映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。

昔大好きだったドラマシリーズです。

『ミステリーゾーン(1) Twilight Zone』 ダグラス・ヘイズ／ラモント・ジョンソン / ビクターエンタテインメント

企画＆製作＆ナレーション＆ホスト担当はロッド・サーリング。「訪問者」をモチーフにした2篇収録。

遠来の客 The Invaders
監督ダグラス・ヘイズ
脚本リチャード・マシスン
音楽ジェリー・ゴールドスミス
出演アグネス・ムーアヘッド

人里離れた農家で一人暮らしの老婦人が夕食のしたくをしている。
と、突然頭上で高い金属音と振動が。屋根に何かいる！そう直感して
屋根に上るとそこには怪光を発する円盤があり、中から宇宙服の小人
が2人現れた。たった一人で彼等と戦う羽目になった老婦人は？

感想
円盤が出てきた時にのけぞった。
な、何だこれは。まるで「エド・ウッド」で釣り下げてた
円盤みたいじゃないか。ちゃっちいぞ。
さらに、小人が出てきて、老婦人がさかんに奇声を上げて
逃げたり、撃退する場面で、またもやめげた。
あ、あのぉ。全然緊迫感がないんですけど、大きさの差がありすぎて。
もしかして、このシリーズは「アタックオブキラートマト」の
ノリで見なければならないものなのか？
更に小人が喋り出すに至って、「ちょっとちょっと、これ、
いんちきじゃないの？もしかして60年代のホラーって
結構いいかげん？」
と散々文句を言っていたのですが…いや、私が浅はかでした。
映画を見るとき、私達は、ある事を、無意識のうちに
やってしまっているのだな、という事がよーくわかりました。

死神の訪れ Nothing in the Dark
監督ラモント・ジョンソン
脚本ジョージ・クレイトン・ジョンソン
出演グラディス・クーパー
　　ロバート・レッドフォード

下町の安アパートに住む老婦人ワンダは身寄りもなく、ドアを開けたら
死に神がやって来ると信じていた。ある雪の日撃たれた青年警官を
渋々入れたワンダだが。

感想
めちゃめちゃ若い頃のレッドフォードが警官役で出ています。
とってもハンサム。
中年男は門前払いで、彼を入れてしまうワンダの気持ちも
わかります。但し、ただのハンサムじゃあない。
そういえばフランスが誇る美形、ジェラール・フィリップも
この手の役をやってましたっけ。
「自分がドアを開けて迎え入れなければ相手は入れない」
というルールは小野不由美さんの「屍鬼」に出てきました。
恐怖はあまり感じない、静かなたたずまいの話。