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2021/06/25(金)05:11

麻薬カルテルの娘を巡り マットとアレハンドロが対立! 映画「ボーダーライン ソルジャーズデイ」

アメリカ映画(1081)

みなさん、こんばんは。近藤真彦さんが4月末でジャニーズを退所したようですね。昨日マーベル・コミックスですごい役を演じていたジョシュ・ブローリンですが、フツーはこんな顔してますよ。 映画​ボーダーライン ソルジャーズデイを見ました。 ボーダーライン ソルジャーズデイ SICARIO: DAY OF THE SOLDADO 出演 ジョシュ・ブローリン ベニチオ・デル・トロ キャサリン・キーナー マシュー・モディン   脚本 テイラー・シェリダン  監督 ステファノ・ソッリマ  アメリカで、メキシコを経由して不法入国したと思われる人物が、15人の死者を出す自爆テロを起こす。アメリカ政府はさらなる犯行を防ぐため、CIAの特別捜査官のグレイヴァーに、国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルをかく乱させるよう命じる。グレイヴァーは、家族を殺したカルテルに恨みを抱く暗殺者のアレハンドロと共に麻薬王の娘をさらい、カルテル同士の抗争を引き起こそうとする。  前作はエミリー・ブラント演じるFBI捜査官ケイトが麻薬カルテル摘発の特別チームに参加してマックスとアレハンドロの違法捜査に巻き込まれていく物語だった。ボーダーラインには精神的な意味も含まれており、ケイトは“麻薬戦争を止めるためには何をやっても(具体的には違法な事)いいのか”と倫理のボーダーラインでも苦悩していた。本編の主人公は彼女に現実の厳しさを叩きこんだアレハンドロだ。彼は復讐という目的をベースに置いているため、ケイトのようには揺るがない。はずだった。  ところが中盤で誘拐した娘を殺すよう命じられた時、彼は視聴者からすれば意外な行動を取る。亡くした家族への代償行為か、それともコ生意気だが罪のない少女を哀れに思ったか。彼の選択は普通の人間としては“良心的”だが、常識が通じないボーダーライン最前線やアメリカの誰からも許容されない。ケイトをうちのめした良心なき国アメリカが、今度はアレハンドロに襲い掛かる。演技とはいえ圧倒的な強さが封じられた彼が他に誰一人いない砂漠に置き去りにされる光景は、個人が社会に圧倒される絶望的な様相でしかない。  このメインストーリーと並行して、冒頭からメキシコ系アメリカ人少年のミゲルの物語が描かれる。生まれた時から周囲で麻薬ビジネスが横行しており、ちょっとかっこいいなと思っているお兄ちゃんに惹かれて彼も当然のようにこの世界に入ってゆく。人を撃ったことのないミゲルがやがて最強の殺し屋アレハンドロと対峙するシーンで本作は幕となる。ビジネスに踏み込む過程で良心と常識と殺していったミゲルと、良心の萌芽が見え始めたアレハンドロが出会って、これから彼等が牙を剥く相手は誰なのか。大いに気になる三部作のラストである。 ​【中古】 SICARIO: DAY OF THE SOLDADO(ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ)(Blu−ray Disc) /ベニチオ・デル・トロ,ジョシ 【中古】afb​​ブックオフオンライン楽天市場店​

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