2023/05/03(水)06:15
え?一度も人質になってませんよ~映画「ゲットバック -人質奪還-」
みなさん、こんばんは。プロ野球は交流戦が行われていましたね。
さて、今日は巻き込まれ型サスペンス映画を紹介します。
ゲットバック -人質奪還-
Eliminators
元FBI捜査官のトーマスは、過去の因縁から武器商人クーパーに命を狙われる。身を隠すためロンドンに移住した彼は、偽名で警備員の仕事をしながら娘と2人でひっそり暮らしていた。そんなある日、襲ってきた強盗を返り討ちにしたトーマスは、殺人事件の容疑者として指名手配されてしまう。事件の報道でトーマスの居場所を知ったクーパーは、冷酷非道な殺し屋ビショップを送り込む。娘にもクーパーの魔の手が忍び寄っていることを知ったトーマスは、警察とビショップの追跡を逃れながら、娘を救うべく奔走する。
ええと、言っておきますが、一度も人質を取られたことはありません。かつ、「人質に取ろう」という意志で誰かが動いたわけではありません。なので邦題は先走りですね。祖父が一度も会ったことのない孫に会いたいと思って、折り合いの悪い婿の所から連れ去ろうとしただけで、血のつながった者同士が孫を人質呼ばわりはしません。だから“魔の手”って言いすぎなんですよね。それはあくまでトーマスの主観であって。
そもそも最初の“麻薬を手に入れようとした若者間違った家に押し入っちゃった事件”って仕組まれたことなのかよくわからない。その時点で「ああこれB級映画だ」という感じはするのですが、その予感は違わず。なぜか目覚めたトーマスは警官まで殺したことになっていて、そのため病院で手錠に繋がれる。えっその警官って出てこなかったよ。どこでどうして?そしてこれまた仕組まれたの?という事を確かめる映像もなし。なんかいろいろ省いてるな。要はトーマスと娘を引き離すためのフックなんだけど、そもそもどういう状況証拠で犯人だと思ったのか。もし犯人なら警官でなく何者かに殴られてのびてるなんて間抜けすぎないか?
細かいディテールはほうり出されたまま殺し屋ビショップとトーマスの追いつ追われつ、クーパーとトーマス、どちらが先に娘の所にたどり着くかというサスペンス筋ばかり追っていく。やっぱりB級ですな。
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