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September 29, 2019
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カテゴリ:アメリカドラマ
みなさん、こんばんは。ラグビー日本勝ちましたね!

BSで放送されていた
アメリカドラマ​ブラッドラインを見ました。

ブラッドライン
BLOODLINE

出演
ベン・メンデルソーン エミー賞助演男優賞
カイル・チャンドラー サム・シェパード シシー・スペイセク

第1話
フロリダ・キーズのイスラモラダでホテルを経営するレイバーン家。
45周年の祝賀会に合わせ長男ダニーが帰省したことで、すべての歯車が狂い始める。

第2話
事故によりあらわになった過去の傷跡。これが原因となり、既にぎくしゃくしている
ダニーと家族の関係がさらに複雑になってしまう。

起こってしまった現在から過去に遡る。母も父も胸に一物抱える次兄を通じて長兄に伝えようとするから悲劇が起こる。直接話せない何か或いは負い目があるのか。長兄も真実を話さず世間のレッテル通りの自分を演じようとする素直ではない性格のためストレートな三男と衝突。

第3話
ロバートの状況が安定しない中、イスラモラダに残るべきか考え直すダニー。
仕事でも私生活でも義務を果たそうとするメグは次第に追い詰められていく。

第4話
一家はホテルでのダニーの新しい役割を受け入れる。
殺人事件の捜査に当たるジョンとマルコは、事件に関連する焼け焦げたボートを発見する。

偽善に満ちた家族からいち抜けたしながらも母の懇願により戻ってきた長兄ダニー。亡くなった姉妹の代わりを務めようと必死になればなるほど長兄に見抜かれるメグ。良心をひねこびた形で表現しているだけかと思ったダニーが最後に父に牙をむく。

第5話
突然の悲劇がレイバーン家を襲う。殺人事件の証拠集めをしていたジョンは、一家の忌まわしい過去につながるあるものを見つける。

第6話
ダニーを味方につけたいジョンだが、ダニーは過去に起きた恐ろしい出来事を知ってしまう。メグは新規顧客を獲得し、ケヴィンの私生活には変化が訪れる。

第7話
ジョンとマルコは捜査の手掛かりを掴む。カルロスを助けようと必死のメグ。ケヴィンはダニーに真実を打ち明ける。

第8話
強盗に襲われたケヴィンはサリーの家で療養することに。ダニーはカルロスと取引する。ジョンとマルコは被害女性の 1 人の身元を特定する。

第9話
ジョンが担当する殺人事件に麻薬取締局が関わってくる。メグとダニーの関係が悪化する中、ジョンはダニーの過去を調べ、サリーは過去に思いを馳せる。

第10話
メグとサリーが結婚式の準備を進める一方、ジョンとマルコの捜査線上にダニーが浮上する。

ベン・メンデルソーンの“できるようでいて抜けている”キャラも実は作られたもの?ダニーの人をイラつかせるキャラがうまい。最終回に何が待っているのかは第一回からわかっているのだがあと何人死ぬのか。ますます誰を信じていいのかわからなくなってきた。

第11話
ダニーの不正についてカルロスに問い詰めるジョン。それを受け、ジョン、ケヴィン、メグは家族を救うための計画を練る。

第12話
ダニーが抱える過去と現在の問題がレイバーン家を脅かし始める。子どもたちを集め話し合いの場を設けるサリー。

「家族を忘れて」と言われ実際そうすれば楽なのに何度追い払われても家族のいるフロリダに戻ってきてしまうダニー。一方他の家族はダニーを排除することで残りの家族を守りたい。すれ違い続ける二つの矢が遂に長男に対して臆していた次男の一手により折られてしまう。

自分で殺す勇気がなく殺し屋に任せたジョンが、家に戻っていたダニーを見て目をむくシーンの恐ろしさよ。常にこの長兄はジョンの上を行く。だからこそ排除しなければならない相手となる。

第13話
ダニーの秘密がついに明らかになる。ジョン、ケヴィン、メグは元の平穏な生活を取り戻そうと奔走するが…。

転職、昇進、新しい家族とそれぞれに幸せをつかみかけている三兄妹の前に現れた甥。兄に対しては思う所があっても無垢な彼には負い目がある。母親も子供達の秘密を知る。絶対めでたしめでたしで終わりそうにない最終話。

さて、登場人物について書いてみます。

ダニー
最初単なる放蕩息子の帰還かと思ったらとんでもない。彼がずっと望んでいたのは長女サラの死について自分だけに罪が科せられたことに怒っていた。そして家族皆が父ロバートの側につく中で、家を出るしかないくらいに追い詰められていたナイーヴな人。少年の頃は金髪で絵にかいたような美少年だったのに帰ってきた時はホワイトトラッシュそのもの。御齢50歳のベン・メンデルソーン、若い!そして凄みのある演技。

ジョン
地元の保安官として、長兄なき後レイバーン家の頼れる後継者として揺るぎなきものを持っていたはずのジョン。ダニーの帰還によってその自信が揺らぐ。第一話から動かないダニーを引きずっているので彼が殺したことはわかっている。なぜそういう経緯になったかを明かしていくのがこのドラマ。

ケヴィン
けんかっ早く血の気も多いが肝の据わった長兄ダニーには敵わない。またその事をコンプレックスに感じている。妻とも別れ、またその妻が離れた土地に行ってしまい職場まで失いそうな、次のホワイトトラッシュ候補だったが最終回で急転直下。だが自分の行為を妻に話せるか?

メグ
有能な弁護士。長女サラの幻影に脅かされ、両親の愛情は自分でなくサラにあったのではという疑いが消えない。よき娘として振る舞おうとするが、その反動で浮気をする危なっかしさを持っている。地元の実直な若者ではなく都会の成功者との恋愛を選ぶ。

サリー
家族の中でダニーを比較的買っていたはずの優しい母が最後に彼を突き放したことがジョンの背中を押したのかも。


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最終更新日  October 4, 2019 12:32:48 PM
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