映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。五輪相の池江選手へのコメントが物議をかもしてますね。
心にあることを素直に言ってしまったのでしょうが失言が多すぎです。

さて、こちらはパーフェクトなプランを立てていたカップルの話です。
ただ計画は必ずしも計画通りにはいかないですよね…。

パーフェクト・プラン
GOOD PEOPLE

出演
ジェームズ・フランコ　オマール・シー　ケイト・ハドソン　トム・ウィルキンソン

シカゴからロンドンに渡った、請負労働者トムと小学校の先生アナの夫婦。祖母から継いだ屋敷を改築して住みたいと夢見るが、金融引き締めと外国人労働者取り締まりを強化する政府からトムに退去勧告が言い渡される。失意に沈む二人だが、階下の住人が3,500万円もの大金を遺して亡くなっているのを発見。悩んだ果てに金を自分たちのものにするが、フレンチマフィアや麻薬密売人が周囲で動きだした上に刑事までもが彼らの前に現われ、思わぬ事態に引きずり込まれる。

原題はGood People。素直に考えて善き人－主人公夫妻のこと。目の前に現れた大金を前に、善き人がデキゴコロを起こして悪い人に転落していく話なのでタイトルは思いっきり皮肉。邦題の方がかけ離れている。だって、その時、その時、思いついたアイデアで動いているだけで、全然パーフェクトなプランじゃない。そもそもパーフェクトなプランを考えついたら、マフィアにも刑事にも追われない。本当に、あっという間にばれてる。

フランス映画ではいい人を演じてきたオマール・シーが単独で立っているだけで一番怖い。何せガタイが大きい。素人の誘いに大した手下も連れずにホイホイ来るなんて、本当に修羅場を潜り抜けたマフィアなのか。

豪華すぎる刑事トム・ウィルキンソンは屋敷の前で車ぶつけて血を流しているシーンでてっきり死んでいると思った。しかし俳優自身のネームバリューなのか死ななかった。彼ほどの俳優なら、娘を死に追いやった悪党を倒すため切々と訴える演技なんぞやってもよかったのに、ただ渋さだけが出ていて何かもったいない起用をしている。

意味不明だったのは、夫婦が子作りする夜を表す符牒のスシナイト。なんで和食なんだ。寿司を食べれば子供ができやすくなるのか。初耳だ。それにしては一度も寿司を食べる場面がなかった。


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