映画・海外ドラマ・本 ひとこと言いた~い

2023/04/17(月)00:18

愛する人の最期が見えてしまったら 映画「フォルトゥナの瞳」

日本映画(350)

みなさんこんばんは。岸田総理演説中の爆弾騒ぎ、昨年の事を思い出した人もいましたね。朝ドラ『らんまん』で活躍している神木くんの映画を紹介します。 フォルトゥナの瞳 Fortuna's Eye 出演 神木 隆之介 時任 三郎 北村 有起哉 志尊 淳 野間口 徹 斉藤 由貴 有村 架純 監督&脚本 三木 孝浩  他人の死が見えてしまうという不思議な力を持ってしまった青年木山慎一郎。幼少期に飛行機事故で家族を失い、友人も恋人もなく仕事にのみ生きてきた慎一郎。しかし、慎一郎が「死を目前にした人間が透けて見える能力」=「フォルトゥナの瞳」を持っていることに気づいてしまったことから、生活が一変。なぜこのような力を持ってしまったのかを自問自答する苦悩の日々が続く。そんな日々の中で慎一郎は桐生葵という女性に出会い、互いに惹かれあった2人は幸せな日々を過ごす。慎一郎の孤独な人生に彩りを与えてくれた葵という存在。しかし、葵の身体が突然透け始めてしまう。  舞台が原作の横浜地区から神戸地区に変更されている。   原作百田さんというので国粋主義、犠牲精神があまり前面に出てたらいやだなぁと思ったが美男美女二人のラブストーリーとして楽しむことにした。それにしても子役から出ていた神木君がラブストーリーを演じるようになるとは。大画面で見ると照れる親戚のお姉さん的感想。  ただ未来が見えてしまっても自分が嫌いな相手なら助けないという時点で、慎一郎は決して神ではない。嫌いな相手が死にそうだと知っても見過ごして後悔する程度。それって結局エゴですよね。結局死が見える人全てを救えないのなら、彼が出会った医師のようにある程度は傍観すべきということか。必ずしも避けられない死もあるし、全て抱え込んでいたらしんどい。  これ結局葵がいつもの電車に乗らず沖縄旅行に行っていたらどうなっていたんだろう?SF小説の常道では運命を変えたらその報いが来るみたいな話、バタフライエフェクトで何かを変えてしまったら他にも影響が出るという定説が行き渡っているのだけれど。もし乗っていなかったら電車事故は起きなかったという可能性もあるのでは。となると、結局両者は相手のことしか考えていなかったという意地悪な見方も。 ​フォルトゥナの瞳 [ 神木隆之介 ]​​楽天ブックス​

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る