カテゴリ:イラン
未完成の間を通り過ぎると、天国ガーデンがあった。今は何も残っていませんが、パルディスと呼ばれ、宮殿と言えば必ずこの庭園がありました。噴水をあげお花が咲き乱れ・・・王様達の癒しの空間であったと想像すると、ここに立っている幸せを感じてしまいました。庭園は何も無い平地でしたが、百柱の間の入口には素晴らしいレリーフがあります。
百柱の間 百柱の間に入る前の両側をご覧下さい どうも写真が良くないですね・・・・これ 沢山の人が見えるでしょうか?兵隊さんの行進のようですね!でも偉い大将さん達です。 左右対称に作られています。写真は解りにくいですね・・・・・・ ペルシャ人・メディア人が交互に並んでいます。メディア人とは現在のクルド人の事です。仲良くする様に一人ずつ交互に大将を並べたのです。 四角い帽子はペルシャ人・丸い帽子のメディア人は弓矢を持っています。 これは両側に左右対象に出来ていて、ピカピカに鏡の様に磨きあげ通る人の顔が映ったそうで大変に美しかったそうです。 「百柱の間」百も柱がある大広間で会議などをしていたそうですが、今は柱も壊れています。 悪魔と王の闘争像 ペルセポリスを象徴するレリーフをご覧下さい。向かい合って造られたレリーフです。 左にいるのは悪魔です(角があります)。右には王様(お腹しか見えてない)王様の右手の剣が悪魔の頭を刺しています。 この場合『悪魔』とは?洪水・地震・嘘・などです。 王様とは?クセルクセス王の事です。王様は、右手に剣を持ち頭を刺しました。左手は下の方でお腹を刺しています。 王様は、同時に刺して悪魔を退治しました。左=悪魔。右=王様 ライオンは力の象徴でした。 王様はそのライオンよりも力があると思っていましたから・・・・次のレリーフを造りました。 王様は左にいます。ライオンは右ですね。 王様の右手の剣でライオンのお腹を刺し。左手で頭を刺しました。王様は勝ちました! ★こうして王様は、誰よりも力がある事をアピールしたのです。 にほんブログ村村長さんのお墨つき ランキングに参加中です。ポチ とよろしくね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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