2018/01/07(日)00:04
U.N.C.L.E.創世記~映画『コードネーム U.N.C.L.E.』
みなさん、こんばんは。
往年の人気TVシリーズを映画化したコードネームU.N.C.L.E.を見ました。
コードネームU.N.C.L.E.
THE MAN FROM U.N.C.L.E.
監督&脚本
ガイ・リッチー
出演
ジャレッド・ハリス ヒュー・グラント
東西冷戦の最中の1960年代前半。CIAエージェントのナポレオン・ソロとKGBエージェントのイリヤ・クリヤキンは核兵器拡散をたくらむ謎多き国際犯罪組織を制圧するために、長年の政治的対立を超えて手を組むことに。思考や方法論も真逆の二人は、組織につながる手掛かりである行方をくらました科学者の娘を守り、核兵器の大量生産を阻止すべく奔走する。
1960年代の人気テレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」を、『スナッチ』などのガイ・リッチー監督が新たな視点で映画化。当時ナポレオン・ソロの声の吹き替えを担当していたのは矢島正明さんで、イリヤは野沢那智さん。堅物イリヤと如才ないが女性に弱いソロ。かっちりスーツで決めるソロに、労働者クラスの服装のイリヤ。水と油に見えて実は名コンビ。ただTVシリーズではデビッド・マッカラム演じるイリヤの人気が上昇して不仲説まで浮上した。
『シャーロック・ホームズ』でも探偵に格闘させたガイ・リッチー。今回も格闘やカーチェイスシーンに小粋な音楽やスプリット画面が被る。特典映像で見たけれど、スタントなしで演じた部分も結構あるらしい。父親が収容所送りのイリヤと実は犯罪者であるソロはどちらも後ろ暗い所があるけれど、真面目なイリヤの方が悩みは深いようで、トラウマに悩まされて指が頑なになるシーンが何度か登場。米ソが手を組むといっても裏ではちゃっかりそれぞれの諜報員達に「機密情報を手に入れろ」と命じており、友情と任務の狭間に立たされた二人はどうなる?と思っていたが、蓋をあければやっぱりそれしかないだろうの選択。続編があってもいい感じの終わり方だったけれど、興行収入があまり上がらなかったのだろうか。
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