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June 23, 2025
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みなさんこんばんは。
22日に投票が行われた東京都議会議員選挙で、小池知事が特別顧問を務める都民ファーストの会は31議席で第1党となりました。一方、自民党は過去最低の議席数となり、第1党を維持できませんでした。また、国民民主党と参政党が初めての議席を獲得しました。一方、公明党は9回連続の全員当選はなりませんでした。今日はあの楽聖の映画を紹介します。

楽聖ベートーヴェン​
Un Grand Amour de Beethoven
The Life and Lovers of Beethoven

監督&脚本
アベル・ガンス

  19世紀初め、若きベートーヴェンは、ウィーンの娘ジュリエッタに思いを寄せていたが、彼女は伯爵と結婚してしまう。失意の彼を慰めるテレーゼとの愛も報われぬまま、彼は次第に聴覚を失っていく。そんな苦悩の中でやがて死を迎える。

 我が国では公開に先立ち帝国劇場で有料試写会が催され、映画の上映の前に新交響楽団により、交響曲第五番が演奏された。この年には挿入曲の指揮をしたワインガルトナーも来日し、ベートーベンブームが盛り上がった。

 冒頭いきなり『交響曲第五番 運命』のジャジャジャジャーン!が鳴り響く。いやあなたまだ運命作曲していないでしょうという抗議もお構いなく。その後も彼の運命が変わる時→運命が扉を叩く時、必ずあのジャジャジャジャーン!が鳴り響く。おそらく、ベートーヴェンの頭の中だけという設定だ。難聴になりつつあるのに、この音だけが聞こえるのだから皮肉なものだ。

 ベートーヴェンは令嬢ジュリエッタに恋をしていたが、ジュリエッタの妹テレーゼもまたベートーヴェンに恋していた。いずれにせよ貧乏音楽家との結婚など彼女の両親は許さず、ジュリエッタも見栄えの良い伯爵に恋して結婚。ちょうどその時、ベートーヴェンは、医師からいずれ聴力が失われる事を聞く。ここでジャジャジャジャーン!もうこれは絶対自分の頭で鳴っている。

 次に鳴るのは、ジュリエッタが結婚に破れてベートーヴェンとやり直そうとやってきた時。もう耳はだいぶ聞こえなくなっているが、ジュリエッタとの恋に破れた隙間をテレーゼが埋めてくれて、周囲は二人の婚約をちょうど祝う日だった。最初にジュリエッタがやってきて、よりを戻そうといい、ベートーヴェンもその気になる。一度立ち去ったジュリエッタが戻ってきたと思ったら、そこにいたのはテレーゼ。はいここでジャジャジャジャーン!浮気現場を見つかったわけではないのになぜ鳴る?そして現代も残る「永遠の恋人は誰?」説のもとになった手紙が書かれる。ベートーヴェンはジュリエッタ宛に書いたが、署名を書く前にテレーゼが読んで自分宛だと思い込む。その後ジュリエッタがやってきて、婚約式の事を知り「ああ彼は心変わりしたのね」と「ローマに帰ります」と書置きを残して去る。

 最後に鳴るのは、放蕩者の甥の浪費と訴訟で貧乏になったベートーヴェンが、住みかとして借りている教会から出てきた所。巷ではロッシーニが受け、ベートーヴェンの音楽は流行らないので、原稿料をもらえない。甥は子供の頃あんなにかわいかったのに、ジュリエッタとの情事にふけるわ、金はもちだすわ、とんでもないワル。最後、倒れたベートーヴェンが金のありかを言って、医者を呼んでくれと頼むのに「死なないで」(金づるとして使い道があるから)と言い置いて、医者のもとへは行かず遊びに行ってしまう。とんでもない血縁だ。ラスト、第九の絶賛を聞きながら逝くベートーヴェンが絶叫するが、これはどう考えてもフェイクだろう。当時の医療は瀉血もされていたし、瀕死の彼にそんな活力はないはずだ。

 というわけで、堂々伝記映画だが、ちょっと?という演出もあるベートーヴェンだった。



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最終更新日  June 23, 2025 04:40:08 AM
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