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March 6, 2017
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みなさん、こんばんは。
信州のヘリ墜落は9人全員が死亡という悲しい結果になりました。どんなに寒かったことでしょう。北朝鮮は飽きずにまたミサイルですか。大使は退去させられてしまいましたね。

週末で映画雨の日は会えない、晴れた日は君を想うを見ました。


雨の日は会えない、晴れた日は君を想う
Demolotion

出演
ジェイク・ギレンホール ナオミ・ワッツ クリス・クーパー

監督
ジャン=マルク・ヴァレ

 ウォール街のエリート銀行員ディヴィスは投資会社で働く若きエグゼクティブ。一見エリートコースに見えるが、義父が会社社長でコネ入社。順調に出世し、リッチで何不自由のない生活をしていた。ある日、交通事故で美貌の妻が他界するが、涙を流せず、感覚を失っていることに気付く。彼は義父の言葉をきっかけに、身近なものを壊し始め……。

 邦題「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」と原題Demolition=破壊には随分とニュアンスの違いがある。邦題は、まるで妻を愛していた夫が彼女を恋うるような詩の一節だ。だが原題は、そのものずばり。予告編にはジェイク・ギレンホールが家を壊しまくっている映像が採用されているので、原題の方が近いと思うだろう。そして邦題の言葉は、夫が妻に、ではなく妻が夫に書き遺し車の日よけに挟んだメモの一節だ。「If it is rainy, You won’t see me,If it’s sunny, You’ll think of me.」「雨の日は使わないからこの日よけを見ないだろうけど、晴れの日は日よけをおろすから私のメモが見られるでしょ?」と妻が描くからには、夫は妻にラブラブではなかったのだろう。事故に遭う直前の会話でも、家の中に関心がなさそうな夫に、妻はちょっとむくれていた。

 だから愛していなかった、と断じるのは短絡だ。ディヴィスは妻が死んだ時にも、その後にも泣けなかったのだ。「涙を見せないのは会社員の鑑だ」などと言ってくれるが、その後も彼が悲しみを表に出さず、せっかく娘の記念にと考えた奨学金プランにも乗ってこないので、次第に態度を硬化させる。

 だが本当にディヴィスは彼女の事を思っていなかったのだろうか。そんなはずはない。もし愛していなかったとしたら、どうしてあんなに彼女の幻を見るのだろう。本作はゴーストストーリーではない。明らかにディヴィスが見たくて見ている幻だ。

 他人の家の取り壊しに金を払ってまで参加するディヴィスは明らかに常軌を逸していいる。しかしそうまでして彼が本当に壊したかったものは、もやもやした気持ちを抱いている自分自身ではないか。「楽だから」という理由で結婚も就職もあまり考えずに来た彼に確かなものを作るためには、一度、捉えどころのない自分を壊す必要があったのかもしれない。映画ではわかりやすく家や物を壊す、という形で見せてくれたから過激だけれど、やっていることは再生だ。彼のDemolition願望をわかってくれたシングルマザーとその息子とのプラトニックな友情・愛情が尊い。


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最終更新日  September 2, 2017 09:45:27 AM
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