2019/09/16(月)03:31
有名人は皆釜山にやって来る~映画「国際市場で逢いましょう 」
みなさん、こんばんは。MGC見ていましたか?すごかったですね。
今日から韓国特集で映画と小説を紹介します。
まず映画から、ファン・ジョンミンが出演している映画を紹介します。
国際市場で逢いましょう
ODE TO MY FATHER
出演
ファン・ジョンミン キム・ユンジン オ・ダルス
朝鮮戦争中、港で妹とはぐれてしまったドクスは、妹を探しに行く父親から「「今からお前が家長だ。家族を守ってくれ。 」と家族を託される。ドクスは、母親と2人の妹弟と一緒に避難民として釜山の国際市場で叔母が経営している小さな露店「コップンの店」に身を寄せることになる。だ幼いながらも家長として家族を守ることを心に誓った彼は、自分のことは後回しにしていつも必死に働いてきた。その後、西ドイツの炭鉱で働き、ベトナム戦争に従軍するなど、ドクスは何度も命の危険にさらされる。
第二次大戦でようやく日本の支配を離れ、平和が訪れたかと思いきや、中国とアメリカの代理戦争に巻き込まれ、現在に至るまで半島が真っ二つになってしまった朝鮮。当初は中国軍の支援を得た北朝鮮が有力で、釜山に逃げてきた民が開いたのが、現在に続く国際市場である。
ドクスの現在と過去が交錯して描かれ、彼が頑として店を手放そうとしない理由について明かされる。船長になるという夢を抱いたドクスは二度資格を得るが、その度に家族を優先したため、遂に夢を叶えることができなかった。ドクスが遠く西ドイツの鉱山やベトナムに出稼ぎ&兵士として行くシーンがある。前者はわざわざ朝鮮半島まで人を募らなくてもと思うのだが、よほど人件費が安く済んだのだろう。他国のために危険な地に送られ、やがて傷つくドクスは傷ついた朝鮮半島そのものなのかもしれない。
家族のために尽くしてきたドクスの腐れ縁・ダルグはどうやら一人っ子のようだ。身軽なのだから、アメリカでもどこへでも行けばいいと思うのに、ドクスの後を追って西ドイツやベトナムについてくる。西ドイツではその気もないのに看護寮の舎監と一夜を過ごし、ベトナムでは救った女性と結婚という、女性運についてはなかなかいいものを持っているようだ。名脇役オ・ダルスが演じている。また、釜山でドクスらがすれ違う人として現代財閥創始者鄭周永、デザイナーアンドレ・キムなど実在の人物が登場する。これには何か意図が?
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