かっこ悪い男を演じてもかっこよすぎる浅野忠信 映画「風花」
みなさんこんばんは。日大の理事長になった林真理子さんがパワハラ?という信じられない話が舞い込みました。相米慎二監督の遺作を紹介します。風花Umbrella Flower出演浅野忠信 麻生久美子 尾美としのり 小日向文世 柄本 明 香山 美子 小泉 今日子鶴見 辰吾 椎名 桔平 寺田 農 笑福亭 鶴瓶監督相米慎二原作鳴海章音楽大友良英 東京でひとり暮らしをしているキャリア官僚の廉司は、酔っ払って起こした万引き事件が週刊誌ネタとなり謹慎中の身の上。ゆり子は、死別した夫の残した借金返済の為に幼い娘を故郷の母親に預け、東京でひとり暮らしをしているピンサロ嬢。そんなふたりが出会い、ゆり子の故郷である北海道へ行くことになった。しかし、性格も生活も全く違うふたりの旅はぎくしゃくしっぱなし。その上、ゆり子は親の反対で娘に会うことが叶わず、廉司も上司から一方的に解雇を言い渡されてしまう。行き場を失くしたふたりは、まだ雪の残る山へ車を走らせ、一軒の山荘に宿泊することに。ところが夜も明け切らぬ早朝、ゆり子が姿を消してしまった。必死でゆり子を捜し出す廉司。お陰で、睡眠薬を飲んで自殺を図った彼女は一命を取り留め、実家でやり直すことを決意する。そして、実家へ戻ったゆり子は娘との再会を果たし、そんなふたりの姿を廉司は遠くから見守るのだった。 “満開の桜の木の下” といえば坂口安吾じゃないですか。しかし本作の桜の木カップルは、ファーストショットこそ夜で怪しげなのに、朝になったら怪しい雰囲気とは無縁。酔っぱらって目覚めたら、どうやって出会ったかすら覚えていない。大人なのに情けなくてだらしないカップル。そんな二人が反発しつつもお互いの傷を知っていくロードムービー。相米監督の遺作とあって、相米作品常連が多数出演。浅野忠信の酔っ払い演技が演技じゃないみたいだが、実は本人全く酒が飲めないとか。夫の死から歯車が狂ってしまい、どこまでも堕ちていく。こんなはずじゃないと思いながらも、どこにも行かれない。最後の綱として娘に会おうとしたけれど、養父母に「ちゃんとした仕事しないんなら出ていけ」と突き放され絶望する。いやーキョンキョン!元アイドルが演じるような役じゃないと思います。【中古】 風花(HDリマスター版)/小泉今日子,浅野忠信,麻生久美子,尾美としのり,小日向文世,相米慎二(監督),鳴海章(原作),大友良英(音楽) 【中古】afbブックオフオンライン楽天市場店