2010/03/03(水)00:04
亀ちゃんてば、ナイス!
フリーのジャーナリストなどが記者クラブの規制により、記者会見に臨めない場合、記者クラブ内の情報操作によって、間違った情報がテレビや新聞で流される事になります。
同じような内容のニュースが流れるのは、この記者クラブの制度のためです。
今、小沢問題などで明らかになりつつありますが、一般の新聞やテレビで報道されている事が全くの嘘情報がとなって溢れています。
その為に、国民には間違った情報で世論が流れ、国の方向性もマスコミを操る勢力の都合が良い方向へと誘導されていく恐れがあります。
そこで、今問題になっているのが、記者クラブのだけの会見を取りやめて、フリーのジャーナリストも参加できるフルオープンという方向性です。
けれども、情報操作が出来なくなってしまうと都合の悪い勢力がまだまだ足掻いている状態です。
先日、内憂外患編集部とTHE JOURNAL編集部で行われた完全生中継がありました。
▼以下の方たちが出演しています。
三井環(元大阪高検公安部長)
鈴木宗男(国会議員)
上杉隆(ジャーナリスト)
青木理(ジャーナリスト)
元木昌彦(元『週刊現代』編集長)
安田好弘(弁護士) 他
■【録画版UP】「小沢vs検察」にみる検察と報道のあり方(1)~(6)
是非ご覧になっていただきたいと思います。
最後に週刊朝日での記事を掲載している「上杉隆氏」が
「一番悪いのは鳩山内閣と平野官房長官。彼らが記者会見フルオープンの選挙公約を反古にしなければ、検察もフルオープンにせざるを得なかったはず」でしめくくりをしました。
たしかにその通りなのですが、そうでなかった為にこれだけの騒ぎになり、多くの人が「これはおかしいな?」と思うきっかけになったのでは?と思います。
ただ、改革をしたいのならば、民主党はもっと気を引き締めたほうが良いですね…
さて、金融庁の大臣記者会見、亀井大臣はフルオープンにしたかったのですが、記者クラブが首を縦に振りませんでした。
そこで亀井大臣、やりましたヨ
■記者クラブついにギブアップ! 亀井大臣の「アンタたちだけに話す」戦術(田中龍作ジャーナル)
亀井静香金融・郵政改革相の記者会見は毎回コーヒーが振舞われる(金融庁大臣室。写真=筆者撮影)
<転載>
金融庁は大臣記者会見を現在、記者クラブとクラブ外に分けて行っているが、16日から一緒に行うことになった。
元々、亀井静香大臣側が記者会見のオープン化を提案していたのだが、既得権益を死守せんとする記者クラブ側が頑(癌)として拒否していた。このため亀井大臣はクラブ詰め記者とフリーやネット・メディアの記者とに合わせて2度も記者会見を行っていた。
筆者は記者クラブの会見に潜り込んだが、全く面白くない。
大メディアの記者らの質問は、閣内不一致や失言を狙う「あげ足取り」が目立つ。亀井氏は渋面となり、つっけんどんに答える。会見のもようは館内テレビでライブ中継されるので視聴していたが、毎回そのような調子だった。豪放磊落で脱線しまくり、猥談も混じる「亀井静香節」は影を潜めたままだった。
フリーやネットメディア記者の会見は様相が一変する。会見場所は大臣室。亀井氏を囲んで座談会風に行われる。記者も大臣もフランクに話す。「郵政改革の見直し」「普天間」「外国人参政権」がテーマになることが多い。本音が飛び出すので、政策の真意、亀井氏の政治哲学までもが分かる。
亀井氏は「これはアンタたち(フリーやネット記者)だけに話すんだけどね…」と前置きして新たな政策などを明らかにすることが多い。会見録は金融庁のホームページに掲載される。クラブ詰めの記者たちは「あれっ大臣、こんなこと話してる」と驚き悔しがる。政界きってのケンカ上手である亀井氏は、それを知ったうえでやっているのだ。
かくして記者クラブはしょっちゅうフリーやネット記者に「出し抜かれる」ことになった。新聞・テレビの記者たちはたまったものではない。苦し紛れで「第2記者会見より」として報道する新聞社も出てきた。ついには「会見をフリーやネット記者と一緒に行うよう」当局に申し入れたのである。
金融庁事務方の最高幹部は「記者クラブの方がギブアップしたんですよ」と筆者に明かした。フリーやネット記者が大メディアを寄り切ったのである。
◇
「これは読者だけに話すんだけどねえ」、筆者は今のまま別々に記者会見してくれた方がいいと思っている。亀井大臣が結構深いところまで話してくれるので情報の質が高いし、何より出席者全員にコーヒーが振舞われるのが有難い。しかもコーヒーをサーブしてくれるのは妙齢の美女ときている。
<転載終了>
亀ちゃんやるねぇ!
民主党の大臣さんたちも見習ってほしいもんだ