2007/01/29(月)22:01
【マリー・アントワネット】キルスティン・ダンストが好きだ!(2006米)
【感想】
予告編からも予想できたけど、重厚な歴史映画というよりも、マリー・アントワネットという一人の女性に焦点をあて、その魅力を描いた映画。
さらにいうなら現代風にアレンジされ、キュートでポップな明るい映画に仕上がっている。
荘厳なベルサイユ宮殿やきらびやかな衣装、オペラ座に舞踏会。
まさにルイ王朝にタイムスリップできる映画である。
そしてこのマリー・アントワネットを演じたのがキルスティン・ダンスト。
キュートでポップな映画を描きたかった監督の人選は当りだと思う。
彼女もその狙い通りの演技をしている。
もちろん悩みや苦悩もあったかもしれない。
しかし、この映画は彼女の魅力にスポットを当てているから、コレでいいと思う。
キルスティン・ダンストの評価はあまり良くないみたいだけど
そんな方にはオーランド・ブルームと共演した『エリザベス・タウン』を観て欲しい♪
この映画も彼女の魅力が満載です。
個人的にはキルスティン・ダンストのファンなので彼女のプロモーション映画のような
”マリー・アントワネット”には満足してます(*^_^*)
今後も活躍して欲しいです!!
キュート度
【story】
オーストリア皇女マリーは、14歳にしてフランス王太子ルイ16世の元へ嫁ぐことになった。結婚生活に胸を膨らませていたが、待ち受けていたのは、上辺だけ取り繕ったベルサイユ宮殿の人々と、愛情のない夫婦生活。ルイは必要な事以外はマリーと口もきかず、同じベッドに寝ていても、指一本触れない。愛情深く育ったマリーだったが、悪意溢れる噂に傷つき、やがて贅沢なドレスやパーティーに心の安らぎを求めるようになる。
【introduction】
アントワネットというと、浪費家で傲慢な女王というイメージが強い。しかし、本作で描かれているのは、プライベート用に農場を作り、自然の中で子育てをした、愛情溢れる母親としての王妃である。監督のS・コッポラも「教科書に出てくるアントワネットを撮るつもりはなかった」と語っている。私たちが知っているアントワネットは、革命側が作り上げた虚像であり、有名な「パンがなければお菓子を食べればいい」という言葉も真実ではないようだ。誰も知らなかったアントワネットの真実に驚かされる。主演は、『スパイダーマン』のキルスティン・ダンスト。全編を彩るお菓子やドレスにうっとり。音楽もポップ。いわゆる歴史劇とは一線を画する。
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