2020/07/05(日)14:13
スーパーマン死す それでも戦いは続く~映画「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」
みなさん、こんばんは。美男はオスカーを獲れないというジンクスがありましたが、
レオ様に続いてブラピがとうとう獲りました。
今日から3日間ベン・アフレック主演映画を紹介します。
まずはヒーロー映画ですよ!
映画バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生を見ました。
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
BATMAN v SUPERMAN: DAWN OF JUSTICE
監督
ザック・スナイダー
出演
ヘンリー・カヴィル ベン・アフレック エイミーアダムス ダイアン・レイン
ホリー・ハンター ジェレミー・アイアンズ ケビン・コスナー ジェシー・アイゼンバーグ
ローレンス・フィッシュバーン
音楽
ハンス・ジマー
バットマンは、両親の殺害現場を目撃したという過去のトラウマから犯罪者一掃に力を注ぐ。一方超人的能力を持つスーパーマンは、その力を人類のために惜しみなく使ってきた。だが、その破壊力の強大さゆえに、スーパーマンは人々からバッシングを受けるようになり……。
ストーリー的には13年の「マン・オブ・スティール」の続編となり、クラーク・ケント=スーパーマン役のヘンリー・カビルほか主要キャストと、製作のクリストファー・ノーラン、監督のザック・スナイダー、脚本のデビッド・S・ゴイヤーが続投。
元祖アメコミヒーローの「スーパーマン」が誕生したのは、第二次大戦前夜の欧州でナチスドイツがユダヤ人迫害を強め、米国では大恐慌を経て社会不安が高まる1938年。DCコミックの正義の味方が同盟を結ぶ「ジャスティス・リーグ」は、米ソ冷戦の危機を迎えていた60年に初登場。あの頃は敵はわかりやすかった。世界を支配しようとする悪者を倒せばそれで良かった。しかし今回悪者と糾弾されるのは他ならぬスーパーマンだ。
保有するビルを破壊され、大切な社員が命を落とすのを目の当たりにした富豪ブルース・ウェインは、スーパーマンの存在と彼の謳う正義に疑問を持つようになる。ビルの破壊シーンは言うまでもなく米国を襲ったテロを彷彿とさせる。スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーが議員に「力は正義か」と問うシーンがあるように、勝者が常に正義の味方とは限らない。そんな考えを蔓延させてしまったのは、他ならぬ「世界の警察」アメリカである。「テロに関与し大量破壊兵器を保有している」とイラクに攻め込み大統領を拘束した。しかし今では大量破壊兵器云々が偽情報であったことはわかっている。力を持つものが一方的に正義を名乗る危うさ、力の元で建物が壊され人々が負傷・死亡する被害の拡大について、苦悩する二大ヒーロー、政府筋から流される情報に踊らされる民衆、ヒーロー同志を戦わせている間に利益を得ようとする企業家というアメコミの構図は、そのまま現代社会にも当てはまる。私達は現実社会で、正しい情報を選び取り、正義をきちんと見極める冷静な判断力を持つことができているか。
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