2020/05/14(木)00:01
洪水を通して 神は私達に何を告げたかったのか~映画『オール・セインツ 幸せのはじまり』
みなさん、こんばんは。特定の県以外の緊急事態宣言、解除するんですね。
映画オール・セインツ 幸せのはじまりを見ました。
オール・セインツ 幸せのはじまり
ALL SAINTS
出演
ジョン・コーベット
ビジネスマンから牧師に転身したマイケル・スパーロックは、最初の職務として、テネシー州の田舎にあるオール・セインツ教会の閉館を命じられる。マイケルとその家族はオール・セインツ教会に赴き、新たな環境で腰を落ち着けることを楽しみにしていた。そんな時、ミャンマーからの難民たちが教会を訪れ始める。彼らは母国での紛争から逃れるためアメリカへやってきたが、新天地での生活に不安を抱いていたのだ。難民たちを目の当たりにしたマイケルは、自分に課せられた試練の啓示を受ける。
風がやみ雷が鳴り雨が降り出した時「神様の言葉を聞いた」とマイケルが啓示を受けたり、苦しみにも何らかの意味を求める宗教に同意はしかねるものの、教会が宗派や人種を越えるコミュニティ、楔となった実話は是非広めるべきだ。
赴任した教会が負債を抱えて閉鎖することになっており、実はサラリーマンとしての過去を見込まれて赴任したマイケルが、次第に牧師としての使命に目覚めていく過程がいかにも王道だが、実話ベースなので素直に見られる。エンディングに実際のマイケルが登場するが演じている俳優よりも穏やかな印象。内面に激しい情熱を抱えているということだろう。嵐、誤認逮捕による野菜の腐敗など、ようやくうまくいきそうになった時に訪れる試練も映画にあつらえたように登場するが、実際に乗り越えるのは大変だっただろう。苦難に遭った時に助け合いの精神を発揮する姿が素晴らしい。いけいけどんどんのアメリカ人だけではない、移民を受け入れてきた懐の深さが窺い知れる。
撮影は実際に実話の舞台となったアメリカ・テネシー州のオール・セインツ教会で行われており、住民もキャストとして参加。
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