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2018/08/07(火)00:02

甲子園の借りは 甲子園で返そう~映画「アゲイン 28年目の甲子園」

日本映画(350)

みなさん、こんばんは。夏の全国高校野球が始まりましたね。 こちらも高校野球絡みの映画です。 映画​アゲイン 28年目の甲子園​を見ました。 アゲイン 28年目の甲子園 監督&脚本 大森  寿美男 出演 中井貴一 波瑠 柳葉敏郎 和久井映見 門脇 麦 太賀 工藤 阿須加 西岡 徳馬 安田 顕 阿南 健治 原作 重松清 ある日、晴彦のもとを、高校時代共に甲子園出場を夢見た野球部仲間の娘・美枝が訪ねてくる。彼女は東日本大震災で亡くなった父親の遺品の中から、束になって投函されずに残っていた年賀状を見つけ、晴彦のところへやって来たのだ。その後晴彦は、美枝がボランティアとして参加する「マスターズ甲子園」に誘われ、昔の苦い思い出が頭をよぎるも……。  重松清原作の小説を映画化。「マスターズ甲子園」は高校野球部のOB/OGが、世代や性別関係なく、甲子園出場経験の有無や元プロ・アマチュアなども問わず出身校別にチームを結成して憧れの「甲子園球場」を再び目指すための実在する大会だとか。  甲子園は今も昔も球児たちの憧れの舞台。県ごとにある高校のトーナメント戦だから、全国大会に出場するのだって大変なのに、その一歩手前で断ち切られた無念さというのは、球児たちならよくわかるのでは。  最初は乗り気でなかった28年前の仲間達を一人一人訪ねながらメンバーを集めていく所は困難な出来事に挑んでいく時の定番パターン。仲間との関わりを描くことで、彼等と晴彦のキャラクターを両方描くことができ、かつドラマを生む。重松さんの作品ではよく親子間のぶつかり合いが出てくる今回も晴彦と娘、美枝と震災で亡くなった父など、絆が途切れたままの親子が登場。美枝は別れ際の父の「ちゃんと負けなきゃいけない」という別れの言葉がわからなかったが、晴彦を介して意味を理解し、晴彦もまた、二度と言葉を交わせない美枝親子の在り方を見て、疎遠な娘との仲を修復しようとする。  中井貴一さん演じる晴彦の若き日は工藤 阿須加くん。イケメンすぎる!「マスターズ甲子園」の決まりごとについては映画で説明してくれる。 ​アゲイン 28年目の甲子園 (集英社文庫) [ 大森寿美男 ]​​楽天ブックス​

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