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きらりの旅日記

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星野きらり

星野きらり

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2006年03月21日
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カテゴリ:イラン
昨年末から『イラン核問題』が起り世界に注目されイランは一躍「世界の悪役」そして世界各国から非難の風が吹き始め。私達が日本を出発の朝にニュースで発表がありました。 
「アメリカ軍はイランを空爆する」 と言うのです。

それでも私達は全員参加しました。そのままイランに来たら何と 「平和」 なんでしょう・・・
なんと・人々は 「友好的」 なんでしょう・・・

そんな理由なのか観光客ゼロは・・・・・?

イラン国内のニュースを見てもそんな世界情勢がドウのとか?番組は平和そのもの・言葉も解らないし・・・少しは不安を残して、観光を楽しんでいました。


ペルセポリス遺跡の「謁見の間」ここでは一番広いスペースに立った時の事です。

         イランに 093.jpg

     爆弾 突然 爆弾 空爆がらしき音が 爆弾 4~5発 爆弾

     炎この広いスペースの何処に身を隠す所があるのか?

人間は大パニックの時は体が動かないと言うのを聞きます。

             そして皆・逃げ遅れて死んでしまうそうですが・・・・

この時・・・マサニ・・・全員が凍り付いてフリーズ状態・・・!

   そして・全員の目は・・・・・現地ガイドの顔に・・・・そそがれた

   現地ガイドも・・・・何故か?・・・・・固まっている・・・・・・



「な・な・な・何ですか・あの音は?」・・・・・と・・一人のおばちゃまが力ない声で尋ねる。

   

      雄弁な現地ガイドは・・・・・説明をしてくれない・・・・・?

   全員が・・・・・・・・・・マスマス・・・・・・・・DOKI・DOKI・・・・・

これは。大変な事になっている。と全員が思った。アメリカは空爆宣言 しているのですから。

                    爆弾

                    爆弾

現地ガイドは考えていました。
      
       これは軍事機密ですから、どこまで、話すべきかを?・・・私の推察

                    爆弾

現地ガイドは、若作りだが?36歳・男性・独身(この場合関係ない)イラン風イケ面(マスマス関係がないし~)多分・徴兵の経験者であると思われる。

自分は兵隊さんをしていました。とか。言いません。お話を聞いていると、あまりにも、軍隊の内部の説明がリアルです。

イランは徴兵義務があります。18歳~20歳の2年間と決められています。

        イランに 157.jpg

彼らも18歳になると、兵隊さんの訓練に行きます。家族や友人達とも、しばらくは会えなくなります。

だから彼らは、こんなに 楽しむ のでしょうか? 彼らは青春の時間が限られているのです

だから彼らは、こんなに 髪型 にコダワルのでしようか? 兵隊さんは丸刈りですから・・・

兵隊になればUZIの際は戦争に行き死んでしまうと言う 恐怖 も在ります。

イランでは若い子が怖がる様なニュースは流さないそうです。彼らが怖がるからだそうです。



『イランは世界一若い国です。』 と自慢します。そう言えば若い人が多いです。中年の人がいません。戦争で30歳以上の人口が著しく減ったのでしょうか?

           

      炎そうそう・・・・空爆のお話でしたすみません。。。凍ったところまででした。


広い「謁見の間」の真ん中で固まった一行は。

         現地ガイドの 「軍事機密の暴露を待っていた」

      現地ガイドは、顔色が悪いまま・・・・考えている。


す~っ・・・・と、顔を晴らし「あれは・多分・訓練です」と・・・すんなり・・・・

たしか?シラーズにも基地があります。ここからは少し離れてるようです。そういう事もあまりベラベラ言うことはガイドにとってのタブーなんでしょう?


それからが、全員がしゃべり始めた・・・・・

    「いや~アメリカが空爆をしているのかと思ったよ」とか

      「いや~あれは大砲の音じゃないですかね~」とか

        「子供の頃に空爆の音を聞いたがね~」とか

       「家族が、何で?イランに行くかと、止められて」とか

皆が同じ事を家族や友人にに言われ同じ境遇であることを再確認したのです。

そして私達は戦友の様な団結を感じて、ペルセポリスの階段で記念に集合写真を写したのです。

カメラマンはコンダクタ~です。20個以上のカメラに記念写真を収めて楽しいひと時・・・・そして快晴になりました。

ペルセポリスには、売店があります。 切手 もココで買えます。なかなか・買う場所が見当たりませんので、ここでまとめて買う事をお勧めします。
絵葉書は、家族やお友達に書くのは楽しいですし、いただいた人も嬉しいものです。

          イランに 181.jpg

ドライバーのおじさん達も待ちくたびれたようすです。

          イランに 182.jpg

チャーイは飲んだ?と聞くと、チャーイとボディーランゲージで嬉しそうに答えてくれた。怒っていないらしい?

          バスバスは、ナグシエロスタムに出発します。
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最終更新日  2006年03月21日 16時51分39秒
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