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February 9, 2019
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カテゴリ:イギリスドラマ
みなさん、こんばんは。
今日は英国ドラマの傑作を紹介します。日本では最終Seasonまで放送されました。

舞台は、第二次世界大戦さなかのイギリス南部、ドーバー海峡に面した美しい町ヘイスティングズ。この小さな町に忍び寄る戦争の影。戦時下だからこその悲しい殺人事件や犯罪を生む。
警視正・フォイルは、一人の人間としてゆるぎない信念を持ち、次々と起こる事件に真摯に立ち向う!

刑事フォイル
Foyle's War

出演
マイケル・キッチン アンソニー・ハウエル ハニーサックル・ウィークス
ジュリアン・オヴェンデン

企画・脚本
アンソニー・ホロヴィッツ

Season1
第1話 「ドイツ人の女」 The German Woman
イギリス南部の海沿いの町ヘイスティングスにもナチによる爆撃が開始され、ドイツ人に対する反感が生まれ始めていた。そんな矢先、ドイツ人と疑われていた地元の有力者の妻が殺害される。

第2話 「臆病者」The White Feather
イギリス本土では、ドーバー海峡を挟んだ対岸まで迫った敵の脅威に、暗澹たる空気が立ち込めていた。反ユダヤ主義組織の集会が盛んに開かれる中、ホテルの女主人マーガレット・エリスが殺害される事件が発生する。


第3話 「兵役拒否」A Lesson in Murder
作家のビールは兵役を拒否したため、治安妨害の罪で逮捕され、拷問を受けた後、留置所で死亡する。フォイルは留置所内で起きたことを調べ始めるが、同じ頃、ギャスコイン判事宅に脅迫状が投げ込まれる。

第4話 「レーダー基地」Eagle Day
1940年8月。空爆により破壊された屋敷の瓦礫の中から主人であるグラハム・デービスが刺殺体で発見される。一方、フォイルの息子アンドリューは空軍での訓練を終え、最新のレーダーを扱う部署に配属になる。

Season2
Episode1「50隻の軍艦」Fifty Ships
1940年9月。ドイツ軍による空襲が日常化していた。ある日、サムの下宿先が爆撃の被害に遭う。救急隊や消防隊が駆けつける混乱の中、何者かが家主の大切な硬貨や宝石などを略奪する事件が起こった。フォイルたちは、現場に駆け付けた補助消防隊のジェイミソンたちに捜査の目を向ける。同じ頃、フォイルの知人夫婦ルイス宅をアメリカからハワード・ペイジが訪れる。ペイジは、自動車のギアシステムの開発で富を築いた人物だ。

Episode2 「エースパイロット」Among the Few
1940年9月。6年前の強盗犯が大量の石油をトラックに積んだまま横転し、死亡する事故が起こる。戦時下で配給制となっている石油。イギリス南部の石油は1つの貯蔵所から軍や病院など各施設へ分配されている。貯蔵所への潜入捜査を決めたフォイルだったが、深刻な人手不足のため、仕方なくトラック運転手としてサムを送り込む。その頃、フォイルの息子アンドリューは空軍で戦闘経験を積み、ベテランパイロットの域に入っていた。

Episode3「軍事演習」War Games
1940年10月。ドイツ軍の侵略に備え、ヘイスティングスでは、正規軍も交えて郷土防衛隊の演習が行われることになる。演習の舞台は大企業「E&E食品」の会長レジナルド・ウォーカーの所有する広大な土地。そのE&E食品の本社では、秘書がビルから転落死する事故が起きていた。さらに演習を控えたある夜、ウォーカー邸に泥棒が入り、金庫が破られる。ウォーカーも息子のサイモンも被害は何もなかったと話すが…。

バッハのカンタータを弾いていた弁護士に「ドイツの音楽!」と咎めだてする女性。どんなに素晴らしい音楽でも楽しむことができないのが戦争。資源回収のために学校に忍び込む子供達の純粋さと敵国に物資を売って儲けようとする大会社=大人の醜さが対比的に描かれる。

Episode4「隠れ家」The Funk Hole
1940年10月。ドイツ軍による大規模な空襲がロンドンの街を襲い、夜な夜な迫る爆撃の恐怖に人々は疲弊しきっていた。そんな中、ヘイスティングスからほど近い村の食料庫に3人組の男が押し入った。警備にあたっていた郷土防衛隊が発砲し、1人に命中するも3人はトラックで逃げ去る。撃たれたのはマシューという19歳の青年。朝になっても帰らない息子を心配した母親が警察署に来たことからフォイルたちの捜索が始まる。

Season3
Episode1 「丘の家」The French Drop
1941年2月。フォイルは海軍省に義理の兄弟のハワード中佐を訪ねる。国内への物資供給の要である輸送船団を敵の攻撃から守るため、新たに情報取集作戦が展開されることとなり、その司令長官である海軍大将直属のポストにフォイルを推薦してくれるというのだ。そんな海軍省では、秘密情報部のサー・ジャイルズ・メッシンジャー少将と特殊作戦執行部のウィントリンガム中佐が衝突していた。

Episode2 「癒えない傷Enemy Fire」
1941年2月。空軍が由緒ある館を接収し、負傷したパイロットのための病院を開設。医師のジェーミソンとレンが革新的なやけど治療を始める。ところが書類の紛失や停電など、妨害行為が頻発。また、ジェーミソンの型破りな方針を批判する空軍大佐スマイズめがけ、屋根から彫像が落下。さらには大量の劇薬が盗まれる事件まで発生する。館の元所有者ウォーターフォード氏が、病院を閉鎖に追い込もうと妨害している可能性があった。

おっ、今日は珍しいものを見た。「すみません。こうなるつもりはなかったんですが。」サムがしおらしくアンドリューと付き合っていたことを隠していたことを詫びた後に「私に似ていい男だからね」と笑ってみせる。息子を誉めるふりしてさりげなく自慢するフォイル。

Episode3 「それぞれの戦場」They Fought in the Fields
1941年4月。ドイツ軍の爆撃機がヘイスティングスの田園地に墜落した。フォイルとミルナーは2人の航空士サバトフスキーとシンメルを捕らえるが、捕虜尋問収容所のコーンウォール少佐が自分に任せろと強引に2人を連れ去る。墜落地付近にあるヒュー・ジャクソンの農場では新しいトラクターが届き、従業員の若い女性ローズとジョーンが喜びの声をあげていた。しかし商売敵である隣の農場主カーリングは激しい嫉妬を見せる。

Episode4「不発弾」A War of Nerves
1941年6月。不発弾処理部隊員のジャックは酔って友人のデレクに銃を向け逮捕される。居合わせたサムは、ジャックの婚約者グウェンの友人だったこともあり裁判で証言、ジャックを救う。ヘイスティングスでは資材の窃盗密売事件が多発しており、おとりの建材会社を使っての捜査が進んでいたが、フォイルはローズ警視監直々の命令で、町のホテルに滞在する共産主義者カーターと婚約者ルシンダを監視することに。

Season4
Episode1 「侵略」Invasionゲスト出演 フィリップ・ジャクソン
敵軍のそれではなく米国兵士の英国駐留を意味する。さんざ頼んで来てもらった友軍のはずが必ずしも歓迎されていなかった米軍。デビッド・スーシェ版「ポアロ」のジャップ警部ことフィリップ・ジャクソンが小娘に転がされる酒場の親父役。アンドリュー手紙一つで別れは酷いよ。

Episode2 「生物兵器」Bad Blood
最初は羊や牛に起きていた異変がサムにまで。現在も使用される生物兵器は、敵だけではなく実験段階で味方の命をも危うくするという恐ろしい事態になっているにも関わらず、存在を秘密にしておくために病状が進むのをみすみす黙認する公的機関の冷酷さが浮き彫りにされる。

第一次大戦で初めてドイツで使われた塩素ガスを体験し、刑事を止める事を告げに来たフォイルの同僚。彼が今の世を嘆いた「そこらじゅう悪意と憎しみばかりだ。人間性なんて当てにならん」という台詞はとても第二次大戦の時のことを言っているとは思えない。

Season5
Episode1「クリスマスの足音」Bleak Midwinter
1942年12月。弾薬工場で働く若い女性グレースが、体調不良で手元を誤り、爆発を引き起こして死亡した。1週間前に同僚のヒルダは、グレースが怯えた様子で泣きながら「盗みはいけないわ」と言うのを聞いていた。ヒルダは警察に赴き、グレースの死が事故なのかを調べるべきだとフォイルに話す。工場の幹部は、ここの作業は危険で、事故や病気は珍しくないと言うが…。

七面鳥が欲しくてたまらないサムの心もミルナーに反感を抱く警官の心もミルナーに疑いを抱く恋人の心も皆知っていて前二者に対しては掌の上で転がしてしまうフォイル無双!のはずだったが次回に不穏な気配が。

邪魔な旦那を共謀して殺すのも爆弾で人を殺すのも同じ殺人なのに、爆弾で人を殺すのは祖国を守るためで、「そういう仕事に就いている人は国家にとって必要だから訊問出来ない」という欺瞞には耐えられない正義の人フォイル。彼のような人の生死に差をつけない人こそが必要なのに。

Season6
Episode2「壊れた心」 Broken Souls
ナチスドイツのユダヤ人に対する蛮行がやっとメディアに出るようになった頃。誰より暴力を憎みながらもいざ敵国人と出会ったら衝動的に動いてしまった医師。時には理性=必然より感情=偶然が勝ってしまう、ということをサッカーの賭けという細かいエピソードにまで広めて伝えた回。

Episode3「警報解除」All Clear
息子アンドリューが帰って来た時、大げさな表現でなく、ちょっとだけ口角を上げて喜びを表現するフォイル。戦争に勝ったから終わりではなく、復員兵、ドイツ人との関係、戦争中の犯罪など、むしろこれからが困難の始まりということをわかっている側と無自覚な側を対比的に描く。

うわー、今頃になって「つきあおう」&人気のいない浜辺でプロポーズ。アンドリューったら、なんて調子がいい!と思っていたら声が 「マスケティアーズ」 のアトスと同じだったんですね。
なかったことにされた戦闘を逆恨みして人を自殺に追いやる米軍キーファー少佐。替え玉診察をして徴兵を逃れたことでずっと怯え、やらなくてもいい殺人を犯してしまった立候補者。戦争さえなければ彼等は殺意を抱かなかったのか。少佐から「君だけは変わらない」と言われるフォイル。

Season7 Eposode1
「帰れぬ祖国」The Russian House
初めてのやりがいある事件についフォイルを意識して遠ざけてしまうミルナー。相変わらず弱き者の味方のサム。「6年も殺し合い=戦争をしてまだ殺し合い=殺人をする」ためフォイルの戦争は終わらない。そして本当の戦争もまだ終わっておらずチャーチルの退陣によって冷戦が先鋭化。

Episode2
「差別の構図」 Killing Time
戦争という非日常だから享受できた権力と特権に取りつかれる男、両親を奪った戦争を憎み兵役拒否する男、奪われる側に立ち戦争で肥え太った実業家が許せず犯罪にのめりこむ男女。戦争では平等に戦わせておきながら根底の差別意識が抜けない男。いつもフラットなフォイル。

Episode3
「反逆者の沈黙」The Hide ゲスト出演 アンドリュー・スコット
​念願かなって警察を辞職したフォイルは、やり残した仕事のために渡米する手続きをした矢先、青年ジェームズ・デベローの無実を証明するべく奔走することに。ジェームズは名家の息子だが、戦地で捕虜になったのち、ドイツ軍と共に戦う英国人部隊"英国自由軍団"に加わり、反逆者として死刑に直面していた。しかし、フォイルが面会に行っても彼は何も語ろうとしない。一方、デベロー家の秘書が殺害され、ミルナーが捜査に赴く。

サイコパスも演じられるアンドリュー・スコット扮するジャックが、フォイルが真実を言い当てた時絶妙のタイミングでぽろっと涙を流す。フォイルの遠い日の花火ではない恋が明かされジャックへの思い入れの訳が明らかになるSeason7ラスト回しみじみ。来週は日本人にはちょっとキツイ回。

Season8
Episode1「新たなる戦い」The Eternity Ring
人類初の核実験が成功し、原子力開発と冷戦を背景にした東西スパイの情報戦が始まっていた。イギリスの諜報機関の保安局が、ソ連のスパイ網"永遠の輪"の調査にフォイルを引き込む。元運転手サムと彼女を秘書としている科学者が、原子力研究の情報を漏らしていると疑われたのだ。フォイルは科学者たちやソ連のスパイに接触、"永遠の輪"とサムの謎を追う。やがて、仕組まれた罠が浮かび上がってくるのだった。

政治家の妻として新たな道を歩み出したサムだが天真爛漫な所は変わらないでいて欲しい。大戦が終わりイギリスの新たな敵に浮上してきたのはフォイルの背後に映る独裁者スターリン率いるソ連。釣りが好きなフォイルに「どうせ釣るなら大物を釣ったら?」という誘い文句がいいな。

Episode2「エヴリン・グリーン」 The Cage
ロシアの亡命高官が3人、MI5の用意した隠れ家で殺された。隠れ家の場所をソ連に教えたスパイがいるらしい。折しも全身に傷を負った身元不明のロシア人が病院で死亡する。フォイルは、病院の近くにある元捕虜収容所の建物に事件の鍵があると気づく。一方、サムの夫アダムは選挙に立候補。遊説中に、娘が行方不明になったという女性と知り合う。娘の名前は、スパイ容疑のかかった外務省の女の名と同じだった…。

「ダウントンアビー」でグランサム伯爵夫人付スプラットを演じていたジェレミー・スウィフトがサムの夫アダムの選挙参謀。本音を口にする度ファンを増やす愛すべきキャラ、サム。MI5 パートに代わり残念ながらトリオは見られない。刑事時代国家権力の圧に苛立っていたフォイルはどう動く?

Episode3「ひまわり」 Sunflower
フォイルはオランダ人教授ファン・ハーレンの保護を命じられる。その正体はドイツ人で元ナチス親衛隊少将シュトラッサー、MI5の貴重な情報源だった。ナチスを嫌うフォイルが対応を渋るうちに、シュトラッサーの身は次々と危険にさらされていく。一方、サムの夫アダムは政務秘書官となり、農地を強制収用された男から相談を受ける。戦後に買い戻す約束だったが地価が倍に跳ね上がっていたのだ。アダムは政府の不正を疑い始める。

戦後少なからぬドイツのSSや科学者が裁きの網を逃れた史実に材を取ったエピソード。必ずしもフォイルと馬が合わなかった(だけに意外な)アーサーがおいしい役どころ。もはや戦後ではない人と戦争を引きずる人との対比。妻になっても相変わらず突っ走るサムのおめでたでSeason8は幕。

Season9
Episode1「ハイキャッスル」 High Castle
大学教授ノールズが刺殺体で発見され、服のポケットから、ロンドンに本社を置くアメリカの石油会社会長、デルマーの自宅住所のメモが見つかる。デルマーはMI5に協力し、英国が石油を獲得できるようイランと交渉を進める重要人物だ。二人の関係を明らかにすべく事件の調査を始めたフォイルは、ノールズがニュルンベルク裁判で通訳をしていたと知り、現地へ赴く。そして事件の裏に潜む、戦争とビジネスの闇を暴き出していく。

女性有権者の働く権利を守ろうとする一方身近な妻サムの働く権利を阻害していたことに気づくアダムいい夫。冷え切ったデル・マー夫妻との対比。「戦争も政治も関係ない。ビジネスをやっているだけ」とはいかにも死の商人の言いそうな事。「MI5に単純な事件はない」ようやく悟るフォイル

Episode2「エルサレムの悲劇」 Trespass ゲスト出演 アレックス・ジェニングズ
英国が委任統治していたパレスチナで、ユダヤ人テロ組織により、英国軍司令部の入るホテルが爆破された。その4ヶ月後、ロンドンではパレスチナ問題を話し合う国際会議が開かれることになり、フォイルの所属する情報部が警備を任される。そんな中、裕福なユダヤ人大学生が襲われ、その父親が殺害される事件が発生。一方、戦後の窮乏生活への不満が充満する町で、ネオファシスト組織の拡大を目指す男が演説会を開くことになるが…。

もともとバルフォア宣言とマクマホン宣言の二枚舌外交が招いたアラブとユダヤ人の不和。「外国人のせいで祖国が落ちぶれる。我々の仕事も住宅も外国人が奪う」とアジるルーカスはかつてのヒトラーのよう。移民問題を抱える現代のイギリスにも通じる外国人排斥が過激化する戦後の英国。

Episode3「エリーズのために」Elise
フォイルの同僚ヒルダが銃で撃たれ、犯人は「エリーズのためだ」と復讐らしき言葉を残した。やがて、ヒルダが戦中に属していた特殊作戦執行部の諜報員の暗号名がエリーズと判明する。彼女を含め9人が数か月間で死亡する悲劇があったのだ。その原因として組織内に内通者がいると考えられ調査が行われたが、真相は謎のままだった。関係者全員に復讐しようとする犯人を止めるため、フォイルは9人の死の真相を探っていく。

小説「戦場のアリス」を彷彿とさせる渡仏した英国女性スパイの逸話。戦中を生き抜きこの世界の非情さを知り抜いてきたはずのピアースが最後に見せた“私の娘達”への愛情。前回に続き「これはビジネス」を強調する悪徳実業家。喜怒哀楽総ての感情を表現し得る口角上げのフォイルズスマイル で幕。


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最終更新日  July 2, 2023 05:05:22 PM
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