2023/04/10(月)00:04
CIA暴走捜査官とスリが協力してテロを止める! 映画「フレンチ・ラン」
みなさんこんばんは。料理の鉄人に出ていた陳健一さんが亡くなりましたね。今日もイドリス・エルバ出演映画を紹介します。映画フレンチ・ランを見ました。
フレンチ・ラン
BASTILLE DAY
出演
イドリス・エルバ リチャード・マッデン
監督
ジェームズ・ワトキンス
革命記念日前夜のパリ市街で爆弾テロが発生。過去に命令を無視してテロリストを射殺したこともある、CIAきってのアウトロー捜査官、ブライアーが捜査を担当することになる。ブライアーは早速、容疑者として浮上したスリの若者マイケルを確保するが、マイケルが濡れ衣を着せられていることを感じ取る。マイケルのスリの腕前を買ったブライアーは、無実の証明のために捜査に協力するよう持ちかけ、マイケルもそれに応じ、2人は真犯人を探してパリの街を駆けめぐる。
イラクで命令を無視し、テロリスト6名を射殺した当局きってのアウトローでCIAのはぐれ者捜査官ブライアーがそもそもバディを組めるキャラなのか?と思うが物語上正反対のキャラがなりゆきでバディになるのは『48時間』などでよくあること。たまたま盗んだバッグに爆弾が入っていて、それを置いたためにテロリストと認定された(第三者が見ればそうなる)ドジなマイケルは無罪を証明するためにやむなく協力。情報を提供して協力を仰いだ女性捜査官があっさり殺される場面は何となく予想ができた。警察の内部に腐敗ありというのもよくあるパターン。
反発しつつ協力する関係というのはどこの国でもウケる。しかしイドリス・エルバ背が高くてカッコいいな。リチャード・マッデンがその分小さく見えてちょこまか動くスリっぽいし。
ただこれまでこういう大掛かりなテロを扱った映画は絵空事として見ていられたのだが、最近はそうでもなくなった。本作は2016年2月19日にイギリスで公開予定だったが、2015年11月のパリでのテロ攻撃後、公開延期。その後、2016年4月22日にイギリス、アイルランド、スウェーデンで同時公開。フランスでは、映画はストーリーの日付に合わせて2016年7月13日に公開されるも2016年のニーストラックテロ事件後、スタジオカナルは、「犠牲者とその家族へ敬意を表す」として本作に言及しつつ、2016年7月17日には本作を劇場から引き揚げた。これだけ無差別テロが増えると何だか映画なんだかリアルなんだかわからなくなってくる。
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