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2024/09/28(土)10:56

職なし 恋人なしのヒロインが十字架を取ったことから起こる騒動 映画「ペトルーニャに祝福を」

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みなさんこんばんは。袴田さんが無罪になりましたね。 映画ペトルーニャに祝福を​​を見ました。 ペトルーニャに祝福を​ Gospod postoi, imeto i’ e Petrunija   北マケドニアの小さな町、シュティプに暮らす32歳のペトルーニャは、美人でもなく、太めの体型で恋人もおらず、大学を出たのに仕事はウェイトレスのアルバイトしかない。ある日、主義を曲げてのぞんだ面接でも「裁縫はできず、就職経験もない。 事務もしたことがない。見た目もそそらない」セクハラを受けたうえに不採用になってしまう。その帰り道、ペトルーニャは地元の伝統儀式に遭遇する。それは、司祭が川に投げ入れた十字架を男たちが追いかけ、手に入れた者には幸せが訪れるというものだった。ペトルーニャは思わず川に飛び込み十字架を手にするが、女人禁制の儀式に参加したことで男たちから猛反発を受けてしまい。  皆さんマケドニアって知っていますか?今は北マケドニアというそうです、つまりマケドニアという国名はない。ヒロインをはじめ皆さんの顔が濃いなあと思っていたらギリシャに近かった。昔歴史で習ったことがあるバルカンの火薬庫の所なんですね。でも宗教が旧教とかそういうことは全然知りませんでした。観光で行ったら風光明媚な場所だねぇ、で終わったことでしょう。    でもね、受けてるセクハラは日本でも同じなんですよ。ここまであからさまなセクハラを、従業員皆いない昼休みとはいえやるかねえ。監視カメラなんかもないんでしょ。親から言われ、友達からいわれ、結局爆発して、偶然十字架をゲットしたら、それすらも返せと言われる。ならゲットしたのは私?と聞くとそこは口を濁す。「女は十字架を取ってはいけない」という不文律があるとか。ばかばかしい。でも日本でも女性はいまだに土俵にあげてもらえませんよね。これもばかばかしい。ばかばかしさはばかばかしいことをやっている人たちを洒落のめすことでしか意趣返しができない。これはいまいましい。 2019年・第69回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品され、エキュメニカル審査員賞ほかを受賞。監督は旧ユーゴスラビア(現・北マケドニア)出身で、これが長編5作目となる女性監督テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ。 ペトルーニャに祝福を [ ゾリツァ・ヌシェヴァ ]​​楽天ブックス​

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