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アメリカドラマ

May 28, 2020
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カテゴリ:アメリカドラマ
みなさん、こんばんは。
ハンニバル博士がまだ捕まる前の話、『羊たちの沈黙』以前に彼を捕まえたウィル・グレアムとハンニバルが対決するシリーズ第二弾を見ました。シーズン1のタイトルはフランス料理名でしたが今回は日本料理になっています。内容にあまり合ってない気もするけど語感で決めた?

ハンニバル2
Hannibal 2

原作
トマス・ハリス

出演
ヒュー・ダンシ― マッツ・ミケルセン ローレンス・フィッシュバーン
アマンダ・プラマー  シンシア・ニクソン

第1話 Kaiseki(懐石)
殺人の容疑で精神障害犯罪者病院に収容されてしまったウィルは、ハンニバルに陥れられたのだと強く主張し、FBIに捜査を依頼する。ジャックらはハンニバルの指紋やDNAを採取して調べるが、ウィルに有利な証拠は出てこない。そんな折り、公園の川で複数の死体が発見される。ウィルに代わってFBIに協力することになったハンニバルは、死体に施された加工から犯人像を推理する。

第2話 Sakizuke(先付)
ウィルの面会に訪れたハンニバルは、ウィルに力を借りたいと泣きすがられ、再び彼のセラピーを始めることを決意する。一方、ハンニバルのセラピストである精神科医のベデリアは、ウィルに起きた出来事からハンニバルの行動を疑問視し、ハンニバルに別れを告げる。FBIの捜査では、ビヴァリーがウィルから密かに聞き出したプロファイリング結果により、事件の真相に一気に近づいていく。

第3話 Hassun(八寸)
ウィルの裁判が始まる。FBIのプラネル監察官の制止にも関わらず、ジャックはウィルの精神の崩壊を招いた責任は彼を事件捜査の現場に引き戻した自身にあると、FBIの非を認めてしまう。その日の審理終了後、ウィルの弁護士宛に封筒に入った人間の耳が届く。ウィルには不可能な犯行であり、ハンニバルはウィルの“崇拝者”の存在に言及する。そんな中、裁判の行方を左右する殺人事件が続発する。

後のレクター博士と同様の姿で将来レクター博士を捕まえるウィル・グレアムが刑務所に居続ける今Season。真犯人とウィルにだけ今の事件の犯人が真犯人ではないとわかり互いが見つめ合うシーンが胸熱+圧。

第4話 Takiawase(炊合せ)
ゲスト出演 アマンダ・プラマー
蜂の巣のはびこる死体が発見され、ジャックらは捜査に着手する。ウィルは精神鑑定医のチルトン博士とある取引をし、彼の催眠療法を受けることに。催眠療法中、断片的に蘇るウィルの記憶の中には、彼の精神をコントロールしようとするハンニバルの姿があった。ビヴァリーはウィルのアドバイスを受け、自身が追っていた殺人犯を殺した真犯人に繋がる証拠を探すのだが…。

アマンダ・プラマーの嬉々とした表情が怖い。ベラに引っぱたかれるハンニバル。貴重だ。

第5話 Mukozuke(向付)
仲間の訃報を受けたウィルは、ジャックに連れられ遺体発見現場に向かう。プロファイリングを行いハンニバルの犯行を確信したウィルは、チルトンを利用してハンニバルを捕らえようと画策し、かつて“チェサピークの切り裂き魔”を名乗り、真の切り裂き魔の正体を知るギデオンを、同じ病院に呼び戻させる。一方で、ハンニバルには怪しい男の影が忍び寄る…。

水がやがて血に変わり背中から角が生えてくるイメージ。今日はファンが待っていたお食事シーン有。腎臓を隠す最もいい手段とはあれでしたか。ウィルが頼るジャックの信頼を勝ち得てしまったレクター博士。

第6話 Futamono(蓋物)
ハンニバルの殺害に失敗したウィルは、ギデオンを脅し、切り裂き魔の正体を暴く証言をさせようとする。ウィルの策略に気付いたハンニバルは、ウィルと親しいアラーナに近づき、彼女と親密な関係を築いていく。ジャックは、ウィルからハンニバルの人食い行為の可能性を聞かされて間もなく、新たな殺人死体発見の報を受ける。時を同じくして、ハンニバル主催の盛大な食事会が開催され…。

恋愛感情などひとかけらも抱いていない女性すら誘惑するほとばしる若きハンニバルの色気。ハンニバル寄りだと思われていたジャックが実は疑っていた(がハンニバルが一枚上)。テーブルの上は豪華な食事、下は切り取られた足の対比。

第7話 Yakimono(焼物)
ジャックの教え子ミリアムは、曖昧な記憶の中、彼女の腕を切断し監禁した犯人特定のため、容疑のかかるハンニバルとの面通しに臨む。一方、殺人の容疑が晴れたウィルは釈放されアラーナと再会するが、ハンニバルに肩入れする彼女から、ハンニバルを殺そうとしたことを非難される。チルトンはハンニバルに殺される恐怖に駆られ、FBIに保護を求めるが…。

いやあ、鮮やかなお手並みですね。ウィル以外の人は皆ジャックでさえ「証拠は真犯人から遠ざける」チルトン博士をロックオンし反論させる隙も与えないかのように手駒に殺させる。半分すぎてまだハンニバルが優勢だがウィルは何か策があるのか?

第8話 Su-zakana(酢肴)
馬小屋で、死産の後に息絶えた牝馬が発見される。馬の腹には何者かに帝王切開された痕があり、縫合された腹の中から女性の遺体が出てくる。ハンニバルのセラピーを受けつつ再びFBIの捜査に協力するようになったウィルは、事件現場から犯人像をプロファイリングし、動物保護施設で働くピーターに行き着く。ハンニバルは、セラピーを担当する女性患者マーゴから兄殺し未遂の告白を受け…。

魚の腸を取って中にレモンなどを入れてハンニバルがウィルとジャックに振る舞うOPの料理がメインの殺人とリンク。死んだ馬の中に人間、その中に鳥と三段重ねでパイみたい。

第9話 Shiizakana(強肴)
トラック運転手が、車の屋根の上で獣のようなものに襲われ殺される。ウィルは、歯形のついた遺体の写真を手に精神科病棟に収容されたピーターを訪れ、写真を見たピーターの発言と自身の分析から、犯行が人間によるものであると断言する。ハンニバルは、かつて彼の患者だった「自分を人間の姿で生まれた獣」と思い込む男を思い出す…。

他人を使ってターゲットを殺させるという前はウィルが仕掛けた罠を今度はハンニバルがそっくりそのまま返す。しかし殺人など慣れていないウィルは犯行を隠すことができるのか?

第10話 Naka-choko(中猪口)
殺人に手を染めてしまったウィルは、ハンニバルの助けを得て、自身に容疑がかからないよう画策する。一方で、ウィルと同じくハンニバルのセラピーを受けるマーゴと親しくなるが、マーゴにはある目的があった。記者のフレディ・ラウンズは、チルトンが切り先魔と特定された後もハンニバルを切り裂き魔と疑い、ウィルから情報を聞き出そうと嗅ぎ回り…。

繰り返される頭に角の生えた=鹿のイメージ。フレディの姿が消えた後のウィルとハンニバルの食卓。「人間の肉なんだ」遂にウィルもそっちの世界へ?

第11話 Ko No Mono(香の物)
駐車場で焼死体が発見される。FBIは記者ラウンズの遺体と特定し、検視に立ち会ったハンニバルとウィルは、犯人像を互いに分析する。別の日、ハンニバルとウィルは、マーゴの妊娠を知る。マーゴは、妊娠することを望みウィルと関係を持ったのだった。ウィルは、ハンニバルと親密なアラーナにハンニバルの危険性を忠告する一方で、自身はハンニバルを心のより所とするようになる。

マーゴの兄メイスンもとんでもない下種。アラーナもハンニバルを疑い始めた?

第12話 Tome-wan(止め椀)
マーゴの身体に傷を負わせた兄メイスンの処置について話し合うハンニバルとウィルは、彼を殺すことで意見が一致する。後日、ウィルとジャックは、どのようにハンニバルを追い詰めていくかを議論する。そして、かつてハンニバルのセラピーを担当していた精神科医のベデリアを呼び寄せ、彼女の知るハンニバルの本質を聞き出すのだった。一方、ハンニバルを二人組の男が襲い…。

マーゴの復讐成る。ジリアン・アンダーソン再登場。かつて事件を追う立場も演じたアンダーソンが今回は追求される立場に。自分の顔の肉を食いまくる男がひたすらグロだった。

第13話 Mizumono(水物)
ウィルは、ジャックに正体を明かすようハンニバルを説得する一方で、ジャックとはハンニバルを捕らえる作戦を練る。ハンニバルから晩餐への招待状を受け取ったジャックは、自身が危険にさらされることを覚悟で、ハンニバルの家を訪れる。キッチンで食事の準備を進めるハンニバルに銃口を向けるジャック。ついに二人の戦いが始まる…。

​今までのうっ憤を晴らすような血なまぐさい最終回でした。ついた血を洗い流していくからタイトルが水物?このシーンなんてちょっとブロマンス的。



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最終更新日  May 28, 2020 12:02:46 AM
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May 8, 2020
カテゴリ:アメリカドラマ
みなさん、こんばんは。
ドラマの中にパンデミックが登場する未来社会が舞台のドラマ ​カウンターパート/暗躍する分身​を見ました。

カウンターパート/暗躍する分身
Counterpart

出演
J・K・シモンズ スティーヴン・レイ オリヴィア・ウィリアムス 
ジェームズ・クロムウェル リチャード・シフ ジャクリーン・ビセット

第1話 向こう側からの訪問者
国連諜報機関の情報伝達部で働くハワードは、戦略部のクエイルから協力を依頼されるが、目の前に現れたのは自分とそっくりの男だった。これをきっかけに、ハワードは自分の世界と全く同じ世界がもう一つ存在していることを知る。もう一人のハワードによると、向こう側からやってきた殺し屋ボールドウィンが妻エミリーの命を狙っているという。

第2話 殺し屋の過去
自分の世界に戻った別ハワードは、向こう側の別エミリー率いる引き渡しチームに拘束されるが、全員を殺して脱出する。犠牲者が出たことで上司から注意を受けたが、別エミリーには身に覚えがなく、誰かが別ハワードの命を狙っており、その動きに自分が巻き込まれていることを知る。一方、もう一人のハワードはボールドウィンの手掛かりをつかみ、再度別世界へやって来る。

片や凄腕のエージェントで女性にもモテモテの自信家、片や病身の妻を抱え仕事でもぱっとしない諜報部員。カッコいいJ・K・シモンズ 情けないJ・K・シモンズ 一粒で二度おいしいシモンズ主演ドラマ。演じ分けがいがありそう。

第3話 緊迫の駆け引き
こちら側の警察に拘留されたボールドウィンを巡って、両世界の外交部が動き始めた。向こう側は一刻も早いボールドウィンの奪還を、こちら側はボールドウィンと引き換えに価値ある情報を手に入れようと躍起だ。その間、ボールドウィンから黒幕の情報を引き出すべく、クエイルは義理の父で外交官であるファンチャーに、別ハワードは異世界の大使ランベールに交渉の引き延ばしを持ちかける。

第4話 入れ替わった二人
渡航ビザを取り上げられた別ハワードは、自分の代わりにハワードを向こう側へ送る。2人のハワードの入れ替わりが無事に完了したが、別ハワードの娘アンナの登場で事態が一変。薬の過剰摂取で入院した別エミリーのもとへ連れていかれる。

もう一つの世界では疫病が流行ったようでマスクをした人が街を歩いていたり予防接種のCMが放映されていたりコロナ蔓延の現実とリンクするような描写が気になる。元夫とは違う優しい分身に心許すエミリーと生まれなかったはずの娘を見て感動するハワード。

第5話 揺さぶりと調査
クエイルとアルドリッチは戦略部に潜り込んでいるスパイを特定すべく、向こう側から亡命してきたアリスを頼る。そこで 2 人はインディゴと呼ばれる「学校」の存在を知る。選ばれた子供たちを訓練し、将来こちら側に送り込むスパイとして養成していたのだ。一方ハワードは、別エミリーと協力して大使館の特使エドガーからポツダムにある家の存在を聞き出す。

第6話 偽りの人生
別エミリーとハワードが何やら探っていることを知ったイアンは、ハワードを怪しみうそ発見器にかけるが、別エミリーに阻まれる。一方こちら側では、戦略部のスパイ探しの最中、別ハワードは自分にスパイの情報を流したハインリッヒが殺されたことを知る。もう一人のハワードは、ある人物から情報が洩れていることに気付く。

「もう一つの世界で流行ったのはインフルエンザで人口の7%が亡くなった」という設定。「5億か。すごいな」というハワードの台詞があったが今回のコロナウィルスの後ではパンデミックSF小説&映像作品がより身近に感じられるのでは。

第7話 スパイの素顔
インフルエンザで両親を亡くした幼いクレアはインディゴの生徒となり、こちら側のクレアの父が交流局の外交部部長であることから、将来スパイとして別世界に潜伏するための教育を受ける。ある日こちら側に派遣されたクレアは、もう一人のクレアの行動を監視しながら入れ替わりの時期を待つが、予期せぬトラブルが発生してしまう。

もう一つの世界から持ち込まれたインフルエンザで次々と死ぬ人々。既視感があるクレア幼少時の風景。憎しみは病を持ち込んだ媒介(人)に向けられ妻を護るためクエイルはハワードを囮に差し出す。対立する二人のハワード。 『バビロンベルリン 』のリヴ・リサ・フリース出演。

第8話 ウソを愛すること
別エミリーの一行がやってくることをポープからの連絡で知ったインディゴでは、教師たちが総動員で証拠の隠滅を図る。インディゴ内を調べるうちに、別エミリーはこの屋敷が潜伏スパイの養成機関だったことに気付く。さらに、偽造ビザを利用して 3 名が別世界へ渡ったことも突き止める。この件を別ハワードに知らせるために、交流局の伝達室でひそかに 2 人のハワードの面会が行われる。

第9話 中間地帯 パート1
別エミリー達のポツダム息をポープに知らせたカスパーを確保すべく、別エミリー達は駅で待ち伏せをする。一方、クエイルが保身のために自分にスパイの罪を着せたことを知った別ハワードは、いったん姿を消す。そんな中、向こう側から渡ってきた3人が局内にいる分身と入れ替わりを完了させ、戦略部のフロアで銃を乱射し…。

第10話 中間地帯 パート2
クエイルが戦略部に到着すると、そこは血の海だった。ボールドウィン送還の際にクエイルの話に耳を貸さなかったことが今回の件につながったと悔やむファンチャーは、クエイルに一目置いて執行部との会議に同席を望む。その頃、ハワードは元の世界に戻るべくポープに渡航の手助けを頼んでいた。そして国外へと姿を消すつもりでいた別ハワードは、あることをきっかけにエミリーのいる病院へ戻る。

本来の場所に戻ろうとした二人のハワードだがテロにより通路が封鎖されてしまう。優しい冴えないハワードが怒りに任せて初めて人を殺しどこか知れない場所に閉じ込められたかと思えばクールなハワードがまるでもう一人の彼のように妻の傍らで詩を読む。完全なる逆転というより、クールなハワードのなかにも優しさはあり、向けられる対象が異なるだけのこと。となれば個性って何。


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最終更新日  May 9, 2020 11:57:31 AM
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April 28, 2020
カテゴリ:アメリカドラマ
みなさん、こんばんは。今年のGWはステイホームウィークなんて呼ばれてますね。小池さんは横文字好きですね。

費用を使い過ぎて途中打ち切りになってしまった
ドラマボルジア家 愛と欲望の教皇一族ファーストシーズンを見ました。


ボルジア家 愛と欲望の教皇一族 1st Season
The Borgias

出演
ジェレミー・アイアンズ ジョアン・ウォーリー フランソワ・アルノー 
ホリディ・グレインジャー ショーン・ハリス コルム・フィオーレ デレク・ジャコビ 
ニコラス・ロウ ジーナ・マッキー ルーク・パスカリーノ 

監督&脚本
ニール・ジョーダン


 15世紀末のローマ。聖職売買などのコンクラーベを経て新ローマ教皇の座に就いたアレクサンデル6世。阻むものを殺人などの卑劣な手段を駆使し、一族で手にした富と権力を拡大。そして一族は壮絶なスキャンダルにまみれてゆく……。

主要人物の紹介

ロドリーゴ・ボルジア ジェレミー・アイアンズ
ボルジア家のゴッドファーザー。ゴッドファーザーのヴィトーのポジション。後の教皇アレクサンデル6世。スペイン人だがジェレミー・アイアンズが演じているので全然スペインっぽくない。ありとあらゆる策略を巡らせて教皇に就任し権力と富の拡大に努める。「長男を枢機卿=ひいては教皇に、次男を教皇軍総司令官に」という信念は長男チェーザレの「私を武人に」という懇願にも揺るがない。チェーザレ達の母ヴァノッツァを「教皇になったから」という理由で退けつつも、新たな愛人ジュリア・ファルネーゼに手を出す。

チェーザレ・ボルジア フランソワ・アルノー
こっちの容貌の方がスペインっぽい。枢機卿・司教は自分には合わないと感じて父に武人になりたいと願い出るが拒否される。父に命じられたことは必ず成し遂げる優等生。ゴッドファーザーのマイケルの役どころ。妹ルクレツィアへのシスコンぶりは度を越し「嫁にはやらない」と父の思惑に反対したり「神と結婚してるものね 神を愛さなければ」というルクレツィアに「お前以上に?More than love You?」などと返事を返す。ただこの時はまだ妹への愛情が家族以上のものという自覚はない。

ルクレツィア・ボルジア ホリディ・グレインジャー
ゴッドファーザーのコニーの役どころ。
頬っぺたぷっくりが可愛らしい教皇の愛娘。妻はいないものとしても子供達を政略結婚の駒とすることにはためらいがない教皇のもと何度も結婚させられる。結婚に対する憧れはあっという間に踏みにじられるがその度に強く美しくなる。

ヴァノッツァ・カッタネイ ジョアン・ウォリー
ロドリーゴとの間にチェーザレ、ホアン、ルクレツィア、ホフレの子どもたちをもうける。もう一つのドラマ『ボルジア 欲望の系譜』ではチェーザレ達を私生児にしないため別に夫を持たされている。教皇になったロドリーゴとやっと家族になれるかと思いきや「神を愛さなければならない」という教皇に拒否される。しかし新たな愛人を教皇が持っていたことを知り怒鳴り込む。

ホアン・ボルジア デビッド・オークス
ゴッドファーザーのフレドの役どころだと思ったがニール・ジョーダンはソニーを想定してたらしい。兄チェーザレが欲してやまなかった総司令官の地位を手に入れるがチェーザレへの嫉妬心を常に抱いている。また脇が甘く喧嘩っ早いのでチェーザレがフォローに回ることもしばしば。
威張る割には実力が伴わない不幸な定め。

ホフレ・ボルジア エイダン・アレクサンダー
ボルジア家の末っ子。若いのに結婚させられ妻を次兄ホアンにあっさり奪われる。ニール・ジョーダン言うところのフレドだって。えー?影うすーい。

ジュリア・ファルネーゼ ロッテ・ファービーク
「良人を愛せないんです」と教皇に人生相談にやってきて愛人に収まる。彼女の兄アレッサンドロは教皇の引きで枢機卿になり後に教皇になる。いわばおかーさんの恋敵なのにルクレツィアと仲良しという設定がよくわからん。貴族の生まれなのでヴァノッツァが出席できないルクレツィアの結婚式にも教皇の隣で出席できる。

ジュリア―ノ・デッラ・ローヴェレ コルム・フィオーレ
アレクサンデル6世の政敵。枢機卿。本シリーズではアレクサンデルにしてやられる場面が多いが、後にユリウス2世となる。アレクサンデル6世の死後チェーザレは彼と取引するがあっさりと裏切られる。汚職塗れのロドリーゴに対して清廉潔白一辺倒かと思いきやロドリーゴに刺客を放つなどダーティワークを命じる側面も。

アスカーニオ・スフォルツァ ピーター・サリバン
枢機卿。ローマの名家出身。教皇選挙でボルジア枢機卿に自分が確保している票を譲る代わりに副尚書職をゲット。教皇に忠実。カテリーナ・スフォルツァとは縁戚。

ジローラモ・サボナローラ スティーヴン・バーコフ
教皇庁の腐敗を論じて民衆の心をつかむ。

ミケロット ショーン・ハリス
ボルジア親子を殺そうとしてチェーザレに返り討ちにあう。相当の腕の持ち主。

ピエロ・デ・メディチ
ロレンツォ・デ・メディチの長男。弟は枢機卿。銀行業を営む。フランス国王シャルル8世を迎え入れ彼の条件を全てのむ。

ニッコロ・マキャベリ
後の『君主論』著書。メディチ家の外交官。表情から感情が読めない。

フランス国王シャルル8世
イギリスとの長年の戦において、その効果も含め“戦争”とは何かを知り尽くしている。上から命令するだけのお飾りではなく戦略にも長け主たる将軍との仲も良好。デッラ・ローヴェレ枢機卿の懇願によりローマにやって来る。自らの目的はナポリの王位継承権。間違いなくローマを支配することができたはずの人物。しかしデッラ・ローヴェレ枢機卿や他の人にとって予想外だったのは、彼の純粋な信仰心。それにつけこんだ教皇のコスプレがローマを敗戦から救う。自らの容貌については醜いという自覚がある。

第1話 教皇誕生 The Poisoned Chalice
1492年、教皇インノケンティウス8世が崩御した後、狡猾なロドリーゴ・ボルジアは、従順な息子チェーザレの助けを借り、脅しや買収によって教皇の座を勝ち取る。そんなボルジア家の腐敗は、イタリアの特権階級に危機感を覚えさせ、ロドリーゴの仲間デッラ・ローヴェレ枢機卿とオルシーニ枢機卿を不倶戴天の敵に変えてしまう。そして、晩餐会の夜、衝撃的で陰惨な暗殺計画が。 

「教皇が決まるまではローマは無政府状態になる」ロドリーゴの台詞にもあるがそんなに暴動が起きそうな描写はない。もう一つの『ボルジア 欲望の系譜』の方が空白期間を感じられる描写があった。

「1492年ローマRome。1492キリスト教世界の中心でありそこに座す教皇は国王の戴冠や廃位各国の政治をも左右した。協会は腐りはてインノケンティウス8世は死の床に。教皇の聖座は皆の垂涎の的だった。The center of the Christian world. The seat of the Papacy. The Pope had the power to crown and un-crown kings. To change the course of empires.The Church was mired in corruption. Pope Innocent VIII was dying,And the Papal throne was the prize desired by all.」

テロップが流れた後教皇の臨終シーンから始まる。
インノケンティウス8世「入ってくるのを恐れておるな。だが来るのだ。私はもうすぐ主に召される。告解をした。心のうちを明かせば気がかりでならん。コロンナ、スフォルツァ、オルシーニ、ボルジアYou are afraid to enter, but you must. I am about to meet my maker. I have confessed. And I confess I am very afraid. Colonna. Sforza. Orsini. Borgia.」
「聖下 Your Holiness.」
「 デッラ・ローヴェレ。皆犬のごとく争うだろう。私の骸の上で聖ペテロの座を巡って。かつては清らかな聖座だった。それを我々が汚したのだ。強欲と色欲に塗れさせた。お前たちの誰が清めてくれる?Della Rovere. You will fight like dogs over this corpse I leave for this throne of St. Peter's. But it was pure once. We have all sullied it with our greed and lechery. Which of you will wash it clean?」
デッラ・ローヴェレがためらった隙をついてロドリーゴ・ボルジア
「清められますとも、聖下。我々の流す涙によって。生ける神に誓います。 It shall be cleansed, Your Holiness, with the tears we shed for you. I swear before the Living God.」

ライヴァル デッラ・ローヴェレ枢機卿の機先を制して死にゆく教皇に言葉をかける父ロドリーゴ。父が望む教会の君主より国家の君主となることを望む長男チェーザレ。市中で喧嘩を始める軽はずみな次男ホアン。好奇心いっぱいで兄大好きのルクレツィア。それぞれのキャラクターがわかりやすく描写されている。

チェーザレの初登場シーンは女性とのセックス。
チェーザレの服を見て驚く女性。
「ゆうべは全然そんな感じは…There was nothing ecclesiatical about last night.」という昨夜の相手に「夜は自由な人間でいられる。だが昼は僧衣の虜だ。By night? By night I am who I want to be. By day I am thus.」とチェーザレ。

ルクレツィア初登場シーンは兄チェーザレと女性のセックスシーンののぞき見。
性への好奇心でいっぱい。また兄も見られても何ともないようなふざけっぷり。
「僕は結婚しない」
「神と結婚してるのね 神を愛してないの?」
「お前よりも?More than love you?」
ルクレツィア「元気を出して お父様が教皇になったら自由に生きられるわ」
チェーザレ「いや、父上の自由にされるだけだ」
夢見る長女、醒めてる長男。

「どんな手段を使っても私は教皇になる」とライバルに告げるなど本編のロドリーゴはなりたい気満々。そして熱い期待を背負う長男は世俗に戻りたいと願っても「息子の一人は聖職者に 一人は軍人に」という父の願いを退けられない。
チェーザレ「聖職売買は罪です」
ロドリーゴ「神はお許し下さるが、お前と弟が失敗したらわしは許さんぞGod will forgive us, my son. But I will not forgive failure from you or your brother.」

告解室で向き合う父と子。
「あなたを教皇にするために」
「神は我々に10倍報いて下さる」
「ご即位で敵が10倍に増えましょう」
「神が守って下さらねば私が守る」
「軍人になり家族を見舞う嵐に立ち向かいたい」
「お前は長男 教会の君主となる運命だ」
「私は国家の君主になりたいのです」
「教皇軍など小さい ボルジア家を代表し軍を率いるのはホアンだ」
先に出ていく教皇。 残されるチェーザレ。

 自分が着たかった鎧に身を包む弟ホアンを複雑な表情で見つめるチェーザレ。「黒は兄上の色だ」ととどめをさすホアン。

戴冠式の後。
「私はもうロドリゴ・ボルジアではない。アレクサンデル6世だ。 am Rodrigo Borgia no longer. I am Alexander Sixtus.」
「それでも私には今もなお父上です。But you know who you are. My father, still.」
「もう“私”という一人称は使えない。式の間孤独を感じた。冠を頂いた時怖れ多かった。怖くさえあった。I am no longer "I." I am "we." We felt so alone out there. When the crown touched our head. Humbled, even. Even frightened.」
「驚きましたね」
「お前も同じ立場に立てばわかる そこに立ちあっているのは神の沈黙のみだった」
「神はお喜びでしょう」
「なぜわかる?」
「大地は我々を飲み込まなかった」

オルシーニ枢機卿の魔の手から逃れた二人。
チェーザレ「狙いは我々 That poison was meant for us.」
教皇「教皇を毒殺?You don't poison the Pope!」
「“冠を被った猿”とローマの半分が Do you know what the gossips are calling you? "The mitred ape". Half of Rome is waiting to celebrate your demise.」
「毒はネズミや害獣に食わす物だ 教皇に盛るものじゃないYou would poison a dying dog! Not the heir to Saint Peter!」
「お怒りですか?The idea offends you, then?」
「当然だ 神もお怒りだろう It offends me, it offends nature, it offends God Himself!」
「神が報復を?Then God will take his revenge.」
「なさるとも 我々の手を借りてなYes he will... with *our* help!」
ここでエンド。

第2話 暗殺者 The Assassin
教皇アレクサンデル6世となったロドリーゴは、自らの権力を使い、今は亡き政敵の邸宅を愛人のジュリアに与える。一方、宿敵デッラ・ローヴェレは、教皇の姦淫の罪を暴こうともくろんでいた。父の姦淫の証人を消すよう暗殺者のミケロットに命じる長男チェーザレ。その頃、ロドリーゴの美しき娘ルクレツィアは、父に相手にされなくなった母ヴァノッツァへの忠誠と父の美しい愛人への忠誠の板挟みになっていた。

前話で「私という一人称も使えない。孤独だ。」とストイック生活を公言していたのに夜毎若い愛人ジュリア・ファルネーゼの元に通う欲望全開のアレクサンデル6世。ミケロットの背中の鞭打ち跡つき忠犬っぷりに騙されるデッラ・ローヴェレ枢機卿が逃亡。

第3話 異教徒 The Moor 監督サイモン・セラン・ジョーンズ
教皇選挙で散財し、資金を必要としていたロドリーゴは、金さえ払えばスペインによる異端審問の手が及ばない安住の地として、追放されたユダヤ人にローマを開放する。さらに、自らの権力基盤を固めるべく、外国の王子を来賓としてヴァチカンに迎え入れたり、ルクレツィアを政略結婚させることで、政治同盟を築き上げていく。

どさくさで枢機卿を増やしたあおりで遂にボルジア枢機卿になったチェーザレ。
アレクサンデル6世「愛する息子よ 緋色は我らの色だ。My beloved son, crimson is a color that becomes us.」

後にこんな勇ましい姿でボルジア家と敵対する女傑カテリーナ・スフォルツァ初登場回。「持参金をはずまないと娘さんとの結婚は認めませんよ」と遣り手婆のような台詞を言う。

ジェム王子「何か報せが?You have news?」
ルクレツィア「結婚するのI'm to be married.」
「 それはおめでとう!Oh, my dear!」
「 結婚してる?Have you been married?」
「妻は4人いるI have taken four women to wife.」
「4人? Four?」
「Mmmm-hmmm,」
「 どこにいるの?Where are they now,」
「 トプカピ宮殿の奥にIn the Serali of Topkapi Palace in Constantinople.」
「 何人持てるの?Hoow many wives can you have?」
「 持てるだけAs many as Allah sees fit to provide.And as to concubines an infinite number.」
「妻と愛人の違いはなに?What is the difference, Djem, between wife and concubine?」
「特に違いはないNo difference really.」
「妻は殴ってもいいが殺さないAh, you can beat a wife but not kill her.」
「愛人は殺せるの?You can kill a concubine?」
「もし怒らせたなら。妻も殺せる。If she displeases you. You can kill a wife too, but the displeasure must be great.」

「愛人は殴り殺してもいいが妻は殺さない」とかなり衝撃の告白をしながらキリスト教に惹かれるジェム王子は「4万よりも40万」という世俗的な選択をした教皇により殺される。下手を打つホアンにきっちり責任を取らせるお兄ちゃんはツラいよのチェーザレ。

ナポリまで流れていったが国王は既にあちらの世界に行っており浴場で襲われ「危険をこの国に及ぼした」と追い出されるデッラ・ローヴェレ。現代で言うところのクレイセラピーしたミケロットが全身黒で『地獄の黙示録』のカーツ大佐みたいだった。

第4話 政略結婚 Lucrezia's Wedding 監督サイモン・セラン・ジョーンズ
次男ホアンはルクレツィアの結婚の祝いに下品な喜劇を準備する。その後、新郎ジョヴァンニ・スフォルツァ卿が虐待的な性的サディストであることに気づいてしまうルクレツィア。この政略結婚は不吉の相を呈していた。一方、チェーザレは密偵を放ち、デッラ・ローヴェレの後を追わせていた。フィレンツェにたどりついたデッラ・ローヴェレは、多大な影響力を持つ大富豪メディチ家とお抱えの悪名高い大使マキャヴェリと同盟を組もうとしていた。

何となくジェム王子死の理由に気づいているっぽいルクレツィア
ジュリア「具合が悪そうね ルクレツィアYou look ill, Lucrezia.」
ルクレツィア「ええ、具合が悪いの。私の色の黒いお友達が夢に出てくるのよYes, I have been ill.My dusky friend inhabits my dreams.」
「ジェムの事はもう考えない方がいいわDo not think so much of Djem, my dear.」
「彼には言えない秘密がある。彼の美しい暗い口が開くけど、声が出ないの。He has a secret that he can't speak of. His beautiful dark mouth opens, but no sound comes out.」
「 あなたの夢で?In your dreams?」
「 だから私は慰めるためにキスするのAnd I have to kiss those lips to comfort them.」
「まあなんてこと!Oh, dear!」
「夢で異教徒にキスするのは許される?ジュリア Is it permissible, Donna Guilia, to kiss a dead Moor in my dreams?」
「夢なら何でも許されるわ All things are permissible in our dreams.」

末息子ホフレに姉ルクレツィアの結婚の事を話す教皇
「大いなる責任だね It's a big responsibility.」
「そうだな。時々眠れんこともあるよMmm, it is. Sometimes it even stops me sleeping at night.」
「僕は父上のため誰とでも結婚するI will marry anyone you like that helps you to sleep.」

流れ流れたデッラ・ローヴェレが頼った先にいて後にチェーザレのファンブック『君主論』を書くニッコロ・マキャベリ登場回。何とかして母親を結婚式に出席させようと心を砕く長男チェーザレと下品な劇を上演して評判をがた落ちさせる次男ホアン。

マキャベリ「でフィレンツェに何をお望みで?And what do you want of Florence?」
デッラ・ローヴェレ 「何も。Nothing.」
「私は何もあなたに請求したりしませんよOh, then, we will charge you nothing.」
「あなたは誤解してらっしゃる。私はフロレンスに何もしないことを望んでいるのです。 You misunderstand. I ask that Florence... do... nothing.」
「ああ、私たちはフランスの野蛮人に私たちの公国を行進させ、何もしません。 それはあなたに何かを負わせることになる別の種類のものではありません。Ah, we let those French barbarians march through our principality and do... nothing. That's a different kind of nothing that will cost you something.」

もう一人の主役サヴォナローラ初登場回。演じるはスティーヴン・バーコフ。教会の腐敗を摘発する鋭い舌鋒。夫と共に帰った花嫁ルクレツィアがパオロと出会う。

ルクレツィアの祝宴席順に悩む「お金がない!」教皇父子。途中で寝てしまった妹をベッドに運ぶ王子様みたいなお兄ちゃん。「初日は寝かせといてやれば」ととうのたった婿に声をかけるが往々にして兄の優しさが妹に仇になって倍返しで返ってくる破目に

前話ではアベラールとエロイーズの話をしながら気分はすっかり自分達モードだったのに自分の愛する妹を他人に嫁がせる手助けをするなんてどこまでもM体質のお兄ちゃんチェーザレ。

第5話 報復 The Borgias in Love
ルクレツィアは、ハンサムな馬丁パオロと愛を育むことによって冷え切った暴力的な結婚生活から逃避する。パオロはルクレツィアを救おうとジョヴァンニへの報復を企む。一方、チェーザレは、メディチ家を激しく批判している修道士サヴォナローラを火あぶりにすることと引き替えにデッラ・ローヴェレとの協力関係を破棄するようマキャヴェリにもちかけていた。次々と敵に攻勢を仕掛けていくチェーザレ。次第に自らも殺人に手を染めることに…。

水の中にいるルクレツィアを夢で見るアレクサンデル6世。自分の欲望のために嫁にやったくせに!一方泣き通しのルクレツィア。
「処女とは ボルジア家ではお前だけだ ボルジアと聞いて”馬鹿にするな”と思った 教皇の娘と聞き“恥ずかしい”と 持参金の学は王女並みか」

教皇「スフォルツァの陰謀好きな気質は?」
スフォルツァ枢機卿「受け継いでいますがボルジアの才知には負ける」
「では更なる約束をWe have merged our fortunes with the Sforza name... the consequence of that trust being betrayed would be most severe.ボルジア家とスフォルツァ家は運命共同体 その信頼が裏切られることがあればゆゆしきことになる」
スフォルツァ枢機卿「副尚書としての男場でしょうか 聖下? Do you speak to me as Vice Chancellor, Your Holiness?」
「スフォルツァへのだ!No, as a Sforza!」

チェーザレの所に告解にやって来るウルスラ。
「やめて頂きたいのです」
「私はああいう約束は忘れません お怪我をされたら私は自分を許せない きっと生きていけません」
「知らない者のためにそこまで?」
「ええ なぜだか不思議ですわ 眠っているとあなたのお顔が現れます 起きていて目をつぶると 唇をお寄せください 息を感じたい」
「壁がなければキスできるのに」
「聖書によれば神は嫉妬深いとも」
「心で口づけします」
「でもあなたは救いを望まれた」
「私の運命は王が決めます」

母を訪ねるチェーザレ
ヴァノッツァ「耐えることはできるわ 受け入れたり苦しんだり 何か苦しいことが?」
「ある女性に会いました 夫がいます」
「彼女も苦しんでるわ」
「夫から救い出せたら」
「わがものに?」
「聖職を棄てたら?お父様に逆らうの 勇気があればYou could leave the church and displease your father if you dare.」
チェーザレ「何も恐れませんI fear nothing, Mother.」

ウルスラを訪ねるチェーザレ
「今は枢機卿ではない」
「危険ですね」

毎夜夫に痛めつけられるルクレツィア。
イル・モーロを訪ねるデッラ・ローヴェレ枢機卿。
「皆ナポリを狙っておる 俺の甥のジャン・ガレアッツォも 政治は微妙な駆け引きだ」

マキャベリ「枢機卿がこの地に来られたとか?」
マキャベリがチェーザレに接近。
チェーザレ「ボルジア枢機卿が力になれるかも」
「彼がフィレンツェに来たなら僧を殺す以上のことをしたはず 何科目的があるはず 貴国との同盟」
「いや 何も求められていない フィレンツェは何もせぬようにと要望された」
「有事の際にですね」
「枢機卿なのに賢い方だYou are far too clever for a cardinal.」
「このご時世ですからThe times make me so.帰国に手を出すなといい軍隊に領土を通過させてくれと?そう約束を?」
「答える必要がありますか?」
「サヴォナローラを火刑にするとしたら?見返りに何をすると?」
「何の見返りも表示されていません」
「では通過を許可しないわけですね」
「来る数か月で天才になりますよ」

ルクレツィアは馬丁パオロと親しくなる。

アレクサンデル6世「花嫁としてどうだろう?」
ジュリア・ファルネーゼ「ホアンと?ある意味お似合いです」
「ホアンじゃない あれは好きにするだろう ホフレだ」
「そこまでおやりに?Are you ever going to stop?」
「そうだNever!」
「ヨーロッパ全土をお子たちで手に入れようと?You are going to ensnare the whole of Europe... in your progeny.」
「 そのための家族だよWhat else are families for?」

スフォルツァ枢機卿がイル・モーロを訪ねるが大激怒し勢いで解放すると言い出す。
ルドヴィーゴ・スフォルツァ(イル・モーロ)甥に向って
「何が一番欲しい?What do you hunger for most?」
ジョン・ガレアッツォ「 自由とキジ肉だFreedom... and pheasant.」
「娘を親族に嫁がせたくらいで厚情を期待するな」
ジャン・ガレアッツォは毒殺されてしまう。

市場でウルスラに会うチェーザレ。
「自由になるべきだ」
ミケロットを相手に剣の稽古をするチェーザレ。

アレクサンデル6世「そろそろナポリが望むものを与える時だ」
チェーザレ「同盟ですか」
「それ以上だ 結婚だよ」
「今度は誰?私ですか」

パオロが鞍に細工をする。
「奥様 事故です 旦那様が…」
ほくそ笑むルクレツィア。怖い。

雨の中ウルスラの夫と戦うチェーザレ。
「ウルスラも救われる」
ミケロット「最初の相手は忘れません」
「見事に留めをさされた ご立派です」

「やられたらやり返す。倍返しだ!」実は 『半沢直樹 』と同類だったチェーザレ&ルクレツィア兄妹恐ろしや。「枢機卿になって体怠っちゃった」とミケロット相手に剣の練習をしたチェーザレは明らかに確信犯。ルクレツィアの方が他人に手を下させる策略家。

北に逃れてゆくデッラ・ローヴェレ枢機卿。流れてゆく先の君主が次第にワイルドになってゆくが彼自身が頼んでいることも故国に軍隊を入れて下さいと言う聖職者らしからぬ内容。ルドヴィーゴ・スフォルツァは騎馬像製作を命じたダヴィンチのパトロン。

第6話 不貞の愛 The French King
フランスへ到着したデッラ・ローヴェレは、国王に魅力的な申し出をする。イタリアを占領し、アレクサンデル6世を廃位させ、自分の教皇即位を保証してくれれば、国王のナポリ支配を支持するというのだ。すでにロドリーゴが末息子ホフレと官能的なナポリ王女サンチャを結婚させ、同盟を結んでいたが、実用主義の職業軍人であるフランス国王シャルルは提案を受け入れる。

 それぞれ不貞の愛にのめり込むボルジア3兄妹(実は似た者)。嵐を呼ぶ末弟の嫁がローマにやって来る。「兄の方が軍人に相応しいという噂もある」と平手打ちつきでホアンをたしなめる教皇。教皇の息子であることが誇りのホアンのプライドがずたずたに。

 チェーザレが夫を殺したと知り修道院入りを決意するウルスラにそれでもなお「手紙出していい?」とひつこくアベラールを演ろうとするチェーザレ。どちらかといえばバテシバを手に入れるために夫ウリヤを戦場に送ったダビデ王の方がイメージなのだが。

 肉の食べ方からしてワイルド・オブ・ワイルドのフランス王シャルル。「肉の食べ方がワイルド・オブ・ワイルドのフランス王シャルル。「正義のため兵を出してくれ」リクエストを出すデッラ・ローヴェレ枢機卿に「正しい戦争などない 戦争は混乱だ 暴力のぶつかり合いだ どちらかが破滅する 完全にな」と正論をぶつ。

「優しいな ルクレツィア・ボルジア」
「ここ数日の看病への感謝のしるしに」
乗馬を許されるルクレツィア。

「私か?それは釣り合わない 王の庶子と結婚する気はない」
「寛大なる申し出です 近くお返事しましょう」

ホアン「釣り合うというのですか?ホアン・ボルジアと王の庶子が?教皇の息子ですよ」
チェーザレ「私は結婚できない身ですよ」
教皇「ではホアンにしよう」
「全員縁組する気ですか 方々に」
「私は結婚しませんが」
「緋色の衣の下は今も男だと」
チェーザレの恋の事を知ってからかうホアンと教皇。

チェーザレ「ここに必要な飾りは一つだけ」
「気持ちをごまかすのはよそう」
ウルスラ「心が揺れます」
「あいにく心も体も求めている 片方なら耐えられる 両方なら無理だ」

チェーザレと抱き合うウルスラ。
ウルスラ「何てこと 夢見てしまう それが怖いYou make me hope, and I'm afraid of hope.」
「 何を夢見る?Hope for what?」
「こんな日々を あなたとの未来をFor days like this in the future with you.」
「かなったら?」
「夢を見させないで 2日で夫が戻るわ」

ホアンを送り出すアレクサンデル6世「大事なのは同盟だ 狼どもが教皇領に迫っているWe need this union more than we need the riches. The wolves are bearing down on the Papal States.それに結婚式があればルクレツィアに会える」

ジュリア・ファルネーゼ「政治の技とは心ときめくもの?ずっとYou find the art of politics more engrossing than...」
アレクサンデル6世「愛の技よりもか?Than the art of love?」
「そんな事はDid I say that?」
「実は意外に共通点が多い Hmmm, they have more in common than you would think.」

シャルル8世がデッラ・ローヴェレ枢機卿に
「輝かしい武名を耳に」
「お世辞はいい ナポリをくれるそうだな 答えてくれ枢機卿 どうやってナポリの王冠をこの醜い頭に載せる?彼は怖がって言わない 認めたらどうだ 余はまるで祭りの道化師のようだと らちがあかんな もったいぶるのは嫌いだ そなたが何を望むか率直に話してみろ」
「イタリアの人々は戦争の実像を知りません」
「ローマに進軍しボルジアを廃位 見返りにナポリの王冠をくれるというのか?」
「いずれにしろローマに」
「行けというのか?」

密会を続けるチェーザレとウルスラ
「夫が一週間も戻らないの」
「オスティアにも女はいるだろ」
「はっきり言うのね 恐ろしいわ」
「今も神様は御覧に?」
「同じものを見ておられるならいい眺めだと」
「時々あなたが怖い」

シャルル8世
「戦争は醜いよ 枢機卿 余の醜さなど目ではない 行う時には細心の注意を払わねばならん」
「陛下との謁見も?」
「彼も本音を言い出したぞ 戦についても学ぶとよい 余の新しい発明品だ おぞましいほどの破壊力だ 新時代の幕開けだ おぞましさのな 鎖でつないだ砲弾 二つ同時に撃たねばならん さもなくばこっちが木っ端みじんだ そなたが合図を」
「光栄に存じます」
「身の破滅もありうる」
「陛下もです」
「やってみろ」

ルクレツィアとパオロが大胆に部屋でセックス中天井がきしむ。うまくごまかす召使たち。

遂にウルスラの夫の死体が見つかる。

シャルル8世とローヴェレ枢機卿
「余に戦をしろと言う その意味がわかっているのか?」
「キリスト教を護る正しい戦争です」
「正しい戦争などない 戦争は混乱だ 暴力のぶつかり合いだ どちらかが破滅する 完全にな 貴国の戦いを本で読んだ クジャクのようにとびかかる 敵が退却するまでな 名誉ある戦いなどと言って だが戦争に名誉はない イングランドとの戦争でそれを学んだ 流血あるのみ 片方が降参するまで甲冑でぶつかりあう 死か 或いは征服かだ 戦争を祈るなら気をつけるんだな 行きつく先では祈りなど通じぬBe careful what you pray for, Cardinal. You will find yourself in a place beyond prayer itself.」

ヴァノッツァの元をテオが訪ねてくるがホアンは彼をぼこぼこに殴る。怒ったヴァノッツァは彼を追い出す。

ウルスラは夫の死体が見つかったことをチェーザレに話す。彼が殺したことをうすうす感じていた。
「そのために人を殺したのね お顔に罪のしるしが やめてと頼んだのに」
「母の名誉を守るのが殺人か それが殺しなら認める あなたに救いを与えた」
「今も心惹かれるけど怪物にいは寄り添えない」
「ボルジアのしるし 別の人間になろうとしてできなかった」
「悪魔の洞察力をお持ちね 心を読んで欲しいものをくれた」
「修道院か?探し出す アベラールのように」

アレクサンデル6世もホアンを叱責。
「兄弟の一人はあいつの子だという あいつを出入り禁止に」
「何様のつもりだ 母上の評判を護るのにどれほど苦労してると思う?お前を軍人に育てた 総司令官に 軍を率いる者にだ 教会の旗手がやることか?兵卒のように母親の家で暴れるとはDo you have any idea what lengths I've gone to to keep your mother's reputation intact?」
「知っているか?自分の評判を」
「何です?」
「兄の方が軍人に相応しいと そのように考え直した方がいいというのか?」
「おやめください」
「自制するならな」
「私は確かに父上の子ですね?」
「お前は我が息子 他人の子ではない それを後悔させるな」
「させません どう償えばいいですか」
「母上に許しを請え」

第7話 蒼ざめた馬 Death, on a Pale Horse
武力ではるかに勝るフランス軍はイタリアへ侵攻し、瞬く間にルッカの街を撃滅させてしまう。イタリアの特権階級は猛攻一つで総崩れするだろうというフランス国王シャルルの思惑どおり、イタリア諸国は敵軍から逃げ惑うばかり。ミラノとジョヴァンニ・スフォルツァも浮き足立つ。フィレンツェが侵攻するフランス軍の領内通行を平穏に認めた今、フランス軍のローマ侵攻を阻むものはなくなった。 

「枢機卿 イタリア語で大砲は?砲台は?」
ローヴェレ枢機卿が全てそんな言葉はないと言うと
「では言葉を作らないとじきイタリアに砲声が響く」

そんな事も知らぬげにいちゃつくホアンとサンチャ。
サンチャ「夫が鳩と遊んでるMy husband plays with feathers. Ahh.」
ホアン「 気に入った?Is he to your liking? Aah.」
「本当にかわいいのよ あなたの強さはないHe is sweetness itself, but he lacks your vigor.」
「 俺を呼べよ 必要な時にYou must call me then if you have need of me.」

一方久々の再会を喜ぶルクレツィアとチェーザレ
「お父様には同盟が必要」
「戻さない方がお前は幸せそうだ」
「私が不幸だと?」
「何かあったんだろ その目だ 夢を失ったね 妹はどこに?お前を傷つけたら彼を許さない」
「無垢なお前を奪った それが赦せない」
「私の結婚には意味が そうでしょ?」

チェーザレはウルスラ改めシスター・マルタのいる修道院を訪れる。
「シスター・マルタ?」
「面白がっておいでですの?」
「かもしれない 寄進者を退こうか 誰かと交代する」
「新たな恋敵の出現か 今度は殺せない」
「冒涜です 地獄に落ちるつもり?」
「自分の運命は自分で決める」
「今は悔い改める日々 心は穏やかです ボルジア枢機卿 強さと自覚していない宿命をお持ち 悪魔の洞察力で心を読み私を神のもとへ 善にも悪にも使える力 きっとイタリアを変えてしまうでしょう」
「あなたは予言者か」
「いいえ でもあなたの心を導くものはわかる」

教皇はチェーザレを呼び出す。
「二人だけでお話があると?」
「25000以上のフランスの軍勢がミラノに向ってる」
「なんと」
「そういうことだ 大惨事になる」
「イルモーロの意向は明白だ」
「話してくれません」
「ニッコロ・マキャベリか」
「大砲がこちらの計画を吹き飛ばす」
「枢機卿団は?」
「まだだ いずれ知るだろう 内紛が起きる まさに生死を賭けた戦いが始まる」

パオロと逢引するルクレツィア。「一人寝が長すぎた」というジョヴァンニの言葉に水をこぼしておく。賢くなったもんだ。狙い通り夫は転んでしまう。

「条件を話し合いたい」と言ってきたルッカの街にいきなり大砲をぶちこむフランス軍。
シャルル8世「これが余の条件だ」
茫然とするローヴェレ枢機卿「許しがたい殺戮だ」
「これが戦争だよ」

「あなたなのか?あなたが緋色の枢機卿か?」サヴォナローラの予言を思い出すデッラ・ローヴェレ枢機卿。食事も喉を通らず退席しようとするがシャルルに止められる。
「そなたが招いた殺戮だ 分かち合わねばな ここで共に食え 席を立ってはならん 軍隊は野獣だ 枢機卿 餌をやらねばならん 余の払う給料で軍隊が食えるか 戦うのは戦利品のためだ 勝利のためだ 朝までにこの街は略奪しつくされる なぜだかわかるか?抵抗すると思うか?」先にフィレンツェに行きたいと願い出るローヴェレ枢機卿。
「殺戮は嫌いらしい」

遂にナポリ王が死ぬ。
教皇「ルッカがどうなったか聞いたか」
チェーザレ「誰もが知っています アルフォンゾが王位継承権を主張してきます」
ホアンの総司令官に反対するチェーザレ
「あれは軍人に育てた 傭兵隊長がついている」

枢機卿を集めてフィレンツェ破門を言い渡す教皇。枢機卿達は醒めている。
「ここにいる者達が厳しい試練にさらされている 教皇に従うのか あるいは背くのか 今ここに破門を言い渡す その異端と見なされる背教者とはジュリア―ノ・デッラ・ローヴェレ枢機卿だ」しかし誰も手を挙げない。「どうした」
スフォルツァ枢機卿「副尚書として発言しても?」
「賢明とは申せません 破門したところでこの侵攻は止まりません 新たな現実に向き合うべきです」

ジョヴァンニはフランス軍の動きをルクレツィアに知らせる。
「父上の命運は尽きつつある」
「私はずっとお父様の娘です あなたはそんな不名誉な事はなさいませんよね?」
「ヴァチカンから豚の一族を追い払う」
吐きそうになるルクレツィア。
「私を傷つけない方がよろしくてよ」

教皇「誰なら信頼できる?ローマという物騒な街でWho can we trust in this charnal house called Rome?」
ジュリア「どうぞ私を」
「ペーザロに行ってくれんか 聴き出しに」
「それでお気持ちが楽になるなら耐えます」

ピエロ・デ・メディチはローヴェレ枢機卿の伝えた要求を全てのむ。
ニッコロ・マキャベリ「頭のいいやり方ですな あなたの案?There is genius afoot here, Cardinal. Is it yours?」
デッラ・ローヴェレ枢機卿「大使 殺戮を見たことは?Have you ever witnessed carnage, Ambassador?」
「では乾杯 大いなる神“殺戮”にLet's drink to The Great God Carnage.」

ジュリアはカトリーナ・スフォルツァとジョヴァンニと会う。
「お噂は窺っています 武勇伝を」
カトリーナ「こんな時代です」
「あなたは教皇に意見をおっしゃれますね」
ジュリア「時には」
「教えて下さい 教皇は侵攻に抗って私達を流血と殺戮に巻き込むのですか」
「流血には慣れておいででは?」
カテリーナ「勝てる戦にだけ参戦しますI would save my arms for battles I can win.」
「スフォルツァはローマから動かないでしょう」

ジュリアはルクレツィアに妊娠していることを告げ夜明けに逃げようと誘う。
「軍隊は野獣だ 餌をやらねばならん」のと他の街へのデモンストレーションのため最初が肝心と略奪と破壊の限りを尽くされるルッカ。サヴォナローラの予言を思い出し本物の戦争に茫然とするデッラ・ローヴェレ枢機卿。次々と門を開くイタリアの街。

第8話 駆け引き The Art of War
身ごもったルクレツィアは、ジュリアと共にジョヴァンニの邸宅から馬に乗って逃げ出すが、フランス軍に捕らえられてしまう。その頃、落ち込みを隠せないアレクサンデル6世はヴァチカンでホアン率いる数少ない教皇軍に、はかない望みを託していた。しかし、フランス国王シャルルの心を捉えていたルクレツィアが、絶望的に不利な状況に置かれている教皇軍の撤退をホアンに認めさせ、フランス軍をローマに迎え入れる。運命を待ち受ける教皇は…。

夜更けにパオロの厩を訪ねるジュリア「相手はあなた?奥様とのことを口外したら鞭打ち後絞首刑にします 喜びを与えたその体が傷つくのは忍びない」

チェーザレと話す教皇「悪夢を見たよ イタリア中が我々を見捨てる夢だ フランス軍がいなごのようにローマに押し寄せる そして私の足にはスペインの農民のサンダル スペイン大使を呼べ 最後の希望だ」
スペインに軍を出してもらおうとする教皇。
「フランスとスペインが戦争することになります 要求すべてに添う事はできかねます」
「民衆も逃げ出している 両王によろしく イエスはこうしてユダにキスされたのだと」
「旗手を探してこい」

いかがわしい場所にいたホアンを見つけ出すチェーザレ
「知ってるだろ 私は淫行や道楽 酒に溺れるのが嫌いだI disapprove of lechery, debauchery, drunkenness.」
ホアン「枢機卿らしいなWhich is why our father made you the cardinal.」
「お前は公爵らしい Why then did he make you a duke?」
「淫行と道楽は貴族の証だ Because lechery and debauchery are the very marks of nobility.」
「イタリアの大部分が敵に 初めてきく砲声に怖気づいたんだろう 教会の旗手にはすべきことがある 戦争という雑事がな」

「陰気な城を出て気分がよくなったわ」一方パオロは鞭打ちの刑を受けていた。

「誉れある武人は大砲など使いません」フランス軍にあからさまに勝てなそう。
「戦略などありません」
「軍について全幅の信頼を寄せるのだ」チェーザレに無茶ぶりする教皇。

スフォルツァ枢機卿「ローマを離れるべきです」
「子羊のように殺されろと?」
枢機卿一人一人の手を取って残留を勧める教皇
「教皇はローマに留まる サン・ピエトロ大聖堂に 神を失望させることがあってはならぬ 結論は出たな」

途中でフランス軍といきあうルクレツィアとジュリア。
教皇の前で作戦を披露するホアン。
「重い大砲を抱えたフランス軍を撃破します 侵略者どもを逃げ帰らせます」
自信満々のホアン。不安そうなチェーザレ。

チェーザレ「神も味方してくださるかな ミケロットWill the Good Lord see the justice in our cause, Micheletto?」
ミケロット「神も戦に関しては仕事を休まれるでしょうWhere war is concerned, your eminence, our Good Lord will take a holiday.」

逃げてゆく民を見ながらチェーザレ「ローマは老いた娼婦のように慮辱されるのかRome is like an old whore waiting once more for ravishment.」

自分がかつて夢見た粗末な修道士の身なりに着替えた教皇の戦闘モード「来るがよい」

 恋を知り現実を知り逞しく美しくなったルクレツィア。現実を知り茫然とするホアン。現実を知りながら父のため弟を支持するチェーザレ。皆がローマを去る中で教皇が見つけた生き残る道とは夢で見たというみすぼらしいスペインの修道士コスプレだった。

第9話 審判 Nessuno(Nobody)
ロマーニャの同盟軍、友人、さらには自らの教皇軍にまで見捨てられたアレクサンデル6世は、サン・ピエトロ大聖堂でフランス国王シャルルと一対一の対面に臨む。教皇は質素な修道士の装束をまとっていた。教皇の敬虔さに心を動かされたフランス国王シャルルは、ヴァチカンとローマには手をつけずに立ち去ることにし、真の標的であるナポリに向かって南進を続ける。危機をすり抜けたボルジア家は、新たな同盟の構築と裏切り者への迅速な報復を胸に破滅の一歩手前から復活を遂げる。

デッラ・ローヴェレ枢機卿「ローマに入られたらすぐに枢機卿団を召集しましょう」
ジュリア「ローマに枢機卿はいらっしゃらないでしょう」

フランス王シャルル8世「歓声が聴こえんな 出迎えの衆は?Where are the cheering crowds, the welcoming populace?」
デッラ・ローヴェレ枢機卿「皆逃げたのでしょう」
「話が違うぞ 枢機卿 歓迎してくれるのではなかったか?」
「軍に怖れをなして」
「におうぞ 余は陰謀は好かんのだ そなたは真の道化師だな 素晴らしい洞察力だルクレツィア その外交手腕をもう一度貸してほしい お父上にお会いしたい ローマ教皇聖下に 重要なことについて話し合いたい」

誰もいないサン・ピエトロ大聖堂を歩くフランス王シャルル8世。修道士と思っていたのが教皇と知り驚く。
シャルル8世「あなたはローマ教皇?」
「して あなたは?」
「想いもよらぬお姿をIt is not as we expected.」
「失望しましたか 陛下?金銀の法衣だと思っていた?飾ることには意味があります しかし心はつつましくなければ 神の御前では皆裸なのです 教皇であろうとも フランスの国王であろうともですDoes the Pope of Rome disappoint your highness? Had you hoped for gold and silver vestments? Display has its purpose, but simplicity must rule our hearts. We are all of us naked before God... even the Pope of Rome... even the King of France.」
貧しい身なりでありながらフランス国王を圧倒するアレクサンデル6世。
長い廊下を歩くルクレツィアの後から
「この手が恋しかったI Missed that hand.」
「この顔が恋しかったぞI Missed that face.」
何だ君らはいちゃいちゃして。
「妹が教皇軍に勝る働きをしたと」

「陛下もあるでしょう 国王の重圧から逃れたくなるたことが 教皇も重圧から離れたくなる 教皇の法衣は肩に重くのしかかる 脱ぎたくなることもある ただの司祭にもどりアブラハムの神に祈るために 重荷を取り除ける方法をご存知でしょう」
「使命の放棄など考えもしません 与えられるのです フランス国王として選ばれた時 教皇として選ばれた時我々に選択肢はありません 務めるのみ どんなに不完全で欠点があっても使命があれば」
「お悩みですね」
「神の御意思に沿っていると思っていました」
「今求められているのは誓いを新たにすることです フランス国王としてローマ教皇より正式な承認をお受けなさい」
「ご存知のようにフランスはナポリの王位継承権を要求しています」
「フランスとナポリ両国の王冠を そして神の御前で誓いなさい 神の御名において両国を統治することを」

「夫が優しくなかったのか?」
「お父様を裏切ったのよ」
「知ってる だがお前を傷つけたなら別の報いを」
もう怒りでめらめらになってるチェーザレ。君はルクレツィアの何なんだ。
「妊娠したの」
「なんと 誰かに話したか」
「この子が幸いにも夫の子ではないから」
ルクレツィアを抱きしめるチェーザレ。

「もっと美男の国王は他にもいるだろうが彼は実に信心深い 大軍を連れて来る必要はないと言った 頼めば済むと 枢機卿団の召集は教皇の廃位のためではない」
ルクレツィアを修道院に預けるチェーザレ。彼はルクレツィアの結婚無効を企んでいた。
「初夜がなければ」
「子供がいるのよ」

「お父上は素晴らしい教皇だ」
「ええ 二人といません」
宴席でチェーザレを連れていきたいと願うシャルル8世。しかしチェーザレは途中で逃げ帰ってくる。チェーザレは人質と感じるが国王はあくまで友情=特使だと言い張る。自信ありげに「国王はナポリに長居しない」と言う。枢機卿団を嫌味たっぷりにいびる教皇。

チェーザレ「あなたは手ごわい好敵手です 戻ってくるなら歓迎を」
デッラ・ローヴェレ枢機卿「ずっと枢機卿ではいられません」
「私は神のしもべ 聖座がこれ以上汚れぬよう努めるつもりだ 今息の根を止めなさい ボルジアへの敵意は死ぬまで消えない」

隙を見て逃げ出したチェーザレはジョヴァンニの城へ。
ルクレツィアとの離婚のためにジョヴァンニを誘拐するチェーザレ。その必要もないのに彼をボコる。
ジョヴァンニ・スフォルツァ「ここはどこだ?Where am I?」
チェーザレ「すべての道が通じる所 ローマだWhere all roads lead to - Rome.」

ナポリに来て茫然とするシャルル8世。疫病で死んだ者達しかいなかった。

出産で苦しむルクレツィア。教皇もやって来る。ヴァノッツァとの間に緊張感が。
「生みの苦しみを知らないから ホアンの時は苦しんだ」
「覚えてる 胸に抱いた悦びもな チェーザレにやっと弟が 子供達を愛していたな?We did love our children, did we not, my dear?」
ヴァノッツァ「心の底からTo a fault.」
ルクレツィアの子を抱いて嬉しそうだぞチェーザレ。君はパパか。

教皇「神に感謝しよう 家族にたまわったすべての祝福をWe should thank God for all the blessings he has visited on this, our family.」

まるで聖家族のような終わり方なんですよね。

 バックハグをし恋人より先に妊娠を知らされ出産に立ち会い子供を抱きあなたは一体彼女の何ですか?の妹絶賛溺愛中お兄ちゃんチェーザレ。乱暴されたらその男を刺してナイフを渡す宣言していたがこの熱視線だとホントに実行しそう。

 フランス王が予想より遥かに信心深かったせいで思惑が外れてしまったデッラ・ローヴェレ枢機卿。パフォーマンスのために破壊されたルッカの民に謝るべきでは。教皇になる道はまだ遥か先。今回は武力を持たずナポリ事情を知っていた教皇の情報戦の勝利。

 ルクレツィアに子供が生まれてまるで聖家族のようなカットで終わるS1だがこの一家がそんな清い性格のはずがない。仇敵は戻ってくるし次男の力不足も明確になったしこれからも波乱含みのS2に続く。


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最終更新日  May 7, 2020 09:16:16 PM
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March 19, 2020
カテゴリ:アメリカドラマ
みなさんこんばんは。
リアルタイムで見たわけではないのですがアメリカドラマを紹介します。
見つけたきっかけは、YouTubeを探索してたら、よさげなMVがあったのです。
どうも何かのドラマの一部らしいなぁと思って更にググっていくと見つけました。Hit The Floorというアメリカケーブル局VH1のドラマです。

 アメリカのプロバスケットボールリーグ「NBA」にある架空のチームLos Angeles Devilsを舞台とした、裏切りあり、殺人あり、まあよくあるパターンの愛と策謀と欲望と陰謀渦巻くドラマです(笑)。監督のピートを演じているのは昔『ヤングスーパーマン』(NHKで放送)で若き日のクラーク・ケントを演じていたディーン・ケインでした。いや何でそんなクマさん体形に!びっくりしたよ。メインプロットは 父はチーム監督Pete、母はやはりチアリーダーだったSloane という一種サラブレッドのAhshaというヒロインが、チアリーディングに励み恋を育み、イジワルなライバルの妨害にもめげず、トップを目指すという所謂サクセスストーリーもの。王道ですな。

Hit The Floor メインプロットの登場人物
Ahsha Hayes 本編のヒロイン。Sloane の娘。Devil Girlsのメンバー。Jerenaにとっての脅威となる。
Sloane Hayes Jerenaのライバル Devil Girlsオリジナルメンバー Peteとの間にAhshaを生む。
Oscar キンケイド・ダイナスティと言われるほどの一大グループを率いる総帥。息子Judeの性的嗜好を知り、嫌う。
Lionel 監督Peteの前妻で有名女優。後にOscarと結婚。LA Devilsの経営にも携わる。
Pete LA Devilsの監督 元選手 Ahshaの実父 飲酒問題を抱えていた。
Raquel Saldana Devil Girls元メンバー
Jelena Howard チアリーディングチームのDevil Girlsキャプテン  恋人はチームキャプテンのTerrenceだが性に奔放であっさりZeroとも関係を持つ。手段を択ばない野心家で、Zero言うところの“ディランジド・ビッチ”。Zeroと一脈通じるところがあるが彼の強引さに辟易し逆襲する。
Terrence Wall LA Devilsのチームキャプテン Jelenaの恋人。
Derek Roman LA Devilsのメンバー 薬の問題を抱えている。
German Vega LA Devilsのアシスタントコーチ Ahshaの元彼。

皆を脅迫していたとされるOlivia Vincentが殺され犯人は誰?という所でSeason1はクリフハンガー。

 しかし私は最初に二人が登場するダイジェスト版を字幕で見たので、こっちがメインプロットで他キャラのストーリーはどうでもいいや!って気になりました。Season1~4まで放送されたそうですが、中でもMVに沢山出てきたのがZudeという名前で知られるJudeとZeroという男性同士のカップル。残念ながらSeason3でZeroを演じるAdam Sennが降板したため、Season4 では新たなる恋人が登場。でも結局途中で打ち切りになったとか。

Hit The Floor Season2 (2014)&Season3(2016)

Jude  Brent Antonello
Oscarの息子だがKid呼ばわりされている。高圧的な彼の息子にしては、優しく素直な優等生タイプ。父親に認められたいと思っている。男性との付き合いに慣れていないためZeroに翻弄される。最初はJunior AgentだったがEVP、そして後にはオーナーに。

Zero   Adam Senn
NBAのスター選手。右腕にタトゥーあり。「I Know what it's like to win a ring.俺はリングの獲り方を知ってる」(S2E1) 入団会見の言葉でもわかるように、既に一つチャンピオンリングを得ている。チームのリーグ優勝のためにOscarがライバルチームから獲得。本名Gideon。Zeroという名は養父母につけられた。生き別れの妹Laura がいる。恵まれた体格、バスケの才能、セックスアピール、女性が憧れる全てを持っているが、狙った獲物を手に入れるため手段を択ばない。日本語に訳すると「ちげーよ」「すげーよ」とか言いそうな“悪童”“俺様”。傲岸不遜で友達はいない。心に欠落を抱えている。

Season two (2014)
S2E1『Game Changer』
LA DevilsオーナーOscar KinkadeはオハイオのライバルチームからフォワードのZeroを獲得。Zeroは早速チアリーディングチームのDevil Girlsキャプテン Jelena Howardにアプローチ。しかし彼女は現キャプテンのTerrence Wallの彼女。ZeroのエージェントJudeは父親に認めてもらいたくて仕方がない。「Dad」と呼び掛けてぎょろっとOscarに睨まれると「Oscar」と名前で呼ぶ。このシーンから父子の確執がもうわかってる。Judeは父のために監督Peteの元妻で有名女優のLionelを全試合に招待するのですが、彼女の出してきた条件は「PeteがもうRaquel Saldanaとデートしないなら受けるわ」というとんでもないものだった。

S2E2『Passing』
Judeは PeteとRaquelの仲を裂こうと画策。JelenaはあっさりZeroの誘いに乗り関係を持つ。

S2E3『Behind the Back』
ZeroとJelenaは相変わらず熱い関係だがどうもJelenaは関係を深める気はない。Jude とLionel はPete とRaqueの週末プランを潰す。

S2E4『Full-Court Press』
ZeroはアシスタントコーチGerman Vega の所に行き「優勝したいならDerek Romanの出番を減らして俺の出番を増やせ」と交渉。Judeは殺されたOlivia Vincentの脅迫メールの封筒を見つける。

S2E5『Shattered Glass』
JudeはOlivia がDerekを脅迫していたことを知る。彼女はDerekの薬物反応が陽性でJudeが薬を与えていたことを知っていた。Jerenaに構ってもらえないZeroは2人の女性と関係を持つ。

S2E6『Blow Out』
Zero はJelenaが欲しがっている宿敵 Sloane Hayesの恥ずかしい写真を手に入れるために、写真家の前でヌードになる。Raquelは Judeにバックグラウンドチェックを行わないよう説得する。

S2E7『Isolation』
ZeroはJelenaに自分かTerrenceかどちらを選ぶよう迫る。JudeはSloane とRaquelがOscarを倒そうとしていることを知る。

S2E8 『Playing Dirty』
Jude はSloaneと Raquel にOscarについて持っているものを渡さないと彼に彼女達の計画を話すと言う。Zeroは意図的に試合で気を抜き、Jerenaがもし自分を選ばなければDevilsがチャンピオンシップリングを得ることはないだろうと脅す(俺はもう一つ持ってるしな、だがTerrenceはどうだ?と)。

ZeroはJudeに車をプレゼントし、次に彼を唯一のエージェントに選んだことを告げる。
Jude:Another Porsche?
Zero:Nope This one's Yours. I thought you'd like the colour,dark and tortured,just like you.
で、新車の鍵をぽいと投げてウィンク。
Zero:Had a conversation with the agency,talked to the partners.Made it official.My agent tool around in a crap box.
Jude:Your Agent?
Zero:Good bye junior agent,Hello my main number-one-guy.

Jerenaが女性とのスキャンダルをリークしたためZeroはせっかくOliviaの葬式で見せた宗教心に篤いイメージが台無し。全てのスポンサーを失う。Jerenaの所に行っても「今度はあなたの方がChampionshipが必要になったわね」とそっけない。一枚上手なんですな。Raquel と SloaneはJudeもまたOliviaに脅迫されていたことと、その理由を知ると、態度を豹変させる。Judeは窮地に立たされたZeroの味方になるとリムジンの中で力説。

Jude:Listen to me.Listen to me.I was team Zero before and I'm team Zero now.We're in this together,Okey? I would never leave you.

皆にそっぽ向かれて心細い中、確かにこれだけかきくどかれると、ほろっと来るよねZero。
Zero:No you wouldn't.You never have.I don't know what I'd do without you,Jude.

でZeroがJudeの膝に手を置く。ところが、Judeは彼にキスしてしまう!

さあここから急展開!膝に手を置くというのは確かに性的な意味もあるそうですが、相手に確かめもせずいきなりキスをしたのはまずかった!いかにも擦れてないJudeの人柄が出てますね。

S2E9『Unguarded』
さあ、この回は盛りだくさんです。

Zeroは驚いて引く。Judeが否定するも、口にキスじゃ否定は難しい。bark at the wrong treeは「思い違いをする」の言い回しですね。でもとにかくキスしたことには違いないだろ、と。Judeは自分の勘違いを悟る。

Zero:Jude.You're gay.
Jude:What?I'm not gay.
Zero:You kissed me.
Jude:No I didn't.Not like that.You're upset.Ijust-
Zero:Kissed me on the mouth.Jude,it's cool.You're barking at the wrong tree,but cleary barking.
Jude:I'm not barking at anything.

スキャンダルの一件ですっかり撮影が減ってしまったZeroのために撮影スケジュールをやりくりしたJude。仕事をくれたJudeに思う所ないわけではないでしょうが、相変わらず「俺を裸にしたいのか?油でも塗る?」とか憎まれ口をきくZeroの天邪鬼っぷり。でもJudeにもいいことが。写真家のアシスタントDannyから毅然とした態度が好印象を与えアプローチされる。

Devilsのパーティの日、ZeroがJudeの家にやって来る。「何やってんだ、この機会に友達作ったり人脈作らなきゃダメじゃないか」とこの頃から世話女房的なJude。だがZeroは「どーせ皆裏で俺のことこそこそ噂してんだよ。そんな所行きたくないね」と全然行くモードなし。そしてZeroはJude がDannyの所へ行こうとしていることを知る。

Zero:I'm sure “Danny the photographer's assistant” will be fine.
Jude:Sounds like you're jealous.

「別にお前のこと何とも思ってないし」と余裕かましてるのに、いざ彼が別の人の所に行くと知るとジェラシースイッチが入るZero。このパターンはS3でもう一度登場。

Zero:What's next?You're double-dog dare me to go?
Jude:Do you not wanna go to the party or do you not want me to go?
をを、なかなか鋭い所を突いてきますねJude。

Zero:No one's stopping you.
Jude:If I did kiss you on purpose in that car,and I'm not saying I did,it's not because I'm crazy.It's not because I was going off of nothing.

Jude:Fine.You know what?Have it your way.Danny is waiting.

行こうとするJudeを引き留めるZero。
Jude:You don't even know the guy.
Zero:I'm about to.

もう一度引き留めて、Judeにキス。この先ZeroがJudeに向き合う時って何度かオトコマエの顔をするのですがこの時もそうです。普段のからかうような視線や口元は封印。

二人のホットな一幕が始まる(ひー)。

初めてのことに茫然自失のJudeに対して、あっけらかんとしてさっさと服を着てしまうZeroのギャップが笑えてしまう。

Jude:So that's it?
Zero:You seemed pretty satisfied a minute ago.

くー、何でしょこの憎ったらしい言い方。“君は”って何だよ君はって。表情もすっかり遊び人に戻ってるし。

Jude:What are we doing?
Zero:We're having a good time.
Jude:You've done this?Had a good time with a guy before?
そしたらここで笑うんですよねZeroが。余裕かましてます。

Zero:I've been with men.And Women.Men and Women.It's not deep,Jude,because I don't make it deep.I don't do relationship.
(JerenaとのことをJudeに皮肉られて)
Zero:I can't deal with conversations like this.We can keep having fun or not.Up to you.

「男性とも女性とも経験がある。でも関係=Relationshipなんて面倒くさいものは持たない。ただの楽しみだこんなもん」と持論を披露され、笑うしかないJude。

頭の中がいっぱいいっぱいのJude。JudeはLionelに好きな男性がいることを告白、というより「あなた2回も“They”って言ったわよYou said “They”twice.」と鋭く突っ込まれ言わされてます。この時のLionelの反応が「あ、そうなのね!だから私をベッドに誘わなかったのね!」あ、そう来ましたか。自分に自信がある女性って、自分を基準に考えるもんだよね。 ZeroはTerrence とDerekにとって代わるためレポーターの Kendall にスクープを流し、ZeroのおかげでTerrenceの怪我は公表される。

S2E11『Sudden Death』
JudeはOscarの所に行き SloaneとRaquelが彼を探っていることを話す。しかしOscarは男の訪問者がいるらしいな。壁が薄いから声が丸聞こえなんだよ、と厭味ったらしく逆襲。

Oscar:Your neighbour says you have a regular visitor.A gentleman.Apparently your wall thin,and the two of you are rather loud.If you thought confessing your secret gay life was going to bond us,then you know me about as well as I know you.

「俺に息子はいないI don't have a son.」と言ってJudeを黙らせてしまう。

その日帰ってZeroにOscarとの顛末を話すJude。
JudeはZeroがDerekの薬物について知っていたにも関わらず利用しなかったことを知る。Zeroは公表すればJudeが傷つくと思ったのだ。
Zero:Don't make a thing out of it.
おいおい、勝手に話を作るなよ、とはZeroの照れ隠しでしょうね。
この後のJudeを慰める台詞もそうですが、彼の不器用な優しさが見え隠れしてくるんです。
ここもいい場面でした。

ZeroはJude に養父母の元で暮らした辛い幼少期について語る。実の両親は自分達を捨て、養父母は金のために自分達子供を引き取ったこと。Zeroという名も養父母が与えたこと。だからZeroがどんなにビッグになったか彼等に見せたんだと。ここでJudeが本名を聞くのですがJudeははぐらかします。

Zero:Just because people are supposed to care about you doesn't mean that they will.
The sooner you forget about Oscar,the better-off you'll be.
Jude:You have no idea what I've done for that man.

S2Finale『Winner Takes All』
JudeはOscarと結婚するLionelの "man of honor"(付添人)になる。受付女性にアプローチされてまんざらでもないZeroにイライラするJude。Zeroは自分にボールを回すようアピールしますがDerekのポイントでDevilsは優勝。Zeroが狙っていたMVPはDerekに。Zeroはロッカーに一人いて、リングが2つ目になったことを祝福するJudeに恨み言を言います。

Zero:I didn't come here to be some schmuck on the team.I came here to be the star.That's what you promised me.Instead I lost everything.
Jude:You can't blame me for that.You were the one who got caught with your pants down.One more than one occasion.
Zero:You still angry about that girl I flirted with the wedding?
Jude:What makes you think that?
Zero:I lied everyone else but you.I told you I don't do relationships.
Jude:No.You don't do relationships with guys.I do.You know how I know?Because I want one with you.After the game,all I wanted to do was kiss you.

Judeは秘密の関係であることに耐えられずZeroに訴える。その中で「試合後やりたいことは君にキスする事だった」とも。この願いはこの後意外な形で叶えられます。覚えてたんですね。

Jude:And what would you have done?You would' ve freaked.Not because people would think you're gay or bi or.Whatever you are.Because they would've seen an ounce of anything of anything real from you.You're so full of crap.One disguise after another.You 're buried so deep in there,you don't even know yourself.
Zero:You just figured out you're gay or whatever
Jude:Not or whatever.
Zero:And you're coming down on me?
Jude:You're right.I'm sorry.I'm mad.Mad at myself,mad at this situation.Mad that I need something from you,mad that I can't get it.Most of all.I'm mad that there's nothing I can do about any of it.

Zeroは「性的嗜好で分類されるのが嫌」だと話し、Judeは彼が世の中に本当の自分を明かすのが怖いんだ、何よりも君自身が本当の自分を知らない、と言い放つ。

去って行こうとするJudeを呼び止めるZero。
Zero:Where are you going?You are my agent.
Jude:I'm done settling for percentages.Percentages of my father,percentage of you.I want it all.And I can't stick around waiting for it.

再び去ろうとするJudeにZeroは本名Gideonを明かす。

Jude:I would love to take Gideon on a date.To a public place.And listen to him tell me
exactly who he is.If you want that,give me a call sometime.

Gideonとデートしたい、公にする気になったら連絡してくれと言い残して去る。

Season three (2016)
新キャラ登場
Lucas Season3登場。DerekとEVPになったJudeの代わりにZeroのエージェントにもなる。JudeとデートしてはZeroの嫉妬心を煽る当て馬キャラ。

相変わらずメインではチーム乗っ取りやら企業のパワーゲームやらどろどろした話が進行中なのにZudeのストーリーはどんどん純化されていくんですよね。立場からすれば、トッププレイヤーと企業の御曹司なのだから、パワーゲームでてっぺん取りにいってもいいわけです。なのに愛する人とのささやかな暮らしと、自分には与えられなかった家族を今度は自分達でつくることを望む、これまた王道の普遍的な姿が共感を呼んだのでしょうね。いや、共感しますよ私も!

S3E1『Power Play』
Zeroの悪ガキイメージは広告のマイナスにならず、タイトル獲得も後押ししてビールや男性下着のコマーシャルなど依頼が多くなる。撮影現場に呼び出したJudeに

Zero:I'm all the man it needs.

と嘯いて見せます。パブリックイメージを覆す気はないようです。彼はJudeにエージェントに戻って欲しいと頼む。

Jude:Looks like you're killing it.Congrats.
Zero:We could be killing it together.That's why I called you here.I want you be my agent again.Help me rake in all this cash.
Jude:I know what you want.
Zero:It's businees,Jude.Unless you don't think you can keep it just business.I'm making more money than ever.This would be huge for you.
Jude:You should have them put more bronzer on you.There's only so much Photoshop can do.
Zero:You didn't say no.
Jude:I didn't say yes,either.

チームキャプテンを狙うZeroはTerrenceと対立。
JudeはLionelのデビルズ副社長EVPにというオファーを受けたのでエージェントにはなれない、とリングセレモニーで断る。
Jude:I can't be your agent.
Zero:That's why you won't work with me?EVP,that'd make you my boss.That's Hot.

S3E2『Blocked』
DerekのエージェントLucasがJudeに気があることを知ったLionelは「Lucasをその魅力で落としなさい!」とおっそろしいミッションを依頼。しかしZeroのエージェントでもあるLucasがJudeと話している場に、Zero本人がこちらもおっそろしく「嫉妬してます!」というイライラ顔で登場。

Zero:Where have you been?

あっという間にLucasを追い払ってしまう。
何食わぬ顔でLucasのいた席に座り、Judeの顔をみてZeroの一言が笑える。

Zero:What?
Jude:We both know what you just did and why you did it.
まあ嫉妬してるんだろ?ってことですね。遠回しに。図星だったようでZeroは何も言えない。

Jude:You won't be with me the way I want,but you don't want me with anyone else.
Zero:I feel bad.I got that.

Judeの携帯にすぅっと手を伸ばすZero。視線込みで明らかに誘ってるんだけど、下に置かれた手をすっとはずすJude。

ZeroはPeteに「キャプテンになりたい」と直談判し受け入れられる。Jude はLucasとのデートで他に好きな男性がいることを話す。

Lucas:Was he your first?
Jude:First and only.

Jude :This guy,he was everything to me.I mean I was in love with him before I even know what love is.

「彼を愛するまで愛がどんなものか知らなかった。彼は僕にとって全てだった。」
くー、聞いてるこっちが恥ずかしいわ!それをライバルの前でなくZeroの前で言ってやれよ。

Zeroは前回のお返し、とばかりに自分がキャプテンになったことをJudeに告げる。

Zero:Does the power turn you on ?

Zeroは偶然TerrenceとJelena がDevils売却に動いていることを知る。

S3E3 『Fake Out』
あっさりCaptainの約束が覆されたZeroはTerrenceと Jelenaを脅迫し、もしチームを売りたいならDerekをトレードするよう迫り、自分をパーティに招待するよう圧力をかける。

Oscarから呼ばれて不安になっているJude。見るからに“声をかけて”って感じなのが駄々洩れ。
で、通りがかりのZeroのこの台詞。

Zero : Spill it.
優しいね。まあその優しさが特定の人限定なんですよね。

Zero:Do you want me to drive you there?
Jude:No,I'm good.
Zero:Okey.But if you do go,just be prepared.
Jude:For what?
Zero:Anything.Caged animals are unpredictable.That's what Oscar is right now.
Whatever he's got in mind,you need to be ready.

Oscarを刑務所に訪ねたJudeは自分を息子と認めないなら何も助ける気はない、と言い放つ。

Zero:How'd it go to Oscar?
Jude:How'd you know I went?He wants a stooge.I'm not gonna let him use me like that.I'm not gonna be an afterthought.
Zero:I can’t even imagine you being an afterthought. I think about you first all the time.

親父は今も俺をおまけ扱いさ、とつい愚痴るJude。
そんなの考えらんないな、俺の中ではお前がいつも一番だ。ああっ!こちらも凄い口説き文句だ。

で、目が合う二人。
おもむろに言い出すJude。
君ほど僕を振り回す人はいない。でも君は僕をまともにしてくれる。

Jude:You’re the most screwed-up person I’ve ever met… And the only person that makes me feel normal .

Zeroが笑顔になる。で、くいっと頭を右にかしげる。うわ、この誘い方。慣れてるなぁ。

Terrenceと Jelenaのパーティで出会ったJudeとZeroはクローゼットで熱いひと時を過ごす。このシーンも激しい。外ではパーティで大勢の人がいるというのも燃えるシチュエーションなんでしょう。韓国ドラマ『赤と黒』に似たシーンがありましたな。

で、この後の会話がなんか笑えるものになってます。
Jude:I think I'm wearing your underwear.
Zero:That's fine.

子どもか君たち。とても和やかなムードになって

Zero:I miss you...Jude.
Jude:I miss you,too.

とオウム返し台詞で笑いあったのに、Zeroのこの台詞で全てが台無しに。
Jude:Should I leave first or should you?
「どっちが先に出てく?」

さあっと表情が変わるのだけれど、Zeroにはその理由はわからない。

Zero:What?Oh,What did I do?
Jude:It's not what you did,it's what I did.What I keep doing.Nothing’s Changed.It's the same old story.

この時のJudeの顔がうつむいてて暗いんです。会話がかみ合わなくなっていく様子が辛いなぁと。

Zero:What are you talking about?
Jude:I'm still your secret!Something you have to hide!
Zero:You're being dramatic.
Jude:We are litterally in a closet together!
Unless you have something new to offer me,leave me alone.If you care about me at all...stay away.

クローゼットに入った最初とは全然違った顔になるZero。ここからは必死になって彼がJudeを追いかける展開が続きます。

S3E4『Good D』
ZeroはJudeにTerrence とJelenaと取引したことを明かす。
これぞJudeの言ってた“Something new to offer you”で、どうだ喜ぶだろう、と思うのですが喜んでもらえません。そりゃそうだ、望んでいたofferはそんな事ではないのです。

そして夜二人が外で逢うシーンに続きます。

二人が何気なく言葉を交わしているシーン好きです。今回はこれ。外のポスターがZeroのものに変わってます。

Zero:Terrence is out.I'm in.All over the place.You really didn't have to go through all this to say thanks,but I'm glad you did.

今度は褒め殺し作戦に出たようです。でもこれもそっけなく躱されます。

Jude:That's all Lionel.Part of our new media strategy.You're a valuable member of the team.

自分がやった事じゃない、メディア戦略の一環さ、君はチームにとって大事だからね、と言われればいくらZeroでもカチンときます。だってそれは自分の望んでいた答えではないから。

Zero:I'm a valuable member of the team?I mean you're talking to me like I'm a stranger.After everything I did for you?
Jude:You either refuse to get it or you never will.

とりつくしまのないJudeを引き留めようと、とうとうこの言葉が出てきます。

Zero:I love you.

ここでぱっとZeroの顔を見るJude。

これはたぶんはずみで言った。でも自分を見てくれたから、もう一言付け加える。

Zero:All Right?

次は一言、一言かみしめるようにゆっくり言う。

Zero:I love you stupid!
Jude:I love you,too.

お馴染み、二人の「相手の言った事をオウム返しに言う」パターン。

この言葉とJudeの表情を見てにこっと笑うZero。ところがここから繰り出されるZeroの望みに
表情が固まる。

Jude:And even still, it doesn't matter. Love isn’t enough, I need someone I can actually be with like a normal person. Someone who’s able to be there for me in every way, can you? Can you do that?

視線を彷徨わせ、そして彼の願いに応えるJude。

Jude:No.

ああ、そうなんだな、とJudeに納得したような顔をされるのも情けない。言葉を交わしながらどんどんすれ違っていく二人、本当はお互い好きなのに。いや、切ない、切ないよ。この一連の感情の流れが王道恋愛。

JudeはLucasとデートし一夜を共にする。 Zeroの気持ちを知ってか知らずか、LucasはZero に"needy" (飢えている)Judeと一夜を共にしたこと、そのボディの素晴らしさ(何だかイヤらしいな)とややこしい性格について話す。にわかに嫉妬心と独占欲が燃え上がったZeroの表情変化が細かくて分かりやすすぎる!Lucasグッジョブだ!(違う)

クライマックスシーン。このシーンのZeroはオトコマエでした。しっかりJudeの顔を見て臆することなく、きょろきょろしているJudeにおもむろに近づきます。

Zero: Lucas isn’t coming.
Jude:Why Not?
Zero:Cause I told him not to.

Zero:ルーカスなら来ないぜ。
Jude:なぜ?
Zero:俺が来るなと言ったからさ。





で、Zeroからのキス。何だなんだ、と向けられるカメラ。皆の驚く表情が次々に映し出される。
ここで続く、ですもんね。

このシーン、ツイッターでもどれだけ流れてるか!リアタイした人達の当時の衝撃度が推し量られます。

S3E5『Lockout』
JudeとZeroのキスシーンが全国ネットで流れたことで大騒ぎ。Lionelの計らいで逃げ出した二人は部屋で語り合う。

Jude:I can't believe you did that.Kissing me in front of millions of people.Now that everyone knows about us,we can go wherever we want.

とっても嬉しそうですが、まあちょっと楽観的とも言えます。片やスーパースターですし、片や御曹司。行きたいところに行くと、きっとマスコミがいるはずです。

Zero:Except we kinda can't.
スマホを見てふっと微笑むZero。まあ表情の柔らかいこと。
Zero:There's 100 interview requests since last night.
Jude:What are you gonna do?
スマホを置くZero。
Zero:Every move I've ever made has been planned out in advance.Kissing you... was not.

振り切ったZeroからは名セリフが次々とこぼれてきます。これもいいシーンですね。こんな事が言えるんじゃん!
頷くJude。
Zero :But it's all gonna have to wait.
Jude:Why?
Zero:Because I'm busy.

この先はもう書けません。はい、幸せで良かったですね。

Zeroはプライベートライフがにわかに注目されたことでキスを後悔する。写真撮ってましたねサウナの人。怒ったZeroは後悔してる、と言い残して出ていってしまいます。部屋でお風呂タイム。さすがにここには誰も入ってこられません。君の言った通りだった、ごめん、と謝るJude。

Jude:You did amazing thing for me,and I never thought about how it would affect you too.I get why you would regret being with me.
Zero:I don't regret being with you.I regret letting everyone else in on it.I liked it when it was just us.I don't...I don't like losing that.

をを、これも名台詞だ。
Jude:You haven't.Everything we’re going through is only gonna make more of us.
Not less.We're still in this together.It's still just you and me.

お風呂に入って仲直り。ほかほかします。

S3E6『Carrying』
Zeroはスポンサーがついたといってうってかわってご機嫌。自伝本を書く契約を結ぶ。といっても書くのはライターだ。しかし子供時代の事を聞かれると口を濁してしまう。

Zero:Past isn't really my thing.I live in the moment.

Out Magazine主催のパーティに行くZero。ところがそこでライターが言う事は今までZeroが言ってきたこととは全く別のことでJudeにも初耳の事ばかり。OscarはJudeに支援を求め、Judeはある電話番号を渡す。「ここに電話したら親子の縁を切る」と言って。しかしOscarは電話をかける。相手はJudeだった。Oscarを試したのだ。親子の亀裂は明白になる。戻ってきたJudeはZeroに過去について話す。

Jude:You wanna cash in on coming out without actually coming out.
Zero:Where we at the same party?
Jude:I don't mean coming out as gay.I mean coming out as Gideon.People care about your story.You don't know how lucky you are having people who wanna know who you really are.
Zero:Okay.I'll go to that house,tell my story.But not to him.To you.

Judeとちゃんとつきあうようになってから、しっかりと相手の目を見て話すZeroになってきます。このシーンもそう。

S3E7『Killer Crossover』
ZeroとJude はJudeが養父母と育った家を訪れる。しかし家は荒れ果てていて壊される予定だった。あんなに誰にもどこでも強気だったZeroがここでは躊躇う。

Jude:You're strong.You can handle this.You don't think I'm strong enough to handle this.
Zero:I did't say that.
Jude:Unbelievable.

背中を押すどころか自分が先に家に入るJude。仕方なく後に続くZero。荒れ果てた家の中でZeroは働かない養父母の事、コートで寝たこと、5歳で母に捨てられたこと、妹がいたことをぽつりぽつり話し出す。Zeroに妹について話してるのに、君はまるで感情がないみたいだ、と言うJude。

Zero:I have feelings.So I control them so they don't control me.
Jude:They're controlling you now.
Zero:I’m not gonna lose it, Jude. Especially not in front of you.
Jude:Especially? Why?
Zero:Because you might not like what you see!

Zero:取り乱したくない、とりわけあんたの前では。
Jude:なぜ?
Zero:あんたがそんな俺を見たくないだろうからさ!

その台詞を聞いたJudeは外からハンマー(sledgehammer)を持ってきて一言。
Jude:Show me.

それでも「家を壊すなんてばかみたいだ」と躊躇うZeroに思いを吐き出させるため「妹はこの家を出ていきたくなかったんじゃないか?」などわざと挑発するような事を言うJude。耐え切れずハンマーで家の中を破壊しまくるZero。
多分これ長回しで撮影したのでは。失敗できないでしょう。

たまらずバックハグするJude。ここもいいシーンです。






S3E8『Upset』
ZeroはJudeが Devils のボードメンバーMarcusの支援を得られるようダブルデートに誘う。

Zero:What you want me to be the little wifey?

ちょっと嬉しそうにも見えるZero。

「妹を探すのに知ってる私立探偵を紹介する」と言われたZeroははぐらかすつもりもあってダブルデートを受ける。

しかしテニスの試合は散々。Zeroはテニスが大の苦手だったのだ「What?I never said I was good.得意だなんて言ってねーし」でもご本人はとてもうまかったらしい。
ZeroはJudeの知っている私立探偵にLauraを探してもらおうという提案に乗る。ともあれダブルデートはうまくいくが、黙って行動を起こしたことがLionelを怒らせてしまう。

S3E9『Loss』
Judeの知る私立探偵がLaura の居場所を見つける。

S3Finale『Possession』
刑務所から出てきたOscarはJudeに猶予をやるから忠誠心を証明してみろと言い放つ。
Zeroは妹が幸せに暮らしていると知り、コンタクトを取ることを断念。

Zero:Besides...I realized...I already have a family.You.

Zeroは本当に大事な事を言う時は、そして本当の事を言う時は、ひとこと、ひとこと、噛みしめるように言う。

そしておもむろに鍵を出しJudeにあの子供時代の家を買ったこと、リフォームして一緒に住まないか、と鍵を渡す。

Zero:This is the house I grew up in.It still has the sledgehammer I put in the wall.I bought it.I put it under both our names I figured we could renovate it and make that neighborhood the new place to be...if you want.
Jude:Of course I want,stupid.

をを、プロポーズだ!そしていい話だ。壊れた家の上に新しい家を建てるように、壊れた家族の子供が新たな家族を作っていく。

Jelena はチームの支配権を得てトレードに出す事をZeroに通告。JudeはLionel一人をOscarの元に置いておけず、去ることができない。にわかに二人の未来は不透明に。

Zero:Well,if I have to go and you have to stay...where does that leave us?

怒りに任せてJerenaのポスターを壊すZero。

2016 special 『Til Death Do Us Part』
Jelenaが撃たれてしまい、JudeとZeroはお互いを疑う。Jelenaの就任が遅れたため、Zeroの移籍話はひとまず保留。

ここで最後の二人のホットな一幕がシャワールームを舞台に繰り広げられます。但しドラマ『おっさんずラブ』でも同じシーンがあったんだけど、上から水がどんどん落ちてくるから、これ、途中で口を放さないと溺れちゃうと思うんですよね、苦しくて。どうだったのかなぁ。

新しい家についてあれこれとアイデアを出す二人。子供部屋と言われて思わずWhat?なZero。
そこへJerenaがやって来る。

Jelenaは回復しJudeには EVPのままでいてもらうがZeroには「悲惨な目にあわせる」と言い放つ。服に血がついていたことから、 ZeroはJudeがZeroを護ろうとしてJelena を撃ったのではと疑う。JudeはZeroが自分を守るために嘘をついたことを知り感動。なんだかとんだ『賢者の贈り物』 なんだが感動した二人のDerekの結婚式の台詞。

Jude:You're the single greatest thing that's ever happened to me, Gideon.
Zero:You too,stupid.You're the greatest thing that's ever happened to me too, Jude.

ラストおうむ返し。

結婚式エピでAhsha Hayesがウェディングブーケを投げるとZeroの肩に当たってなんとJudeの手に!もうこれで終わりにすれば良かったのに。

Jelenaは Zero をキャプテンにし JudeをEVPに復帰させる。そして二人が本当の "King and King of LA"になったと宣言。

事実上の最終回でも良かったSummer Specialの続きでやればよかったのに。タイプキャストされるのを嫌ったAdam Sennが降板したのでこの先はなし。まあ、確かにはまり役だったと思います。後日談としてちゃんとJudeとZeroは結婚して養子をもらったというのが申し訳程度に書いてある。ただ後からやっても、もう当時20代の彼等のあの魅力は戻ってこないんですよね、残念。







最終更新日  March 19, 2020 12:00:13 AM
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March 8, 2020
カテゴリ:アメリカドラマ
みなさん、こんばんは。スポーツクラブも図書館も休みってきつすぎる。
​海外ドラマグッド・ファイト
を見ています。

 弁護士引退を決めたダイアン・ロックハートは、事務所にアソシエイトとして採用されたマイア・リンデルを最後の案件に関わらせる。これで悠々自適の生活を送れると思ったのもつかの間、ダイアンに衝撃の事態が訪れる。全財産を投資していたマイアの父ヘンリーが運営するファンドが突然閉鎖。ヘンリーは巨額詐欺容疑で逮捕されてしまう。一夜にして<犯罪者の娘>となってしまったマイア…。果たして二人の運命は?

グッド・ファイト
The Good Fight

出演
クリスティン・バランスキー デロイ・リンド ゲイリー・コール バーナデット・ピータース

第1話「就任」Inauguration
ベテラン弁護士のダイアンは、悠々自適の生活を送るため引退を決意。担当する最後の案件に友人の娘で新人弁護士のマイアを関わらせる。それは警官の暴行事件にまつわる訴訟で、原告側の事務所には、以前ダイアンと一緒に働いていたルッカがいた。引退に向けて準備を整えつつあったダイアンだが、マイアの父ヘンリーが起こした投資詐欺に巻き込まれ、財産をすべて失ってしまう。

ドナルド・トランプ大統領の宣誓を見るダイアンから始まる長いアヴァンタイトル。ダイアンがウィルの写真をちらっと見るショットあり。エイドリアンがダイアンを白人枠で雇えると言った台詞の元は「You could be our diversity (多様性)hire.」まさにその多様性がアメリカ混沌一因。

第2話「嘘(うそ)の兆候」First Week
初仕事で労働組合員の無料法律相談に出向いたマイアは、会社の商品を盗んだとして弁償金を給料から差し押さえられている男性の相談を受ける。彼は自分はやっていないが自白書にサインをしてしまったという。マイアは無料相談の枠を越え、仲裁に代理人として出席、ルッカも様子を見に行く。そこで自白をとった担当者の尋問が不法監禁に当たるとして訴えを起こす。尋問で使われたメソッドは虚偽の自白を生む可能性があったのだ。

「グッド・ワイフ 」のOPは正義の女神像(裁判所にある)「グッド・ファイト」 のOPは何もかもが壊れていく。トランプ登場による混沌の到来を表す。裁判を続けるかどうかが当事者の原告ではなく裁判費用を負担するファンドによって決められる。アメリカはそこまできてるのか。

第3話「疑惑のリスト」The Schtup List
国境なき医師団の医師が、シリアで負傷した青年の手術をネット通信経由で指導していた。だがそれがテロリスト支援と見なされ、逮捕される。弁護はダイアンとルッカが担当。医師は保釈を認められるが、すぐにまた通信で手術の助言を行ったため、再逮捕されてしまう。このままでは青年の命はあと4時間だというのだが…。母とおじのジャックスの関係を疑っているマイアは、父ヘンリーに相談。ジャックスの家を訪れて…

トランプ不支持だったために顧客が離れる事務所。スカイプでシリアの医療行為の助言をしていた医師への異常ともいえる拘束。現代のアメリカを挿入しながら後のラブラインへの伏線も張る。裏がありまくりのマイアの家庭。

第4話「財産」Henceforth Known as Property
ゲスト出演:マシュー・ペリー
8年前、不妊治療クリニックに卵子を提供した女性が病気で妊娠できなくなり、卵子を取り戻して子供を持ちたいと望んでいた。契約書によると、5年経過後、残っている卵子の所有権が戻ってくるのだが、卵子は彼女に無断で研究室に寄贈されていた。一方、事務所を訪ねてきたクレスティーバは、警察の暴力事件を減らすための特別委員会の責任者になったという。彼の過去のうそを知っているダイアンは疑いの目を向ける。

メインの裁判よりもマイアを次から次へと襲うネット上の攻撃の方がリアルだった。作った本人の意図と範囲を容易く越えて文字通り世界中に広まってしまう評判。制御する術も法もなく違法な手段としては対抗策で同じ事をするだけとは詳しくない人はお先真っ暗だ。

第5話「突然の保釈」Stoppable: Requiem for an Airdate
ある脚本家が大統領のスキャンダルを題材にドラマを書いた。だが、テレビ局の意向でお蔵入りになったため、その作品をネットで公開したところ、局側から賠償金を求められることに。ダイアンはIT企業チャムハムのCEO、ニール・グロスと再会。彼は会社の顧問にダイアンの事務所を加えたいと言い出す。そんな中、事務所はクレスティーバからの攻撃に対抗するため、弁護士のエルズベス・タシオニを雇う。

トランプ大統領の意向を受けてか忖度してかドラマの放送が中止になったといういかにもありそうな裁判。お金をどうするのかと思っていたらダイアンが最後に切り札をつきつけてかっこいい。脇が甘そうに見せて実は最強というタシオニは「グッドワイフ」 でもきっと人気のキャラ再登場。

第6話「SNSと言論の自由」Social Media and Its Discontents
ゲスト ジョン・キャメロン・ミッチェル
チャムハムのサイトに過激な書き込みが増え、CEOのニール・グロスは、これを取り締まるための利用規約の作成を事務所に依頼する。ダイアンたちは、過激な書き込みを一定の回数以上投稿した者は利用禁止にするなどのルールを運用。するとフィリックスという男が事務所に乗り込んでくる。マイアは、父ヘンリーと叔父ジャックスとの板挟みにあい、エルズベスに相談したところ、ある提案をされ…。

親子皆が別々の利益を考えているが表面にこやかな考えてみると恐ろしいマイアの家族。それにしてもタシオニは人の懐に入るのがうまい。制御できないSNS今回は放置と落ち着いたけど実際止まらない暴言でとんでもないことになっているネット社会。

第7話「大陪審の裏で」Not So Grand Jury
事務所の“不正行為の情報”を手に入れたクレスティーバは、大陪審に持ち込むことに成功。次々と弁護士たちに召喚状が届く。エルズベスはルッカの情報をもとに、人種問題を前面に押し出して大陪審を中止に追い込む作戦に出る。するとクレスティーバは事務所の白人を召喚し始める。大陪審に呼ばれたダイアンは、マイアが入手したファンドのVIP顧客リストを見せられる。そのリストはダイアンにつながる情報が載っていた。

法廷内外も含めたエリザベス・タシオニとクレスティーバの頭脳戦が面白い。爪を隠しまくるエリザベスと有能さを誇示したがるクレスティーバ双方のキャラクターの対比もいいし演者も巧い。
第8話「レディック対ボーズマン」Reddick v Boseman
ゲスト フィッシャー・スティーヴンス ルイス・ゴセット・ジュニア
事務所の設立パートナー、レディックがやってくる。レディックは最近の事務所の経営方針が不満で、エイドリアンと対立する。更生施設を運営する牧師から、薬物に手を出した若者を退去させてほしいとの依頼があり、ダイアンたちが出向くことに。すると若者は牧師から性的虐待を受けたと言い出し、彼の弁護士から莫大な和解金を要求される。電話に出てもらえず、直接マイアに会いに来たヘンリー。だが冷たく追い返され…。

レディックを演じていたのが『愛と青春の旅立ち 』の ルイス・ゴセット・ジュニア だったとは!今なら鬼教官のイメージは 『セッション』の J・K・シモンズ だろうけどひと時代前は彼だった。 フィッシャー・スティーヴンス も懐かしい トランプ大統領はOutOfControl President呼ばわりされていた。

第9話「罪の意識」Self Condemned
ゲスト ジェーン・リンチ
ダイアンとエイドリアンはまたも警官の暴行事件を担当するが、弁護するのはコリン・スウィーニー。何かと問題を起こす依頼者だった。マイアは父ヘンリーの投資詐欺を捜査するFBIの聴取に協力する。そこでの証言は不利に使われることはないが偽証は罪に問われるという。捜査官は親しげな態度を装いながら、マイアに過去の記憶をたどらせ、事実と違う箇所は容赦なく指摘する。その過程で家族の秘密が暴かれることに…。

「グッド・ワイフ 」でも異色の依頼人だったスウィーニー登場。白とも黒ともわからない癖が強いキャラは面白い。幸せな家族のイメージが今思えば詐欺の進行と並行していたことや母の不倫が始まっていたことを思い出すマイアが辛い。

最終話「カオス」Chaos
ゲスト ジェイソン・ビッグス バーナデット・ピータース ゲイリー・コール
前の事務所で面識のあったスタックがダイアンを訪ねてくる。知らないうちにパソコンに送電システムを攻撃するマルウェアが仕込まれており、9時間後に大停電が起きるというのだ。自分がサイバーテロで逮捕されないよう、FBIと交渉してほしいと依頼される。刑期35年での司法取引を持ちかけられたヘンリー。取引しなければマイアが偽証罪で服役することになると弁護士から聞かされる。

50年前ならテロリストが発電所に侵入か遠隔操作の爆弾で為した事がUSB一つで可能になるシカゴ大停電。従来の法で取り締まる事が出来ない犯罪が増える中でそれでも最後の砦として法を拠り所とするダイアンとエイドリアンの後ろ姿で幕を閉じる。未だカオスの最中にいるアメリカの良心


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最終更新日  March 10, 2020 11:33:02 PM
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September 29, 2019
カテゴリ:アメリカドラマ
みなさん、こんばんは。ラグビー日本勝ちましたね!

BSで放送されていた
アメリカドラマ​ブラッドラインを見ました。

ブラッドライン
BLOODLINE

出演
ベン・メンデルソーン エミー賞助演男優賞
カイル・チャンドラー サム・シェパード シシー・スペイセク

第1話
フロリダ・キーズのイスラモラダでホテルを経営するレイバーン家。
45周年の祝賀会に合わせ長男ダニーが帰省したことで、すべての歯車が狂い始める。

第2話
事故によりあらわになった過去の傷跡。これが原因となり、既にぎくしゃくしている
ダニーと家族の関係がさらに複雑になってしまう。

起こってしまった現在から過去に遡る。母も父も胸に一物抱える次兄を通じて長兄に伝えようとするから悲劇が起こる。直接話せない何か或いは負い目があるのか。長兄も真実を話さず世間のレッテル通りの自分を演じようとする素直ではない性格のためストレートな三男と衝突。

第3話
ロバートの状況が安定しない中、イスラモラダに残るべきか考え直すダニー。
仕事でも私生活でも義務を果たそうとするメグは次第に追い詰められていく。

第4話
一家はホテルでのダニーの新しい役割を受け入れる。
殺人事件の捜査に当たるジョンとマルコは、事件に関連する焼け焦げたボートを発見する。

偽善に満ちた家族からいち抜けたしながらも母の懇願により戻ってきた長兄ダニー。亡くなった姉妹の代わりを務めようと必死になればなるほど長兄に見抜かれるメグ。良心をひねこびた形で表現しているだけかと思ったダニーが最後に父に牙をむく。

第5話
突然の悲劇がレイバーン家を襲う。殺人事件の証拠集めをしていたジョンは、一家の忌まわしい過去につながるあるものを見つける。

第6話
ダニーを味方につけたいジョンだが、ダニーは過去に起きた恐ろしい出来事を知ってしまう。メグは新規顧客を獲得し、ケヴィンの私生活には変化が訪れる。

第7話
ジョンとマルコは捜査の手掛かりを掴む。カルロスを助けようと必死のメグ。ケヴィンはダニーに真実を打ち明ける。

第8話
強盗に襲われたケヴィンはサリーの家で療養することに。ダニーはカルロスと取引する。ジョンとマルコは被害女性の 1 人の身元を特定する。

第9話
ジョンが担当する殺人事件に麻薬取締局が関わってくる。メグとダニーの関係が悪化する中、ジョンはダニーの過去を調べ、サリーは過去に思いを馳せる。

第10話
メグとサリーが結婚式の準備を進める一方、ジョンとマルコの捜査線上にダニーが浮上する。

ベン・メンデルソーンの“できるようでいて抜けている”キャラも実は作られたもの?ダニーの人をイラつかせるキャラがうまい。最終回に何が待っているのかは第一回からわかっているのだがあと何人死ぬのか。ますます誰を信じていいのかわからなくなってきた。

第11話
ダニーの不正についてカルロスに問い詰めるジョン。それを受け、ジョン、ケヴィン、メグは家族を救うための計画を練る。

第12話
ダニーが抱える過去と現在の問題がレイバーン家を脅かし始める。子どもたちを集め話し合いの場を設けるサリー。

「家族を忘れて」と言われ実際そうすれば楽なのに何度追い払われても家族のいるフロリダに戻ってきてしまうダニー。一方他の家族はダニーを排除することで残りの家族を守りたい。すれ違い続ける二つの矢が遂に長男に対して臆していた次男の一手により折られてしまう。

自分で殺す勇気がなく殺し屋に任せたジョンが、家に戻っていたダニーを見て目をむくシーンの恐ろしさよ。常にこの長兄はジョンの上を行く。だからこそ排除しなければならない相手となる。

第13話
ダニーの秘密がついに明らかになる。ジョン、ケヴィン、メグは元の平穏な生活を取り戻そうと奔走するが…。

転職、昇進、新しい家族とそれぞれに幸せをつかみかけている三兄妹の前に現れた甥。兄に対しては思う所があっても無垢な彼には負い目がある。母親も子供達の秘密を知る。絶対めでたしめでたしで終わりそうにない最終話。

さて、登場人物について書いてみます。

ダニー
最初単なる放蕩息子の帰還かと思ったらとんでもない。彼がずっと望んでいたのは長女サラの死について自分だけに罪が科せられたことに怒っていた。そして家族皆が父ロバートの側につく中で、家を出るしかないくらいに追い詰められていたナイーヴな人。少年の頃は金髪で絵にかいたような美少年だったのに帰ってきた時はホワイトトラッシュそのもの。御齢50歳のベン・メンデルソーン、若い!そして凄みのある演技。

ジョン
地元の保安官として、長兄なき後レイバーン家の頼れる後継者として揺るぎなきものを持っていたはずのジョン。ダニーの帰還によってその自信が揺らぐ。第一話から動かないダニーを引きずっているので彼が殺したことはわかっている。なぜそういう経緯になったかを明かしていくのがこのドラマ。

ケヴィン
けんかっ早く血の気も多いが肝の据わった長兄ダニーには敵わない。またその事をコンプレックスに感じている。妻とも別れ、またその妻が離れた土地に行ってしまい職場まで失いそうな、次のホワイトトラッシュ候補だったが最終回で急転直下。だが自分の行為を妻に話せるか?

メグ
有能な弁護士。長女サラの幻影に脅かされ、両親の愛情は自分でなくサラにあったのではという疑いが消えない。よき娘として振る舞おうとするが、その反動で浮気をする危なっかしさを持っている。地元の実直な若者ではなく都会の成功者との恋愛を選ぶ。

サリー
家族の中でダニーを比較的買っていたはずの優しい母が最後に彼を突き放したことがジョンの背中を押したのかも。


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最終更新日  October 4, 2019 12:32:48 PM
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August 9, 2019
カテゴリ:アメリカドラマ
みなさん、こんばんは。
今はまっているのは、日曜日深夜11時から始まるアメリカのドラマTHIS IS US 2です。
ちょっと変わった形式を取っていて、親世代と子供世代の物語が並行して描かれるのです。

THIS IS US Season2

出演
マンディ・ムーア ジャスティン・ハートリー

脚本
ダン・フォーゲルマン

監督
ケン・オリン他

第1話
「37歳の誕生日」A Father's Advice
ケヴィン、ケイト、ランダルの37歳の誕生日。映画俳優として歩み出したケヴィンは、恋人のソフィーが誕生日を一緒に過ごせないとわかり落胆。歌手の夢に挑戦することにしたケイトは、オーディションを受けに行くが…。ランダルは赤ん坊の養子を迎えると決めて張り切っているが、妻のベスは乗り気ではないようだ。一方、過去の時代。しばらく別居すると決めたジャックとレベッカは、そのことを子どもたちに報告する。

「愛して失う方が一度も愛さないよりまし」ランダルの実父ウィリアムのアドバイスから始まるが原題は「A Father's Advice」で人物を特定してない。「3か月経てばよくなる」事を信じていたレベッカの前には変わり果てた家、隣は空っぽの助手席。遂にジャックの死へのカウントダウンが始まる。

第2話
「二度目の挑戦」A MANNY-SPLENDORED THING
ケヴィンは収録中に不満をぶちまけて降板したコメディードラマ「シッターマン」にゲスト出演することに。必ず成功させようと意気込み、恋人のソフィーや家族もみんなそろって収録を観覧しにくる。ケイトはデモテープ
を送ったバンドから連絡があり、急きょバーで歌えることに。ランダルとベスは赤ん坊の養子ではなく、助けが必要な少年か少女の里子を迎えることを決めたが…。一方、過去の時代。ジャックが断酒の苦しみと闘う。

ランダルが死への不安を訴えるウィリアムにした仕草を今度はケイトがジャックに。時には子供が親を支えることも。追い詰められるジャックのBGMは仕事のストレスやプレッシャーを表す打楽器系。誰も笑ってくれなかった物まねを笑ってくれた少女が今も自分を笑ってくれる幸せなケヴィン。

第3話 
「過去の面影」DEJA VU
ゲスト:シルベスター・スタローン
ケヴィンはハリウッド映画の撮影で、大スター、シルベスター・スタローンとの初共演で上機嫌。付き添いで来たケイトもスタローンと話をすることに成功。父ジャックがスタローンの大ファンだったことを得意げに話すが…。ランダルとベスはデジャという少女を里子に迎えることに。大張り切りのランダルだったが、やって来たデジャは…。一方、過去の時代。密かに実の親探しの広告を出したランダルに、母だという女性から手紙が。

児童福祉施設の女性のアドバイス「期待しない」「こうなるだろうと予想をしない」は新聞広告を出し親を探す少年時代のランダル、養子を迎えるランダル、ジャックとのムーディなデートを企画するレベッカに向けた言葉。誰よりも父の死に傷つきながら言い出せないケヴィンは父と同じ依存症の道を歩む。

第4話
「古傷」Still There
ヒザの古傷を痛めたケヴィン。痛みを隠して映画の撮影に挑むが、プロデューサーにバレてしまう。早く治そうと必死になるが…。ランダルはデジャとの距離を縮めるべく一緒にボウリングをしに行く。ケイトは歌の仕事が入りダイエットに勤しむが、そのあまりの熱の入りようにトビーは心配する。一方、過去の時代。ケヴィンとケイトがそろって水ぼうそうにかかってしまう。2人の看病で大変なところに、レベッカの母がやってくる。

デジャの心を開かせたかと思いきや悪気がなく喋りすぎたランダルのせいで髪のようにばっさり断ち切られてしまう望み。「俺の息子は完璧だ」というジャックの映像を食い入るように見ながら無謀なリハビリを強行するケヴィン。無理にはがそうとすればまだ血が噴き出しそうな二人の古傷。

第5話
「兄弟」Brothers
ケヴィンは恋人ソフィーの病院が開くチャリティー・イベントにゲストとして呼ばれるが…。ランダルはケヴィンが出席するイベントにデジャを連れて行く。ケイトは妊娠したことをトビーに知らせる。トビーは大喜びだが、ケイトは無事に生まれるか心配で、ほかの人たちへの報告をためらう。一方、過去の時代。ジャックは兄弟ゲンカが絶えないケヴィンとランダルをキャンプに連れて行く。そして、留守中のジャック宛てにある電話が。

前回ラスト近くでデジャの髪切りシーンを挿入し視聴者をぶん投げ今回も「兄弟」とはランダルとケヴィンの事と思わせてラスト近くにもう一組の兄弟を登場させる。やりすぎの気があるが善良なランダルの気遣いを知り近づくケヴィンとデジャ。前回レベッカが母を今回ジャックが父を乗り越えた。

第6話
「ハロウィーン」The 20 's
1990年のハロウィーン。10歳のケヴィン、ケイト、ランダルは仮装をして大張り切り。2008年、20代後半になった3人。ケヴィンは役者としての成功を夢見るものの一向に芽が出ない。大作映画への出演が決まったルームメイトが、その関係者が集うパーティーに一緒に行こうと誘ってくれる。ケイトは働いているカフェの常連客の男性と仲良くなり…。ランダルは、妻ベスの初めての出産を控えて神経質になっていた。

りすがりの電器店の店員が「赤ん坊が教えてくれる。あなたが誰か教えてくれる」などと粋なアドバイスをしてくれるからこのドラマ侮れない。ジャックを亡くし最高の時を最高の人と過ごせなくなって8年、孫が生まれてSNSを始めた事がレベッカがミゲルと接近する契機に。

第7話
「家族写真」THE MOST DISAPPOINTED MAN IN THE WORLD
ケヴィンは鎮痛剤とアルコールへの依存を強め、そのせいで、恋人ソフィーに会いにニューヨークに行く約束を延期してばかり。ランダルはデジャを刑務所にいる母親との面会に連れて行くが…。結婚前に妊娠したケイトは、トビーが厳しい母親に報告しづらそうなので、すぐに役所で簡素な結婚式をしようと提案する。一方、過去の時代。ジャックとレベッカはランダルを正式に養子にするための手続きを進めるが…。

「自分自身に失望している人間(原題)」と自嘲するウィリアムに自分のみっともない老け顔を思い出して別の結末を見せてくれと頼む判事。ずっと無理してきたことをやっと打ち明けたケヴィン「命を与えて」も養父母に託したウィリアムと愛してくれた養父母を想いデジャへの対応を考えるランダル

第8話
「ナンバー1」NUMBER ONE
鎮痛剤への依存から抜け出せないままのケヴィン。母校の同窓会で表彰されることになり、スピーチをするために久しぶりに地元に戻るが…。一方、過去の時代。ピアソン家の3人の子どもたちは大学受験を控えていた。アメフト選手として才能があるケヴィンは名門大学を目指していた。自信満々のケヴィンは、父ジャックが呼んでくれた別の大学の監督との面談で横柄な態度をとる。そのことをジャックにとがめられケンカをしてしまう。

「NumberOne(原題)に不可能なんかない」と言っていた頃はお互いに事故や不運が起こるとは思ってもいなかった父子。まず理想の父が、そして才能と容姿とカリスマに恵まれた息子が壁にぶちあたる。痛くてたまらない体と心を抱えて本心を吐露しても謙遜と受け取られ虚像しか見られないケヴィン。

第9話
「ナンバー2」Number Two
妊娠したケイトは、検診で医者に質問することのリストを作ったり、ベビー用品を注文したりと忙しくしていた。トビーも一緒に出産の準備を着々と進めていたのだが…。一方、過去の時代。きょうだいのうち、ケイトだけ高校卒業後の進路が決まっていない。心配するレベッカが、早く志望校のリストを作るよう口うるさくせかすが、ケイトは分かったと答えるだけ。実はケイトはひそかに音楽学校への願書に記入していたのだが…。

「NumberTwoはファイター」三つ子の魂の諺の如くケイトは苦しみと真正面からぶつかり乗り越える。似すぎているからこそ過干渉する母とぎくしゃくしていたが“子を失う”という同じ経験をした事でやっと和解が訪れる。音楽院受験前に和解したような二人だったのに何があったかはまた別の話。

第10話
「ナンバー3」Number Three
ランダルは、里親として引き取ったデジャと少しずつ心が通じるようになっていた。そんななか、デジャの実母ショウナが、突然家にやってくる。不起訴処分で釈放されたので娘を迎えに来たというが、ランダルには彼女にちゃんとした子育てができるとは思えなかった。一方、過去の時代。大学進学を考えていたランダルは、父ジャックと知人が通う大学の見学に行く。そこは学生の大多数が黒人で、ランダルは新鮮な解放感を感じる。

小さな自転車がウィリアムの大決心を押しとどめたように母親の山ほどの洋服がランダルの大決心を押しとどめる。パックマンのような人生はいつか誰かが経験した出来事を飲み込んで出来ている。養子との別れ、流産と辛い別れを乗り越えた二人に対しケヴィンは幽霊を乗り越えられるか?

第11話
「家族セラピー」The Fifth Wheel
飲酒運転で逮捕されたケヴィンはリハビリ施設に入所。彼をサポートしようと家族が集まり、レベッカと3人きょうだいだけでセラピーを受けることになる。最初は軽い会話で始まるが、ケヴィンが子どものころから感じていた思いを打ち明けると、次第にみんなの感情が高まり、それぞれの本音がこぼれだす。一方、過去の時代。ジャックは家族を連れて山荘へ。両親がケイトとランダルのことばかり気にかけるのでケヴィンは反発する。

若くして亡くなった父ジャックを教祖のように崇めているピアソン一家(間違っても70年代のポルノ俳優みたいな髭なんて台詞は出てこない)をスターウォーズのメインキャスト呼ばわりする外部のチューバッカ家族達。長男の重圧をやっと吐き出すケヴィン。にしてもアメリカはセラピー好きだ。

第12話
「謎の恋人」Clooney
ランダルは、実父ウィリアムのアパートに遺品を引き取りに行く。その中から愛にあふれる詩と女性のスケッチを見つけ、気になったため女性の正体を突き止めるべく聞き込みを始める。ケヴィンはリハビリ施設を退所し、母レベッカとの思い出を作り直すために彼女の家にしばらく滞在する。しかし、義理の父ミゲルを邪けんに扱ってしまう。ケイトは、減量サポートグループの仲間マディソンに誘われ、ウェディングドレスを見にいく。

アヴァンタイトルにも登場する重要キャラクルーニー。「親友の息子」「父の親友」(つまり他人同士)であった時はお互いに本音を言えたのに義理の親子となると途端にぎくしゃくするミゲルとケヴィン。「ジャックとレベッカは二人で一つ」(Byミゲル)次回この完璧なカップル&家族が遂に。

第13話
「忘れられない日」THAT'LL BE THE DAY
ランダルは、ベスの心配をよそに、手に入れたアパートの修繕作業を開始するが…。ケヴィンはランダルの手伝いにやってくる。ケイトはトビーが犬を飼いたがっているとを知る。一方、過去の時代。アメフトのスーパーボウルの日。ジャックとレベッカは、子どもたちと一緒の最後の試合観戦だから最高の思い出にしようと張り切る。音楽院の最終選考用の歌をテープに録音するというケイトに、ジャックはビデオで送るべきだと勧める。


先を知っている視聴者は行為に何らかの意味を求めてしまうがジャックは昨日と同じ事を淡々とやりケヴィンは明日謝ればいいと思っている。家族最後のスーパーボウルの日が文字通りの意味に。父を若くして亡くしたため「年を取った自分を想像できない」息子二人の気持ちはよくわかる。

第14話「スーパーボウルの日」SUPER BOWL SUNDAY
アメフトのスーパーボウルの試合の日。ケヴィンたち3人には父ジャックの命日でもある。ケイトは例年通り父が撮ってくれたビデオを鑑賞するが、ビデオテープが再生機に詰まってしまう。ケヴィンは毎年、父のことをなるべく思い出さないようにしていた。ランダルは、父が毎年試合を楽しみにしていたように、自宅で試合鑑賞パーティーを開く。一方、20年前のスーパーボウルの夜。家族が眠るピアソン家で火災が発生する。

病院で電話中こちら側を向くレベッカの背中で病院の人たちが慌ただしく行き来して何か起こったのはわかるが音声は出ない。無事な姿を見てからだから猶更ショックが大きいジャックの死。20年越しに父に言葉を渡すケヴィン。封印した歌をクラウドに挙げるケイト。未来で夢を叶えるランダル。

第15話「ファミリーカー」THE CAR
ピアソン家の3つ子が幼かった時代。ジャックは車を買い替えるため、家族を連れてカーディーラーに行く。手ごろな中古車を買う予定だったが、子どもたちは新車のワゴン車に目を輝かせる。購入した車には、初めてのコンサートにみんなで向かう道中など、家族のさまざまな思い出が刻まれていく。時は過ぎ、ジャックの葬儀の日。レベッカはジャックの骨つぼより先に到着しようと、子どもたちをせかして車で葬儀の場に向かう。

車を買った時には楽しいことしか思い浮かばなかった。ジャックがいなくなった今、車は残された家族の悲しみを載せて運ぶ。ジャックの代わりに助手席に座るランダルとちらっとそれを見るケヴィン。骨壺が墓地にない理由が明かされる。

第16話「ラスベガスの夜」VEGAS, BABY
ゲスト出演:ロン・ハワード
結婚を控えたケイトとトビーはラスベガスで独身さよならパーティーを開催し、ケヴィンとランダル夫妻を招待。男性と女性は別々のパーティーへ。ベスはラスベガスを満喫するつもりだが、ランダルは実母の元に戻ったデジャのことが気がかりで仕方がない。一方、過去の時代。レベッカは今年の結婚記念日はなにも特別なことはしないとジャックと約束。すると、子どもたちが両親に代わって結婚記念日パーティーを開くと言い出して…。

結婚1年目はラブラブでムーディな演出つき4年目の妊娠期間もサプライズ、子供が生まれて物入りになりプレゼント交換を取りやめようとしたが子供達が奮起。偉そうに指図しつつも実は離婚の危機に怯えていたケヴィンが「相手のために時間を割く」というジャックの言葉を覚えていて義弟に実践

第17話「デジャの物語」This Big, Amazing, Beautiful Life
ゲスト出演:パム・グリアー
母ショウナが16歳の時に生まれたデジャ。やさしく面倒を見てくれた曾祖母が亡くなり、シングルマザーの母との生活は金銭的には苦しかったが仲良く暮らしていた。母の誕生日の夜、デジャは仕事から帰ってくる母のために夕食を作ろうとしてケガをしてしまう。母の携帯に電話をするが留守電になっていて、一人で病院へ行く。母ショウナが遅れて迎えに来るが、彼女から酒の臭いがしたため、デジャは児童相談所に保護されてしまう。

ウィリアム、レベッカとジャック、ショウナと祖母、ランダルとベス、親が生まれたばかりの子供を見て微笑み、物語を読み、涙し、酒に逃げる姿をクロスカットで描く事で「楽しい時、哀しい時を過ごし一日の終わりに寝る」4組の親子各々のThis Big, Amazing, Beautiful Life(原題)を見せる。

第18話「ケイトの結婚式」The Wedding
ゲスト出演:ダン・ラウリア
ケイトとトビーはピアソン家の山荘で結婚式をすることにする。結婚式の前日、ピアソン家の人々やトビーの両親も次々と到着。しかし、ケイトは大事にしていた父の思い出のTシャツを持ってくるのを忘れたことに気づきパニックに。結婚式当日、そのTシャツの代わりになる思い出の物を探そうとするが…。ケヴィンとランダルは結婚式を完璧なものにしようと奮闘するが、式の当日に行方がわからなくなったケイトの行動に振り回される。

実現しなかったジャックとレベッカの結婚40周年はミゲルもトビーもいないケイトの夢。トビーの心臓疾患、デジャとの疎遠な関係、彼女と父の過去を辿るジャック、ランダルのスピーチ「未来は思い通りにならない」を裏付けるようにラストで小出しにされる同じように思い通りにならない未来。


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最終更新日  August 10, 2019 12:40:53 AM
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June 13, 2018
カテゴリ:アメリカドラマ
みなさん、こんばんは。
ガーリームービーっぽいメアリー女王物語もとうとうファイナルシーズンになりました。
フランソワが亡くなってしまい、メアリー女王はここからどんどん悪い方へ悪い方へ転がってゆくのですね…。


クイーンメアリー3&4 愛と欲望の王宮~決断~
Reign Season3・4

出演
ミーガン・フォローズ アナ・ポップウェル

監督
ミーガン・フォローズ(1エピソード)

 フランソワと再び永遠の愛を誓ったメアリー。だが、最愛の夫フランソワが非業の死を遂げる。祖国を守るために強国と同盟を結ばなければならないメアリーは、悲しむ間もなく再婚相手を探すことに。一方、イングランドのエリザベスは、自らの地位を脅かすメアリーを破滅させるため、様々な手口で彼女を追い込む。美しく孤独な“女王”たちの戦いは、いっそう激しさを増していく!

 シーズン1は幼い恋心を育ててきた二人が遂にゴールイン。シーズン2では、新婚ほやほやの二人が国を統治する立場に置かれてすれ違いを繰り返す。それでもやっと和解して夫婦の再生に向かうかと思いきや、史実が伝えるようにフランソワが早世。シリーズ3&4を合わせて放送する今回は、栄耀栄華、国の統治と全てを持っていたメアリーが、一つずつを失っていく―凋落へ向かう物語である。ここからのメアリーは、打つ手、打つ手が全て裏目に出てしまう。

 シーズン1の時には4人いた侍女も一人減り、二人減り。シーズン1では誰にでも好かれるエイリーがメアリーの代わりに毒殺。シーズン2では王の愛人→王の兄の妻となったにも関わらず浮気をしたケナが退場。そして今回はナルシス郷の妻となったローラがあっという間に退場し、信頼のおける友人が彼女の前から去ってゆく。救いは息子を亡くした母として、長い間対立してきたカトリーヌとやっと和解できたことか。

 下り坂の彼女に対して、上ってゆくのがクイーン・エリザベス。シーズン2のラストに登場した彼女が遂に登場!しかし史実によく知られる絶対的な王者としてではなく、既婚者に恋していることを臣下たちにも知られ、メアリーとの駆け引きにも負けを喫する姿も描かれる。アメリカ製作なのでエリザベスが恋人の子を妊娠する⁉なんて衝撃のエピソードも登場。幼い頃から未来の国王の許嫁としてフランスで大事に育てられたメアリーと、命の危険にさらされながら女王になる事で生き延びてきたエリザベスとは、経験値に明らかに差がある。その差が結局二人の運命を分けるのだろう。

第15話 安全な通路
遂にメアリーがフランスを去る。君主として祖国スコットランドを統治することを夢見ているが史実は皆が知る通り。フランスを離れた時からメアリーの人生が破滅に向かって転がり出す。強力な擁護者フランスを失ったメアリーの死へのカウントダウンが始まる。

第18話瓶の中のクモ
サードシーズンファイナルでローラとレイスが退場。「ナルニア国物語 」で弓ガールだったローラを彷彿とさせるショットと共に惜別をば。次々と去る侍女達はまるで「そして誰もいなくなった」メアリーは親友を失ったがエリザベスもまた愛する人を永遠に失った。最期までいくのか。

メアリーの異母兄ジェームズの吹き替えは福田賢二 さん 「マスケティア―ズ 」のアトス 「戦争と平和 」 のドーロホフ 「女王ヴィクトリア 」 のエルンスト とイケメンで女性にもてるキャラをまた一つ重ねましたね。


第26話「地図なき航路」
色恋が絡まないと賢い君主のエリザベス。賢い君主であろうとするけれど何度失敗しても色恋の達人になれないメアリー。ダーンリー郷への不信が決定的になった回にボズウェル伯登場。フランスも遂にアンリの名前が。ああ聖バルテルミーの虐殺が。

スペイン大使無分別な煽りによってスペイン最大の敵を作ってしまう回。ドラマではワイルドだったけど本物のホーキンスはこんな人。やがてアルマダと対戦。今日の商人はリッチオという名前だったと思うけれど史実ではダーンリーにメアリーとの浮気を疑われて刺殺される。

第27話「運命の糸」
ひきつったような表情といい結ぼうとしてすれ違う手といい、最初の結婚との何という違い。既にメアリーは妊娠しているのでダーンリーはこの時不要(本人は知らない)。ぐいぐいくるボズウェル。そしてやはりリッチオだったか…(ああ史実が)。妻帯者にばかり惹かれるエリザベス。

第32話「憎しみの連鎖」前回のリッチオから始まる殺しの連鎖。幻を見るキャラなのかダーンリー郷。愛する男たちは皆不幸になる、自ら望んでいないが不幸を呼ぶ女王エリザベス。復讐は天秤を正す(個人の復讐心を満たす)ためにあり正義をなすためではないと言い切るナルシス、菅原正志さんの声がいい。


第33話「未来を担う者」
結婚、出産、処刑とあっという間。運命の子供ジェームズが生まれたことはダーンリーだけでなくメアリーをも不要の存在に。エリザベス率いるイギリスでは私掠船を操るドレイクが出てきて無敵艦隊との対決が迫る。メディチ家のカトリーヌを魅力的に演じたミーガン・フォローズ。

最終回『旅路の果て』
最終回まさかのナルシス&カトリーヌ&魔女の3Pにドン引き(いや、だってさぁ!)。マルゴが登場してサンバルテルミーの虐殺へ。ここまでカトリーヌが大きな役になったのは中の人の演技力。一度も顔を合わせることがなかった二人の女王が会っていたら分かり合えたのか。











最終更新日  November 22, 2018 12:16:19 AM
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May 12, 2018
カテゴリ:アメリカドラマ
みなさん、こんばんは。アメリカの人質が戻ってきましたね。米朝会談も決まりました。
本当にトランプさんがノーベル賞をもらうのでしょうか?
さて、今回紹介するテレビドラマも、大統領が主人公です。

オール・ザ・ウェイ JFKを継いだ男
All The Way

出演 
ブライアン・クランストン フランク・ランジェラ メリッサ・レオ

音楽
ジェームズ・ニュートン・ハワード

監督
ジェイ・ローチ

 1963年11月22日、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺の混乱の中、副大統領だったリンドン・ジョンソンは第36代大統領に就任する。翌年に控えた大統領選で当選し、さらに4年の任期を得るには黒人票の獲得が必要だと考えた彼は、ケネディが目指していた公民権法案の可決を実現させるため、巧みな議会工作を繰り広げ、ついに可決を果たすが…。

 物語はケネディの死から始まる。
「比類なき偉大なリーダーが比類なき卑劣な行いによって命を奪われました。ジョン・F・ケネディは語りました。“やるべきことは政権中にも命あるうちにも成し遂げられないかもしれない。”それでも言ったのです。“始めましょう。”今 私は国民にこう宣言します。“続けましょう。”」
ケネディの意思を継ぐ事を明確に表明したリンドン・ジョンソン。「ケネディ暗殺によって棚ぼたで大統領になったにも関わらず、ベトナム戦争を始めて泥沼化させた」というマイナスイメージが強いが本編では公民権法成立に尽力した信念のあるキャラクターに設定されていた。また、彼と時に協力しながら黒人の権利獲得に意欲を燃やすマーティン・ルーサー・キングも聖人君子として描かれておらず、妻に隠れてこっそり聖歌隊の女性と情事を楽しんでいる姿がフーバーに盗聴されていた。曲者俳優クランストンが演じる大統領は、決して誰とも信用せず、例えば件のキング牧師についても表面上は協力しつつ(いや、思想面で共鳴しているところはあるが)フーバーに盗聴を続けさせるし、父のように慕った議員に対しても「実の父よりあなたを愛しています でも邪魔するなら潰します」と決然たる態度を示す。彼の理解者は妻バードだけだが、怒りがたまるとそんな妻にも八つ当たり。人間的弱みを見せながらも「この国を根本から変える。そしてそれができるのは自分だけだ」という自分の信念を(信念だけ、と言ってよいかも)持ち続けた男。善必ずしも善人にて為されるとは限らず、といったところ。


当時副大統領だったリンドン・ジョンソンが、JFK暗殺によりエアフォース・ワンで大統領就任宣誓を行ってから、翌年大統領選で当選するまでを描いた実話ドラマ。ブロードウェイで上演されトニー賞を受賞した舞台をスティーヴン・スピルバーグの製作総指揮で映画化。舞台でも主演し、トニー賞主演男優賞を受賞したブライアン・クランストンがジェイ・ローチ監督と再タッグ。







最終更新日  November 24, 2018 12:56:10 AM
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March 26, 2018
カテゴリ:アメリカドラマ
みなさん、こんばんは。マザー・テレサの話を聞いたことがありますか?

テレビムービー​マザー・テレサからの手紙​​を見ました。

マザー・テレサからの手紙
Letters from Mother Teresa

出演
ジュリエット・スティーヴンソン マックス・フォン・シドー ルトガー・ハウアー

  1946年、インド・カルカッタ(現・コルカタ)。教鞭をとっていたロレット修道女会の修道女テレサは、ある日神からの啓示を受けたとして、修道院を離れスラム街で活動を開始する。当初、バチカン(ローマ法王庁)やインド政府の賛同を得られなかったが、次第にその活動が評価され、テレサは修道会「神の愛の宣教者会」を創立。だが、心の中に深い闇を抱えていた彼女は、精神的な指導者エグザム神父らに “手紙”をしたためていた。

冒頭、マザー・テレサの肖像を入れたブローチを握っていたら、腫瘍が消えたという知らせが入る。これは奇跡だ。奇跡が二つ重なると、その人は聖人として列せられる=列聖である。そこでテレサが聖人としてふさわしいかどうか調査するよう依頼されたプラグ神父は、かつて彼女と親交のあった人達を訪ねる。
 一つだけでは聖人になれないのは、まぐれ当たりを恐れてということ?イエス・キリストはそんな固いことを言わず「信じる者は救われる」とオープンアームズで迎えてくれそうだ。
 惹句に「心の闇」とあったので、「いや、真面目そうなドラマに見えるけど、まさかの闇落ちとかですか?いや、そんな罰当たりな!」とかなりひどい事を想像していた。ちなみにホラーではなく、ごく真面目なテレビムービーである。

そして闇といっても普通の人の感覚からすれば全然闇じゃない!嫌な気持ちになったり苦しくなったりやめたくなったり、そういうのを闇と言っているらしく、「そんなの人として当然の感情だから!」と思った。むしろ弱さと言うべきか。神からの命により自分は活動をしているのに、人の力によって阻まれてしまう。神に見捨てられたと思っても、全然罪ではないのに。なまじ敬虔だからそのように感じてしまうのだろう。



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最終更新日  May 12, 2019 12:36:46 AM
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