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みなさんこんばんは。トランプ関税を巡り赤沢経済再生担当大臣は、来週後半にも再びアメリカを訪問し、3回目の閣僚協議を行う方向で調整に入ったことが分かりました。　政府関係者によりますと、来週前半にワシントンで3回目の閣僚協議に向けた事務レベルの協議を行う予定です。韓国ドラマ​大君　不滅の恋人を見ました。
昔NHKで放送されていてリアタイしたのですが、途中で見なくなったのです。今回配信で見ました。

大君　不滅の恋人
Grand Prince - Drawing Love

出演
ユン・シユン　チュ・サンウク　チン・セヨン　キム・ミギョン　ヤン・ミギョン　オ･スンア
ソン・ビョンホ　イ・ギヨン

監督
キム・ジョンミン

脚本
チョ・ヒョンギョン

　李氏朝鮮時代、のちの第7代王世祖になる首陽大君と弟の安平大君の兄弟王子の争いをモチーフに、一人の美女をめぐる三角関係を描いたロマンス時代劇。癸酉靖難を描いた『王女の男』と同じ監督。

　朝鮮王朝のある国王の時代。国王の弟ウンソン大君ことイ・フィは端正な顔立ちで心優しく、教養もあったため皆から愛されていた。しかし彼のすぐ上の兄のチニャン大君ことイ・ガンは幼い頃に、病弱な長男の王位継承をおびやかさぬよう宮廷を出され、家族と離れて育てられたため、フィとは正反対の野心家になった。そして、カンはフィのことを妬ましく思っていた。ある日、お忍びで町に出かけたフィは1人の美しい女性と出逢う。彼女は朝廷の重臣の令嬢チャヒョンで、花嫁修業を抜け出していた。2人はたちまち惹かれ合うが、カンもチャヒョンに一目惚れする。やがて、国王の病が悪化する。するとカンは狡猾な伯父のヤンアン大君と組んで、王位継承者である幼い甥から王座を奪い、さらにチャヒョンを我がものとするため動き出す。フィはチャヒョンを守るため、カンと闘うことを決意する。ここに、王位継承と一人の美女をめぐる二人の王子の熾烈な戦いが始まる。

　いやあ、ごめんなさい。チン・セヨンさん『オクニョ』で可愛いまっすぐな女優さんだと思っていたけど、二人の男が取り合うような魅力の持ち主には見えなかった。まだ表情のバリエーションに乏しいようにも感じます。

　史実ではチュ・サンウク演じる大君＝首陽大君が幼い甥を殺して世祖となり、その後の代を繋いでいく。李朝第三代太宗李芳遠は五男である。次兄に譲位を迫ったり四兄たちと争い（第一次王子の乱、第二次王子の乱）、王位についた。その息子の世宗大王もまた長男ではない。太宗李芳遠の長男・讓寧大君が素行不良で廃世子とされ、三男の忠寧大君が帝位についたのである。長男だから必ず王位に就くべきという主張はやはり無理がある。王朝が始まって間がないからこそ、やはり実力のある者が王位に就くべきで、病弱や幼君が王位に就くと家臣が増長する可能性も。ドラマでは野心のないフィが愛する人も地位も得るが、顔立ちが美しく芸術好きの大君という性格付けでは、あまり策略に長けているようには見えない。穏やかに暮らしたいというのは、財産だけはふんだんにあるからで、見方を変えれば、国を動かしたいと願うカンの方が、大君としてきちんと仕事をしてくれそうだ。本当の歴史を描いた『王女の男』を見ただけに、かなり甘い。そういえば、チャヒョンの兄がクッタンに片恋しているみたいだったのに、その行方も中途半端。フィとの結婚を夢見ていたチャヒョンのもう一人の友人も途中で出てこなくなった。脇役としての儲け役はルシゲだ。アクションあり、健気にフィを慕うシーンあり。命まで捧げて最終回で散る。

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