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December 15, 2019
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カテゴリ:林遣都
みなさん、こんばんは。大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺を見ています。なんか一年中にこれほどいろいろあったドラマも初めてですが傑作です。
そういえば平清盛も低視聴率と言われましたがTLでは未だに海の民が浮上してきます。きっといだてんもそんなドラマになるでしょう。

いだてん 東京オリムピック噺
Idaten


宮藤 官九郎

音楽
大友 良英

出演

明治パート
中村 勘九郎 役所 広司 平泉 成 
綾瀬 はるか シャーロットケイトフォックス 杉咲 花 ベンガル
白石 加代子 山本 美月 橋本 愛 生田 斗真 勝地 涼 中村 獅童
ピエール 瀧 峯田 和伸 満島 真之介 小澤 征悦 田口 トモロヲ 宮崎 美子
大竹 しのぶ  近藤公園 満島真之介 武井壮

大正パート 田畑家
根岸季衣

大正パート
寺島 しのぶ 黒島結菜

水泳パート
斎藤工 林遣都 三浦貴大 大東駿介 上白石萌歌 皆川猿時 トータス松本 

昭和パート 戦前
麻生久美子 桐谷健太 加藤雅也 塚本晋也 薬師丸ひろ子 萩原健一 塩見三省
リリー・フランキー じろう(シソンヌ) 渡辺大知 村杉蝉之介

昭和パート 戦後
星野 源 松重 豊 阿部 サダヲ 筒井真理子

昭和パート&東京オリンピック
浅野忠信 安藤サクラ 徳井義実 三谷幸喜 松田龍平 井上 順 立川談春 井之脇 海
カンニング竹山 前野健太 増子直純(怒髪天どはつてん) 浜野謙太 角田晃広
黒田大輔 須藤 蓮 川島海荷 駿河太郎 立川談春 北島康介 吹越満

落語パート
ビートたけし 小泉今日子 池波志乃 松尾 スズキ 柄本時生 坂井真紀
森山 未来 神木隆之介 川栄 李奈 橋本愛 池波志乃 荒川良々

第1話『夜明け前』島崎藤村
この後明治の元勲の面前で箱根駅伝(金栗四三と縁有)優勝監督みたいな胴上げをされてしまう柔道の父嘉納治五郎。役所さん演じる嘉納は実物よりダンディ。中の人が歌舞伎役者だから隈取か?と囁かれるゴール場面。何を囁いたかは後の伏線に。今回タイトルは文学作品名シリーズか(明治&昭和)。

第2話『坊ちゃん』夏目漱石
『西郷どん』でスルーされた田原坂フォロー『いだてん』 西郷家のセットを多少手直し(仕置部屋増築)したような貧乏子沢山の金栗家セット。姜尚中 先生美声で冷水浴の効能を説く。毎回NHKの子役発掘は素晴らしい。第一話の四三と治五郎の抱擁は第二話から繋がっていた。森山未來 さんの身体能力の高さよ。

第3話『冒険世界』押川春浪
クドカン脚本では常に夢を追って電車で故郷を出る若者を見送ってくれる人がいる。「あまちゃん」 密かに東京に来ているライバルの存在も知らず「負けた人間の屈辱を味わってみたい」と言う絶対王者三島弥彦。ホトトギスが女中の解釈でシンデレラ話に。熱中できるものを見つけたシティボーイ。

第4回『小便小僧』
記者会見でピエール瀧 さんが散々「なんで2作続けて走る道具を作る役に」と言っていた場面がやってきた。運命的なオリンピック走者と足袋屋の出会い。三島家での天狗倶楽部の浴びるようなビールと四三達の水&脂抜きのストイックな光景と。場面の切り返しがうまい。

第5回『雨ニモマケズ』宮沢賢治
今日の勝利に酔いしれるTNGと治五郎先生Vs反省点を考えすぎて徹夜してしまう四三という意図的な対比。漱石かぶれですっかりアンニュイになり猫まで抱いている美川。SNSもないのに情報が早く翌日にはちゃっかり宣伝文句に入れている恐るべき情報通播磨屋。当時の多摩川の小ささよ。

第6回『お江戸日本橋』柴田錬三郎
オリンピック精神を熱弁するより借金して脱力した心理状態の説得の方が功を奏した嘉納治五郎。見えない未来に向かい走る孝蔵と四三が橋の上ですれ違う。「陸王 」で足袋風シューズを目の敵にしていたピエール瀧 がマラソン用足袋を作る。死んだら切腹云々はどうしても円谷選手を思い出す。あの時治五郎先生がいたら。60年代の東京の砂埃の凄さよ。少し前の中国のようだ。

第7回「おかしな二人」ニール・サイモン
部分的な出演なので 「マッサン」よりもコメディエンヌぶりを発揮しやすいシャロやん。子供に関心のない親はいても親に関心を持ってほしくない子供はいないらしい三島弥彦。ラストの中村獅童 さんが 「トットてれび」 で演じた寅さんみたい。東京で着るには暑そうなフロックコートをどうする永井先生。

第8回「敵は幾万」(山田美妙斎作詞・小山作之助作曲)
三島家涙の別れの横でストックホルムへの想いやみがたい可児がこっそり列車に乗り込み嘉納の乗り遅れが描かれる新橋駅悲喜劇。母親手縫いと播磨屋主人が作ってくれたユニフォームに包まれ活躍を期す二人。自転車節で青春に別れを告げる四三。いつの間にか友の背を追っていたことに気づく美川

第9回「さらばシベリア鉄道」松本隆 演出 大根仁 井上剛
オリンピックスタジアムの入り口に立つ四三と落語家の入り口に立つ孝蔵改め朝太。二人にとっては傍迷惑なラブラブ監督夫妻の悲愴な覚悟は留守番隊だけに知らされる。
いだてん劇場 で描かれた二人の馴れ初めもドラマティック。スピンオフでぜひ。

第10回「真夏の夜の夢」シェイクスピア
日本にいた時と立場が逆転する痛快男子といだてん。WorldRecordの知名度が物を言い更衣室で足袋とカーペンター談義で盛り上がる四三と今までトップだった自分の実力が外国人と比べて初めてわかる弥彦。ブロマンスを思わせる一幕もあって真夏の夜の夢のオベロンのように登場する治五郎先生。

第11回「百年の孤独」ガルシアマルケス
自らも時と闘いながら三島に「レースは時間との闘いだ」と告げる大森兵蔵(“もっと早く言って欲しかった”と言われるオチつき)。「日本人に短距離は無理」という三島の予言は百年に4年足らぬ96年で解ける紀行フォロー。孝蔵にも高座デビューという時が迫り四三と共にプレッシャーに襲われる。

第12回「太陽がいっぱい」パトリシア・ハイスミス
スヤさん来訪でスポーツバーみたいになっている金栗家。何度か分岐点を間違えて指摘されていたエピソード回収。「太陽がいっぱい 」 のディッキーのように消えた男になってしまった四三。イエスが蘇らせた男の名を貰いながら今度は蘇らなかったポルトガルのラザロ選手はオリンピック初の死者。

第13回「復活」トルストイ
途中までいい調子だったのに途中退場する朝太だが羽織を質入れしつつ落語は続ける。これも復活。「10年後、50年後に日本人の体力が追いついていればいい」未来の日本選手復活を願う大森兵蔵。1916年開催地に決定したベルリンが第一次大戦によって中止され1936年開催。ここにも復活のテーマが

第14回「新世界」ドヴォルザーク
師走でもないのに師匠を走らせ見送られる朝太。スポーツをすっぱり辞め実業界に入る三島天狗。4年後再挑戦を狙っていたのに結婚という人生の一大イベントが目の前に来る四三。3人の青春時代の終焉は絶対的カリスマ嘉納治五郎時代の終わりでもある。女性留学や外国のスポーツが入る明るい面も。

第15回「ああ結婚」ヴィットリオ・デ・シーカ
権限は取り上げられても相変わらず慈愛に満ちた嘉納。そのままいけばテニスの王子様だったのに『楽しすぎてはいかん』とストイックに舵を切る永井。ストックホルムで負けた暑さを克服せんと耐熱練習に舵を切る四三。二人とも極端すぎるか馬鹿なのか。朝太の落語のひねた批判をする田畑政治

第16回「ベルリンの壁」演出 大根仁
「政治とオリンピックは関係ない。スタジアムは聖域だ」嘉納治五郎の熱意も何もかも捨てて取り組んだ四三の努力も戦争という壁に阻まれる。65年後1980年と84年再び政治がオリンピックをねじ伏せるが1989年にベルリンの壁は倒れる。倒れない壁はない。円喬と朝太のクロスカットいいですね。

第17回「いつも二人で」スタンリー・ドーネン
東京にいる四三のせいで度々池辺家大奥様に怒鳴り込まれる実次。オリンピックの失意から這い上がった四三の熱意が今に続く箱根駅伝を生む。船に乗っている時点で既に駅伝っぽくない不思議な第一回。女子に対する産めよ増やせよの圧はこの後太平洋戦争でもっと強くなる。

第18回「愛の夢」リスト
階段から落ちたり(スローな武士にしてくれ) 謝罪要員で池部家に行ったり一日多忙な実次の中の人。名前も職業も変わる朝太と昔と同じ車夫・清の変わらぬ友情。イギリスアメリカスウェーデンと別々の国に行かせたはいいが別々のイデオロギーも持ち帰りかえって生徒たちが混乱する女子体育。

第19回「箱根駅伝」演出 大根仁
本編も駅伝で落語ネタも駅伝に加えて森山未來 も金原亭馬生と古今亭朝太をリレーする贅沢さ。ヘンゼルとグレーテルみたいな技を使う明治第5走者。すっかりマラソン足袋ブランドの播磨屋。観客も走る選手と一体化して喜び苦しみ達成感を共有できる駅伝の醍醐味を全国視聴者が堪能した回。

第20回「恋の片道切符」ニール・セダカ 演出 大根仁
二階堂の片道切符は野口の結婚報告であっという間に幕(いつの間に)。2名から15名、ホテルの部屋から専用室へ。8年の間に選手団も変わったが期待からの重圧が「選手がスポーツを楽しめる時代」を遠ざける。金メダルがまたも片道切符に終わった四三に恋の矢ならぬ女性選手の槍が飛んできた。

陸上大苦戦のウラでずっと軟式テニスをやっていてオリンピックの硬式テニスで2つの銀メダル獲得かつ日本チームで初メダルってすごくないですか熊谷一弥 選手。紀行と報告だけで終わるのもったいない。

第21回「桜の園」チェーホフ
授業でセクハラ発言を無自覚で繰り返す四三に次から次へと当時のギャル語連発で応酬するシャン達。実際の槍投げで感情の開放と達成感が生まれ笑顔に。ドイツの女性達は確かに強くなったがこの後のドイツを想うと。意外な夫婦誕生に驚く孝蔵。増野夫妻結婚写真のカメラマンは 山下敦弘監督。

第22回「ヴィーナスの誕生」サンドロ・ボッティチェッリ
女性初のオリンピックメダリスト 人見絹枝 は勝ちたくないのに勝ってしまう女性だった。上京した時から様変わりして今は怪しいグラビア写真を売る男美川。男性が女性を自分の固定観念の枠に閉じ込めようとするのは今も昔も同じ。五りん、りん、おりん、オリンピックと④つのりんが揃う回。

第23回「大地」パール・バック
パール・バックの「大地」では飢饉や戦争に悩まされながら血のにじむ思いで土地を増やしていった農民が最後に子供達に大事な土地を売られてしまう。どんな努力も最後に瓦解する諦めと見るかそれでも尽きない人の欲望と見るか。ドラマ本編は文字通り大地の恐ろしさが前面に出ていた。

第24回「種まく人」ジャン=フランソワ・ミレー 第一部完
「スポーツマンに何ができるか。スポーツによる復興」復興オリンピックと銘打った東京オリンピックが来年に迫った時にオリンピックの意義を説く。震災やこの後やってくる戦争の中でスポーツに出来ることは何か。スポーツで伝えられる事は何か。走り続けながら考える韋駄天達のドラマ。

第25回「時代は変る」
かつて朝太と四三がすれちがった日本橋で四三とすれちがうのはひたむきな求道者足の韋駄天金栗四三にかわって舞台にあがった口の韋駄天田畑政治。お調子者キャラが火炎太鼓の甚兵衛と被る彼は「明治大正昭和時代をまたいでずっと金欠」の体協に大金をもたらし温水プールもあっという間に実現。桐谷さんがちょっと世良っぽい。

第26回「明日なき暴走」ブルース・スプリングスティーン 演出 大根仁
女性だからと当たり前のようにチームメイトの繕い物もやり専任コーチも相談する同僚もいない人見絹枝を突き動かしたのは日本女子初という責任感と二つの壁を破る負けん気。責任感が強すぎて無理を押して短すぎる人生まで駆け抜けていってしまったが女子陸上にしっかり爪痕を残す。

「明日なき暴走」の原題はBorn To Runで走ることを運命づけられた人を指す。「本当に行きたい場所にはいつ行けるかわからないが走るしかない」という歌詞はまさに今回のヒロインのための言葉。走りついた先にはシベリアと銀メダルが待っていた。

「口も金も出さない」 「何か得があるのか」と尋ねる大臣に「口も金も出せばいい。若者の活力を国に生かせばいい」と言う田畑。こうして潤沢な資金には紐がつけられ究極にはベルリンオリンピックを国のイメージアップにつなげた政治家や放映権の関係で競技時間を変更させるスポンサーもいる

第27話「替り目」落語 演出 大根仁
「この飲んだくれを世話してくれるのは三千世界を探しても、あの女房以外にないんだよ」志ん生『替り目』の独言を田畑の四三への賛辞にすり替える(いずれも本人聞いてる)。一方でオリンピックをショー化し一般大衆にオリンピックに目を向けさせるためメダル第一主義への萌芽も見える。

第28話「走れ大地を」国際オリンピック応援歌 詩 斎藤龍
「スポーツが盛んなうちはこの国は大丈夫」と言い置いて新聞社を去る河野一郎。「戦争は勝つ方も負ける方も辛く苦しい。スポーツは勝っても負けても清々しいものだ」自分を撃った将校を呼び戻し諭そうとするなど「話せばわかる」を貫いた一回だけの出演が惜しまれる犬養首相退場。

わかりやすく伝えるなら泣くなり怒らせるなり台詞を言わせるなり方法はあるがどれも選ばず無言と表情とLightingだけで伝える田畑の胸の内。言論統制「問答無用」と言葉が潰されてゆくが、戦後映像という新たなツールが20世紀を席巻して声なき声を伝える。20世紀はまさに映像の世紀だった。

第29回「夢のカリフォルニア」The Mamas&Papas
わずか3年の活動期間に名曲「California Dreamin'」を残したママス&パパス。彼等を後押ししたのはベトナム戦争を受けたFlowerMovementだった。
「こんな冬の日にはカリフォルニアを夢見るよ」と歌う。
治五郎の夢、政治の夢が花開く夢のカリフォルニアで有色人種は運転手や守衛など低所得の仕事にしか就けない。日本がオリンピック立候補の一方で日本の満州侵略非難の文字が米紙面に踊る。

アジア初めての聖火を持ってくるはずだったのにやって来るのは日本だけでなくアジアを覆いつくす戦火。歴史は時として個人の思惑とは全く異なる方向に転がってゆく。政治が「若者の活力を国に活かす」と言った時には学徒出陣など考えてもいなかったように。

第30回「黄金狂時代」チャールズ・チャップリン
健全男子のもやもやとも疝痛とも戦いつつフェンスの中の平和を享受する水泳陣。ヒトラー、ムッソリーニと第二次大戦の主役が登場。ナチスのユダヤ人への非道を非難する治五郎も非難されている満州事変における日本人の中国人への行為には言及せず。効果音にも振りにも動じない放送人河西。

第31回 「トップ・オブ・ザ・ワールド」The Carpenters
Top of the worldとは一見今回の日本水泳の結果を受けた世界の頂点という意味に取れるが、実際は「有頂天」という気持ち。異国で認められた日本人、異国でメダルを日本人が取る姿を見た日本国民はこのあとすこうし有頂天になってしまったのだ。そしてやがて絶対の自信を持ち戦争に突入する。

第32回「独裁者」 演出 大根仁
「日本にはヒトラーやムッソリーニのような独裁者はいない」のに日本はなぜ彼等と手を組み戦争に突入することになったのかがこれから描かれる。「交渉相手だと話が早い」独裁者は「気分屋で総てがひっくり返る」恐ろしさも併せ持つ。

第33回「仁義なき戦い」深作欣二監督 飯干晃一原作 演出 大根仁
語学力抜群で外交能力も併せ持つ杉村も悔し泣きする世界のアイドル嘉納治五郎の魅力。自らの行為がオリンピックの政治的利用価値を知らしめ“役に立つオリンピック”にしてしまったことに気づく田畑。今はおめでとうを言う立場の未来のオリンピック招致&開催時の東京都知事。近づく軍靴の音。

第34回「226」
子に赤く染まる達磨(是清の愛称)の絵。国民に向けられるサーベル。メダルもオリンピックも言論の自由も武力がなぎ倒していく戒厳令下、落語でも“笑いにならない”226事件。しかし戒厳令下でも変わらず遊ぶ子供達と素朴な日の丸弁当がオリンピックを日本に引き寄せる。

第35回「民族の祭典」レニ・リーフェンシュタール 演出 井上剛
「日米でヨーロッパを負かそう」とIOC委員に声をかけられた場面からしつこいくらい映されるSSの鍵十字の腕章。実際は「日独伊で米を負かそう」。「ヒトラーにお礼を」という言葉でわかるオリンピックへの政治的圧力。国の圧力に屈しなかった中国の委員。オリンピックを役に立てたヒトラー。

第36回「前畑がんばれ」演出 大根仁&井上剛
また一緒に泳ぎましょう」と言ったあと総統の顔色を窺うマルタ。表彰式で涙ぐむ前畑と硬い表情で敬礼するマルタ。国を背負っていたのは同じでもこれだけ違う二人。嫌な予想をしていたので殺されていなくてよかったマルタ。前畑が背負っていた国民の期待は別の形で嘉納の肩にやって来る。

第37回「最後の晩餐」レオナルド・ダ・ヴィンチ 演出 井上剛
現実と夢ならば迷わず人は現実を選ぶ。現実は日中戦争。夢はオリンピック。77歳まで夢を選び続け自分にとっての一番を探し続けた嘉納治五郎逝く。平沢と田畑に託された五輪の夢はひとまず後退し、神宮外苑競技場は若者が競技する場になる前に学徒を送り出す場になる現実がやってくる。

第38回「長いお別れ」レイモンド・チャンドラー
OPに毎回登場する聖火台 が故郷川口に里帰り(めでたい)。嘘だとわかっているのに言わなければならない「万歳」哀しいのに言わなければならない「万歳」人々の本音は東龍太郎の「残念でなりません」治五郎の口癖「楽しいか楽しくないか」選択する自由はなくなり義務と窮屈な空気が回りを覆う。

第39回「懐かしの満州」ドキュメンタリー 演出 大根仁
志ん生メインの回なので珍しく敗戦外地篇。一瞬にして勝者と敗者が入れ替わり敗者になった日本人は敵に囲まれて遥かに遠い祖国と家族を目指す。望郷の念を抱きながら帰れなかった勝と帰れた志ん生の想いが富久で重なるが帰れるチャンスを持ちながら二人の明暗は別れる。一番逞しいのは美川。

第40回「バック・トゥ・ザ・フューチャー」スティーヴン・スピルバーグ
演出 井上剛
ほぼ田畑平沢説得シーンに敗戦からこれまでの日本スポーツ界歴史ダイジェスト紹介のスピーディな回で第一話に戻る。オリンピックを開きたい一番の理由は国威発揚でも日本アピールでもなく「面白いことだから」というシンプルな理由。何気に優秀な人材が集まるのも田畑が生まれ持つ才か。HPに東知事の切り捨てるには惜しい苦難の歴史とエピソードが満載。

第41回「おれについてこい!」大松監督  一木正恵演出
私生活無パワハラありの日紡貝塚女子バレー。敗戦国イタリアから引き継ぐ五輪。柔道の受け身から回転レシーブ爆誕。今の世にも問いかける田畑の選手ファースト宣言。『翔んで埼玉』に続き選手村朝霞却下で今年二度目にディスられる埼玉。政界の寝業師をとてつもなくいやらしく演じる 浅野忠信。

第42回「東京流れ者」鈴木 清順監督
川口浩探検隊 みたいなカッコで戻ってきた聖火リレー踏査隊。「娘さんを僕に貸して下さい」を全選手の親に対して行う大松監督。代々木選手村誕生のためにNHK渋谷爆誕。選手村騒動は偶然にもリアル札幌VS東京マラソンすったもんだが被るエピに。金栗サイン会に悲劇の主人公円谷幸吉登場。

第43回「HELP!」The Beatles
東京オリンピックボイコット騒動勃発に繋がるアジア大会。政治と引き離そうとすればするほど切り離せないスポーツは、スポーツそれ自体の意味が大きくなった事でもある「Not just anybody You know I need someone誰でもいいってわけじゃないけど誰かの助けが必要」な状況に寝業師川島。

第44回「ぼくたちの失敗」森田童子 演出 大根仁
紀行でリアル「いいかい?」が聞ける。「知識と経験においてなんぴとにも劣るものではない」という本人発言を聞いてしまうと猶更辞任の無念が応える。しかし政治介入の種をまいたのは他ならぬ田畑だった。「明日なき暴走」「替り目」からの長いブーメラン(演出今回も含め何れも 大根仁)。

第45回「火の鳥」手塚治虫 演出 一木正恵
かつてぺ(平和)で五輪参加を呼びかけられたが戦後ぺ(平和)を説き五輪参加を呼び掛ける日本。選手の言葉に奮起し蘇る鬼の大松。シベリア抑留から戻り五輪音頭を紅白ラストで歌う三波春夫。ボート競技で出場できなかった無念を自国開催五輪に向ける都知事。自ら炎の中に飛び込み蘇る火の鳥達。

第46回「炎のランナー」監督ヒュー・ハドソン
「私に考えがあります」と言っては必勝技を繰り出してきたMK平沢氏。今回もやったもん勝ち(綺麗に言うと事後承諾)策で沖縄国旗掲揚を実現。親の死に目にあうことよりバレーを選んだ河西と大松監督のシーンカットされなくて本当に良かった。最後に出て来る聖火=炎のランナーの苦悩。

第47回「時間よ止まれ」 ゲーテ「ファウスト」&矢沢永吉 演出 井上剛
運転手として登場のクドカン 。鬼の大松優勝の瞬間の落涙や金栗55年目のゴールなどリアル画像の迫力が凄すぎる。閉会式の日が独立記念日だったザンビア。悲しみの万歳が喜びの万歳に雨が快晴に塗り替えられていく国立競技場の歴史。「これが君の見せたいオリンピックかね?」はて来年は?

今回の大河はいろいろあったが終盤にあった出来事でどうなるかと思った大松監督と日本バレーチームのエピソードがきちんと描かれておりよかった。話だけなら鬼の大松イメージが独り歩きしていたが厳しさの裏の優しさ人間性両者の絆がドラマでちゃんと描かれ後半楽しみなエピソードになった。


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最終更新日  January 8, 2020 05:20:22 AM
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