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2022/07/25(月)00:01

ジャン・レノが頑固じいさんに! 映画「プロヴァンスの休日」

フランス映画(156)

みなさん、こんばんは。桜島が噴火しましたね。 今日はジャン・レノがおじいちゃん役を演じた映画を紹介します。 プロヴァンスの休日 ​AVIS DE MISTRAL/MY SUMMER IN PROVENCE 出演 ジャン・レノ オーレ・アッティカ アンナ・ガリエナ クロエ・ジュアネ  ルーカス・ペリシエ ユーゴ・デシウ シャルロット・ドゥ・トゥルケイム 監督 ローズ・ボッシュ  レア、アドリアン、テオの三きょうだいは、祖父のポールとの初対面を果たそうと南フランスのプロヴァンスへ向かう。面倒な性格の彼に威圧されてしまう三人だったが、聴覚障害を抱えるテオがポールになついたのを機に、レアとアドリアンも彼に親しみを覚えるようになっていく。ある日、アドリアンが軽い気持ちでSNSにポールを登録してしまい。  『レオン』でナタリー・ポートマンと親子とも恋人ともつかない関係を演じていたジャン・レノが何とおじいちゃん役!いや、まだまだ恋愛現役張れるでしょ!アンナ・ガリエナも、『髪結いの亭主』の美しき髪結いを演じていたのが嘘のようなおばあちゃん役で若すぎる!現役ばりばりだったジャン・レノがそんな役を演じる年になるとは。まあ娘が若くして結婚したという設定なんだね。  ストーリーは予定調和的。もともと子供の母親との喧嘩が継続中の所に、無理やり子供達を預けに来るのもどうかと思うけど、二人の間を取り持とうとする祖母が話をもちかけたんだったりして。それにしても、それまでの素地が全くないのに、いきなり孫と祖父になって仲良しバカンスを楽しもうといっても無理。食べ物の好き嫌いもあるし、都会っ子と農業中心の祖父母の生活リズムは全く違う。それでもSNSに夢中で田舎のアバンチュールにも興味深々な兄姉に比べて、まだ素直な末息子テオがきっかけでジェネレーション・ギャップは次第に解消されていく。関心の向く先が少ないのが幸いした。実は頑固だけど孫思いの祖父という役柄にジャン・レノがマッチ。「こんな所早く帰りたい」と思っていた筆頭の長女の危機を救ったことで、孫たち皆の心をつかんでしまう。しかし田舎にも若者を誘う悪は潜んでいるんだなぁ。村の行事として祭りや闘牛が登場するが、祭りではフラメンコが披露され、フランスよりもスペインにイメージが近いのは場所がカマルグ地方だから。 プロヴァンスの休日 [ ジャン・レノ ]​​楽天ブックス​

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