのだけれど、それでもドラマ部分がしっかりしているので大人の観客にも耐えうる内容となっている。 料理に並はずれた才能を持っているレミーが都会に出てきて自己実現をやり遂げるが、家族を取るか仕事を取るかの二者択一を強いられる…なんて、人間ドラマで良くあること。リングイ二が有頂天になって自分を忘れた時の苛立ち、レミーが家族を引きいれたことを知ったリングイ二の激しい怒りなんて、人間対人間のドラマなんだけれど、それがネズミ対人間になってもすんなりと受け入れられるところがすごい。グストーの幽霊というファンタジックな存在も登場するが、あくまで主人公の後押しであって、不思議な力で彼らを助けるというシーンはない。あくまで主人公たちは自力で自己実現をやり遂げるのだ。 盗みはいけないとか、フランチャイズを推し進め味をおろそかにするレストランへの警鐘とか、大人と子供に対するメッセージもすっきりと伝わっている。  【1000円以上送料無料】レミーのおいしいレストラン(Blu-ray Disc)/ピクサーオンライン書店 BOOKFAN

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る