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May 16, 2019
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カテゴリ:東欧・ロシア映画
みなさん、こんばんは。丸山議員の信じられない発言がありましたね。戦争を知らない世代が無責任にもほどがある。

映画​バーバリアンズ セルビアの若きまなざし
を見ました。


バーバリアンズ セルビアの若きまなざし
VARVARI/BARBARIANS

監督&脚本
イヴァン・イキッチ

2008年2月17日、コソボはセルビアからの独立宣言を行い、セルビア政府は強く異議を唱えた。

 まだ精神的に大人になりかけで、仮釈放中の身という問題児のルカは、かつては工業地域として栄えながら、いまは荒れてしまった町ムラデノバツ(首都ベオグラードから50kmほどの距離)に住んでいる。閉鎖的な街を毎日うろついてばかりのルカにとって、鬱屈した生活の中で唯一発散できるのは地元のサッカーチームの試合で応援すること。そしてサポーターを仕切るリーダーで親友のフラッシュと、いつも夜中までつるんでは飲んで騒いでいた。

ある日、自宅に訪問してきた社会福祉士によって、ルカは家族の秘密を知らされる。それはコソボ紛争で死んだと思われていた父が生きており、ルカを捜しているというのだった。突然の真実に当惑するルカ。何故か母は父の消息について、ひた隠しにしていた。家族の問題が解決されない中、仮釈放中のプレッシャーや上手くいかない恋の悩みなどでルカは苛立ちを抑えられず、いざこざから地元のサッカーチームでトップクラスの選手の脚を折ってしまう。トップ選手を負傷させたルカを捕まえようと、チームの連中やサポーターたち、さらには友人たちにまで追われるはめとなり、ルカは行き場がなくなってしまう。

 そんなある日、首都のベオグラードでは、一方的に独立宣言をしたコソボに対する抗議デモが行われ、多くの若者たちもこぞって参加した。ルカも仲間たちとデモに向かうが、信念も無くただ暴れては強奪をして楽しむ仲間たちを見て、ふと我に返る。「いったい、自分は何者で何がしたいのだ」と自問自答するルカは、仲間たちから離れ、ベオグラードにいるという父親に会うためバスに飛び乗るのだが―。

 プロでない主演俳優達には脚本が渡されず即興で演技するよう言われたそうだ。HPに履歴が載ってるけどまあ、地元のやんちゃくれですね。演技指導とか聞かなそう。全編映画という気がしませんでした。ドキュメンタリーかなと思ったくらい。逆にこの人達をよくフィクションの中に落とし込んだなぁと。


 ソ連崩壊で20世紀後半から東欧の国境と国がどんどんわからなくなった。大きいまとまりであれば特色もつかみやすいが、ナントカ自治区と名がつくともう民族の違いさえわからない。でもそんな民族や宗教の違いが紛争を生んでいる。

 セルビアの怒れる若者達=バーバリアン。冒頭にギリシャ人カヴァフィスの文言が引用される。
「夜になっても野蛮人は現れない もういないという人もいる どうする?野蛮人は世の解決策なのに」と訳されているが本編はもうちょっと長い『野蛮人を待つ“Waiting for the Barbarians”』という問答型の詩である。避けがたい変化が外部からやってくるのをただ待っているが、本当は内部で変化に対応できなければならない。しかし現在のセルビアはそれができていない。だからこそ紛争が起きる、というメッセージなを「いつまでもこうしてはいられないのがわかっているし、変化を起こしたい気持もあるのに一歩を踏み出せない」若者のルカにセルビアという国が仮託されている。



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最終更新日  May 16, 2019 12:02:47 AM
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