2024/03/14(木)06:41
久々のシャルロット・ゲンズブール お母さん役もはまってる 映画「午前4時にパリの夜は明ける」
みなさんこんばんは。連休中石川県で大きな地震がありましたね。久々に映画館に行ってきました。
映画午前4時にパリの夜は明けるを見ました。
午前4時にパリの夜は明ける
Les passagers de la nuit/Passenger of the Night
出演
シャルロット・ゲンズブール エマニュエル・べアール
監督&脚本
ミカエル・アース
1981年、パリの街は選挙の祝賀ムードに包まれ、希望と変革の雰囲気に満ちていた。そんな中、エリザベートは夫と別れ、子どもたちを1人で養うことに。深夜放送のラジオ番組の仕事に就いたエリザベートは、そこで家出少女のタルラと出会い自宅へ招き入れる。タルラとの交流を通し、エリザベートや子どもたちの心は徐々に変化していく。
シャルロット・ゲンズブールが主演を務める。2022年・第72回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。
深夜ラジオ「夜の乗客」はミカエル・アース監督の幼少期、実際に放送されていた「Les choses de la Nuit(夜の出来事)」という番組がモデル。視聴者参加型のコーナー「Quel est votre prénom?(君の名は?)」では、ゲストがスタジオ内の小部屋に案内され、自分の人生を語る。 テレビの深夜番組の台頭を横目に、深夜放送のラジオ番組はエリザベートをはじめ、眠れない夜を過ごす人々を支え、人と人とをつなぐ架け橋となっていた。
がちがちの個人主義国家だと思っていたフランスで、人と人の繋がりが大事だよ、と訴える映画を見るとは思わなかった。日本の人情映画と通じるものがある。シャルロットがかつてのジェーン・バーキンの年になっちゃたんだね。それにしても最近映画で見なかった。旦那さんの映画も見ないけど、単に日本で公開されていないだけ?解決を求めないオープンエンド。息子はこれからタルラと会えるのかな?というのも曖昧。アメリカ映画なら再会してハッピーにしただろう。
1984年、25歳にして急逝した俳優、パスカル・オジェに捧ぐオマージュとして登場する、エリック・ロメール『満月の夜』(84)やジャック・リヴェット『北の橋』(81)。ほか多数引用されている当時のアーカイブ映像のなかにはクレール・ドゥニが監督した『ジャック・リヴェット、夜警』(90)からジャック・リヴェット本人が登場するシーンも。タルラもロン毛でパスカル・オジェに憧れている示唆も。昔の映画が出てくると懐かしいですね。これらの映画陣を見に行ったかつての映画館ももう日本ではなくなってしまっている。
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