【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

映画・海外ドラマ・本 ひとこと言いた~い

映画・海外ドラマ・本 ひとこと言いた~い

カレンダー

コメント新着

お気に入りブログ

田植えは28日から(`… New! 天野北斗さん

スター・ウォーズ/… New! ジャスティン・ヒーハーフーさん

中山平温泉と石巻(宮… ちーこ♪3510さん

4月☆ fujiうさぎ=^・^=さん

憂きも一時 小烏丸の”てる”さん

プロフィール

hoshiochi

hoshiochi

キーワードサーチ

▼キーワード検索

全て | 料理&お菓子&旅&演劇&その他2 | フランス映画 | 韓国ドラマ・赤と黒(ナップンナムジャ) | その他の地域の映画&ドラマ | アメリカ映画 | 韓国映画 | 真田広之 | 韓国ドラマ | アメリカドラマ | その他のジャンルの日本の小説 | 日本のミステリー小説 | イギリスドラマ | よしながふみ漫画&ドラマ&映画大奥 | 漫画・アニメ | 日本ドラマ | 中国&台湾映画 | 日本の作家が書いた歴史小説 | 海外のノンフィクション・エッセイ・その他のジャンル | 東欧・ロシア映画 | イギリス&アイルランド映画 | オランダ映画&オランダドラマ | 北欧映画 | その他のジャンルの海外小説 | 日本の絵本・童話・児童書・ティーンズ小説 | 日本作家によるノンフィクション&エッセイ・その他のジャンル | 日本映画 | 海外の絵本・童話・児童書・ティーンズ小説 | カナダの映画&ドラマ | ドイツ映画&ドイツドラマ | 日本のファンタジー小説 | 海外のミステリー&ファンタジー小説 | 堺雅人 | 日本ドラマ:歴史ドラマ&時代劇 | 三浦しをん:まほろ駅前シリーズ | 山田風太郎 | 香川照之 | 松山ケンイチ | 海外の作家が書いた歴史小説 | ジェイク・ギレンホール | イギリスドラマ:SHERLOCK | 塩野七生 | 吉田鋼太郎 | イタリア映画&イタリアドラマ | ローズマリー・サトクリフ | 大杉蓮 | ベネディクト・カンバーバッチ | インド映画 | 長谷川博己 | 内野聖陽 | 林遣都 | ムロツヨシ | ジョシュ・オコナ― | 井浦新 | 菅田将暉 | ディーン・フジオカ | 台湾ドラマ&中国ドラマ
November 10, 2019
XML
みなさん、こんばんは。ノーベル平和賞はエチオピア首相がもらいましたね。
トランプ大統領なんてとんでもない!

さて、今日は失敗にまつわる世界史の本を紹介します。

とてつもない失敗の世界史
Humans:A Brief History of How We F*ucked It All Up
トム・フィリップス
河出書房新社

失敗しないで生きたいと誰もが思うものの、生まれてから死ぬまで一度も失敗しない人はいない。「他山の石」という諺もあるように、我々は先人の間違いを数多く見て来て、それを自分の糧にしようと心がける。にもかかわらず、似たような失敗をしてしまう人間は、実は学ばないイキモノなのか?

 なぜ失敗してしまうのか。
理由その1.今まで一度もやったことがないから。
原因としてはこれが一番多い。例えば「オーストラリアでウサギを増やすと狩りが楽しいな~」などと兎を持ち込むのがこのパターン。ところが、ウサギが予想以上に増えてしまって、土地の生態系や自然環境をも変えてしまった。

理由その2.どこぞの首相のように自然に対しても「The situation is under control」(状況はコントロール下にある)と自らを神のごとく勘違いしているから。
中国で雀が増え、穀物を食べられて困っていた。そこで雀さえいなくなれば豊かな収穫がもたらされると考えて、雀撲滅作戦を展開。ところが、雀がいなくなっていなごが増え、さしずめ旧約聖書のエジプト人に襲い掛かるイナゴの災いのような惨状になってしまった。

理由その3.他人は失敗したが、自分だけは失敗しないと思い込むから。
わかりやすいのはヒトラー。ナポレオンがロシアを攻めて攻めて攻め込みすぎて、冬将軍到来の最中兵站を長くし切った所に反撃されて敗退したのを知っていながら、自身も当初の予定とは異なり戦線を拡大しすぎて敗北。ロシアを攻めて攻めて攻め倒した国はいまだかつてない。

 まあ失敗も悪い事ばかりではない。カップルがエレクトリカルパレードや花火でうっとり見上げるシンデレラ城は、失政を繰り返したバイエルン王ルートヴィヒのノイシュヴァンシュタイン城がモデルなのだ。狂王と呼ばれた男の創造物がディズニーと結びついているのは何とも皮肉。

 直近の自分がしでかした失敗をくよくよ悩んでいた読者も「あ、全然セーフ。OK。」と気が楽になるはず。ところで、最後の写真があれになった意図って、現代社会最大の失敗があの人ってことなのかな?さて直すのは誰?


とてつもない失敗の世界史 [ トム・フィリップス ]​​楽天ブックス






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  November 10, 2019 12:00:19 AM
コメント(0) | コメントを書く
[海外のノンフィクション・エッセイ・その他のジャンル] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


PR


© Rakuten Group, Inc.