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イエの「塀」 単なる目かくしのはたらきでもない「塀」 「場を 締めること、縁すること、間すること、奥すること、離すこと」 イエから集落、町、森、そしてそれらを囲う風土も含めて、居住環境を一貫する、日本の住空間の文化、作法とも言うべきでしょうか。 和建築の研究された本なら、上記の五つは必ずと言っていいほど出てきます。 ※施工中 「大和塀」という、完全に囲わない塀。 日本の作法らしい。完全に内と外とを結界しないで、場所を「締める(占める)」ことにおいて若干曖昧さを残しながら仕切る。 だけれども「ケジメ」つけられている。これも「縁」 そして、門をくぐって中庭、玄関、座敷、、、、奥座敷にまで移動してゆくにつれ、結界の仕方も変わっていきます。一本の敷居だけでも結界されるところもあったり、奥へと趣をいざなうような感じ。 素材にしろ堅固なもので仕切らないで紙、布、縄、板だったり、見透かしだったり。 しかも季節で代えたりしながら、、、 昔は情緒あるいいイエが沢山あったような、、、たとえそれが小さくても、、、 ******************************************************* 細見工務店のHP:http://www.hosomi.co.jp/ 「ブログ 別館細見工務店」:http://blog.livedoor.jp/hosomikoumuten ******************************************************* お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年02月07日 19時40分58秒
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