山古志の春
実は先週・先々週と日曜は所用があってゆっくり出来ていなかったところに、この日曜こそやっと朝からゆっくりできる♪…と思っていたら、今度は仕事場のある町内の住民総出による掃除ということで召集令状を頂き、朝から一仕事に行ってきました。町内の掃除ったって仕事場には誰も住んでいないし仕事も販売業でもないので近所の方が利用してくれるものでもなく、掃除も無視してもいいのですが同じ町内で仕事をしている以上こういう付き合いは大事にしませんとね。では誰が参加するか…ということで、今回"も"職員の中で一番遠くから通勤している管理人に白羽の矢が立ちました^^;。掃除が始まる時間は朝の8時。普段の通勤では1時間15分くらいかかるので7時前に家を出れば間に合うのですが、当地は田舎の為か町内の行事となると早い人は30分くらい前から自主的に作業を始めるので、それに遅れないようにと平日よりも早起きをして掃除をしてきました。作業自体は1時間程度で終わったのですが、さすがにこれから仕事(本職)をする訳でもないのでさっさと家路に向かいましたが、せっかくのお休みの日に早くから外に出ていたので、ついでにどこかに寄り道していこうと、日本の原風景の残っている山古志村というところへ行ってみることにしました。まずは毎年写しに通っている棚田の一つへ向かってみると…↓↑「通行止め」の看板が立っていました。山古志村に限らず管理人の地元近辺の山道は残雪の為や春先のガードロープの設置がまだ終わっていないために"通行止め"の看板が立っている道が今でもいっぱいあるのですが、「通行禁止」ではないので自己責任で入って行きました(どーせ山菜取りの車も入って行ってるし)。↑するとこんな棚田があります。例年であればまだ残雪が見れる所なのですが、今年は雪も無くなっていました。↑よく見ると少しだけ雪が残っていました。春先は残雪によりできる朝霧とこの景色が人気で写真屋さんを乗せたバスもやってくるのですが、雪もこれだけじゃあこの春は朝霧は難しいかもです。↑形の良かったカタクリを探してパシャリ。ちなみに群生度はイマイチでした。↑管理人の大好き♪な山菜の、「木の芽」と呼ばれているものもいっぱい出ていました。木の芽は今では結構な高級食材。チャラっと検索してみたところ100gで600円以上の値段がついているみたい。管理人は木の芽を探すのは得意で♪夕食のおかずとして採っていっても良かったのですが、イザ採り始めるとなかなか終わり目が見えず(探せば探すほど採れるため)時間もかかりますので、写真に撮るだけでこのまま残しておきました。↑危惧していたブヨの襲来は今日に限っては無し♪。通行止めの看板も手伝ってか誰もやって来ない山の中の空間で静かさをむさぼってから次へ向かいました。↑山古志村は標高も高く豪雪地でもあるので雪はまだそこここに残っていましたが、これもあと何日でなくなってしまうものと思われます。この後は面白い景色はないかと車を走らせながらジョンを探すT1000の如く(誰も知らないか^^;)辺りを見回して…↓↑こんな景色を見つけました。↑満開は過ぎていましたが、まだ7割くらい花の残っているソメイヨシノがありました。道路から見下ろさないとわからないところに立っていましたが、満開の時季には池(おそらく鯉池)の映り込みと一緒に面白く写せそうです。来年の楽しみにとナビにポイント登録して次へ向かいました。↑これも道中で見つけた桜で、ほぼ終わりになっていましたが池(これも多分鯉池)が妙に青くてこれも来年の為に景色を残しておこうと桜が池に映り込むように写すために山道を登って行ったら、背中でブンブンと重い羽音がしていたので(おそらくクマ蜂)、襲撃されても嫌なので証拠写真だけ写して逃げてきました(ブヨにも大歓迎される(-_-;))。↑結構「この道を入ったらどんな景色があるんだろう…」と、初めて通るような道も走っていたのでここはドコ状態になり、ナビを自宅にセットして帰ろうと走っていたらこんなところに出くわしました。これには「立入"禁止"」と書かれていたので入っていってはいけませんね(山菜取りの人は入っていきますが)。ではと別の道をセットして向かってもそこも立入禁止で、遠回りにはなりますが結局来た道を戻って家にたどり着きました。この、春先に通行止めにより山道で迷うことは当地の毎春のあるある現象になります。尚、そんな山道の中に1台名古屋ナンバーの車が停まっていました。どうも最近愛知県さんのナンバープレートに縁のある管理人です^^;。