【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

映画・海外ドラマ・本 ひとこと言いた~い

映画・海外ドラマ・本 ひとこと言いた~い

カレンダー

コメント新着

お気に入りブログ

鳴子温泉(宮城県 鳴… New! ちーこ♪3510さん

シンデレラ(1950年… New! ジャスティン・ヒーハーフーさん

忙しいのでササっと… 天野北斗さん

4月☆ fujiうさぎ=^・^=さん

憂きも一時 小烏丸の”てる”さん

プロフィール

hoshiochi

hoshiochi

キーワードサーチ

▼キーワード検索

全て | 料理&お菓子&旅&演劇&その他2 | フランス映画 | 韓国ドラマ・赤と黒(ナップンナムジャ) | その他の地域の映画&ドラマ | アメリカ映画 | 韓国映画 | 真田広之 | 韓国ドラマ | アメリカドラマ | その他のジャンルの日本の小説 | 日本のミステリー小説 | イギリスドラマ | よしながふみ漫画&ドラマ&映画大奥 | 漫画・アニメ | 日本ドラマ | 中国&台湾映画 | 日本の作家が書いた歴史小説 | 海外のノンフィクション・エッセイ・その他のジャンル | 東欧・ロシア映画 | イギリス&アイルランド映画 | オランダ映画&オランダドラマ | 北欧映画 | その他のジャンルの海外小説 | 日本の絵本・童話・児童書・ティーンズ小説 | 日本作家によるノンフィクション&エッセイ・その他のジャンル | 日本映画 | 海外の絵本・童話・児童書・ティーンズ小説 | カナダの映画&ドラマ | ドイツ映画&ドイツドラマ | 日本のファンタジー小説 | 海外のミステリー&ファンタジー小説 | 堺雅人 | 日本ドラマ:歴史ドラマ&時代劇 | 三浦しをん:まほろ駅前シリーズ | 山田風太郎 | 香川照之 | 松山ケンイチ | 海外の作家が書いた歴史小説 | ジェイク・ギレンホール | イギリスドラマ:SHERLOCK | 塩野七生 | 吉田鋼太郎 | イタリア映画&イタリアドラマ | ローズマリー・サトクリフ | 大杉蓮 | ベネディクト・カンバーバッチ | インド映画 | 長谷川博己 | 内野聖陽 | 林遣都 | ムロツヨシ | ジョシュ・オコナ― | 井浦新 | 菅田将暉 | ディーン・フジオカ | 台湾ドラマ&中国ドラマ
April 13, 2020
XML
カテゴリ:イギリスドラマ
みなさん、こんばんは。
BBCのミニシリーズでヒラリー・マンテルのブッカー賞受賞作がドラマ化されました。
原作は3部作で最終作ではクロムウェル自身の凋落が描かれるはずですが、2作目しか発表されていません。ミニシリーズも当然既存作をベースにしているのでアン・ブーリンの栄達と凋落にテーマがすり替わってしまいました。

原題Wolf Hallは後にヘンリー8世の3人目の妻となるジェーン・シーモアの実家のことである。欲望に塗れた狼たちの住処とも想像できる。

ウルフ・ホール
Wolf Wall

ゴールデン・グローブ賞作品賞ミニシリーズ・テレビ映画部門

原作
ヒラリー・マンテル『ウルフ・ホール』『罪人を召し出せ』

出演
クロムウェル マーク・ライランス 
アン・ブーリン クレア・フォイ 
トマス・モア アントン・レッサー 
ヘンリー8世 ダミアン・ルイス
ウルジー枢機卿 ジョナサン・プライス 
マーク・ゲイティス ウルジーの秘書スティーヴン・ガードナー
キャサリン・オブ・アラゴン ジョアン・ウォリー 
トマス・ハワード アンの伯父 バーナード・ヒル
マチュー・アマルリック 神聖ローマ帝国大使ユスタス・シャピュイ
ジョアンヌ・ウィリアムソン サスキア・リーヴス
グレゴリー・クロムウェル トム・ホランド

監督
ピーター・コズミンスキー

E1 Three Card Trick
原題はクロムウェルが得意なカードのトリック。
本編はウルジー枢機卿の凋落と栄達を交錯させて描く。家を追い出され財産を奪われ寒いYorkに移されたウルジーを皆が見捨てていく中で、弁護士のクロムウェルがたった一人で彼を守ろうとする。なぜならば鍛冶屋の倅の彼を、肉屋の倅のウルジーだけが「自分より身分の低い男が現れた!」と歓迎してくれたからだ。絶頂期にあったウルジーの躓きは、ちょうどクロムウェルが彼のもとで働き始めた8年前、ブーリン家のアンとヘンリー・パーシーの結婚を認めなかったことだ。これが後々アンの復讐として効いてくる。

ヘンリーには後継者の王子がおらず、妻キャサリンは結婚した時処女ではなかったとの訴えまで起こして結婚を無効にしようと画策する。王の許しを得なければというわけで謁見を求めるが、王の離婚と王妃になる野望を抱くアン・ブーリンに憎まれているためうまくいかず、更に北のYorkに追いやられてしまう。

当時のクロムウェルは家庭でも不幸が続き粟粒熱で妻と二人の娘を亡くす。娘のうちの一人が天使の衣装を脱ぎたがらない場面が出て来るが、この先の彼女の人生を暗示していたようだ。

 この時登場した泣き虫の女官ジェーン・シーモアが自分を脅かす存在になるとは全く気付いていないアン。

E2  Entirely Beloved
ウルジー枢機卿の受難は続き、移動につぐ移動と逮捕で遂に亡くなってしまう。クロムウェルは死んでもなお枢機卿を辱めるアン・ブーリンとヘンリ―・パーシーら一党の顔を一人一人見つめ、静かにブーリンへの復讐を誓う。

タイトルは枢機卿がクロムウェルを呼ぶ時の呼びかけ。

冒頭はクロムウェルがキャサリンと娘メアリにお引越し宣告をしにくる場面。キャサリンは座ったままだがメアリはまっすぐ立てない。後にブラッディ・メアリなどと恐ろしい二つ名を持つ女王になるとはとても思えないか細い声で話す少女として登場。

クロムウェルは私生活ではモテモテ。亡き妻の姉とアン・ブーリンの姉メアリ、ブーリンの侍女ジェーン・シーモアに好意を持たれる。しかし妻の姉を除けば全てヘンリー8世のお手付きで、つまりは王と好みが似ている?アン・ブーリンの顔の輪郭を撫でる幻覚を見るシーンがあり、こうなると丸被りである。メアリが逐一「王様とアンはどこまでいったか」を報告するシーンあり。

E3 Anne Regina
未だ何の肩書もないクロムウェルはアン経由で王におねだりして王室財宝部長官に。段々したたかになっていくクロムウェル。アンとヘンリーの結婚は、アンの元彼ヘンリー・パーシーの妻が結婚無効の訴えを出したことで暗礁に乗り上げる。妻はヘンリーとアンの関係を知ったのだ。この問題を乗り切ったことでアンとクロムウェルは共闘関係になる。遂にアン・ブーリンとヘンリー8世の結婚が成立。トマス・モアが大法官を退職。

戴冠式のアンが体をべたっと床に這わせて横になるシーンがある。これは後の絞首台の上に上がった時の姿勢である。妊娠したアンが「これまで私は欲望の対象だった。でも今は違う」とクロムウェルに言う。この時王子が生まれていればその後の歴史は変わっていたろうに。でもそうなればエリザベス一世はこの世に生まれてこなかった。

E4  The Devil's Spit
アンが生んだのは娘だった。後のエリザベス一世だ。ヘンリーは失望を隠せない。予言者エリザベス・バートンは「ヘンリーがアンと結婚したら一年以内に死ぬ」と予言する。トマス・モアもロンドン塔送りになる。

トマス・モア受難の回。殉教者たらんとする彼を止めようと今までの彼の行状を挙げ連ねるクロムウェル。自身は情があるつもりなのに「冷酷だからお前を選んだのだ」とモアの処刑を暗に指示され辛い立場に。2度ほど「ランベスであなたに給仕した」と告げるのに少年時代のクロムウェルの記憶がないモア。クロムウェルの方がはっきり覚えていて処刑時にようやく蘇るモア。アントン・レッサーは不憫な役が多い。

E5 Crows
英国国教会の長にヘンリー8世が選ばれる。ローマ皇帝らは強く反発。アンが再び妊娠しヘンリーはジェーン・シーモアに目を止める。シーモア家はクロムウェルに王との交渉を頼む。アンはクロムウェルがシーモア家を支援していることを知り、今の彼を作ったのは自分だと言い放つ。ヘンリ―が槍試合で瀕死の重傷を負う。クロムウェルはヘンリーこそが彼の命綱だと感じる。ヘンリーは新たな妻探しを始める。

クロムウェルが行幸先にウルフホールを選んだこと、眠っている王を怖じることなく起こしたことで注目されるジェーン・シーモア。

E6 Master of Phantoms
アンはクロムウェルの裏切りを責める。アンは有罪を言い渡され絞首刑に。王とクロムウェルの前に多くの首が落とされた。さて次は誰が二人の間に立つか?

ラスト「よくやってくれた」と両手でクロムウェルを迎えるヘンリー。しかし迎えたと同じ掌を返してロンドン塔に送るのもまたヘンリー王である。ダミアン・ルイスの底の知れない笑顔が恐ろしい。

​​
ウルフ・ホール -愛と陰謀のイングランド- 第1話【動画配信】​​
ウルフ・ホール -愛と陰謀のイングランド- 第2話【動画配信】​​
ウルフ・ホール -愛と陰謀のイングランド- 第3話【動画配信】​​
ウルフ・ホール -愛と陰謀のイングランド- 第4話【動画配信】​​楽天SHOWTIME






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  April 13, 2020 12:02:20 AM
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


PR


© Rakuten Group, Inc.